日本の正規販売を取り扱う楽器店では2023年ブラックフライデーセールから続くNative Instruments 全品半額セール特価が続いています。
そして2024年3月30日時点で日本総代理店が。。。。販売店在庫品限りの50%OFFキャンペーンをアピールしています。もちろん対象は正規流通品販売店様でございます。
2024年2月5日時点で2023年ブラックフライデーセールから続いていた半額価格が、通常価格に戻っていましたが、正規販売店に在庫があれば半額で購入ができます!!!いえーい。
Native Instrumentsさんの最大割引率は毎回半額なので、購入済みの僕にとってもいえーいです。
これがいきなり90%OFFなんてやられてしまうと、ずっきゅーんと死んでしまいます。ずっと50%OFFであってほしいです。
2024年4月4日までに新規版や更新版やアップグレード版を購入してメーカー登録することで、3rd Party製NKSプラグインがプレゼントされるキャンペーンも開始しました。
更にNative InstrumentsグループのiZotope製品の大幅割引特価も延長して続いています。
なんと。。。サウンドハウスさんの十八番(個人的見方)だったゲリラ(突発)クーポンを、Rock oNさんが3月29日限定で発行しました。
当日限りのまさにゲリラ(突発)クーポンで割引率は全取扱商品5%OFF!!
1週間前にそこそこ高額なプラグインを買ったばかりで僕の心をズキュン!!突発的な割引クーポンをめったに出さないのでカエサルお前もか!!ってノリで、若干致命傷です。
まだ桜が開花していませんが、春ってすごいですね。。。今年は遅いなぁと今調べたところ、東京の桜の開花は2024年3月29日でした。
完全に売り切れるまでキャンペーンが続くのであれば在庫有り無しに変えた方が良いかもしれませんが、とりあえず記事内の2024年3月30日時点の割引特価一覧表のアップグレード対象製品の販売ページを確認することができます。
割引特価一覧表にサウンドハウスさんの方が安い方へ☆をつけていますが、Rock oNさんとサウンドハウスさんは価格を競っているため、両方をチェックすることをお薦めします。
とりあえず、この部分だけ更新しました。以下3月23日時点の情報です。
現在、国内正規販売店でNative Instruments製品を購入し、2023年9月1日以降に代理店のメディアインテグレーションさんへ製品登録をすることで、特別な限定セミナーを視聴する権利がついてきます。
2月から3月頃に限定配信を予定して製作中の日本代理店独自のセミナー動画は、当初は9月1日以降から12月31日までと表示されていましたが、登録期限の表記がなくなりました。
後にもう少し書きますが、過去の傾向から代理店のメディアインテグレーションさんの購入者特典動画は為になるセミナーが多くクオリティが高いと感じます。
買ったけど使い方がよくわからず試しながらの独学が普通よりも、スタートダッシュとして、とっても魅力的な購入者限定特典だと思います。
なんと、2024年時点で他の代理店さんも独自の使い方説明動画や、インタビュー動画を作成して公開しています。すごくいい流れだと思います。
海外メーカーの直営ショップからの購入も良いですが、代理店による日本語翻訳説明書や説明動画の購入特典などがついている正規販売取扱店からの国内流通版はお勧めです。
- Native Instruments MK3キャンペーン
- KOMPLETEとは
- 2024年3月14日時点の割引価格(全品半額特価一部継続中)
- 2023年9月1日以降に購入者した方への限定特典が追加されました
- メーカー直営ショップと連動しなくなる可能性
- 年に数回ある楽器業界の大型割引セール
- 2023年ブラックフライデーセールについて
- 2023年サマーセールについて
- 2023年10月にNative Instruments 最上位Sシリーズ新型登場
- DTM関係のソフトは6月と11月がセール期間
- Native Instrumentsのセール情報
- Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴
- どうやって選んだら良いか
- なるべく安く手に入れる方法
Native Instruments MK3キャンペーン
ちょっと、KOMPLETE KONTROLとは関係ないのですが、iZotopeとMK3キーボードがお得なので紹介します。
KOMPLETEとはまで、読み飛ばすことができます。
日本正規代理店によって「Kontrol S-Series MK3クロスグレード・キャンペーン!」によって、2024年3月31日までにNative Instruments / Kontrol S MK3シリーズを購入して登録した方にはなんと。。。
Native InstrumentsグループのiZotope「Mix & Master Bundle Advanced」と、Native Instruments「Kontakt 7」がプレゼントされます。
サウンドハウスさんでのS88 MK3はメーカー価格の186,200円(2024年3月23日時点)から175,195円(2024年3月23日時点)へちょっと価格が下がっています。
最近1ドル151円を超え円安に振っているため代理店価格の改定があるかもしれません。
事前に現在無料配布中のJacob Collier Audience Choirを入手しておくことで対象になります。
ちなみに、「Kontakt7」は44,300円(2024年3月22日時点)なので、ブラックフライデー価格在庫が残っているKOMPLETE 14 STANDARDを42,900円(2024年3月22日時点で在庫有り)で買った方が断然お得です。
先日MK3の試弾をする機会があったのですが、2023年10月に発売されたNative Instrumentsの最上級MIDI鍵盤のMK3は、プラグイン選択のレスポンスが激早になっていました。
複数鍵盤独立センサーのポリフォニック・アフタータッチも良い感じで、和音のコーラスをブワァーと弾くと、なるほどJacob Collier Audience ChoirはMK3の販促の為にあるのかと実感してしまいます。
魅力的な割引特価だったMK2のS61もS88も購入できない状態なので、これから購入するなら画面が大きくなってパラメーター調節がさらに分かりやりやすくなった、MK3が良いのかなと思います。
iZotope社のプラグインはしょっちゅう割引をしているため、よくわからないところがありますが、今回は3月27日までのメーカーキャンペーンで大幅値引きがされています。
今回MK3を購入するとプレゼント対象になってますが、キャンペーン価格によってMix & Master Bundle Advanced単体版が、通常価格82,900円が40,599円(2023年3月23日時点 3月27日まで?)となっています。
iZotope製品を持っている方が購入できる、通常価格66,300円のMix & Master Bundle Advancedクロスグレード版なら25,999円です。
全部Advanced版のMix & Master Bundle Advancedには、Neutron 4、Ozone 11 Advanced、Nectar 4 Advanced、Neoverb、Tonal Balance Control 2が含まれています。
それぞれ単体で4万円近い同梱ソフトをざっくり説明すると
- ボーカルや楽器用のマスタリングに使うNeutron 4
- 曲全体の最終マスタリングに使うOzone 11 Advanced
- ボーカル用のNectar 4 Advanced
- リバーブプラグインのNeoverb
- バランスを確認するTonal Balance Control 2
です。特にOzone11のAI機能は便利で、2024年時点でYouTubeで公開される個人作品のほとんどがマスタリングに使っているのではないかと言われるほど使い勝手の良いソフトです。
確かにSSL 4000などのコンソールプラグインをつかってマスタリングするより遙かに簡単です。
このハンドルに入っているボーカルや楽器など単体音源に挟むNectarの代わりとなるプラグインは色々ありますが、ミキサーの最終段に挟むOzone11のAI機能は強力です。
初めて本格的に楽曲制作を始めた方にとっては、欲しくなるプラグインの一つだと思います。
今回のキャンペーンによって、価格上昇が大きいS88 MK3とMK2の価格差は縮まった感じがします。
ということで、Mix & Masterは魅力的なプレゼントだと思います。
あと早合点しそうなので念を押しておくと、今回のSシリーズ鍵盤、MK3購入者向けプレゼントは、頻繁に無料配布や格安販売されているElementという入門バージョンではなく、セールでも2万円から4万円近い最上位のAdvanced版です。
詳しくは「Kontrol S-Series MK3クロスグレード・キャンペーン!」をチェックしてみてください。iZotopeの製品一覧はiZotope特集ページ(サウンドハウス)からが見やすくなっています。
ちなみに。。。ノイズリダクションのRX 1-9 Advancedが対象となりますが、iZotopeプラグインが全部入ったEverything Bundle (v16) Upgrade from any RX Advancedがなんと、45,520円(2024年3月27日まで?)で割引販売中です。
去年キャンペーンだったRX10へのアップデート版より安く、ぽかーーんとしてしまう値段。。。本当に、なんなんだ特価です。
