2024年4月4日から、録音した歌声から直接ピアノロールへ、MIDIと歌詞の解析入力ができてしまう、MIDI変換機能が実装された、Synthesizer V Pro 1.11.0正式版の無償アップデート配信がスタートしました。

YouTubeを見ていると、Synthesizer Vにて作成されたカバーソング作品に対して「この歌声で○○さんの△△を歌わせたバージョンを聞いてみたい」といったコメントを目にすることがあります。

いいねが多い、高品質なカバーソングを作って公開している方の中には、詳細欄に、市販楽譜やヤマハさんがサービス提供している「ぷりんと楽譜」などの楽譜やMIDI購入データの名前が書かれていたり、「オリジナルを解析したMIDIを利用して作成しています」と記載している方もいます。

ヤマハさんが提供している「ぷりんと楽譜」では動画サイトに関するよくある質問に書かれてあるとおり、「楽譜、演奏データの内容通りに演奏すること」という条件を満たすことで、確認をせずに利用することができます。

もちろん、楽譜が同じでも演奏やミキシングが違えばイメージが変わってきますが、あらためて、市販されている楽譜やMIDIデータの再現性の高さに感心してしまいます。

自分が公開したくなる作品は、他の人も作成したくなると公開している方も多く、作品を見る立場みるとカバーソングを聞き比べる形になってしまいます。公開するのであれば再現率が高い方が「高評価」を得やすいようです。

MIDI変換機能搭載によってYouTubeなどに投稿されるカバーソングの流れが、人による「歌ってみた」=>合成ソフトに「歌わせてみた」=>合成ソフトで「コピってみた」へと変化していき、ますますレベルが高くなっていくような感じがします。

今回は、MIDI変換機能について、誰も知らないオリジナルソングで試しても、そのすごさの参考にならないと考えたため、話題の楽曲を利用して、試してみました。

記事の本文で紹介していますが、半端なく高い再現度になっています。

あまりの再現度の高さに、歌声合成ソフトに歌わせてみた系では、ますますバンド演奏の再現度に関心が移っていきそうな気がします。

そして、MIDIキーボード対応よりも、遙かに使い勝手が良くなった、MIDI変換機能は、「歌ってみた」=>「歌わせてみた」=>「コピってみた」に移り、今度は音声合成ソフトへ解析させるために自分で「歌ってみた」の時代が来るかもしれません。

元々、歌声合成ソフトの元祖となる初音ミクなどのVOCALOIDは、自分の歌声に自信が無い作曲者にとって最大の障壁となる「ボーカル問題」に対して、楽器音源のように使うことができるボーカルを目指して開発された経緯があります。

そのため、ボカロを作っている方の中には、作詞作曲した自分の作品が歌えない方も多いのではないでしょうか?

今回のMIDI変換機能によって、もしかすると今後は、歌声合成ソフトへの入力で、声質はどうにもならないけど歌える状態になるかもしれません。

なぜなら、僕自身が今、MIDI変換機能にはまりにはまっていて、上手に歌えるようになりたいというモチベーションがわいているからです。

Synthesizer V ProのMIDI変換機能ですが、下手な歌に対する再現度も高くなっています。

音痴という表現が正しいかはわかりませんが、自分の歌声ではわからないけど、他の人の歌声だとわかる、ということはよくあります。

Synthesizer VのMIDI変換機能で、自分の歌声を解析して、自分とは声色の違う音声データベースに歌わせることで、自分の歌声を客観的に判断できるのではないかと、僕は感じました。

そんなこんなで、今までは、好みの歌声データベースを選ぶ傾向がありましたが、今は自分の声質に近い歌声データベースを選んでしまったりしています。

2024年4月時点で最新のSynthesizer V Pro MIDI変換機能で再現度を高めるには、日本語歌詞は日本語収録版の歌声データベース、英語歌詞は英語収録版を使う必要があります。

もちろん、解析元の音声データと解析後のピアノロールのつながりを解除することで、英語や中国語収録版にて歌わせることができますが、再現度が少し下がります。

今回のMIDI変換機能の正式版登場のタイミングで、2024年4月25日発売のSynthesizer V AI フリモメンの先行予約が始まりました。

YouTube:「Synthesizer V AI フリモメン」開発サンプル02
YouTube:「Synthesizer V AI フリモメン」開発サンプル02

