Native Instrument KOMPLETE 14を安く手に入れる方法

サウンドハウスにて、8月31日まで「8月最後の人気ブランド5%OFFクーポン」が配布されています。Komplete 20周年記念キャンペーンとして全商品20%OFFキャンペーンが開催されており、日本代理店商品を購入すると製品登録後にiZotope Nectar 3 PlusとMelodyne 5 Essentialがプレゼントされます。

この記事は2023年の6月頃からNative Instrumentが7月6日まで継続した、毎年恒例の全商品50%OFFセールをもとに記事を書いています。

きっと2024年も同じキャンペーンがあるかもしれないと記事を公開しましたが、国内代理店のメディアインテグレーションさんから、2023年8月4日よりNative Instrumentsの国内代理店業務を開始と発表がありました。

国内販売がNative Instruments Japanさんから引き継がれたため、来年のサマーセールがどうなるかわかりません。

メディアインテグレーションさんのサポート体制については、購入者限定の活用動画など、独自のおまけをつけてくれたり、購入したソフト(国内正規流通品)の使用方法についての質問受付などが丁重な代理店です。

日本代理店としてWavesなど海外取り扱いメーカー連動キャンペーンもよくやるため、またあるかもしれません。

価格はわかりませんが、ユーザーとしては歓迎できる状態です。


国内正規販売代理店から直接仕入れているサウンドハウスのKOMPLETE14特設ページなどでは、メーカー直販価格と同額で連動セールをしています。ポイントがつく分だけメーカー直販よりもお得です。

ホビー三昧Dが気がついた今開催中のセール情報」にて公開していたのですが、文章が長くなりすぎたので気死にすることにしました。

どうやら、Native Instrumentは、毎年7月と11月に50%OFFキャンペーンをしているようです。

他のメーカーと同様、終了後に延長があるかなと思いましたが、7月6日AM1:00時点で、KOMPLETE KONTROL M32(メーカー直売)の値段が15,800円に上がりました(2023年8月29日時点で17,100円)。

サウンドハウスなど楽器店も日付変更と同時に通常価格に戻りました。Native Instrumentはキャンペーン延長をしないメーカーなのかもしれません。

この記事については、思いっきり偏った視点で書いています。あくまで、僕自身が購入検討して色々気づいた点や調べた点をまとめて書いています。そのため、職業としてずっと使い続けている方のアドバイスには及びません。

おっセールで安くなってる。色々試して遊んでみようかなぁ、よくわかんないやぁ、という方にはちょっとだけ参考になるかもしれません。

サウンドハウスにてNative InstrumentのKOMPLETE 14 SELECTが同梱されているフラグシップキーボードが特価で安くなっています。

Sシリーズはイタリア人スタッフが出荷検査と調節をしているFater社製のPro仕様鍵盤を採用しています。S49とS61はセミウェイテッド・アフタータッチ付き鍵盤、S88はフルウェイティッド・ハンマーアクション・キーベッド鍵盤です。

M32の値上げ幅をみると在庫一掃と同時に値段が上がりそうな気がします。8月31日まで3日間限定でポイントではなく現金値引きの「8月最後の人気ブランド5%OFFクーポン」も使えます。

S88と迷う人が多い、ROLAND A-88MK2 MIDIキーボードも、ちょっとあり得ない特価になっています(2022年9月頃13万円台まで値上がりしていました)。

サウンドハウスより楽天市場の方が安いです。楽天には色々なお店があるため、ポイント還元率を含めた金額が安い順に、僕の色眼鏡で安全なお店を紹介します。

通常ポイントが1+9倍のJoshin webが一番お得に見えました。

7月にサウンドハウスの超特価に気づき他の店を調べたところ、全体的に下がっていたのでモデルチェンジかなと心配になりました。

RolandのIR情報(投資家向け)を確認してみたところ、どうやら過剰在庫の解消をしてきたみたいです。

KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボードROLAND A-88MK2 MIDIキーボードは迷いますが、セミウエイト鍵盤のKOMPLETE KONTROL S61 MK2 MIDIキーボードは、サイズも含めてセカンドキーボードとして良いと思います。