iZotope製品のElement版は色々な製品に付属していたりするため、対象者は多いと思いますMix & Master Bundle Advancedクロスグレード版の25,999円(2024年3月23日時点)はかなりお得だと思います。
当日限りのクーポンが出ている可能性があるためサウンドハウス公式:クーポン一覧ページのチェックもお薦めします。
KOMPLETEとは
まず、初めて専用音源を購入しようとしている方に向けた説明をしようと思います。
DTMを始めたばかりの頃は、たまたま開催中の特価商品でいつでも購入できるかなと勘違いし、使えるかもと思ったとき通常価格を見てがっくりしたこともあります。
気になった商品を5%OFFのクーポンで購入し、数日後にメーカーからのメルマガでほぼ毎月70%OFF付近のセールをしており、通常価格の期間の方が短い現実を突きつけられたことがあります。
10商品ぐらいがセットになった2万円のハンドル版に含まれている単体商品を、知らずに1万7千円で購入したこともあります。
KOMPLETE14は高額商品に見えるかもしれません。実際に、KOMPLETE音源は広告音楽やドラマ音楽に劇伴作曲家などが利用しているプロ音源の一つです。
最近はDTMの付属音源のクオリティーが高くなっていますが、追い込んでいくことで、ゲームやTVのドラマ音楽並みの品質を個人でも作ることができます。
2024年3月14日時点の割引価格(全品半額特価一部継続中)
サウンドハウスさんやRock oNさんでは、メーカーセール後もしばらくセール価格で販売したり、お店独自の特価商品として出てくることがあります。
2024年3月14日時点での価格は、お店独自の特価価格です。1月中頃にキャンペーンが終わった後も価格は戻らず継続していました。
そして、2月初め頃にはSTANDARD版からULTIMATE版へのアップグレード版が売り切れ取り寄せ商品になり販売価格が通常に戻りました。
他の商品も順次売り切れてお取り寄せ品に変わっていくと思われます。
どれぐらいお得かと言った価格を知りたい方は、記事内の2024年3月14日時点の割引特価一覧表で確認することができます。
Native Instruments KOMPLETE14シリーズのグレードや特徴のイメージがつかめない状態の方に向けて、記事の下の方に「Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴」を書いてみました。
安心確実な正規販売店の紹介
最近は淘汰された感がありますが、平行販売品や中古品など怪しい販売店もあるため、国内正規販売代理店にも取引楽器店として記載されている、サウンドハウスさんやRock oNさんを紹介します。
2023年8月頃Native Instrumentsの国内代理店が、メディアインテグレーションさんに変わりました。国内代理店サポートには、正規流通品に入っているサポートIDを必要になります。
正規販売店のサウンドハウスさんのKOMPLETE14特設ページでも、メディアインテグレーションさんが直営ショップとは別に運営するRock oNさんでも単品版KOMPLETE 14 STANDARD などとってもお得です。
代理店も正規販売店でも価格は、数百円の差でほぼ同額になっています。ブラックフライデー当初に比べて為替が1ドル151円付近から12月6日以降の下げで142円付近に振っているため正規品価格が下がっています。
正規販売店同士では、ギリギリのせめぎ合いの様相があり、2023年12月18日に確認したときには、Rock oNさんはサウンドハウスさんより1円から100円価格を下げている商品がありました。
一方でサウンドハウスさんは、突発的なゲリラクーポンなどで応戦しています。
アップグレード商品の誤購入を防ぐための確認方法
新規購入以外で購入する場合に、対象アップグレード商品の誤購入を防ぐため、マイ・アップグレードの価格の両方で、購入商品が対象になっているかの確認をお勧めします。
確認方法は、Native Instrument(メーカー)にある「サポート」から「マイアカウント」に移動しログインします。英語ページが出る場合は、言語の変更が出るので「日本語」をクリックします(NIロゴをクリックすると自動で日本語になる場合もあります)。
Native Instrumentのロゴをクリックし、トップページの「製品」の「My KOMPLETEオファー」をクリックすると、アップグレード対象のグレードが表示されるため、表示されているエディションと、マイ・アップグレードの価格の両方を確認します。
Upgrade for SELECTはSELECTからのアップグレード版で、for Standardは、Standardからのアップグレード版です。for ULTIMATEはULTIMATEです。購入商品が対象になっているかの確認をお勧めします。
個人的には、店員さんの対応が素晴らしいRock oNさんですがECサイトでは、サウンドハウスさんのKOMPLETE14特設ページからの方が、説明が親切で間違いが少ないような気がします。
Rock oNさんもサウンドハウスさんも、電話で助けを求めれば、どちらも親切対応でしっかり教えてくれます。心配な方は、電話でのお問い合わせをお薦めします。
もちろんどちらも、正規販売店なので、代理店のメディアインテグレーションさんに相談しても、スマイル100%で親身に相談に乗ってもらえます。
楽器関係のフックアップさんにしてもメディアインテグレーションさんにしても、サウンドハウスさんにしても、代理店のスタッフは本当に取り扱っている楽器について詳しい方が多いので、本当に安心して購入できます。
2024年3月30日時点の割引特価一覧表
Rock oNさんの商品ページはサウンドハウスさんの特設ページと違いアップグレードパッケージの入り口だけでなく、グレードごとの販売ページが別れているため、販売ページへの直接リンクは表の価格に貼り付けました。
表は2024年3月14日時点の価格ですが、すでにメーカー直営ショップの半額セールが2024年1月17日(日本時間)に終了しています。2月頃にはお取り寄せ品なり通常価格での販売になったバージョンもあります。
グレード列のリンクはサウンドハウスさんの販売ページで、価格のリンクはRock oNさんの商品ページです。
サウンドハウスさんでは商品ページ内のバリエーションから「本体」と「アップグレード」と「アップデート」と「クロスグレード」を切り替え、選ぶことができます。また、通常価格と割引価格の両方を知ることができます。
サウンドハウスさんの省略表記は「K8-14」がKOMPLETEの8から14(最新版)までのSTANDARDを表し、「K8-14→U」がULTIMATE、「K8-14→C」がCOLLECTOR’Sです。
2024年3月30日時点で、表内で☆があるバージョンはサウンドハウスさんの方が安くなっています。当日限りのクーポンをお忘れ無く(サウンドハウス公式:クーポン一覧ページ)
KOMPLETE 14 グレード | 通常 単体版 | アップグレード SELECT | アップグレード STANDARD | アップグレード ULTIMATE | アップグレード COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT | 14,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | 78,755 | 28,600 | 14,300(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | 85,900 | 71,600 | ☆88,600 | ☆42,900(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | 128,900 | 100,200 | 102,900 | 42,900 | 35,699(UP) |
どちらも国内正規代理店の流通品を取り扱う正規販売店のため、サウンドハウスさんは当日限定のゲリラ(突発的)クーポン、Rock oNさんは1円から100円の割引で最安値を競っているためセール在庫の価格差は拮抗しています。
2024年3月23日AM1時時点でRock oNさんではお取り寄せ商品になっており、STANDARD本体と、STANDARD版からULTIMATEへのアップグレード版については、サウンドハウスさんのS->U販売ページでは42,900円の「即納品」として販売されていましたが、Rock oNさんの在庫が復活しています。
Rock oNさんでは、3月24日まで3万円以上で1,000円、5万円以上で1,500円の割引クーポンを発行していました。これに対抗して、サウンドハウスさんもクーポン割引価格より下の価格へと下げていました。
やはり、表内での☆はロックオンさんよりサウンドハウスさんの方が安くなっています。STANDARDが一番人気で、3月23日に確認したときより減っています。もしかするとゲリラクーポンが出ていたのかもしれません。
かれこれ半年以上この割引セール価格を注視してきたのですが、在庫がなくなってもしばらくして復活します。
もしかすると、このまま5月頃から6月に始まる、毎年恒例の全品半額サーマーセールに突入するかもしれません。
サウンドハウスでは、「人気ブランド」を対象にした、当日や数日間限定の5%OFFクーポンがゲリラ的(突発的)に発行されることがあります。
商品ページに「人気ブランド」のタグが表示されるようになりましたが、対象商品を見つけるための豆知識を紹介します。