こんなにダンディな声ではないのですが、フリモメンが妙に僕のツボにはまっています。

もちろん、Synthesizer V Saki AIなども、「ジェンダー」パラメーターを0.400ぐらいに持って行くと、男性っぽい声色になっていきます。

また自分の声色からSakiさんが近いかなと思っていたのですが、Qing SuさんもNatalieさんもなかなか良い味を出していて、迷い始めてしまいました。

そして、やっぱりというか、なんというか、フリモメンを予約購入してしまいました。「ボイスパラメーターの変化がわかる動画付きSynthesizer V専用歌声データベースの一覧 フリモメン」にてパラデモを用意しました。

個人的にはMIDI変換機能でかなり使い勝手がいい感じたするため、おすすめな歌声です。

先に広告です

きっと、新しい歌声データベースを欲しくなると思うので、お得な情報を先に公開しておきます。

とりあえず、今DLsiteさんで購入すると「お得に購入できるんだぁ」程度に読み飛ばしていただけたら幸いです。

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歌声データベースの割引価格早見表です。

商品価格9,680円の通常割引とクーポン利用後の支払総額早見表

Synthesizer V Pro 1.11.0 正規版アップデートが配信されました

Synthesizer Vの歌声データベースには、誰でもダウンロードして使う事ができる無償版が付属するのですが、通常価格10,780円のSynthesizer V Studio Proを購入することで、2024年4月4日からVer11.1.0から正式版として機能追加された「MIDI変換機能」が利用できるようになります。

これは、Wave音声データから、MIDIと歌詞を自動検出してしまうというすごい機能です。

すでに、2023年11月24日ごろからベータバージョン(開発テスト版)が出ていたのですが、3回のベータ版公開テストを反映した正式版が今回登場しました。

MIDI変換機能のどこがすごい?

有償版のSynthesizer V Studo Pro版ユーザーは、誰でも先行してベータ版をテストすることができます。

一番最初に、ベータテスト版を入れたときの感想は、「これ生成AI問題のように著作権関係で物議を醸しそうな予感がするからヤバイ!」です。

なぜなら、現在iZotope RX10 STANDARD版に入っている、ミックス済みの楽曲からボーカルを抽出する機能と組み合わせることで、簡単に「歌ってみた」から「AIでコピってみた」みたいな楽曲ができてしまうからです。

同じように録音音声からボイスバンクに変換する機能する、VOCALO CHANGER PLUGINとは違い、後編集でいくらでも追い込むことができてしまいます。

YouTube:【ヤマハ公式】VOCALOID6チュートリアル3 :VOCALO CHANGER

公式動画を見てもらってもわかるとおり、VOCALOID6の拡張プラグインVOCALOID CHANGERでは、ただ変換するだけで、歌詞を修正したり、MIDIとして取り出すことはできません。

言葉だけだと信じてもらえないと思うのでやったこと

本当は、動画で見てもらうのが一番早いのですが、著作権の問題もありキャプチャーで、とりあえず、試した内容をキャプチャーで紹介します。

私的な実験ですが、今回解析に利用した楽曲は商業作品でもあり、私的なサイトであっても公開には問題があるため、モザイクをかけています。

あくまで、個人的な練習や趣味の範囲内での使い方についての紹介となっております。

※図の解析楽曲は『Anytime Anywhere』 作詞:「milet」作曲:「milet・野村陽一郎・中村泰輔」です。

Synthesizer V Pro MIDI変換機能
Synthesizer V Pro MIDI変換機能 解析中

個人の趣味として試験的に、アニメ「葬送のフリーレン」のエンディングソングの、milet「Anytime Anywhere」で、試してみたところ。。。。。

Synthesizer V Pro MIDI変換機能 微修正

※図の解析楽曲は『Anytime Anywhere』 作詞:「milet」作曲:「milet・野村陽一郎・中村泰輔」です。

まったくSynthesizer Vに興味がなく、オリジナル原曲をしっかり聞き込んでいない人が聞いても、違いがわからないレベルのコピーができてしまいました。

歌詞など、じゃっかん、「だれーもいない」が、「’あれーもいなーい」になったり、「いたーいおもいでお だきしめてる」が、「いだーよも.it’えおうなきしめてーる」になっていますが、自然に聞こえてしまいます。

