2022年9月21日深夜0時にNVIDIAがRTX4090をついに発表!!!で熱狂した、NVIDIAによる動画生配信発表が終了し、すでに、GeFore RTX4090の製品ページまで公開されています。
価格などが色々公開されたので、ここからは、色々予想していこうと思います。
GeForce RTX4090は298,000円から
NVIDIA公式サイトで価格が発表されました。GeForce RTX4090は、298,000円からで10月12日から順次発売と出ました。税抜きを計算すると270,909円になります。
GeForce RTX4090の価格が1,599ドルと発表時のスライドに表示されたので、25万円ぐらいかなと思ったけど、298,000円となっていました。税抜きから計算すると1ドル169円計算になります。
いつもの、ジャパンプレミアム価格?と思えなくもないですが、強気ですね。
ちなみに、RTX4080は11月から発売で16GBが219,800円で、12GBが164,800円と表示されています。
円安の影響を考慮した予測値
MSIなどから出るグラフィックカードの店頭価格は33万円ぐらいになりそうです。
為替が1ドル115円から145円に約26%上昇していることから円安の影響がなければ238,400円あたりで発売されていたと思います。
これなら、RTX1080Ti、RTX2080Ti、RTX3090で初値がステップアップしてきた順当な価格上昇だとおもいます。
別段、RTX4090の値段が高額になったとは思えませんが、為替が強烈に影響しています。
インテルCPU等の値上げ予測
インテルのCPUの本体価格が変わらなければi9-13900Kは26%上昇で、107,100円ぐらいで始まりそうな気もします。ただ。。。インテルは新しい半導体工場に対する設備投資の回収を急いでいるはずです。
現行ラインナップ基準の85,000円のi9-12900K本体に対して20%値上げの噂もあり、そこから、円安で26%の上昇分を入れると128,520円ぐらいになる可能性もあります。
インテルのCPU本体の20%価格上昇を考慮しない場合でも、円安によりRTX4090とi9-13900Kを組み合わせたパソコンは、75万円ぐらいで市場に出回りそうな予感がします。(i9-12900KとRTX3090の組み合わせで60万円ぐらいだから)
50万円越えでも!!!!と思ってしまいましたが、さすがに75万円なんてなると、ひいてしまいます。
あくまでホビー三昧Dによる予想値ですが、十分考えられる価格帯です。
RTX4090は850W以上の電源が必要
動画配信による発表が終了し、すでに、GeFore RTX4090の製品ページで詳しい仕様が公開されています。
一番気になった電源要件を見ると、Minimum System Power :850 Wとあり、Supplementary Power Connectors 3x PCIe 8-pin cables (adapter in box) OR 450 W or greater PCIe Gen 5 cableと書かれています。
Minimum System Powerが850Wって、もしかすると、Intel 第13世代CPUが。。。。とんでもないことやってくる可能性があります。まさかの、i9-13900の消費電力は300W超えの可能性も。。。ありえる。
電力効率2倍と発表で言っていたから、性能2倍以上だけど電力が据え置きかもと、淡い期待をしてしまいましたが、やっぱりね。といった感じです。
オーバークロックモデルは、16ピンPCIe 5.0電源コネクターの最大出力である600Wぐらい消費するモデルが出ると思います。
そういえば、更にオーバークロックできると発表の時言っていました。
AV1 EncodeとDecode内蔵
RTX4090には、AV1 EncodeとDecodeが内蔵されました。そろそろProResも内蔵されても良いような気がしますが、ProRes EncodeとDecodeも、Blackmagic RAWも内蔵されていません。
ProRes RAWが内蔵したら凄いことになっていたかも。
まだまだ、動画編集はApple端末の方が快適だとおもいます。
ちなみに、RTX3090は再生用のAV1 Decodeが内蔵されています。
映像編集をしている僕から見た実感ですが、Appleのハードウェアエンコードと違って、GPUハードウェアエンコードの出力画質が微妙なこともあり、結局CPUによるソフトウェアエンコードを利用することが多いです。
プロ向けというよりゲーム録画用の機能として見た方がいいです。ゲーム中はIntelのCPU内蔵機能を使うよりディスプレイにつながった、グラフィックカード内の方がプレイに影響しないような気もします。
RTX4090のCUDA Coresは16,384個
仕様によるとGeForce RTX4090のCUDA Coresは16,384でした。発表では18,000以上と言っていたので、NVIDIA RTX(Quadro)系か、もしくは将来のRTX4090Tiの時のジャンプアップの為の準備になっているかもしれません。
RTX3090とRTX3090Tiの違いは少なかったですが、今度は1,616の差となるので大きそうです。
となると、2023年からエラーなしモデルのRTX4090チップを集め始め、2023年の今頃には、回路がしっかり全部動きオーバークロック耐性も高い石を使ったRTX4090Tiと言うモデルが、20%以上の性能をあげて登場する可能性があります。
CUDAが1,616以上あれば、例えAMDが新型Radeonを出しても、2年程度は勝ち続けられるという状況になっています。
RTX4090が最速でいられる期間は、1年程度と短いかもしれません。
今後の価格予想
ウクライナ情勢や、円安などのうねりがなければ、発売直後のご祝儀相場が終わった2ヶ月後に、20%ぐらい値段が下がってきましたが、今回は全然様子が見えてきません。
このまま、GeForce RTX4090Tiが出るまで値段が下がらず行くか、為替の影響でさらに値段が上がるかは分かりません。
いずれにしろ、RTX5090が出るまでは、下がらないでこのまま値段が推移するとみた方がいい気がします。
ただ、ドル価格との差から169円付近で為替計算がされているので、3万円ぐらいは下がり268,000円ぐらいにはなりそうな気もします。
現行のGeForceシリーズでの価格検討について
もう、個人的にはRTX4090以外まったく見えない状態ですが、買える買えない、買う買わないは別として今あこがれてワクワクしないのはとってももったいないと思いませんか?