クーポンページ一覧にあるクーポンの「対象商品一覧」をクリックまたは、マイページのクーポンから獲得済みクーポン一覧から「人気ブランド。。。クーポン」をクリックして「クーポン対象商品を見る」をクリックすると、「人気ブランド一覧」に絞り込まれた検索画面になります。
Webページ左側の「条件で絞り込む」の下の方の「キーワード」の直下に、該当する「人気ブランド」のメーカー名は、アルファベット五十音順に並んでいます。メーカー名に「✓」して「絞り込む」を押すことで、クーポン対象商品を選べます。
目視で探すより早いほうを紹介します。PCブラウザ機能の検索枠が出るキーボードショートカットの「Ctrl」+「F」を押し、メーカー名(例えばNative Instrumentsなどの一部)を入れることで、チェックボックス一覧に入っているかどうか確認することができます。
もちろん、チェックして「絞り込む」ことで気になっている商品が購入可能かどうかをすぐに確認できます。
「人気ブランド。。。OFFクーポン」はゲリラ的(突然現れる)なクーポンです。
メーカーの大型割引キャンペーン連動で、10万円のソフトが50%OFFになっている場合5%だと、2,500円の現金引きにになります。特に何もない日に1日限定では10%OFFも出ることがあります。
検討前や購入を決断する直前に、サウンドハウス公式:クーポン一覧ページでチェックをお薦めします。
Native Instrumentsのアップグレード価格設定は、どの組み合わせでも最終価格が同じになっています(全品半額セールでの場合です)。
表内の(UP)は旧バージョンから同グレードへのアップデート版です。最上位のCOLLECTOR’S版へのアップグレードは、ULTIMATE版からのみになっています。
Native Instruments KOMPLETEシリーズの価格設定
一般的に、一段アップグレード版や一気にアップグレード版など、組み合わせで価格差が出るケースがあります。
Native Instruments社の製品では、アップグレードに関しては基本的に組み合わせを変えても、トータル金額がほぼ(50円ぐらいの差)同じの価格設定になっています。
ちなみにメーカー登録時にもらえるバウチャーコード(メーカー直営ショップで使える割引商品券)は、アップグレード版やセール商品への適用は対象外になります。STANDARDからCOLLECTOR’Sへ2段階でアップグレードして2段目にバウチャーを使おうとしても使えません。
2023年9月1日以降に購入者した方への限定特典が追加されました
今回、12月12日に、海外販売店やメーカー直売(Native Instruments本社運営)では手に入らない、国内正規流通品を購入した方への新たな特典が追加されました。
なんと、2023年9月1日以降2024年1月31日まで(登録期限表記がなくなりました)にサウンドハウスさんやRock oNさんなどの国内正規販売店でNative Instruments製品を購入し、日本総代理店のメディアインテグレーションさんへ製品登録した方限定で「各音楽ジャンルのプロが実践的な制作過程を解説するMaster Class」への配信視聴権利を手に入れることができます。
メディアインテグレーションさんでは、今回のMaster Classのように、製品を実際に使っている方を講師に迎えて、購入者特典の動画を特典に用意することがよくあります。
過去の傾向から限定公開の特典動画は、気合いが入っていて、ヒントになったり実際に役立つセミナーが多いです。
今回は、2024年2月末から3月末にかけて日本レコード大賞作曲賞および優秀作品賞を受賞した杉山勝彦氏や、スクウェア・エニックス所属の作曲家として『ファイナルファンタジーVII リメイク』などを手がけた鈴木光人氏による製作秘話や製作工程についてのセミナー動画が決定しています。
さらに、第3弾以降のセミナーも予定されているようです。最初にも書きましたが、あくまで代理店のメディアインテグレーションサポートIDが入った国内正規販売版の購入者特典の限定公開のため、気合いが入った動画になっています。
一応Native Instruments製品で一番安いTRAKTOR DJ CABLEも対象になると思いますが。。。きっと、内容的には、STANDARD版やULTIMATE版に向けた動画になるかと思います。
うれしいことに、2024年1月30日時点で1月31日までの登録期限の表記がなくなりました。
国内正規流通版には、KOMPLETE 14発売以降に新発売された単体音源の販売がないため、全部入りのKOMPLETE 14 Collector’s Editionユーザーは、おまけ狙いで代理店在庫がある一番安い、MIストアのTRAKTOR DJ CABLEしか手に入れる方法しかないかもしれません。。。と紹介していたので、ちょっと安心しました。
ちなみに、2024年に入ってから、何かのTV番組で誰かに対して小室哲也さんのメッセージ映像が流れたときに、KOMPLETE KONTROL Sシリーズ MK3が映り込んでいるのに気づきました。
以前も赤いドラムが特徴的な、KOMPLETEのSTUDIO DRUMMERっぽいモノがモニターに映っていました。今回も、あの広い液晶と下に並ぶボリューム。。。見間違いかもしれませんが、間違いなくMK3だと思います。
もしかすると、特典動画の第3弾以降の講師は、もしかするかもしれません。あくまで予感です。
さすが4万円超えの商品の特典は、魅力的です。
もしかすると、2024年に登場しそうなKOMPLETE15の特典にもなりそうな気がします。
画面が2つのMK2に対して、広い画面1枚のMK3は、ボタンやボリュームの位置関係がわかりやすかったり、MK2と違い内蔵CPUとなった事によるレスポンスの良さなど、プロの道具として更に使い勝手が良くなっているように見えます。
ただ、KOMPLETE14発売以降に登場したNative Instruments 新商品(メーカー)の数を見ると、種類も少なくバージョンアップで増える音色が少ないようにも見えます。
COLLECTOR’Sの穴埋めでiZotope製品が色々入って2024年10月頃にKOMPLETE15が出そうな気もするし。。。もし入ってくると値段が上がるだろうなぁ。
メーカー直営ショップと連動しなくなる可能性
今回、メーカー直営ショップからの案内にあった、超魅力的なUVI音源詰め合わせパック(Save 89% on UVI instruments)は、日本国内からは購入制限(決済時点で制限)がかかっていました。
どうも、日本国内でユーザー登録をしていると、購入できないようになっているのかもしれません。
日本国内ユーザーへの販売制限も可能なため、予定通り、アップグレード版のセールは終了する可能性は若干あります。
年に数回ある楽器業界の大型割引セール
まず、楽曲製作で利用されるソフト音源やプラグインの業界では、年に数回メーカーによる大型割引キャンペーン合戦があります。
大型セールが開催される時期
一つ目は5月から7月にかけて開催されるサマーセール、二つ目は10月から11月頃まで開催される、10月最終金曜日のブラックフライデーセールです。
この二つの時期は、業界が一斉に値引き合戦をするため、普段セールをしないメーカーもささやかな割引販売をすることがあります。
Native Instrumentsでは、5月頃から7月頃にサマーセール、そして10月から11月頃にブラックフライデーセールが開催されます。
割引率
昔は分厚い説明書が入ったパッケージ版も販売されていましたが、箱に簡単な説明と共に紙が入っているだけの商品となり、最近は簡易パッケージとして封筒にプロダクトキーが印刷された紙が入っているだけの商品が増えました。
現在は、製品登録に必要なプロダクトキーと共に、ユーザー登録やダウンロード方法とインストール方法が記述されたE-Mail納品が主流です。
普段めったにセールをしない商品が、ブラックフライデーなど数日間のセールをすることがあるいっぽうで、定価100万円越えのソフトが毎月9万円で特価販売されることも良くあります。
楽器焼き器と違い、製造にかかるコストがほぼゼロのため売れば売れるほど利益が出ます。そのため、セールによって割引率が90%以上になる商品もあります。
割引率が大きすぎるため、大型セール狙いをした方が良いと僕は思います。
ちなみに、Native InstrumentsのKOMPLETEシリーズは、毎年2回の全商品半額の大型セールの時期以外は、ほぼ定価販売だったのですが、2023年のブラックフライデーセールはちょっと長く、状態化しそうな感じがします。
2023年ブラックフライデーセールについて
2023年のハロウィンセールが静かすぎたため、2023年は毎年恒例の全品半額ブラックフライデーセールはないかもしれないかもと思っていたら、ブラックフライデーセール第2弾として10月の終わり頃に始まりました。
2023年のサマーセールでは、延長がなかったのですが、ブラックフライデーセールは、延長が繰り返され、2024年New yearセールまで半額セールが続いていました。
代理店からの案内から、毎回期限日と共に、お急ぎくださいと書いていたのですが、さすがに延長が繰り返されて、ちょっと疲れてしまいました。
ようやくメーカー直営店のセール価格が通常価格に戻った1月17日朝の時点で、国内楽器店も通常価格に戻るかなと、最後のお急ぎくださいと更新したのですが、1月18日時点でも価格が戻っていません。
代理店にとっても延期は予期していなかった感があり、メーカーキャンペーンだからと一斉に価格を戻すこともできないかもしれません。
2024年3月時点で代理店が在庫を持たなくなってきている?
