新発売Synthesizer Vバージョン2への期間限定特価の有償アップデート方法について

これまで、無償アップデートが続いていた、Synthesizer V Studio Proが2025年3月21日に、買い直しが伴うバージョン2へのアップデートすることが発表されました。

もうすでに多数の情報が出ていると思うので、軽い紹介とともに、個人的には絶対に失敗したくない、DLsiteさんで購入した多数のSynthesizer Vの歌声データベースを漏れなく登録するために行ったことを紹介することにしました。

具体的な準備方法まで内部リンクの「DLsiteで購入した方に向けた、チェック方法」にて読み飛ばせます。

今回のバージョン2への歌声データーベースアップデートに関しては、開発元のアカウントに登録することで、1個から5個まで段階的にバージョンアップ価格が設定されています。

アップデート版は、パッケージ版を含めAHS社さんのマイページと開発元の登録サイト以外からは購入できなくなっています。

注目すべき点は、5個以上のSakiなどの開発元オリジナル歌声データベースは20個所有していても最大12,000円(税別)で、バージョン2に有償アップデートができる点です。

そのため、一括アップデート購入をする時に登録漏れがあると、忘れた分に関しては別途3,000円程度からの追加購入が必要になるかと思います。

もちろん、4月20日までの特別割引期限が過ぎても、5個以上は15,000円で定額のアップデートなので、本体となるSynthesizer V Studio Proアップデート版の販売が2025年9月30日までと違い、焦らずゆっくりやれば、問題ないと感じる方もおられると思います。

まだ時間があるからと後回しにしたりして、期限ギリギリに慌てて登録した結果、登録忘れでバージョンアップできなかったSakiさんなどを見つかったとき、「5個以上は定額だったのに。。。追加費用発生か」と、結構ダメージが大きそうです。

そのダメージの大きさを例えると、出張途中の名古屋駅で、大阪行きの「のぞみ」に乗ったつもりで、発車後に東京行きに乗ってしまったことに気づくぐらいショックが大きそうです。しまったぁーーーー、次は新横浜かよぉ。。。ガクッ。慌てるとろくなことはありません。

そんなこんなで、バージョンアップは3月21日からの受付のようですが、特別割引販売期限の4月20日に慌てて登録することは危険だと思います。

これは、個人的な感じなのですが、これまでのAHSさんのスタートダッシュ販売の傾向的に、3月21日のアップデートの前後で、大規模なセールもありそうな予感もします。

音声合成ソフトは3月に何かが起こるため、何かが起こらないか確認した後の4月1日には、バージョン2へのアップデートを完了した方が、満足感が高いと思います。

DLsiteで購入したSynthesizer V歌声データベースを購入一覧からサクッと見つける方法(アニメ)

僕自身が、Dreamtonics社のマイページへの登録するために、少し迷った、DLsiteで購入した作品から、アクティベーションコードの探し方も、アニメーション画像で紹介しています。

このページでは、バージョン2へのアップデートに関する情報を追記していきます。

重大発表 「Synthesizer V Studio 2 Pro」が発表されました

2025年2月13日(木)に「Synthesizer V Studio 2 Pro」がの発売が発表されました。発売日は2025年3月21日(金)です。

※開発元公式情報「進化するSynthesizer V。「Synthesizer V Studio 2 Pro」発表」

歌声データベースに関しては、Synthesizer Vの開発元となるDreamtonics社が発売している、オリジナル歌声データベースに関しては、Synthesizer V Studio 2 Proの発売と同時に、バージョン2が発売が発表されました。

Synthesizer V Studo 2 Proへのアップデートについて

旧商品を購入した方向けに、多くのソフトウェアでは、次期バージョンの発表前後に、グレースピリオド(Grace Period)という、新製品への無償バージョンアップキャンペーンをすることがあります。

2025年2月14日時点で、Synthesizer V Studo Pro(Ver1)を購入しても、Ver2.xへの無償アップデート版の提供に関する記述を、見つけることができませんでした。注意してください。

