辞書サイズのパソコンを宅配する

実用パソコンとしても事務パソコンとしても愛用している辞書サイズのパソコンを、Amazonの梱包箱を再利用し実際に宅配便で数十台レベルで運送費を節約して送り合っている方法を紹介します。

その中でもお値段と信頼性から僕が愛用しているHP Desktop Mini(HP ProDesk 405 G6)を、Amazonで配送に使われている箱を再利用して輸送と保管に利用している実用記事です。

この辞書サイズのパソコンはHPとDellとLenovoから各社発売されています(参考機種名はページ内の辞書サイズパソコンの機種紹介で紹介しています)。

辞書サイズパソコン

こんにちは、僕の中でパソコンの使い分けは、実用パソコン、ゲーミングパソコン、こだわりの自作PCの3つに分けて考えています。

以前は、1台でマルチで使える自作パソコンを良しとしてきましたが、最近は用途に分けて使ったほうが断然効率的だと思うようになりました。

辞書サイズのパソコンを辞書と並べてみた

上の写真は、レビュー用に気合を入れて撮影した写真です。辞書サイズといいつつ、若干サイズが大きいかもしれませんが、机の本棚に普通に収めることができます。

辞書サイズのパソコン2台

だんだん面倒になってくると、他の資料が山積みされるような感じでパソコンも上のような感じになります。

パソコンを送り合うときは小さい方がいい

今回は、テレワークで社内SEも自宅でメンテナンスする業態になりました。普段はリモート操作でメンテナンスなどを一気にするのですが、最初のテレワーク用のセットアップだけはシステムエンジニア自身がやる作業になるため、パソコンの往来が問題になりました。

会社から発送するときには、大口契約での運送が可能なのですが、テレワーク中の自宅から発送するときには、一般価格になります。そのため、梱包資材が小さい方がいいです。

理想的なのはノートパソコンなのですが、意見を聞いたら皆さん、外付けのディスプレイをつけて操作しているらしく、ノートパソコンよりメリットがあるみたいです。

メーカーから納品される梱包資材のサイズ

HPから購入した辞書サイズのパソコンの納品では、下のような梱包状態で届きます。

メーカーから納品された梱包箱サイズ

キーボードが入っているため、どうしてもこのサイズになってしまいます。これ、そのまま送ると3辺の合計が85cmになります。

比較的集配営業所が多いクロネコメンバーズなどを使うと、おおよそ都内1000円から九州1500円ぐらいになります。通常料金だとは1400円から1800円ぐらいです。

絶対捨てない方がいい梱包資材

梱包資材として、ちょうどいいトレイが入っています。

購入時のパソコン梱包資材に納まったPC

この梱包資材は、絶対に捨てない方がいいです。

購入時のパソコン梱包資材

あとは、Amazonで注文時によく使われるXM02と書かれた梱包資材です。

Amazonから届くXM02サイズの例

2本セットの単4充電池など、最近は裏プチ厚紙の封筒で送られることも多いですが、時々こういう箱で送られてきます。

ちなみに上の写真は、半課題図書として800ページぐらいの書籍で送られてきたのですが、ほぼ全員がXM02のAmazon梱包箱で届きました。コトラーのマーケティング入門は良書です。

この箱は、A4資料もしっかり入るし届くと嬉しい箱です。ホビー三昧Dとしては、この箱の有効活用についての記事を書きたくてウズウズしてますが脱線するのでここは堪えます。

Amazonでこれぐらいのサイズの本を注文すると、高確率でXM02の箱をゲットできます。Amazonの配送箱はほんとよくわかりません、最近は1カ所開くと同時に解体できてしまうタイプも届き半ガチャ状態になっています。

梱包状態

HPのこのシリーズはAMDのCPUバージョンが上がるたびに型番が変わりますが筐体は同じ形になっています。ちなみに、最新型はHP ProDesk 405 G8 DMです。

Amazonの箱に入った辞書サイズのパソコン

こんな感じで、アダプターと電源コードに本体が入ります。

購入時のパソコン梱包資材に納まったPC 真上から

実際には、この隙間に、プチプチや、Amazonの裏プチ厚紙など適当なクッション材を入れて送ります。

送り合った仲間同士でテレワーク中の雑談で盛り上がったのですが、最強だったのはサランラップの厚紙芯が入っていました。ナイスです!!

クッションでもう一枚入れてます

裏プチ厚紙や刺身のトレイでも大丈夫そうですが、Amazonからの箱には、もう一回り大きな箱でも、商品ラッピング固定の下敷きに使われている段ボール載せています。

梱包状態アップ

ちょっと、箱の角がキャシャなので、布テープや梱包テープで固定してもらっています。使っている物はインデックスなど色々書かれていて公開が難しいので、写真はイメージとしてそのままの状態にしています。

このAmazonの梱包箱はプレミアム価値がついています。。。うちだけかなぁ。

蓋がしっかり締まりました

こんな感じで、下敷きの段ボールに、パソコン梱包を入れて、下敷きの段ボールを挟んでも、きっちり蓋を閉じることができます。

蓋をして振ってみて動かなければ、あとはテープで固定するだけです。

返送するときにも使えるので、「カッターでサイドを切って開けれるように工夫して」とお願いしておくと、再利用も可能です。最近の宅配便は丁寧に扱ってくれるようになったためか、いい感じで届きます。

最後は梱包テープで止めて伝票を貼るだけ

最後は、テープで固定して、品物(内容物)にパソコンと書いた発送伝票と「下積み厳禁(上積み厳禁)」「こわれもの」シールを貼っておけば完璧です。

ネコピットの伝票を貼る場所に梱包テープを貼っておき、剥がしやすくしているなど、更にいろいろ創意工夫ができます。

まとめ

梱包が小さいということは、保管場所にも困らないということです。ちなみに、このサイズは、今回のAmazon梱包箱に入れると、事務用ファイルラックにもスッキリ収納できます。

ノートパソコンもいいですが、こう言ったミニパソコンも選択肢として悪くないと思います。

あと、このパソコンではフリーセルなどの2Dゲームは動きますが、一見軽そうに見える3Dゲームでも動かしてみるとカクカクで楽しめないソフトが多いです。

ゲーミングパソコンとの棲み分けはきっちりできます。その代わり、安定性はピカイチです。これについては、別記事で書こうかなと思います。

各社で発売される辞書サイズパソコンの機種紹介

HPに限らず、DELLも高額モデルになりますがOptiPlex 3090 マイクロフォームファクターをはじめとする、マイクロフォームファクターとして販売しています。同価格帯では現在富士通とNECのPC部門を傘下納めているLenovoもThinkCentre M75q Tiny Gen2というモデルを販売しています。

さて、HPの辞書サイズのパソコンの新機種はHP ProDesk 405 G8 DMです。法人モデルですが、個人購入できます。

HPで法人モデルを個人購入する際は、PC無料回収の対象になるPCリサイクルマークのオプションを付けることをお忘れなく。僕が購入したときには、法人向けの省エネルギー関係のラベルなど両方とも追加料金はかかりませんでした(本体にリサイクルマークシールは貼られていませんでしたが。。。)。DELLでは個人向けページでの購入が対象になります。

自作PCはこだわり抜いて、ゲーミングパソコンはゲーミングパソコンとして、事務パソコン用途以外にも、Webページ閲覧やリビングパソコンは、やっぱり、こうやって小さいのが一番ですね。

ノートパソコンもいいですが、外部ディスプレイを使うときに意外と邪魔になるので、こういったミニパソコンはおすすめです。

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