たまたま見た海外のNative Instrumentsの製品レビュー動画のなかで、「商品価格は高いですが、常に割引販売をしているので価格については問題ないでしょう」と締めくくっていました。
実は、EASTWEST社の音源検討でレビューを探していて気づいたのですが、その方を含めて複数の方のDTM関連商品レビュー動画の中で、似たような決め台詞を耳にしました。
僕だけではなく、DTM業界そのものがそういう商風と感じているのだろうなぁと改めて感じました。
(注意:YouTubeを含めGoogle社の検索エンジンによる情報の偏りもありますが。。。)
そうは言っても2023年春頃までのNative Instruments製品では、サマーセールとウインターセールの2回を逃すと定価購入というイメージがありました。
だからこそ、「お待たせしました恒例の50%OFFセールです」という案内で、待ってましたーーとなったのですが。。。
さすがに国内代理店でも以前のように在庫を持たず、販売店から注文があってから、メーカーから仕入れるという形に移ってきているように見えます。
もしかすると、業界標準的な3DCGソフトを扱う商社や代理店では要見積もりの時価的な販売になっていますが、今後は、DTM関連の商品も為替換算後のメーカー販売価格に対して5%から10%乗せた価格が国内販売価格になるかも知れません。
Native Instruments社のセール価格は毎回50%で安定しているので耐えられそうですが、安ければ売れるでしょうと言ったノリで時々90%OFFなんてやってしまうメーカーがあります(京都の商いでは値引き販売は愚の骨頂らしいです)。
そうなると販売店としては在庫リスクが高すぎます。為替変動であれば、為替先物契約や為替リスク保険で対処ができるかもしれませんが、本体価格の変動リスク保険なんてないためどうしようもありません。
ユーザーとしても、在庫を持ちたくないと仕入れをやめてしまった販売店さんのように、卸販売をしている販売代理店さんが取り扱いをやめてしまったりされては困ってしまいます。
さすがに、クレジット手数料を含めた為替換算後の価格差が5,000円を超えてくるとメーカー直接購入の魅惑に負けそうになりますが。。。難しいところですね。
こういうときは、日本正規流通品の購入特典と天秤にかけています。
やっぱり代理店流通版を購入するメリットは、熱い海外メーカーほど傾向が高い、フレンドリーなネイティブな会話によるチャットサービスや、問いかけからのレスポンスがゾウガメ並みに遅いメーカーへの仲介など、サポートや説明書などのアフターサービスかなとおもいます。
(ゾウガメといった比喩表現をネイティブでされると????になります)。ちなみにZBrushのときだったと思うのですが、チャットでのバグ報告に対して今○○がナメクジ並に全力で取り組んでる。といったにアンスで返答が帰ってきました。はっきり覚えていませんが、ピクサーのモンスターズ・インクが元ねたかなと思い当たり、幕が下りた後に出る次期バージョンに間に合ってくれるなら助かるよよろしくって話に乗り伝えると、頑張ると返ってきましたが、そんな感じです。
いまの国内流通されているハンドル版だけでなくNative Instrumentsの単品版も取り扱ってくれないかなぁ。。。と密かに思っています。
直訳しても元々の説明書もわかりにくいので、単体製品それぞれに少しずつ独自の説明書や説明動画を作っていったらすごいことになりそうです。
2023年ブラックフライデー特価の残光
Rock oNさんの商品ページはサウンドハウスさんの特設ページと違いアップグレードパッケージの入り口だけでなく、グレードごとの販売ページが別れているため、販売ページへの直接リンクは表の価格に貼り付けました。
グレード列のリンクはサウンドハウスさんの販売ページで、価格のリンクはRock oNさんの商品ページです。
サウンドハウスさんでは商品ページ内のバリエーションから「本体」と「アップグレード」と「アップデート」と「クロスグレード」を切り替えることができます。また通常販売価格と割引価格の両方が確認できます。当日限りのクーポンをお忘れ無く(サウンドハウス公式:クーポン一覧ページ)
KOMPLETE 14 グレード | 通常 単体版 | アップグレード SELECT | アップグレード STANDARD | アップグレード ULTIMATE | アップグレード COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT | 14,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | 78,755 | 28,600 | 14,300(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | 85,900 | 71,600 | ☆88,600 | ☆42,900(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | 128,900 | 100,200 | 102,900 | 42,900 | 35,699(UP) |
2024年3月23日朝の時点で特別クーポンは発行されていませんが、突発的なクーポンの可能性もあります。購入前にサウンドハウス公式:クーポン一覧ページのチェックをお薦めします。
3月22日時点で、最安値宣言をしているサウンドハウスさんもRock oNさんのクーポン適用価格より安くなるように販売価格を下げていました(時折価格変更がされます)。
KOMPLETE15シリーズを視野に入れた買い物
Native Instruments KOMPLETEシリーズは、2年周期でバージョンが上がっています。
調べてみたところ、KOMPLETE14の発売日は2022年9月27日でした。
過去に遡り、13シリーズの発売日は2020年10月1日、12シリーズは2018年10月1日、11シリーズは2016年9月1日と、本当に2年周期で発売されています。
この流れから行くと、KOMPLETE15シリーズは、2024年9月から11月までの間に発売される可能性がかなり高いです。
ダウンロード商品のため発売直後に販売がスタートし、直近にはブラックフライデーがあります。
お待たせしました恒例の半額セール開催ですとメーカー自身が発表しているため、2024年11月には、新しいKOMPLETE15を今回と同じ半額で購入できる可能性がかなり高いです。
ただし、為替や物価高の影響で定価が上がる可能性は高いです。確かに、KOMPLETE14の発売以降に登場した新商品を包括する形で増えていくため、値段は上がっていきます。
ここで、下のグレードを見ていただけるとわかりますが、どのバージョンにも同グレードからのアップデート版と価格が近いアップグレード版があります。
- KOMPLETE 14 SELECT
- KOMPLETE 14 STANDARD
- KOMPLETE 14 ULTIMATE
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION
発売時点のNative Instrumentsの全商品が入っている、COLLECTOR’S EDITIONを目指すのであれば、KOMPLETE14 ULTIMATEまでのアップグレードにとどめ、KOMPLETE15の発売と同時に、COLLECTOR’S EDITIONに上げるのが、一番お得だと思います。
これなら、14でCOLLECTOR’Sに上げた後に、アップグレードするよりも、一つ前のULTIMATE14からULTIMATE15へのアップデートと同額のCOLLECTOR’Sに上げた方が確実に安くなります。
マイクポジションが複数あるオーケストラ音源を目指すのであれば、COLLECTOR’S EDITIONですが、なんとなくULTIMATEで全然OKな感じがします。
ULTIMATE14なら、15に追加された音源を見てから、16まで待つのもありかもしれません。
2023年サマーセールについて
この記事は2023年の6月頃からNative Instrumentが7月6日まで継続した、毎年恒例の全商品50%OFFセールをもとに記事を書いています。
2023年のハロウィンセールは、全体的に少し勢いを感じませんでしたが、そろそろ本命のブラックフライデーセールが始まります。少し修正します。
公開した時点で、2024年も同じキャンペーンがあるかもしれないと記事を書きましたが、その後、国内代理店のメディアインテグレーションさんから、2023年8月4日よりNative Instrumentsの国内代理店業務を開始と発表がありました。
国内販売がNative Instruments Japanさんから引き継がれたため、来年のサマーセールがどうなるかわかりません。
メディアインテグレーションさんのサポート体制については、利用者として僕は満足しています。
購入者限定の活用動画など、独自のおまけが用意されていたりと、ただ単に売るだけではなく、購入したソフト(国内正規流通品)の使用方法についての質問受付などが丁重な代理店です。