ここで、現実的な記事紹介です。経験的に、NVIDIAの値付けはシンプルになっています。
ホビー三昧Dから見たGeForce GTX1000シリーズ、RTX2000シリーズ、RTX3000シリーズでも有効だった、NVIDIA社の処理速度と価格設定の関係についての見方を紹介しています。
コア数と価格という判断基準は、高い安いという費用対効果の基準と共に、プラス、1万円でどれぐらい性能が上がるかな?という疑問に答え、グラフィックカードを選ぶときの考慮点の一つとして使えます。
とりあえず、クリエイティブパソコンには興味がないので、現実的な価格で購入できるゲーミングパソコン紹介まで読み飛ばす
クリエイターパソコンとして見たら、まだ、少しは、耐えられる
ちょっと、75万円もゲーミングPCにつぎ込むのは、無理かなと思いました。趣味のCGなんて、とっくにできない時代になっています。
ハードよりも、価格帯が上昇しているのはソフトウェアです。
永久アップデート無料だと信じ切っていたZBRUSHも、MAXONに吸収され毎年52,800円のサブスクリプションになり、CINEMA 4Dも年額94,600円で合わせて147,400円にもなっています。
2022年時点でのサブスクリプション価格は、かつての買い切り版価格と同じです。
元々高額だったAutoDeskは「Mayaも年額286,000円、3dMaxも年額286,000円。。。」と、とんでもないことになってきています。AutoCADなんてたったの年額71,500円!!Inventorなら年額367,400円。
もしかしたら、1式100万円を軽く超えていた頃に比べたら安いかもしれませんが。。。
ソフトウェアの費用もどんどん上がってきていて、RTX30万?良いんじゃない、と金銭感覚が狂ってきてしまうかもしれません。
それにしても、ZBrushに維持費がかかるようになるなんて、厳しい時代の到来です。それ以上に、新機能の習得と作業の複雑化で、ますます分業化がすすみ、全体像がつかめない、世界になってきている気がしました。
一方で、Racer X Real Time Simulationなど、毎回ZBrushで修正が必要な布の大爆発などが、防げそうな新技術でどんどん楽になっていきます。
もちろん、機能利用には最新版のソフトが必要という。。。。困った状態ですが、オープンソースのBlenderとNVIDIAの連携について発表でアピールしていました。
今凄く熱いUnityやUnreal Engine5を含め、またコツコツ、楽しめるかもしれません。
ちょっと、これは、すごすぎです。30万?安ってかんじです。
現実的な価格で購入できるゲーミングパソコンについて
なんとなく、ゲーミングパソコンとしてなんとか買えそうなパソコンの紹介をしようと思います。
秋の大感謝祭セール対象により2022年10月12日午前10時いっぱいまで注文可能な、20万円でお釣りがくるマウスコンピューターのゲーミングパソコンが復活しました。
9月28日にインテル最新型の第13世代CPUが正式発表され販売解禁日が公表されました。i5発表価格が30ドルほど値上がりしました。
価格的にコストパフォーマンスが魅力的にみえる現行最新世代の第12世代Core i5の、自作向け単品店頭販売の価格が上昇しています。マウスコンピュータのセール対象価格は上昇前の8月時点からのセール価格です。
マウスコンピュータ秋の大感謝祭セール対象として10月12日まで注文が可能な、20万円弱でバランスのとれたゲーミングPCG-Tune HM-B-3060Ti(マウスコンピュータ)のお勧めカスタマイズプランとその根拠を紹介します。
ホビー三昧Dが購入するならどのようなカスタマイズをするかという根拠の説明と共に、総額193,600円で購入が可能なカスタマイズ紹介記事です。