DTM関係のソフトは6月と11月がセール期間

DTM関係の音源ソフト業界のセールは、6月から7月と、10月から11月にかけて各社競って大幅割引をしています。

公開時点でDTM関係のサマーセールも一段落しており、次は11月のブラックフライデーまで大型割引はないかもしれません。

今年の目玉は、IK MULTIMEDIA SampleTankの全部入りです。

代理店直販キャンペーンページやサウンドハウスなどの楽器店でSampleTank4 MAX v2が6月1日までアップデート版より安い19,100円でした。過去にセールで購入したユーザーから見ても驚異的な値段です。

Native Instrumentsですが、恒例の夏の50%OFFセールという案内があったので、いつものことだと思います。

Native Instrumentsのセール情報

M32購入後にホビー三昧Dが気がついた今開催中のセール情報にて6月14日付近から公開して実際に色々検討していました。

2023年のサマーキャンペーンは、Native InstrumentのM32というMidiキーボードを購入して7月6日までにM32本体のシリアルを登録することで、KOMPLETE Collectionsが一つ上位のKOMPLETE 14 SELECTにアップグレードというキャンペーンでした。

M32はNative Instrumentでは一番安いキーボードですが、セール価格で半額になったSELECT同じ値段で、キーボードがおまけなのか、SELECTがおまけなのかという状態でした。

2023年のキャンペーンに気づいたときには、IKでよくあるキャンペーンでそれほどお得だとも感じませんでしたが、キャンペーンが終わってから、お得だったと言うことに気づきました。

きっと11月のセールで同じようなキャンペーンをするような気がします。

ちなみにSELECTは、Sシリーズなど10万円クラスの上位版のキーボードには標準で付属します。

Native Instrumentの付属キャンペーンは期限内の登録が必須

Native Instrumentの今だけ付属キャンペーンは、期限内の登録が必須になっています。
M32に付属するシリアルコードはM32だけです。キャンペーンで追加付属するソフトのシリアルコード同梱されているわけではありません。
例えば上位版のSELECT版を手に入れるにはキャンペーンの終了日が7月6日となっていたら、終了期限の7月6日までにM32のシリアルコードをNIアカウントへ登録が条件です。
7月7日以降にNIアカウントへ登録すると、通常付属版のCollections(一般的なハンドルで言うところのLiteバージョン)になります。

▲買いっぱなしの方もいるかもしれないため、赤線で書いておきます。物理的なシリアルコードが同梱されないため柔軟なキャンペーンができます。次もあると思うので、残しておきます。

ちなみに、通常26,800円が50%オフの13,400円になっているKOMPLETE 14 SELECTよりも、キーボードを買った方が200円だけ安くなっていました。

M32はメーカー直販サイトで2023年7月6日AM1時頃15,800円に値上がりしていました

M32はフルサイズキーボードとほぼ同じ幅47.5cmで、白鍵が19個の32鍵盤です。さらに、TRSペダル入力端子付きです。サスペダルが使えて、すごく気に入っています。DF11でもコントロールボタンが使えます。

紹介時公開時はサウンドハウスのM32がメーカー直販価格より更に約1,000円安かったのですが同額になりました。

サウンドハウスは時々メーカーキャンペーン価格より安い

サウンドハウスでは、メーカーキャンペーン終了後に、キャンペーン価格が続くことがあります。

例えばメーカーや代理店キャンペーンで2万円に下がった商品が、サウンドハウスでも割引によりキャンペーン価格と同額になり、メーカーのキャンペーンが終わった後も引き続き2万円で販売されていることがあります。

最近は為替の影響でどんどん定価が上がっていますが、今のキャンペーンより安い前回のキャンペーン価格で始まり、途中で現在のメーカーキャンペーン価格と同額になることもあります。

きっと、在庫の仕入れ価格で動いているのだと思います。

僕の中では、よくあるパターンなのですが「あれ?終わった後に気づいたメーカーからのメルマガキャンペーン価格と同じだ?」と目にとまり、いつでも買えるならと検討してほしくなることがあります。

買おうか迷っているうちに、在庫少量となりメーカー取り寄せに変わり、数日後に通常価格として再販が始まる事がよくあります。

逆にキャンペーンが終わって見に来たら同額であったぁラッキーと僕が買った直後や数日後に値段が上がっているのに気づく事もあります。

高額商品は特に在庫数が2とか5個ぐらいのようなので、メーカーキャンペーンより安くなっているときは早めの購入がお勧めです。

Native InstrumentのKOMPLETE 14シリーズの特徴

音や使い勝手についての特徴は、職業にしていないので詳しくは書きません。あくまで使いながら個人的に気づいた参考程度の内容になっています。

Native Instruments(NI)では、ワンパッケージとして売られている総合音源ではなく、SELECTにSTANDARDにUNLIMITEDとグレードが上がるごとに、1万円以上で売られる単体音源が追加される形になっています。