もちろん、歌詞を手動修正した方が、きちっと歌詞を聴き取ることができるようになります。

Synthesizer V Pro MIDI変換機能 解析結果
Synthesizer V Pro MIDI変換機能 微修正

※図の解析楽曲は『Anytime Anywhere』 作詞:「milet」作曲:「milet・野村陽一郎・中村泰輔」です。

ソロボーカルであれば、2024年時点で現在市販されている、iZotope RX11 Standardなどの音声分離機能を使う事で、かなり高精度に、歌声を分離することができます。

ただし、2024年時点では、コーラスパートごとに分離することはできません。

今回テストしたAnytime Anywhereは楽曲がシンプルな演奏とソロ楽曲の、比較的分離が容易な分類になります。

Anytime Anywhereは「葬送のフリーレン」のアニメ化のできがすごく良く、ストーリーとマッチしたエンディング楽曲、耳に残っている方も多いと思います。

先に書くべきだったと思いますが、オリジナルソングを知らなければ、判断できないと思うのでYouTube動画を張ります。

YouTube:milet「Anytime Anywhere」MUSIC VIDEO (TVアニメ『葬送のフリーレン』エンディングテーマ)

ついでなので、アニメ版の紹介もしちゃいます。すでにTV版は2024年3月末に第28話となる最終回が終わっています。

色々な場所で同時配信していますが「ビデオ葬送のフリーレン(Primeビデオ)」で配信CMなしの一気見ができます。紙のコミック版とKindle版は「葬送のフリーレン コミック」から購入することができます。

近所の本屋と言うには少し遠くの場所になってしまいましたが、平積みのコミックの帯?には累計1,700万部達成とありました。

もちろんビニールラッピングされていたので中を見ることができず、家に帰ってDLsiteの葬送のフリーレンから試し読みから、絵を見たとき、納得しました。

楽曲については配信だけかと思ったのですが、AmazonからCD版の「Anytime Anywhere (通常盤)」を購入することができます。

Amazon MusicのMP3ダウンロード版であれば250円でとってもリーズナブルです。

おっと、布教みたいに脱線してしまいました。話をMIDI変換に戻します。

Synthesizer V Pro MIDI変換機能 前処理

※図の解析楽曲は『Anytime Anywhere』 作詞:「milet」作曲:「milet・野村陽一郎・中村泰輔」です。

今回は、iZotope RX10でボーカルを抽出し、Melodyneにて、ハモリやコーラス部分を手動で軽く消して、Synthesizer V Proに読み込ませただけです。RXシリーズの最新版(発売2024年5月)はiZotope RX11 Standardです。

※RX11 STANDARDとMelodyne(MIDI出力搭載のASSISTANT版)のリンクは公式サイトへのリンクもあり最低価格保証をしているサウンドハウスさんです

元々iZotope RX10は、インタビュー動画などの音声処理に使っており、ボーカルなどの除去や抽出できる、Music Rebalance機能を初めて使いました。

Melodyneについては。。。DTMに付属していただけなので、所有していても全く使いこなしていない状態です。

ほぼ初めて利用する機能で、ここまで簡単に解析とクリーニングができてしまうと、楽曲に対する歌唱指導や歌手の創造性に対する著作権が侵害されていると感じるかもしれません。

Synthesizer V ProのMIDI変換機能を利用すると、ピアノロールへMelodyneのMIDIエクスポートしたものを取り込ませるのとは全然違うレベルになります。

MIDI変換機能を利用して制作したカバー楽曲については、「歌ってみた」より、コピペのニュアンスに近い「コピってみた」になるのではないかなと、僕は感じました。

「Anytime Anywhere」については、いつかは耳コピをしようと、ギターコードを手動で探りながらちょこちょこやっていたのですが、こんなに簡単にできてしまい、モチベーションが一気に下がっていました。

ただ、音の飛ばし方や、歌い方についての参考にはすごくなるなと思いました。

Synthesizer VのMIDI変換機能については、誰にも公開しない私的利用にて、自分のお気に入りの楽曲から、テクニックを学ぶには非常に良い教材だと感じます。

解析反映でわかったSynthesizer Vで再現できない歌い方?

