MOTU M4とZOOM MAC-2とAirPods Pro(2022)

米国MOTU社製のMOTU M4というオーディオインターフェースがすごく良かったので、紹介します。

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MOTU M4 4in 4out オーディオインターフェイス
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MOTU M2 2in 2out オーディオインターフェイス
USB DACとして使うだけなら、こちらで十分です。

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オーディオマニア向けのMOTU M4紹介

MOTU M4(M2)は、パソコンに接続して音を鳴らすUSB接続のDACに、マイク入力がついている商品です???いや、プロが作曲に使うDAW用のオーディオインターフェースです。

このMOTU M4は、2019年ごろに出た時には2万6千円クラスで登場し登場直後に半年待ち状態でした。ようやく購入できるようになったと思ったら、為替の影響で今正規代理店商品は3万8千円台に通常価格が上昇しています。

M2は入力が2系統(LとR)で、M4は4系統(LRとLR)です。ボリュームはPA級のデジタルポテンショメーターです。いや、PA(プロオーディオ)機材です。

パネルのモニターボタンを全部オフにすれば、マイク入力は完全に無視され通常のDACになります。

ESS Sabre32 Ultraの性能

この製品は楽曲制作用のデバイスですが、音響系オーディオマニアにお勧めできる製品なので、オーディオマニアがわかる言葉で説明すると、ESS Sabre32 Ultraを搭載した10万円クラスの音が出るDACということになります。

いや、ESS Sabre32 Ultraが使われているからそのままなのですが、ESSのチップは電源回路設計によって、音がしょぼくなり、ESSなのにESSではないという製品も2010年ごろにはいくつかあったため、こういう書き方をしました。

MOTU M4のヘッドフォン出力の傾向

MOTU M4も他の製品と同様、ヘッドフォンで音出しした最初の感想はESSチップが生かしきれていない感じがしました。電力不足感があったためです。その辺は、ヘッドフォンアンプが釣り合っていないだけかもしれません。

DAWやミキシングで使うケースで見てみると、ヘッドフォン出力は、ZOOMのUAC-2のヘッドフォン出力の方が、マイク録音がしっかり取れているかなどの確認が取りやすいです。

オーディオアンプに接続すると化ける

しかしオーディオアンプに接続すると、化けます。確かに、ESSの音がします。多分、2010年ごろの10万円クラスの音響向けのDACより音がいいと思います。

基準が2011年ごろなのですがAccuphaseのDC901といった100万円クラスのDACには当然負けます。このクラスのDACに使われている電源回路はA級のような、掛け流しの良いとこ取りの電源になり仕方ありません。

まぁ、4万円ぐらいだったら、こっそり買い足してもバレません。サイズも小さいし。

えっ?AppleのAirPods Pro薦めておいて、こっち行っちゃうの?的に、つっ込まれそうですが、とりあえず、紹介だけしておきます。

どちらを選べばいいの?MOTU M2とM4

DACとして使うだけなら、M2タイプで十分です。イベント会場でのコンデンサーマイクのマイクアンプや、PCからのループバックや、単体での外部音源のMIXなど歌の練習などにつかいう場合は、M4タイプをお勧めします。

宅録やイベントユースならM4

M4タイプは、モバイル電源を使うことでパソコンに接続しなくても、マイクアンプとステレオミキシングで使うことができます。つまり、これだけで、とりあえず野外イベントのアナウンス等もできてしまいます。

しかも、1Chと2Chにのファンタム電源が独立してONーOFFできるので、コンデンサーマイクとダイナミックマイクを同時に使うことができます???

例えば楽器の録音は48Vのファンタム電源が必要なコンデンサーマイク、歌声はダイナミックマイク、バックミュージックやカラオケなどはミキシング台からLINE入力もしくはPC入力といった感じで使えます。

さらに、3Chと4ChのLINE入力のミキシングができるから、マイクで喋りながら、自然とLINE入力を流し込んでいくことができます。

ハウリングの問題があるかもしれないけど、普通にMOTU M4を連結して使ってもいいかもしれません。。。

いずれにしろ、脅威ですこれ1台で事足りちゃいます。。。感動的です。さすがってガチでプロオーディオ(PA)のMOTUでしたね。失礼しました。

ヘッドフォンアンプよりアンプに繋いだ方がいい

ヘッドフォンジャックで聞いた時には、ZOOM UAC-2の方がいいと思ったのですが、アンプに接続したら、化けました。確かにスペック上で、LINE出力の方がSN比が高かったのです。