そのため、総合音源のエディションだけに含まれている音源という仕組みではないようです。

2年ごとのバージョンが上がっている次のKOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITIONには、KOMPLETE14の発売後に登場した音源が追加収録されるようです。

Native Instrumentの音の傾向

今までずっと、豊富な楽器を収録した総合音源のIK MULTIMEDIA社のSampleTankと同じように、差し替えを前提にした総合音源だと思っていました。

どうやら、それは有料版KONTAKTに付属する「Factory Library」の事だったようです。

KOMPLETEに入っている専用音源は、ドラマやアニメなどで最終音源として実際に使われている音源のようです。

実際に使ってみたところ、Liveなどでよく見かけるハードウェア型ワークステーションシンセサイザーのように弾いて鳴らす音といよりも、DAWでミキシングしながら組み合わせやすい音源を出すための音源のように感じました。

確かに、音響制作や作曲家に向いている音だなぁと感じました。

あくまで、ホビー三昧D個人が他の専用音源なと引き比べて感じた感想です。

KOMPLETE14のラインナップ

KOMPLETE14のラインナップですが、追加される製品はメーカー直販ページのKOMPLETE 14 比較表から確認できます。

ラインナップは全部で4種類あり、コレクターズ エディションに向かうほど沢山の音源が含まれています。

  • KOMPLETE 14 SELECT
  • KOMPLETE 14 STANDARD
  • KOMPLETE 14 ULTIMATE
  • KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION

どちらかというと、一つ一つ単体で買うより、パックで買った方がお得!!というスタンスで、パック商品みたいな感じのイメージで良いと思います。

もちろんUVI社と同じく含まれた音源やエフェクトプラグインは、専用アプリを使うことで、個別にダウンロードさせてインストールしたり削除する事も出来ます。

購入後のダウンロード回数に制限はありません。

インストール可能台数

購入するとき一番気になるポイントとして、インストール可能台数やアクティベーション(認証)回数があるかと思います。

公式情報によると、基本は2台ですが、KOMPLETEシリーズは3台までと書かれてあります。複数台での同時使用は許可されていません。

Native Instruments製品のエンドユーザ・ライセンス契約(EULA)は、2台のコンピュータへのアクティベート(MASCHINEとKOMPLETEシリーズは3台まで)を許可していますが、複数台のコンピュータにインストールされた製品の同時使用は許可されておりません。

使用するコンピュータを変更する場合、既存インストールのアクティベートを無効にする必要はありませんが、規約上の台数を上回らないよう、既にインストールされているコンピュータから製品をアンインストールしていただく必要があります。

ご使用コンピュータが故障してしまい、NI製品のアンインストールができないような状態である場合、インストール台数としてはカウントされませんので、新しいコンピュータでアクティベーションを行っていただいて問題ありません。

公式情報:何台のコンピュータでNative Instruments製品をアクティベートできますか?

故障やソフトトラブルでディアクティベーション(認証解除)ができなくなりメーカー連絡対応をしなくて良いのは助かります。

故障時のトラブルシューティングなどは台数にカウントされないため安心です。

インストールとアクティベーション

インストールには、UVIやIKと同様、Native Accessという専用管理アプリを利用します。

購入後は、ログイン用Native InstrumentsアカウントにNative Accessアプリを利用してシリアル情報の紐付けが必要になります。

アプリにログインすることで、所持している音源やソフトをインストールしたりアンインストールすることができます。

ちなみに、Native Instrument製品では、UVIやIKが利用している外部認証ソフトのiLokは利用しません。

Windows Updateによる大型アップデートやパソコンのファームウェアの更新で認証が外れ、メーカーや代理店に連絡してディアクティベーション手続きをしなくて良いので、安心して利用することができます。

iLok認証のUVIは営業時間中の連絡なら3時間ぐらいで対応してくれます。

一方でWavesは有償サポート期間中でも年間1回以上のディアクティベーションが有償になるのでWindows Update前には必ずアンインストールして認証を外しています。