試してみてわかった事があります。実はMIDI変換機能が向いていない楽曲もありました。

今回、YouTubeにて色々な方がカバー公開している、Anytime Anywhereだけで試してみたように書いていますが、実際には色々な楽曲で試しています。

知名度の高さから一例として、サザンオールスターズの桑田佳祐さんの楽曲でSMILEを紹介します。

個人的にものすごく、コロナ禍に勇気をもらったお気に入りの楽曲だったりします。

SMILEは配信だけだと思っていたのですが、色々お得なアルバム「いつも何処かで」(Amazon)として、ちゃんとCD版が発売されています。

昔からのサザンファンとして、すでに購入済みだったCD版からテストしてみました。

サザンオールスターズなのだから、東京VICTORYじゃないの?という、謎突っ込みは。。。まぁ飲み込んでくださいませ(もしかしてマニアック?)。

音質についてはApple Musicにて、ロスレス配信されていますが、やっぱりCDの方が音が良いような気がします。

この思い込みは間違っていましたがこの件についてはまた今度、配信とCD音質の違いという記事で書こうかなと。。。お蔵入り状態だったりします。

さて、SMILEについては、YouTubeにて公式配信されてました。

YouTube:桑田佳祐「SMILE〜晴れ渡る空のように〜」民放公式スペシャルムービー (民放共同企画“一緒にやろう”応援ソング)

この楽曲を試してみたのですが、Synthesizer V ProのMIDI変換機能ではうまくいきませんでした。

歌の専門家ではないため、よくわからないのですが、iZotope RX10にて抜き出したボーカルトラックを、Melodyneで解析したところ、桑田さんは演歌のようなピッチの揺れ幅が広い歌い方をしている事が見えてきました。

この歌い方では、Synthesizer VのMIDI変換機能ではうまくいかず、取り込みにはむいていない感じがしました。

Synthesizer Vの歌声データベースでは、うまく歌声合成ができない歌い方もあるようです。

井上陽水さんは試すまでもなく無理そうですが、もしかすると、玉置浩二さんも、歌声合成ソフトではうまく再現できない歌い方をしているかもしれません。

たとえが全部高齢歌手なのは、ホビー三昧Dが、おっさんだからです。

今後、MIDI変換機能を利用した、「コピってみた」系のカバー楽曲が増える中で、きっと、歌唱指導を受けて綺麗に歌えるシンガーほど、生歌が音声合成っぽいと感じるようになっていくかもしれません。

これだけ上手に合成ソフトで歌えるようになると、人間らしさのような、揺らぎにような物がどういった物かなど、もう少し、ちゃんと調べてみたいなと。。。思えてきます。

これって、ある程度歌えるようになって周りと差別化できず迷い始めている歌手的な捉え方かもしれません。

今はまっている「MIDI変換機能」活用法

僕は、キーボードのMIDI入力よりも、早く手軽な変換方法としてMIDI変換機能の活用にはまっています。

もちろん大多数がこれまで楽しんでいたSynthesizer V Proを利用した「オリジナルソングを忠実にカバーしてみた」という楽しみ方にのMIDI変換機能が有効かと思います。。。

ただ、どの楽曲も同じになってしまうかもしれません。

2024年になり、YouTubeでは、Synthesizer Vを利用したカバーソングが多数配信されています。

ヤマハさんの「ぷりんと楽譜」などから発売されている楽譜やMIDIデータなどを使う事で、ここまで忠実にコピーカバーができるのかと感じる楽曲も多くなっています。

※ヤマハさんのぷりんと楽譜で販売されている楽譜の多くは「公式サイトの購入した楽譜・データを使用し動画サイトにアップロードしてもいいですか?」にあるとおりYouTubeなどの歌ったみた配信などが認められています。

だからこそ、最近は、独自の表現や、なにか聞いていいて引っかかる歌い方を再現したいなぁと色々試していました。

VOCALOID6の方が追い込みやすいかもと思いつつ、Synthesizer Vも追い込むことで、かなり独自の表現ができることがわかってきていますが、ちょっとこれは置いておくことにします。

下手な歌も忠実に再現できるMIDI変換機能

今回、正式版のMIDI変換機能にて、自分の歌唱を入力して変換してみたところ。。。。

自分の下手な歌も忠実にコピーできてしまいました。

1,2回目は、結構良い感じにとれてないと感じるのですが、気に入らないところを直そうと、10回20回と録音テイクを重ねていくと、録音を聞くたびにげんなりしてきます。