また、Synthesizer V向けの歌声データベースバージョン2へのアップデートも、有償になります。

こちらは、開発元のSakiなど「Dreamtonics オリジナル歌声データベース」関しては、5製品以上で最大15,000円のリミッターがあるため、現時点で、5製品以上所有している方は、ガンガン購入して問題ありません。

Synthesizer V Studio Proバージョン2への有償アップデート

2025年4月20日まで期間限定で、Studio Pro Studio Pro1から、「Studio Pro Studo 2 Pro」へのアップデート版が5,500円(税別)で提供されます。2025年4月21日以降は、7,700円(税別)での販売となります。

こちらは、Synthesizer Vの販売とサポートを行う、販売代理店のAHS社さんのマイページ(ユーザー登録ページ)のみの販売となります。

つまりDLsiteやAmazonなどの店頭販売版のバージョンアップ版の販売はありません。

注意点として、2025年9月30日以降、本体のバージョン1からバージョン2に対する、アップデート版の販売はなくなります。

Synthesizer Vバージョン2の発売以降、バージョン1(これまでの無印)に対する機能追加などの無償アップデートは、終了します。

Synthesizer Vバージョン2以降も、これまでのバージョン1と同様に、無償で新機能を追加することが明記されています。

バージョン2の歌声データベースについて

Synthesizer V向けの歌声データベースに関しても、バージョン2への有償アップデート版が必要になります。

歌声データベースバージョン2へのアップデート

今回、2025年4月20日までの特別価格として、Dreamtonics オリジナル歌声データベースが、1点で2,900円(税別)、2点で5,800円(税別)、3点で8,300円(税別)、4点で10,500円(税別)、5点以上で12,000円(税別)にて、バージョンアップできます。

2025年4月21日以降は、歌声データベース1点で4,500円(税別)、2点で8,300円(税別)、3点で10,500円(税別)、4点で12,000円(税別)、5点で13,500円(税別)、6点以上が15,000円(税別)になります。

5製品以上のDreamtonics オリジナル歌声データベースを所有している方は、2025年4月20日までのアップデートをしておいた方がいいと思います。

「Synthesizer V 小春六花」や、「桜乃そら」などの、サードパーティ製に関しては、各サードパーティ商品ごとに対応が変わるようです。

例外「Synthesizer V 2 AI 宮舞モカ」への無償アップデート

今回、AHS社さんが発売する、サードパーティ製の「Synthesizer V AI 宮舞モカ」の所有者に対して、2025年3月21日~2025年4月30日 23:59までの期間限定で、「Synthesizer V 2 AI 宮舞モカ」への引き換え(プレゼント)キャンペーンが行われます。

Synthesizer V AI 宮舞モカの全ユーザー対象キャンペーン!(AHS社公式)から、2025年4月30日まで申請することで、新規購入だけでなく、所有者全員に、バージョン1のアクティベーションコード1つに対して、1つのバージョン2のアクティベーションコードが発行されます。

ちなみに、「小春六花」や「フリモメン」や「桜乃そら」や「重音テト」などに関しては、2025年2月14日時点で、バージョン2に関するアナウンスや新商品の発表はされていません。

DLsiteで購入した方に向けた、チェック方法

ホビー三昧Dでは、音声合成ソフトを購入するなら、DLsite!!と、ずっと紹介してきました。

なぜなら、2025年1月27日までは、DLsiteで販売する全商品が対象の何度でも使える15%OFFクーポンが頻繁に出ていたからです。

さらに、DLsiteのクーポンは、2本以上同時購入で10%OFFなどの販売促進キャンペーン割引に、クーポンを重ねて使うことができました。

極めつけに、まとめ買い版の3商品以上で18%OFFや5商品で20%OFFなどの、全商品で何度でも使えるクーポンが時々登場しました。AHS社さんのユーザー向け優待割引よりも安く、購入することができました。

ただ、音声合成ソフトを買うならDLsiteという流れも、終わってしまうかもしれません。

悲しいことに、2025年2月のクーポンからおなじみの「全商品」ではなく、「PCを除く全商品」というクーポンが登場しました。

試験的な試みかもしれませんが、最初は青色、次は全商品で使えるクーポンと同じ緑色に変わっていきました。なんとなく、今後もPCソフトに分類される音声合成ソフトがクーポン対象外になりそうな感じがしています。