SELECT

正直SELCETは物足りないです。M32などに付属するCollectionsの上位版です。STANDARDと違い、無償版のKONTAKT 7 PLAYERが入っています。

有償版と無償版の違いはKONTAKT 7 PLAYER VS KONTAKT 7にあるとおりです。誰でも無償でダウンロードできるSELECTに付属する無償のKONTAKT FACTORY SELECTIONには、インストゥルメントが57個入っています。

有償版のKONTAKT7には、KONTAKT FACTORY LIBRARY 2が付属しており多数の音源が入っています。「およそ900種類の楽器から厳選」とあります。

シンセサイザー系が少しあり、太鼓風の物もいくつかありますが、ちょっと物足りないです。

STANDARD

二番目のSTANDARDですが、これが標準となります。SELECTと違い有償版のKONTAKT 7となります。

主に追加される単体販売版の音源はシンセサイザー系の音です。

なんとなく、Native Instrumentは、電子音楽、ヒップホップ、ポップ、EDM(Electronic Dance Music)に加えて、DJ系のサウンドが強いような気がします。

例えば、SELECTにも入っている、MASSIVEなどはEDMが盛り上がっている頃よく耳にしました。

映画や劇場音楽のようなオーケストラ音源は入っていませんが、歪み系フィルターやシンセサイザーを多用するアニソン系やPOP系などで使いたくなる音源はほぼ網羅されている感があります。

なんとなく、サウンドハウスでSTANDARD Upgrade for SELECTが一時売り切れていた理由がわかりました。

UNLIMITED

3番目のUNLIMITEDです。STANDARDからUNLIMITEDにアップグレードするとシネマ系や、オーケストラ系の音源が強化されます。

Native InstrumentのソロのバイオリンやACTION STRIKESなどのパーカッションなどは、楽譜入力しなくてもかっこいい音がでるので、テンションが上がります。

クラシック楽器は特に、シンセサイザーのように、ピアノロールへブロックを置いていくやり方でカッコイイ感じを出すのは難しいです。

難しい要因としては、複数の音を重ねてたり、弓を引いたりするような有機的な動きなどがあるからかもしれません。一つを動かすと全パートを調節が必要なところがあります。

Native Instrumentのバイオリンなどのクラシック楽器音源は、テンプレート上の楽譜をちょこっといじってかっこよくなります。

ポン置で使えループサウンドと違いちょこっと編集ができるのがプロ向けなのかもしれません。

慣れているだけかもしれませんが、映像などにつけていくシネマ系については、UVI社のMeteorAugmented Orchestraの方が使い勝手が良いかもしれません(他のソフト使って改めて良さがわかりました)。

UVIとの比較になりますが、Native Instrumentの楽譜入力は面白くてテンションが上がりますが、手っ取り早くMIDIキーボードを押して雰囲気を出すならUVI製で、ちょっと遊び心を入れてこだわっていくなら、Native Instrumentかなと、感じています。

いずれにしろ、音源の方が慣れると、ループサウンドやサウンドエフェクトファイルを探すより、パパぱっとイメージ通りの音を作れるNative Instrumentの音源の方が断然早いと思います。

COLLECTOR’S EDITION

最上位はCOLLECTOR’S EDITIONです。これ買ったらNative Instrumentの全部が入ってますというような商品です。

UNLIMITEDに加えて、クラシック楽器などのクラシカルインストゥルメントが充実します。

UNLIMITEDにもコーラスを除くESSENTIALS版のクラシック音源が入っています。

ESSENTIALS版との違いをざっくり書くと、楽器ごとのマイクポジションの有り無しです。グランドピアノや木琴など生楽器を実際に聞いてみると、聞く場所によって音が変わってきます。

以前と違い機械学習による本物のAIが進化してきているため、ATOMOSサウンドのように、音を置く場所や方向を設定して残響音などを再現する方法もあるかもしれません。

プロモーションなどの映像関係でちょっと気合いが張った現場だと、最近は音響特性をサンプリングする、コンボリューション・リバーブ(convolution reverb)を撮影現場でIR = Impulse Responseとして収録しています。

IRなどの名前だけはコロナ前に現場立ち会いで聞いて覚えていたのですが、たまたま関わったプロジェクトで、収録したIRデータをAUDIO EASE Altiverbというプラグインを使ってアフレコや効果音などをうまく溶かし込んでいると聞きました。ATOMOS対応など色々模索している最中のようです。