良い感じに録音できた物を、Synthesizer Vに読み込ませて、音声合成してみると、自分のどこが下手なのかなどが、見えてきて、再録音で泥沼にはまっていきます。

オリジナル作曲支援でMIDI変換機能は強力なツールとなる

そんなこんなで、下手な歌の中でも多少ましな録音ができてわかったことがあります。

僕はC3あたりの歌声ですが、トランスポーズ(移調)を使う事で女性歌手に歌わせることもでき、自作楽曲にかなり使えるのではないかと思えました。

対応DTMにて、切り貼り録音にも対応しているため、何度でもパンチイン(部分リトライ)ができます。

最初はオリジナルを解析してコピーできる魅力が大きかったのですが、Synthesizer V ProのMIDI変換機能は、コピーよりも、作曲の強力なツールになってきた感じがしました。

Synthesizer VへのMIDIピアノロール入力やパラメータによる調節によって、楽曲を仕上げる場合と違い、自分の歌声を録音して読み込ませて微調節していくという使い方をすると。。。。

自分の楽曲をとりあえず歌うことができる状態になります。

仮歌を自分でやってしまう?

これすごいなと思いました。

ここで、とりあえず広告入ります。

他店で買った人の9割以上がその安さを知ってげんなりするDLsiteさんにて通常価格10,780円のSynthesizer V Studio Proが、2024年8月14日(水)13:59まで、最大88%OFF!!PCソフトサマーセール2024にて、10%OFF体調になっています。

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発売開始記念特価以後、Synthesizer Vは割り引かなくても普通に売れるソフトとして君臨しているため、10%OFF以上の割引は見たことがありません。

ただし、DLsiteでは本棚の漫画などでありがちな持っているのを知らずに書店で買ってしまう2重購入を防ぐ仕組みによって、複数購入はできません。

歌唱練習に向いたSynthesizer V 歌声データベース

Synthesizer V ProのMIDI変換機能は、歌唱を独学するのに最強のツールだと思います。

自分の歌声をチェックする使い方に向いた歌声データベースは、ずばり、自分の声に近い歌声データベースです。

声の範囲について、簡易なチェック方法は、自分の歌声を何本か録音して、Synthesizer V ProのMIDI変換機能を使い、C3からC4といった音程をチェックしてみるのが早いです。

Synthesizer V Proを利用した歌唱トレーニングのメリット

自分の歌声を聞いたときには、なんとなくうまく聞こえてしまいますが、自分の歌唱を他人が忠実にコピーした歌声を聞くと、違和感に気づきやすいのかもしれません。

それ以前に、何度も録音しながら、テイクを聞くたびに、ちょっとずつ上手になっていく感じがします。

少なくても、このまとわりつくような、イラッとする歌声何とかならないかなぁなど色々、我ながら恥ずかしぃと気づく事が上達の近道だと思います。

こうは書いていますが、何が正解かわからなくて、色々試している最中です。

市販楽曲を利用した練習

耳コピをしながら感じたのですが、YOASOBIのアイドルの再生回数がぶっ飛んでいるのは、ダンスなどで二次創作をしている方が多いからかもしれません。

基本的に歌唱テクニックの、個人練習なら、お手本となる楽曲があった方が断然モチベーションが維持できます。

自分の歌声によるMIDI変換と、市販楽曲のMIDI変換の結果が近づくことができたら「コピってみた」ではなく、「歌ってみた」です。

歌ってみたが綺麗にできるようになれば、自分らしい歌い方が身についていると思います。

僕だけかもしれませんが、40回近く同じフレーズを練習していると、飽きてきて、裏声で歌ったり、じいちゃんボイスや、赤ちゃん言葉など、途中で変なアレンジをやり始めていました。