日本代理店としてWavesなど海外取り扱いメーカーとの連動キャンペーンも開催するため、来年もあるかもしれません。
価格はわかりませんが、ユーザーとしては歓迎できる状態です。
楽器系は、メーカー情報を検討していざ買おうと思ったら、中古しかなく国内流通品が買えないこともよくあるります。
散々検討した結果、国内で買えなかったり、為替計算で購入を決意してカートに入れたプラグインの価格に、10%の消費税が乗っかり、クレジット為替手数料と合わせたら国内店舗から買った方が安かったことも経験しています。
最近は、日本国内価格はグローバルに比べて安い傾向にあり、サウンドハウスさんの販売ページには、メーカーサイトへのリンクもあり、国内の市場価格がわかる国内最低価格保証を打ち出している、サウンドハウスさんの販売リンクなっています。
あと、国内正規販売代理店から直接仕入れているサウンドハウスのKOMPLETE14特設ページなどでは、メーカー直販価格と同額で連動セールをしています。ポイントがつく分だけメーカー直販よりもお得なケースがあります。
メディアインテグレーションさんの直営店では、1年間で25万円以上購入した場合7%ポイントがつきます。。
最近は為替の影響で、国内価格が安くなってることもあります。
2022年までのNative Instrumentでは、毎年7月と11月に50%OFFキャンペーンをしていたようです。
プラグインソフトのキャンペーンでは業界的に、終了日が延長することも時々あります。
Native Instrumentも、終了後に延長があるかなと思いましたが、予定通り終了しました。
少し特徴的だったのが、グローバル時間の影響でしょうか7月6日AM1:00ごろ、KOMPLETE KONTROL M32の値段が15,800円に上がりました(2023年8月29日時点で17,100円)。
サウンドハウスなど楽器店も日付変更と同時に通常価格に戻りました。Native Instrumentはキャンペーン延長をしないメーカーなのかもしれません。
この記事については、思いっきり偏った視点で書いています。あくまで、僕自身が購入検討して色々気づいた点や調べた点をまとめて書いています。そのため、職業としてずっと使い続けている方のアドバイスには及びません。
おっセールで安くなってる。色々試して遊んでみようかなぁ、よくわかんないやぁ、という方にはちょっとだけ参考になるかもしれません。
2023年10月にNative Instruments 最上位Sシリーズ新型登場
2023年9月に、Native InstrumentのKOMPLETE KONTROLキーボードのフラグシップSシリーズが、10月末に新発売すると発表しました。
その影響など色々あってか、2023年7月頃から、サウンドハウスにてNative InstrumentのKOMPLETE 14 SELECTが同梱されているフラグシップキーボードが特価で安くなっています。
Sシリーズはイタリア人スタッフが出荷検査と調節をしているFater社製のPro仕様鍵盤を採用しています。
S49とS61はセミウェイテッド・アフタータッチ付き鍵盤、S88はフルウェイティッド・ハンマーアクション・キーベッド鍵盤です。
S61とS49は早々に在庫が減り通常価格に戻りましたが、11月1日時点でS49の割引販売が復活しています。
- KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボード(約40%OFF)
- KOMPLETE KONTROL S61 MK2 MIDIキーボード(
約44%OFF) - KOMPLETE KONTROL S49 MK2 MIDIキーボード(在庫復活!約44%OFF)
9月時点でほぼ倍の値段で予約受付中だった、Native Instrumentの新シリーズもついに当日出荷在庫になりました。通常価格に戻ったS61を除いては、販売価格が、ほぼ倍になっています。
新型かっこよくって、悩ましいですね。
ROLAND A88MK2とS88 MK2の比較
Native InstrumentのKOMPLETEとは関係がありませんが、S88と迷う人が多い、ROLAND A-88MK2 MIDIキーボードは、2022年9月頃13万円台まで値上がりしていましたが、9万4千円台で安定しています。
RolandのIR情報(投資家向け)を確認してみたところ、どうやら過剰在庫の解消をしてきたみたいです。
KOMPLETE KONTROL音源をメインで使うのであれば、鍵盤と音源の最適化がされているように感じるため、Kontrol S88 MK3かMK2をお薦めします。
鍵盤の根元でピカピカ光るライトですが、ドラム音源やプリセットメロディの制御など、色分けの有無で全然フィーリングが違います。
今後を考えるとモニターが大きくなった新型のSシリーズのMK3が良いとは思いますが、さすがに20万円近くなってくると、ちょい足しで憧れのアーティストがライブで利用している他の鍵盤を検討したくなりますよね。
調べ始めると、泥沼にはまり3ヶ月以上のお悩みコース直行の入り口的にあるため、記事を分けました。
【購入検討PR】Rolandの88鍵盤とNative InstrumentのMIDI鍵盤キーボードについて
ハンマーアクション鍵盤とセミウェイト鍵盤の違い
以前KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボードとROLAND A-88MK2 MIDIキーボードは迷い、僕は新型コロナ前にA-88MK2を選びました。
88鍵盤を買ったときに、49鍵盤以上のキーボードは二ついらないと思っていたのですが、M32を踏み台のKOMPLETE 14 SELECTを目的に購入して使ってみたら無限回転のボリュームなど、使い勝手がすごく良かったです。
さんざん楽器屋さんなどを回ったり、色々あって7月に安くなったと紹介したときセミウェイト鍵盤のS61 MK2を買ってしまいました。
さすがにちょっとやりすぎかなと思いましたが、セミウエイト鍵盤のKOMPLETE KONTROL S61 MK2 MIDIキーボードは、サイズも含めてセカンドキーボードとしてかなり使い勝手が良いです。
上段にS61 MK2と下段にA-88MK2と、ライブのステージセットのような設置で、3ヶ月以上色々試して遊びながら気づいたことを書いていきます。
ピアノ構造を摸したハンマーアクション88鍵盤と、セミウェイト鍵盤は、楽器として別物に近いため、向き不向きがあります。
あくまでフィーリングとして、どちらも満足するフィーリングで比べるとそうかなと感じるレベルですが、具体的にROLAND A-88MK2と並べて使っているときに感じたことを書いてみます。
たとえば、バイオリン音源などを引くとき、ハンマーアクション鍵盤では、カツンとなるため、じわっというかふわっと押し込めるセミウェイト鍵盤に対して、どうしても音がシャープになってしまいます。
一方ピアノ音源では、ふわっと弱く弾くときに、チョン当てでも鳴るハンマーアクション鍵盤に対して、速度検出のセミウェイト鍵盤では、溶け込むような弱い音を表現するのが難しいように感じます。
どちらかにするではなく、両方使い分けるという発想も悪くないと思います。
DTM関係のソフトは6月と11月がセール期間
DTM関係の音源ソフト業界のセールは、6月から7月と、10月から11月にかけて各社競って大幅割引をしています。
公開時点でDTM関係のサマーセールも一段落しており、次は11月のブラックフライデーまで大型割引はないかもしれません。
2023年のサマーセールの目玉は、IK MULTIMEDIA SampleTankの全部入りでした(僕から見て)。
なんと、代理店直販キャンペーンページやサウンドハウスなどの楽器店でSampleTank4 MAX v2が6月1日までアップデート版より安い19,100円でした。過去にセールで購入したユーザーから見ると驚異的な値段です。
Native Instrumentsですが、恒例の夏の50%OFFセールという見出しで案内がありました。いつものことだと思います。
ブラックフライデー(11月第4金曜)セールについて
音楽業界を含めて日本ではハロウィンセールからクリスマスまでずっと引っ張ってる感がありますが、海外では本当にブラックフライデーの前後1週間しかセールをしないことがあります。
ブラックフライデーとは、感謝祭がある11月の第4木曜日の翌日の金曜日のことです。
音楽系と違い、2010年頃3DCG系のプラグインやソフトウェアで、木曜日から金曜日までの24時間限定で、80%OFFをしたソフトがありました。
ずっと購入を躊躇してた1,000ドル以上するソフトで、終了翌日にメール案内に気づきあぁぁぁと感じたことがあります。
今回セールになっていないソフトや普段めったに値引き販売をしないソフトも、メーカー直販でゲリラ的なセールをすることがあるため、2023年11月22日から24日あたりに、海外のメーカー直販サイトもチェックしておくと良いことがあるかもしれません。
ちなみに4年前に割引販売を見逃し、期待して毎年チェックしていたけど一度もやらなかった事もあります。