僕の方はUnreal Engineに入っている残響特性などのIR関係としてConvolution Reverb in Unreal Engineを色々試行錯誤しています。

演算に基づくUnreal Engineよりも感性的にDTMを使った方がATOMOSで空間的な表現が向いているような気がします。まだまだ発展段階ですが映像と音が融合したUnreal Engineの可能性が怖いぐらいです。。。脱線してしまいました。

ESSENTIALS版の上位版となる複数マイクポジションが入った音源の話に戻り、残響音や音の方向などについては加工は可能ですが、マイクポジションによって、かき消される小さな音などが綺麗に入っているのがメリットかもしれません。

複数マイクポジションが入っている、EASTWEST社オーケストラ音源のHOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITIONですが、楽器直近ポジションの音は実際に楽器を弾いているような没入感があって、普通に楽しいです。

こういった音源ですが、UNLIMITEDに単体版のSYMPHONY SERIES – COLLECTIONなどを追加購入するよりも、COLLECTOR’S EDITIONを買った方が安いかなといった感じです(あくまで50%OFFキャンペーン時)。


サウンドハウスで安くなってます:EAST WEST「HOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITION」(ほぼ半額セール+5%ポイント)時々あるクーポン

さらに、AUDIO EASE / Altiverb 7 XLまで取り扱っていました。ほんとサウンドハウスは業務機器ショップだけあって何でもそろうなぁ。

どうやって選んだら良いか

制作対象によって変わってくると思います。

どうも僕だけではないようなありがちパターンで、発作的にワンポイント欲しいなと単体音源を探して買って失敗して買い直し手を繰り返すよりUNLIMITED買っとく?となるかもしれません。

POPやアニメ系の楽曲を手がけている方が、同じく総合音源のIK MULTIMEDIA SampleTankより、音がいいからとKOMPLETE 14 ULTIMATEを進めてくれたこともありました。

SampleTankは小室哲也さんがこれさえあれば困らないソフトを三つあげたときの一つです。

以前は差し替え前提で使われる音源という評価でしたが、SampleTank 4 MAX v2になって追加された音は、以前より良くなっていると聞きました。

サウンドハウス販売リンク:SampleTank 4 MAX v2(最新版)

ブラックフライデーセールがある11月頃に、きっと半額になるので、そのときまで色々検討してみるのが良いと思います。

なるべく安く手に入れる方法

サウンドハウスなどのEC店舗販売は、メーカー直販キャンペーン価格と同額なのでポイントがつく分だけお得です。

時々、10%OFFやポイント10倍アップといったクーポンが出ているため、サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックが習慣になっています。

過去に購入直後に一日限りの10%OFFクーポンに気づいてへこんだことがトラウマになっています。

ログインした状態でクーポンを入手すれば、「注文確定を確定するボタン」が表示されている画面から取得済みクーポンは「こちら」リンクを押すことで、選ぶことができます。利用ポイントも変更することができます。

ちなみに領収書の但しは、長すぎるとエラーが起こります。全角で10文字程度が安全です。高額商品は海外メーカー直売でよく使うPayPal決済の方が決済エラーが出ないので安全です。

クーポン反映などを確認するには、決済方法の入力が必要ですが、クレジットカードを入力後にページを戻ったり、エラーが起こると、クレジットカードがはじかれます。そういったエラーを考えるとPayPalが安全です(ソフトバンクのPayPayではありません)。

サウンドハウスってどんな店?

サウンドハウスは、業務用音響機器、楽器、舞台照明機器の輸出入及び販売を手がける国内最大規模の通信販売会社です。ガチでプロもアマチュアも利用者が多いお店です。

例えば、サウンドハウスのプライベートブランド商品(CLASSIC PRO / MIX050 マイクケーブル 5m XLRキャノンなど)は、Amazonなどで詳細不明の安いマイク用XLRケーブルより更に低価格で、実際に有料イベントでも利用しています。もちろん、ブランドケーブルも取り扱っています。

いぜん国内のどこかで洪水災害が起こったとき、浸水によって故障したサウンドハウスから購入した楽器や機材の無償修理を受け付けの案内を見たことがあります。このほか、さまざまな、手厚いサポートが特徴です。