たしかに、大手出版社の商用電子コミックの方が、売り上げの主力になってくると。。。もう、PC商用ソフトで売り上げを作らなくても、全然問題ない。。。なんて、考えてしまうかもしれません。

「DLsite play」のライブラリからサクッとSynthesizer V歌声データベースを見つける方法

それはさておき、AHS社さんのマイページから、探すこともできますが、DLsiteさんで購入した方に向けて、5点以上のバージョンアップが定額となる「Dreamtonics オリジナル歌声データベース」の購入履歴の閲覧方法を紹介します。

ずばり、購入履歴から、「DLsite play」のライブラリにある、検索窓に「Synthesizer V」と入力することで、購入した、Synthesizer V歌声データベースを表示することができます。

上のアニメ画像のように、購入履歴からサクッと見つけることができます。

DLsiteの購入履歴にある、「ZIPダウンのロード」ボタンを押すと、いきなり160MB近いデータがダウンロードされるのではないかと不安になりますが。。。ダウンロード前に、アクティベーションコードが紹介される二段構えになっています。

「すべて」から、検索することもできますが、DLsiteでのSynthesizer V関連のライブラリー検索項目は、「素材・その他」に分類されます。

あとは、アクティベーションコードをピックアップして、Dreamtonics社のマイページに登録することで、漏れなくバージョン2へ有償アップデートすることができます。

念のために、DLsiteさん以外から購入してないかを確認するために、メールボックスに「サポート番号」とメール本文に書かれたメールが入っていないか、納戸にパッケージが収納されていないかなどを確認してみると、安心できるかと思います。

本体アップデート版は、AHS社さんのマイページからの販売のみ

アップデート版は、AHS社さんのマイページからの販売だけになるようです。

歌声データベースのアップデート版の購入は開発元のユーザーIDへの登録が必要

まだ始まってないので、わかりませんが、歌声データベースのアップデート販売は、Dremtonics社さんの登録サイトからの販売になるようです。

きっと、販売元のAHS社さんのマイページのシステム上、複数登録商品の合算アップデートが難しいからだと思います。

バージョン2からは、認証方式がログイン方式に

Synthesizer Vバージョン2からは、認証方法が、これまでのアクティベーションコード方式から、開発元のDremtonics社さんのユーザーIDシステムと紐付いた、ログイン方式へ変わるようなことが書かれていました。

今回のバージョン2の有償アップデートは、もしかすると、海賊版ソフトとして、地球上のどこかの人が、アクティベーションコードを不正に販売している人が、出てきたのかもしれません。

2025年4月20日の期限ギリギリに焦って登録すると、登録忘れで、後からガクッとするリスクがあるため、早めに登録しておくことをお勧めします。

最後に

最後に、探し方のアニメ動画をサクッと30分ぐらいで作ろうとしたのですが、最近個人的にはまっている、ClipStudoでWebP動画をやろうとしたら、6時間以上かかってしまいました。

正直、操作キャプチャー動画をDaVinci Resolveで編集し、MP4動画を、WebPに変換した方が早かったかもしれません。あれなら、30分ぐらいでできそうです。

その代わり、ClipStudoではコマ割りがきめ細やかに設定できるおかげなのか、0.4MBと画像サイズをかなり小さくすることができています。

YouTube向けに、VOICEPEAKの音声合成ではなく、ミュージカル風に、Synthesizer Vで歌まで作っちゃおうかなと。。。いろいろ楽しくなってきています。

Synthesizer Vバージョン1は、Synthesizer V Pro版のオーディオMIDI変換機能でわかったことで長い記事を書きましたが、鼻歌からMIDIを生成できるので、とっても便利です。もちろんバージョン2もできます。

Dreamtonics オリジナル5本以上の歌声データベースと本体の有償アップデートで、ざっくり2万円のバージョンアップ費用がかかりますが、Synthesizer V Studio Pro2の発売が待ち遠しいです。