Native Instrumentsのセール情報
2023年のサマーキャンペーンは、Native InstrumentのM32というMidiキーボードを購入して7月6日までにM32本体のシリアルを登録することで、KOMPLETE Collectionsが一つ上位のKOMPLETE 14 SELECTにアップグレードされるというキャンペーンでした。
2023年11月は、M32とAシリーズ新規製品登録でKOMPLETE 14 SELECT無償提供
9月頃にもありましたが、2023年のブラックフライデーセールで、KOMPLETE 14 SELECTへの無償アップグレードが復活しました。
正しくは、2023円の11月1日から12月26日(日)までに、M32またはKONTROL AシリーズをNative Access経由で製品登録をすると、KOMPLETE 14 SELECTが無償提供されます。
Native Instrumentで一番安いMIDIコントローラーのM32が、2023年7月に値上がりしたため、ブラックフライデーセールで半額になっているKOMPLETE 14 SELECTを直接購入するより若干高くなっています。
- KOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボード
- KOMPLETE KONTROL A25 MIDIキーボード(注意25鍵盤です)
- KOMPLETE KONTROL A49 MIDIキーボード
- KOMPLETE KONTROL A61 MIDIキーボード
ちなみにSELECTは、Sシリーズなど10万円クラスの上位版のキーボードには標準で付属します。
ワンランクアップ情報としては、在庫処分で半額近く値段を下げている旧商品のKOMPLETE KONTROL S49 MK2 MIDIキーボードとなるかなと思います。
Native Instrumentの今だけ付属キャンペーンは、期限内の登録が必須になっています。
M32に付属するシリアルコードはM32だけです。キャンペーンで追加付属するソフトのシリアルコード同梱されているわけではありません。
例えば上位版のSELECT版を手に入れるにはキャンペーンの終了日が12月26日となっている場合、終了期限の12月26日までにM32のシリアルコードをNIアカウントへ登録が条件です。
12月26日以降にNIアカウントへ登録すると、通常付属版のCollections(一般的なハンドルで言うところのLiteバージョン)になります。
▲買いっぱなしの方もいるかもしれないため、赤線で書いておきます。物理的なシリアルコードが同梱されないため柔軟なキャンペーンができます。次もあると思うので、残しておきます。
これは、前回のメーカー直販ページのセール価格の切り替えで気づいたことなのですが、グローバルなNative Instrumentでは地球上で一番最後に日付が変わる時間が終了日時になっているようです。
現実的な地域としてUTC-19のホノルルでは12月26日23:59は、日本時間(UTC-9)では12月27日18:59になります。サマーセールも終了翌日の19時頃に価格が通常価格に戻りました。(国内販売店の価格は終了日の日付変更と同時に通常価格に戻りました)
ちなみに、M32はテンキー付きのフルサイズキーボードとほぼ同じ幅47.5cmで、白鍵が19個の32鍵盤です。
さらに、TRSペダル入力端子付きです。サスペダルが使えて、すごく気に入っています。DF11でもコントロールボタンが使えます。
サウンドハウスは時々メーカーキャンペーン価格より安い
Native Instrumentのサマーセール特価では時間通りきっちりとセールが終了しましたが、サウンドハウスでは、メーカーキャンペーン終了後に、キャンペーン価格が続くことがあります。
例えばメーカーや代理店キャンペーンで2万円に下がった商品が、サウンドハウスでも割引によりキャンペーン価格と同額になり、メーカーのキャンペーンが終わった後も引き続き2万円で販売されていることがあります。
最近は為替の影響でどんどん定価が上がっていますが、今のキャンペーンより安い前回のキャンペーン価格で始まり、途中で現在のメーカーキャンペーン価格と同額になることもあります。
きっと、在庫の仕入れ価格で動いているのだと思います。
僕の中では、よくあるパターンなのですが「あれ?終わった後に気づいたメーカーからのメルマガキャンペーン価格と同じだ?」と目にとまり、いつでも買えるならと検討してほしくなることがあります。
買おうか迷っているうちに、在庫少量となりメーカー取り寄せに変わり、数日後に通常価格として再販が始まる事がよくあります。
逆にキャンペーンが終わって見に来たら同額であったぁラッキーと僕が買った直後や数日後に値段が上がっているのに気づく事もあります。
高額商品は特に在庫数が2とか5個ぐらいのようなので、メーカーキャンペーンより安くなっているときは早めの購入がお勧めです。
Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴
音や使い勝手についての特徴は、職業にしていないので詳しくは書きません。あくまで使いながら個人的に気づいた参考程度の内容になっています。
Native Instruments(NI)では、ワンパッケージとして売られている総合音源ではなく、SELECTにSTANDARDにUNLIMITEDとグレードが上がるごとに、1万円以上で売られる単体音源が追加される形になっています。
そのため、総合音源のエディションだけに含まれている音源という仕組みではないようです。
2年ごとのバージョンが上がっている次のKOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITIONには、KOMPLETE14の発売後に登場した音源が追加収録されるようです。
たしかにSシリーズの新型MK3に最適化された新しい音源が、いくつか登場しています。
Native Instrumentの音の傾向
今までずっと、豊富な楽器を収録した総合音源のIK MULTIMEDIA社のSampleTankと同じように、差し替えを前提にした総合音源だと思っていました。
どうやら、それは有料版KONTAKTに付属する「Factory Library」の事だったようです。
KOMPLETEに入っている専用音源は、ドラマやアニメなどで最終音源として実際に使われている音源のようです。
実際に使ってみたところ、Liveなどでよく見かけるハードウェア型ワークステーションシンセサイザーのように弾いて鳴らす音といよりも、DAWでミキシングしながら組み合わせやすい音源を出すための音源のように感じました。
確かに、音響制作や作曲家に向いている音だなぁと感じました。
あくまで、ホビー三昧D個人が他の専用音源なと引き比べて感じた感想です。
KOMPLETE14のラインナップ
KOMPLETE14のラインナップですが、追加される製品はメーカー直販ページのKOMPLETE 14 比較表から確認できます。
ラインナップは全部で4種類あり、コレクターズ エディションに向かうほど沢山の音源が含まれています。
- KOMPLETE 14 SELECT
- KOMPLETE 14 STANDARD
- KOMPLETE 14 ULTIMATE
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION
どちらかというと、一つ一つ単体で買うより、パックで買った方がお得!!というスタンスで、パック商品みたいな感じのイメージで良いと思います。
もちろんUVI社と同じく含まれた音源やエフェクトプラグインは、専用アプリを使うことで、個別にダウンロードさせてインストールしたり削除する事も出来ます。
購入後のダウンロード回数に制限はありません。
インストール可能台数
購入するとき一番気になるポイントとして、インストール可能台数やアクティベーション(認証)回数があるかと思います。
公式情報によると、基本は2台ですが、KOMPLETEシリーズは3台までと書かれてあります。複数台での同時使用は許可されていません。
Native Instruments製品のエンドユーザ・ライセンス契約(EULA)は、2台のコンピュータへのアクティベート(MASCHINEとKOMPLETEシリーズは3台まで)を許可していますが、複数台のコンピュータにインストールされた製品の同時使用は許可されておりません。
使用するコンピュータを変更する場合、既存インストールのアクティベートを無効にする必要はありませんが、規約上の台数を上回らないよう、既にインストールされているコンピュータから製品をアンインストールしていただく必要があります。
ご使用コンピュータが故障してしまい、NI製品のアンインストールができないような状態である場合、インストール台数としてはカウントされませんので、新しいコンピュータでアクティベーションを行っていただいて問題ありません。
公式情報:何台のコンピュータでNative Instruments製品をアクティベートできますか?