ダウンロード納品商品は、注文後にE-Mailにてシリアルコードが送られてきます。お取り寄せ品以外は注文完了後10分程度すると、購入履歴に反映された注文明細を開くことでシリアルコードを確認することができます。

Native InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体

サウンドハウスでのNative InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体の販売ページ一覧です。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動が楽かもしれません。

下の一覧はアップグレード版ではなく本体版です。

Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードからは、KOMPLETE 14 SELECT Upgrade for Collectionsにて、SELECTにアップグレードできます。

STANDARDへはKOMPLETE 14 STANDARD Upgrade for Collectionsからアップグレードできます。

ついでです

KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITIONに含まれるオーケストラバージョンは、SYMPHONY SERIES – COLLECTION(メーカー直売のみ)から購入できます。半額でも6万円を超えるため、COLLECTOR’Sへアップデートした方がお得なケースが多いです。

KOMPLETE 14シリーズのアップグレード対象を調べる方法

少しでもお得に購入する方法を紹介していますが、登録作業などが自動的に行われるメーカサイトへログインしてからMy KOMPLETE オファーを確認することで、アップグレード対象を見ることができます。

サウンドハウスの通常価格は直営サイトの通常価格と同じなので、XXX Upgrade for XXXと併せて通常価格と2段階で確認すると安全です。

シリアルコードなので間違って購入した場合でも、返品は受け付けてもらえません。

E-バウチャーは割引商品には使えない

Native Instrumentのアカウントに、KOMPLETEのシリアルコードを登録すると、Native Instrumentメーカー直営ショップで使えるE-バウチャー(割引クーポン)が配布されます。

これは、サウンドハウスなどで購入した場合でも登録することで受け取ることができます。

このバウチャーは、割引されている商品には使うことができません。

StandardやUnlimitedへのアップグレード後にもらえるE-バウチャーを使って順番にCOLLECTOR’S EDITIONにアップグレードすればお得かもと考えてしまいましたが、使うことができませんでした。

確かに、E-バウチャーはアップグレードに使えないと書いてあります。

Native Instrument直営ショップで使えるE-バウチャーはセール特価の商品も使うことができず、対象は定価販売のソフトだけになります。

Selectからのアップグレード(M32キーボードを購入した方向け)

アップデート対象は細かく分かれており、SELECTからアップデートするには、for Selectが必要です。

サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページの説明がわかりやすいです(お得です)。

Rock oNの利用が多い方は、Rock oNおまけいっぱいKOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Selectもおすすめです。UJAM Groovemate OneやMoog Music社MF-108S Cluster Fluxがおまけでついてきます。

KOMPLETE14には興味がないけどおまけソフトが欲しい方は、サウンドハウスでも売っているBrainworx bx_tunerを買うことで入手できます。(代理店:Plugin Alliance Summer of Soundより)。

ポイント還元率を含めて自動登録される代理店から直接購入が安全かもしれません。Rock oNは代理店の運営店(他代理店商品も販売している)で代理店の直営店とは別です。

おまけソフトの入手はRock oNとサウンドハウスも7月5日までのキャンペーン期間内の登録が必須です。

おまけを一番安く手に入れるためのBrainworx by tunerはただのチューナープラグインですがギター録音するとき超便利です。物理的なクリップチューナーより便利で正確です。

おまけソフトのUJAM Groovemate One(手拍子などのソフト音源)は、手軽で使い勝手が良いです。KOMPLETE14に入っているループサウンドをプリセットして同じ音をだすより遙かに簡単です。

そうそう、M32を購入して登録後にStandardする人が多いみたいです。Standardにアップデートした後にULTIMATEにするには、KOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Standardからになります(シリアルコード商品なので誤購入は返品できません)。

サウンドハウスで安く購入する選び方

メーカー直販価格でチェックしましたが、SELECTから直にULTIMATEにしても段階的にアップデートしても価格は変わりません。(サウンドハウスでのポイント反映は約2週間後になります)

サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックをお忘れなく。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動できます(簡易パッケージ版はただの紙です。E-Mail納品の方が早くて便利です)。

M32はKOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードです。サウンドハウスでは午後3時までの注文が当日出荷です(出荷について)。