歌唱トレーナーがいれば、色々な歌い方を教えてもらえるのかもしれませんが、独学で遠回りもなかなか良いと思います。

録音した歌声は翌朝、黒歴史としてサクッと削除してしまいましたが。。。。

音程のズレ(音痴)ならピッチ調節用ソフト

解析に少し時間がかかりますが、音程のズレだけであればMelodyneという、ピッチ調節用のソフトを使う事で、正確かつ簡単にチェックすることができます。

ただし、Melodyneは、こちらは、一昔前の業界標準ソフトとして、ガチで商用アイドルの歌唱調節に使うソフトとなっています。

そのため、声質の変化が最小限で、もしかすると修正されたことに、気づかないかもしれません。

魅力的な声質に変換できるからモチベーションがアップする

歌が下手だけであればMelodyneによる修正でき音声合成ソフトを利用するメリットはありません。

そう、もともと自分の地声が、魅力的ではないという問題があります(僕の場合)。

Synthesizer Vなら、歌声データベースとして商品化された綺麗な歌声に変えてしまうことができます。

こうなってくると、音程のずれなく音楽的に歌うことに対して、モチベーションが上がってきます。

でも、MIDI変換に併せて歌おうと回数を重ねると。。。段々イライラしてきます。

希望がなくなりかけていますが、MIDI変換で、「Anytime Anywhere」をコピーして感じたことは、ある程度歌唱力があれば、どんな歌手が歌ってもそれほど変わらない。。。という、発見でした。

もちろん、井上陽水さんや、玉置浩二さん、小田和正さん、加藤登紀子さんといった、歌唱力のコピーは仕様上難しいのかもしれません。

音楽CDから歌声を分離して読み込ませた場合と同じように、軽く自分の歌声を録音して読み込ませて、バシッと決まったら。。。見えてくる景色が変わるような気がします。

商用レベルの楽曲を作ってしまうことができてしまう結果が見えるからこそ、モチベーションアップにもつながると思います。

そして、そのバシッと決まる歌声は、誰かに聞かれても耳を塞がれることのない歌声になるかもしれません。

Synthesizer V ProのMIDI変換機能をツールとして使うときのポイント

作曲しながら作った歌が自分でも歌えるようになるメリットを書きました。

歌声入力のツールとして、MIDI変換機能を使いたい方もいるかと思います。

きっと学習AIによる変換だと思いますが、Synthesizer VのMIDI変換機能がどのような仕組みかはわかりません。

そこで、Synthesizer V ProのMIDI変換機能でうまく変換するこつについて。2点ほど書いてみます。

  • 低い声よりも女性のような高めの声の方が変換精度が高い?
  • 情熱的に歌うよりも、少し冷めた感じや一歩引いた感じで歌う?

まだ、数十時間ほどしかぶっ通しで使っていないので、はっきり断言はできませんが、MIDI変換機能使いながら、そのように感じました。

女性の声の方が変換精度が高いのは、男性歌手より女性歌手の方が歌詞や音程の精度が高くなっているからかもしれません。

また、Synthesizer Vは高い音域が得意な歌声データベースが多く、変換した歌と音声合成の差がわかりづらいからかもしれません。

情熱的に歌うよりも一歩引いた感じで歌う方が良いと感じたのは、素人が情熱的に歌うと、「ちょっと気持ち悪い」といった感じがしたからです。

声を張り上げるより、人に聞かれないよう、口ずさむように、丁寧に歌った方が、表現の幅が広がりそうな感じもします。

歌い方については素人なのでなんとも言えませんが、色々ありそうです。

これからは、音声合成で「歌ってみた」がはやる?

初音ミクといった今までのVOCALOID5(現行は6)よりも遙かに簡単に、自然な歌声を合成できるSynthesizer Vの登場によって、商業的に成功している歌声を簡単に作れるようになりました。

発売当初は初期設定でカバーした楽曲が多かったのですが、今ではプロやプロ以上の実力があるアマチュア編曲家がSynthesizer VへのMIDI手動入力後に、時間を使って調節した作品に高評価がつく状態になっています。

その時代が変わり、MIDI変換機能の登場により、セールなどで5万円程度で購入できるツールと組み合わせることで、パッと聞くだけではプロと変わらない、カバーソングが、簡単に作れてしまいます。

引き続き、カバーソング文化は続くと思いますが、今後は、綺麗に歌えるのは当たり前となり、オリジナリティを求められる時代になって行くような気がします。

自分の歌唱をかなり正確にコピーできるSynthesizer Vによる、MIDI変換機能を使った、新しい「歌ってみた」がこれからは、はやるかもしれません。

今回のMIDI変換機能についての紹介はここまでです。

同人クリエイターを支えるDLsiteさんでは、Synthesizer Vや読み上げ音声合成ソフトのVOICEPEAKをはじめ、音声合成ソフトにも力が入っています。