故障やソフトトラブルでディアクティベーション(認証解除)ができなくなりメーカー連絡対応をしなくて良いのは助かります。
故障時のトラブルシューティングなどは台数にカウントされないため安心です。
インストールとアクティベーション
インストールには、UVIやIKと同様、Native Accessという専用管理アプリを利用します。
購入後は、ログイン用Native InstrumentsアカウントにNative Accessアプリを利用してシリアル情報の紐付けが必要になります。
アプリにログインすることで、所持している音源やソフトをインストールしたりアンインストールすることができます。
ちなみに、Native Instrument製品では、UVIやIKが利用している外部認証ソフトのiLokは利用しません。
Windows Updateによる大型アップデートやパソコンのファームウェアの更新で認証が外れ、メーカーや代理店に連絡してディアクティベーション手続きをしなくて良いので、安心して利用することができます。
iLok認証のUVIは営業時間中の連絡なら3時間ぐらいで対応してくれます。
一方でWavesは有償サポート期間中でも年間1回以上のディアクティベーションが有償になるのでWindows Update前には必ずアンインストールして認証を外しています。
SELECT
正直SELCETは物足りないです。M32などに付属するCollectionsの上位版です。STANDARDと違い、無償版のKONTAKT 7 PLAYERが入っています。
有償版と無償版の違いはKONTAKT 7 PLAYER VS KONTAKT 7にあるとおりです。誰でも無償でダウンロードできるSELECTに付属する無償のKONTAKT FACTORY SELECTIONには、インストゥルメントが57個入っています。
有償版のKONTAKT7には、KONTAKT FACTORY LIBRARY 2が付属しており多数の音源が入っています。「およそ900種類の楽器から厳選」とあります。
シンセサイザー系が少しあり、太鼓風の物もいくつかありますが、ちょっと物足りないです。
STANDARD
二番目のSTANDARDですが、これが標準となります。SELECTと違い有償版のKONTAKT 7となります。
主に追加される単体販売版の音源はシンセサイザー系の音です。
なんとなく、Native Instrumentは、電子音楽、ヒップホップ、ポップ、EDM(Electronic Dance Music)に加えて、DJ系のサウンドが強いような気がします。
例えば、SELECTにも入っている、MASSIVEなどはEDMが盛り上がっている頃よく耳にしました。
映画や劇場音楽のようなオーケストラ音源は入っていませんが、歪み系フィルターやシンセサイザーを多用するアニソン系やPOP系などで使いたくなる音源はほぼ網羅されている感があります。
なんとなく、サウンドハウスでSTANDARD Upgrade for SELECTが一時売り切れていた理由がわかりました。
UNLIMITED
3番目のUNLIMITEDです。STANDARDからUNLIMITEDにアップグレードするとシネマ系や、オーケストラ系の音源が強化されます。
Native InstrumentのソロのバイオリンやACTION STRIKESなどのパーカッションなどは、楽譜入力しなくてもかっこいい音がでるので、テンションが上がります。
クラシック楽器は特に、シンセサイザーのように、ピアノロールへブロックを置いていくやり方でカッコイイ感じを出すのは難しいです。
難しい要因としては、複数の音を重ねてたり、弓を引いたりするような有機的な動きなどがあるからかもしれません。一つを動かすと全パートを調節が必要なところがあります。
Native Instrumentのバイオリンなどのクラシック楽器音源は、テンプレート上の楽譜をちょこっといじってかっこよくなります。
ポン置で使えループサウンドと違いちょこっと編集ができるのがプロ向けなのかもしれません。
慣れているだけかもしれませんが、映像などにつけていくシネマ系については、UVI社のMeteorやAugmented Orchestraの方が使い勝手が良いかもしれません(他のソフト使って改めて良さがわかりました)。
UVIとの比較になりますが、Native Instrumentの楽譜入力は面白くてテンションが上がりますが、手っ取り早くMIDIキーボードを押して雰囲気を出すならUVI製で、ちょっと遊び心を入れてこだわっていくなら、Native Instrumentかなと、感じています。
いずれにしろ、音源の方が慣れると、ループサウンドやサウンドエフェクトファイルを探すより、パパぱっとイメージ通りの音を作れるNative Instrumentの音源の方が断然早いと思います。
COLLECTOR’S EDITION
最上位はCOLLECTOR’S EDITIONです。これ買ったらNative Instrumentの全部が入ってますというような商品です。
UNLIMITEDに加えて、クラシック楽器などのクラシカルインストゥルメントが充実します。
UNLIMITEDにもコーラスを除くESSENTIALS版のクラシック音源が入っています。
ESSENTIALS版との違いをざっくり書くと、楽器ごとのマイクポジションの有り無しです。グランドピアノや木琴など生楽器を実際に聞いてみると、聞く場所によって音が変わってきます。
以前と違い機械学習による本物のAIが進化してきているため、ATOMOSサウンドのように、音を置く場所や方向を設定して残響音などを再現する方法もあるかもしれません。
プロモーションなどの映像関係でちょっと気合いが張った現場だと、最近は音響特性をサンプリングする、コンボリューション・リバーブ(convolution reverb)を撮影現場でIR = Impulse Responseとして収録しています。
IRなどの名前だけはコロナ前に現場立ち会いで聞いて覚えていたのですが、たまたま関わったプロジェクトで、収録したIRデータをAUDIO EASE Altiverbというプラグインを使ってアフレコや効果音などをうまく溶かし込んでいると聞きました。ATOMOS対応など色々模索している最中のようです。
僕の方はUnreal Engineに入っている残響特性などのIR関係としてConvolution Reverb in Unreal Engineを色々試行錯誤しています。
演算に基づくUnreal Engineよりも感性的にDTMを使った方がATOMOSで空間的な表現が向いているような気がします。まだまだ発展段階ですが映像と音が融合したUnreal Engineの可能性が怖いぐらいです。。。脱線してしまいました。
ESSENTIALS版の上位版となる複数マイクポジションが入った音源の話に戻り、残響音や音の方向などについては加工は可能ですが、マイクポジションによって、かき消される小さな音などが綺麗に入っているのがメリットかもしれません。
複数マイクポジションが入っている、EASTWEST社オーケストラ音源のHOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITIONですが、楽器直近ポジションの音は実際に楽器を弾いているような没入感があって、普通に楽しいです。
こういった音源ですが、UNLIMITEDに単体版のSYMPHONY SERIES – COLLECTIONなどを追加購入するよりも、COLLECTOR’S EDITIONを買った方が安いかなといった感じです(あくまで50%OFFキャンペーン時)。
サウンドハウスで安くなってます:EAST WEST「HOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITION」(ほぼ半額セール+5%ポイント)+時々あるクーポン
さらに、AUDIO EASE / Altiverb 7 XLまで取り扱っていました。ほんとサウンドハウスは業務機器ショップだけあって何でもそろうなぁ。
どうやって選んだら良いか
制作対象によって変わってくると思います。
どうも僕だけではないようなありがちパターンで、発作的にワンポイント欲しいなと単体音源を探して買って失敗して買い直し手を繰り返すよりUNLIMITED買っとく?となるかもしれません。
POPやアニメ系の楽曲を手がけている方が、同じく総合音源のIK MULTIMEDIA SampleTankより、音がいいからとKOMPLETE 14 ULTIMATEを進めてくれたこともありました。
SampleTankは小室哲也さんがこれさえあれば困らないソフトを三つあげたときの一つです。
以前は差し替え前提で使われる音源という評価でしたが、SampleTank 4 MAX v2になって追加された音は、以前より良くなっていると聞きました。
サウンドハウス販売リンク:SampleTank 4 MAX v2(最新版)
ブラックフライデーセールがある11月頃に、きっと半額になるので、そのときまで色々検討してみるのが良いと思います。
なるべく安く手に入れる方法
サウンドハウスなどのEC店舗販売は、メーカー直販キャンペーン価格と同額なのでポイントがつく分だけお得です。
時々、10%OFFやポイント10倍アップといったクーポンが出ているため、サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックが習慣になっています。
過去に購入直後に一日限りの10%OFFクーポンに気づいてへこんだことがトラウマになっています。
ログインした状態でクーポンを入手すれば、「注文確定を確定するボタン」が表示されている画面から取得済みクーポンは「こちら」リンクを押すことで、選ぶことができます。利用ポイントも変更することができます。
ちなみに領収書の但しは、長すぎるとエラーが起こります。全角で10文字程度が安全です。高額商品は海外メーカー直売でよく使うPayPal決済の方が決済エラーが出ないので安全です。
クーポン反映などを確認するには、決済方法の入力が必要ですが、クレジットカードを入力後にページを戻ったり、エラーが起こると、クレジットカードがはじかれます。そういったエラーを考えるとPayPalが安全です(ソフトバンクのPayPayではありません)。
サウンドハウスってどんな店?