【2023年7月まで有効】ポイント10%アップクーポン配布中

サウンドハウスにて、10%ポイントアップクーポンが配布されています。対象商品は多岐にわたり、人気ブランドには、Native Instruments社も含まれます。クーポン配布ページにあります。
対象商品が多すぎて確認が大変です。クーポンページの対象商品をクリックすると、人気ブランド一覧が表示されます。ブラウザ左側の、メーカーにあるメーカー名をチェックして直下(価格帯の上)にある「絞り込む」を押すことで絞り込むことができます。
ポイント10倍キャンペーン商品には追加でクーポン分のポイント10%がつくため、獲得ポイントは併せて20%になります。
具体的には、ポイント利用後の金額の1%が基準になります。KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION Upgrade for Ultimateなら、ポイント利用後の1%を20倍したポイントが手に入ります。40,299円から6,799ポイント利用すると、33,500円になり1%が335ポイントなので、20倍して6,700ポイントになります。

サウンドハウスでの決済について

クレジットカード会社への連絡により、サウンドハウスでの買い物で不正利用検出アルゴリズムが発生していたことが判明しました。

この問題は、サウンドハウスの決済システムや利用者の問題ではないそうです。

5万円程度の買い物で毎回出ていたため、再現性が高いと感じたので書いておくことにしました。エラーが出たクレジットカードでもPayPal決済を選択することで同じクレジットカードで決済が出来ます。

PayPal決済によるカード利用であっても利用したクレジットカードのポイントや還元の対象になります。僕は買い手保護制度が充実していたPayPalを海外のプラグイン購入のときよく利用していましたが、ソフトバンクのPayPayでも回避できるかと思います。

クレジット決済に失敗する場合はPayPal決済がお勧め

サウンドハウスさんでの買い物で1万円以上のクレジット決済をすると、注文決済が時々失敗します。これは、サウンドハウスのクレジット決済システムの影響ではなく、クレジットカード会社の不正利用検出アルゴリズムの誤検出が原因です。
注文時に決済エラーが出た場合は、クレジットカード決済ではなくPayPalを選択してPayPalでクレジット決済することで注文を完了させることが出来ます。
グローバルで利用されているPayPalには買い手保護制度があり独自に決済保証をしているため2重で不正利用から守ることが出来ます。

詳しくは:「クレジットカード利用者のためのサービス差と決済エラーに関する経験と考察」という記事に書きました。

気になるクレジットカード明細ですが、サウンドハウスでPayPalを通してクレジットカードを利用すると、明細にはPayPal(サウンドハウス)と表示されるため、突き合わせも簡単にできます。もちろん、クレジットカードのポイントも通常通りつきます。

15:00の当日配送期限ギリギリ注文や、クーポン期限ギリギリ注文の決済エラーにより買い逃すと悔しいので、エラーが出る可能性と対処方法について伝えることにしました。

安全ではありますが念のため、僕はPayPalで一時的にクレジット登録して使い終わったら削除するやり方で対応しています。

クーポン入手をお忘れなく

サウンドハウスさんでの購入は、一番最初にクーポン配布ページ(サウンドハウス)のチェックすることを強くおすすめします。クーポン配布ページを探し回ることが必要な楽天と違い一覧としてまとまっているので、ここをチェックするだけでOKです。
選んだ商品を見失うことも多いので、購入したい商品が見つかったらページ右上のロゴを右クリックして新規ページで開きログインしてクーポンを入手することをお勧めします。

別タブページでも注文画面にある「取得済クーポンはこちら」をクリックすると、所持しているクーポンを選択できるのでコードを入力する必要はありません(直接コード入力も可能です)。
全品ポイント還元率UPクーポンや対象商品2,000円引きなど、後から気付くとショックが大きいクーポンがよく出ています(僕は忘れがちで過去数回クーポン忘れを経験しているので強く書いてみました)。

とりあえずログインして、クーポン配布ページ(サウンドハウス)からクーポンを受け取り「戻る」で配布ページに戻りを繰り返し、全部手に入れてから、ゆっくりマイページから、クーポンをクリックして対象商品一覧に買いたい商品があるかを確認するのが吉です。

買った後に10%OFFクーポン対象と気づいた後の悲しさは。。。計り知れません。実際に1年以上悩み、セール価格で1ヶ月も悩んだ楽器で購入直後に、たまたま1日限りで登場した20%OFFクーポンに気づき18,000円も差がついたことがあります(TT)/。

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