時々開催する通常セール割引と共に、毎月3回以上配布されている重ねて使える何度でも使える全商品15%OFFクーポンにより、他店ではまねできない価格で販売が続いています。

ボイスパラメーターの変化がわかる動画付きSynthesizer V専用歌声データベースの一覧にて、自分の声にあった歌声データベースと、お気に入りの歌声を併せて購入することで、かなり遊べると思います。

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DLsiteさんの最新クーポン情報

DLsiteでは楽天などのようにクーポン発行ページを探し回って取得ボタンをクリックしなくても、ログインするだけで自動的にすべての発行済みクーポンが利用できるようになっています。

そのため、DLsiteさんのクーポン獲得ページは、いつ見ても、獲得できるクーポンはありません。と表示されています。

安心してください、ログイン後に「アカウント」ボタンから「マイページ」を選択し「クーポン管理」をクリックするか、ページ最上段のポイント数の隣にあるクーポンから「保有クーポンの一覧」ページから確認することができます。

一般的なクーポンと違い、対象作品であれば、通常割引やキャンペーン割引商品に対してもクーポンが利用できます。

クーポンを利用すると、ポイント還元はなくなります。

DLsiteさんの注文画面では、一番お得な順にクーポンと適用金額の割引額が表示されます。還元クーポン数や割引金額などの内訳も表示されているため、確認することができます。

2024年4月4日から、引き続きクレジットカード決済に使えるブランド(カードに表示されるマーク)はJCBだけになっています(2024年11月16日時点)。

DLsiteさんでは、全額ポイント決済も可能です。クーポン値引きよりもポイント還元率が高い商品では、後々の事を考えたとき、クーポンを使わない方が便利になるケースもあるかもしれません。

VISAやMasterCardなどのクレジットカードを利用する場合は、お支払い方法について(DLsite公式)の中で紹介されている「DLPay」を選択することで、1,000pt、2,000pt、5,000pt、10,000ptのシリアルコード(ポイント購入)をすることができます。

DLsiteさんのポイント購入は、スマホゲームでおなじみの課金ポイントとは違い、どの額面を購入しても1円1ptの換算レートになっています。

支払いでは全額ポイント決済と、部分ポイント決済と、全額現金決済の3種類があり、ポイント利用部分に対して、還元ポイントはつかないため、クーポン利用が前提になるかと思います。

Desire創業祭 2024始まる

今年も、「DListe創業祭 2024」がスタートしました。

ホビー三昧Dとして、今年で28周年!今年も検定統一模試イベントのDListe創業祭 2024に今回の創業祭の体験記事を公開しました。

2023年に驚愕した「ご愛顧感謝クーポン」ですが11月9日に配布され11月16日時点で期限が切れています。

残す大型クーポンは、DLsite検定統一模試関連です。今回の検定試験は解答提出直後に、採点結果が表示されました(11月14日の提出期限ギリギリタイミング)。

2023年の盛り上がりから、競争率が高いことが予想され、ほぼ満点の点数を獲得していない限り、クーポンの入手の可能性はかなり低いと思います。

今回のDLsite検定試験問題に2023年の参加者数に関する問題が出ました。参加した方の中から500名に30%OFFクーポンが配布される予定です。こちら、当選したらかなりラッキーです。

イベント詳細は、公式特設ページのDListe創業祭 2024から確認することができます。

全作品対象のカート内全品15%OFFクーポン(2024年11月22日 23:59まで)

正式名「【1作品から利用可】全作品で使える15%OFFクーポン【何回でも利用可】」は、カートに入ったキャンペーン割引商品も含めたすべての商品に使える割引クーポンです。

クーポンは重ねて使うことができ、例えば単体で通常価格に対して10%OFFになっている商品に対して、2個以上同時購入で20%OFFキャンペーンを適用し、15%OFFクーポンを使うと最終的に通常価格から38.8%OFFになります。

表示されていないクーポンは、ログイン後に「保有クーポンの一覧」ページから確認できます。

毎月3回程度発行されるDLsiteの定番クーポンで、連続的に発行されることも多く前回期限の1秒後に出ることも多いです。通常は1日から3日後に発行され、1週間ほど間隔が開く場合もあります。

時々同時に3作品以上で使える18%OFFクーポンや、ごくまれに5作品以上で使える20%OFFクーポンが出ることがあります。

今回も18%OFFクーポンは配布されていません。