サウンドハウスは、業務用音響機器、楽器、舞台照明機器の輸出入及び販売を手がける国内最大規模の通信販売会社です。ガチでプロもアマチュアも利用者が多いお店です。
例えば、サウンドハウスのプライベートブランド商品(CLASSIC PRO / MIX050 マイクケーブル 5m XLRキャノンなど)は、Amazonなどで詳細不明の安いマイク用XLRケーブルより更に低価格で、実際に有料イベントでも利用しています。もちろん、ブランドケーブルも取り扱っています。
いぜん国内のどこかで洪水災害が起こったとき、浸水によって故障したサウンドハウスから購入した楽器や機材の無償修理を受け付けの案内を見たことがあります。このほか、さまざまな、手厚いサポートが特徴です。
ダウンロード納品商品は、注文後にE-Mailにてシリアルコードが送られてきます。お取り寄せ品以外は注文完了後10分程度すると、購入履歴に反映された注文明細を開くことでシリアルコードを確認することができます。
Native InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体
サウンドハウスでのNative InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体の販売ページ一覧です。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動が楽かもしれません。
下の一覧はアップグレード版ではなく本体版です。
- KOMPLETE 14 SELECT(本体)
- KOMPLETE 14 STANDARD(本体)
- KOMPLETE 14 ULTIMATE(本体)
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION(本体)
Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードからは、KOMPLETE 14 SELECT Upgrade for Collectionsにて、SELECTにアップグレードできます。
STANDARDへはKOMPLETE 14 STANDARD Upgrade for Collectionsからアップグレードできます。
ついでです
KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITIONに含まれるオーケストラバージョンは、SYMPHONY SERIES – COLLECTION(メーカー直売のみ)から購入できます。半額でも6万円を超えるため、COLLECTOR’Sへアップデートした方がお得なケースが多いです。
KOMPLETE 14シリーズのアップグレード対象を調べる方法
少しでもお得に購入する方法を紹介していますが、登録作業などが自動的に行われるメーカサイトへログインしてからMy KOMPLETE オファーを確認することで、アップグレード対象を見ることができます。
サウンドハウスの通常価格は直営サイトの通常価格と同じなので、XXX Upgrade for XXXと併せて通常価格と2段階で確認すると安全です。
シリアルコードなので間違って購入した場合でも、返品は受け付けてもらえません。
E-バウチャーは割引商品には使えない
Native Instrumentのアカウントに、KOMPLETEのシリアルコードを登録すると、Native Instrumentメーカー直営ショップで使えるE-バウチャー(割引クーポン)が配布されます。
これは、サウンドハウスなどで購入した場合でも登録することで受け取ることができます。
このバウチャーは、割引されている商品には使うことができません。
StandardやUnlimitedへのアップグレード後にもらえるE-バウチャーを使って順番にCOLLECTOR’S EDITIONにアップグレードすればお得かもと考えてしまいましたが、使うことができませんでした。
確かに、E-バウチャーはアップグレードに使えないと書いてあります。
Native Instrument直営ショップで使えるE-バウチャーはセール特価の商品も使うことができず、対象は定価販売のソフトだけになります。
Selectからのアップグレード(M32キーボードを購入した方向け)
アップデート対象は細かく分かれており、SELECTからアップデートするには、for Selectが必要です。
サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページの説明がわかりやすいです(お得です)。
Rock oNの利用が多い方は、Rock oNおまけいっぱいKOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Selectもおすすめです。UJAM Groovemate OneやMoog Music社MF-108S Cluster Fluxがおまけでついてきます。
KOMPLETE14には興味がないけどおまけソフトが欲しい方は、サウンドハウスでも売っているBrainworx bx_tunerを買うことで入手できます。(代理店:Plugin Alliance Summer of Soundより)。
ポイント還元率を含めて自動登録される代理店から直接購入が安全かもしれません。Rock oNは代理店の運営店(他代理店商品も販売している)で代理店の直営店とは別です。
おまけソフトの入手はRock oNとサウンドハウスも7月5日までのキャンペーン期間内の登録が必須です。
おまけを一番安く手に入れるためのBrainworx by tunerはただのチューナープラグインですがギター録音するとき超便利です。物理的なクリップチューナーより便利で正確です。
おまけソフトのUJAM Groovemate One(手拍子などのソフト音源)は、手軽で使い勝手が良いです。KOMPLETE14に入っているループサウンドをプリセットして同じ音をだすより遙かに簡単です。
そうそう、M32を購入して登録後にStandardする人が多いみたいです。Standardにアップデートした後にULTIMATEにするには、KOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Standardからになります(シリアルコード商品なので誤購入は返品できません)。
サウンドハウスで安く購入する選び方
メーカー直販価格でチェックしましたが、SELECTから直にULTIMATEにしても段階的にアップデートしても価格は変わりません。(サウンドハウスでのポイント反映は約2週間後になります)
サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックをお忘れなく。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動できます(簡易パッケージ版はただの紙です。E-Mail納品の方が早くて便利です)。
M32はKOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードです。サウンドハウスでは午後3時までの注文が当日出荷です(出荷について)。
サウンドハウスにて、10%ポイントアップクーポンが配布されています。対象商品は多岐にわたり、人気ブランドには、Native Instruments社も含まれます。クーポン配布ページにあります。
対象商品が多すぎて確認が大変です。クーポンページの対象商品をクリックすると、人気ブランド一覧が表示されます。ブラウザ左側の、メーカーにあるメーカー名をチェックして直下(価格帯の上)にある「絞り込む」を押すことで絞り込むことができます。
ポイント10倍キャンペーン商品には追加でクーポン分のポイント10%がつくため、獲得ポイントは併せて20%になります。
具体的には、ポイント利用後の金額の1%が基準になります。KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION Upgrade for Ultimateなら、ポイント利用後の1%を20倍したポイントが手に入ります。40,299円から6,799ポイント利用すると、33,500円になり1%が335ポイントなので、20倍して6,700ポイントになります。
サウンドハウスでの決済について
クレジットカード会社への連絡により、サウンドハウスでの買い物で不正利用検出アルゴリズムが発生していたことが判明しました。
この問題は、サウンドハウスの決済システムや利用者の問題ではないそうです。
5万円程度の買い物で毎回出ていたため、再現性が高いと感じたので書いておくことにしました。エラーが出たクレジットカードでもPayPal決済を選択することで同じクレジットカードで決済が出来ます。
PayPal決済によるカード利用であっても利用したクレジットカードのポイントや還元の対象になります。僕は買い手保護制度が充実していたPayPalを海外のプラグイン購入のときよく利用していましたが、ソフトバンクのPayPayでも回避できるかと思います。
サウンドハウスさんでの買い物で1万円以上のクレジット決済をすると、注文決済が時々失敗します。これは、サウンドハウスのクレジット決済システムの影響ではなく、クレジットカード会社の不正利用検出アルゴリズムの誤検出が原因です。
注文時に決済エラーが出た場合は、クレジットカード決済ではなくPayPalを選択してPayPalでクレジット決済することで注文を完了させることが出来ます。
グローバルで利用されているPayPalには買い手保護制度があり独自に決済保証をしているため2重で不正利用から守ることが出来ます。
詳しくは:「クレジットカード利用者のためのサービス差と決済エラーに関する経験と考察」という記事に書きました。
気になるクレジットカード明細ですが、サウンドハウスでPayPalを通してクレジットカードを利用すると、明細にはPayPal(サウンドハウス)と表示されるため、突き合わせも簡単にできます。もちろん、クレジットカードのポイントも通常通りつきます。
15:00の当日配送期限ギリギリ注文や、クーポン期限ギリギリ注文の決済エラーにより買い逃すと悔しいので、エラーが出る可能性と対処方法について伝えることにしました。
安全ではありますが念のため、僕はPayPalで一時的にクレジット登録して使い終わったら削除するやり方で対応しています。
サウンドハウスさんでの購入は、一番最初にクーポン配布ページ(サウンドハウス)のチェックすることを強くおすすめします。クーポン配布ページを探し回ることが必要な楽天と違い一覧としてまとまっているので、ここをチェックするだけでOKです。
選んだ商品を見失うことも多いので、購入したい商品が見つかったらページ右上のロゴを右クリックして新規ページで開きログインしてクーポンを入手することをお勧めします。
別タブページでも注文画面にある「取得済クーポンはこちら」をクリックすると、所持しているクーポンを選択できるのでコードを入力する必要はありません(直接コード入力も可能です)。
全品ポイント還元率UPクーポンや対象商品2,000円引きなど、後から気付くとショックが大きいクーポンがよく出ています(僕は忘れがちで過去数回クーポン忘れを経験しているので強く書いてみました)。
とりあえずログインして、クーポン配布ページ(サウンドハウス)からクーポンを受け取り「戻る」で配布ページに戻りを繰り返し、全部手に入れてから、ゆっくりマイページから、クーポンをクリックして対象商品一覧に買いたい商品があるかを確認するのが吉です。
買った後に10%OFFクーポン対象と気づいた後の悲しさは。。。計り知れません。実際に1年以上悩み、セール価格で1ヶ月も悩んだ楽器で購入直後に、たまたま1日限りで登場した20%OFFクーポンに気づき18,000円も差がついたことがあります(TT)/。