ヘッドフォンで確認した時には、電源弱すぎてESSの煌びやかでパワフルな音が活かしきれていないという感じでしたが、DENONの7万円ぐらいのPMA-1500SEといったプリメインアンプと1セット10万円クラスのAKG系小型スピーカーにつなげると、音の広がりがやっぱりいい感じがします。

ヘッドフォンでだけで使うのは勿体ない気がします。

2010年ごろと違い、今は96kHzのロスレス音源が配信されているため普通に聴くことができます。とにかく、お勧めなので紹介します。

DAWとして使うケースでの感想

純粋にDAW用のAudio I/Fとしてモニター用途で使うには、「きらびやか」というか、パンチが効いて盛りすぎ感があります。

たぶん自己陶酔で、後から他の機材で聞いたらボワボワのドンシャリ系のやばいものを作っちゃいそうです。低音が気持ち良すぎる!!!

ただ、パワフルかつ音響的に聴きたい時には、これはいい感じがします。

ESSの音の分離感は確かにある

いやいや、音の分離がしっかりしているから、やりやすいのかな?100万円クラスのDACの場合は、市販のPOPミュージックを聴くと、配置されている感がクッキリしすぎた傾向がありました。ESSってそういう音なのかもしれません。

完全にオーディオの世界から離れてしまったため、古い基準ですが、ESS9018Sを2個使ったAccuphaseのDC901と言う、DACを聞いた時には、これは一発取りのDSD向けかもねと思いました。

視聴して見積もりを取った過去のカタログを見たら、DACが120万円のAccuphaseのDC901にプリアンプはC-2810、パワーアンプがPass Labs モノアンプXA200.5の2台で、スピーカーがB&WのSignature Diamondでした。再生するスーパーオーディオCDトランスポートはESOTERICのP-01かP-03だったと思います。

全部揃えるとAudi A8が買えそうな値段の、これを聞いて欲しくなって、現実に気づき、オーディオからスッキリ足を洗うことができました。ESSのチップは、オーディオマニアを更生する力があります。圧倒的な力を見せつられると冷めてしまいます。

MOTU M4のESSなら、いい感じに馴染んでいます????でも、これでミキシングすると、他で聞いた時に、違うぅ!!となりそうな気がします。

試写会での持ち込みもできるサイズ

完成品を試写会で確認した時に、こんなしょぼくないはずなのにと、もっと、ぼわぁーっと空気感があってと、色々思いそうな気がしてなりません。そういった意味ではモニター用には使えないAudio IFかもしれません。

いやいや、プロはみんなこんな感じでミキシングしてるんだぜ、だから最終的にカーオーディオで最終チェックもするけどさ!!という声が聞こえた気がしました。

もしかしなくても、このサイズなら、普通に会場に持ち込んでもいいぐらいです。20畳ぐらいの部屋なら十分広がりのある音で持ち込めそうです。いや、今度絶対持ってきます。

あくまでZOOM UAC-2とモニターヘッドフォンを確認用に使っていた個人的な感想です。

MOTU M4はどのESSチップを搭載しているか?

フツフツとオーディオマニア心が復活してきたので、ちょっぴり懐かしい感覚で、MOTU M4で使われている、ESSのチップについて調べてみました。引いちゃうかもしれませんが、オーディオマニアってこう言う存在です。

2022年時点でES9018S(135dB DNR、-120dB THD+N)の進化版で登場したES9038PROは、業界最高レベルの140dB DNR(ダイナミックレンジ)と−122dB THD+N(歪率)の性能がある、ESS国内総代理店のグローバル電子のES9038PRO / ES9028PRO / ES9026PRO取り扱い案内に紹介されています。

一方でMOTU M4に搭載されているのは、海外の分解と測定結果を公開しているAudio Science Review Forumの、Motu M4 – Tear down, bit of internals analysis and few in-house measurementsによると、ES9016Sチップが写真に写っています。

調べてみるとリビジョンが1から3まで変わってきていて、今はDACが進化版のES9026PRO(124dB NDR、−110dB THD+N)に変わっているようです。ADCはAK5554からES9840Qに変更されているそうです。(Motu M4 Audio Interface Review1Motu M4 Audio Interface Reviewより)。

売り切れで手に入らなかったリビジョン1は現在、正規流通していません。NDRとTHD+Nは変わりませんが786kHzのPCMに対応したりHyperstreamII技術が使われたりして進化しています。並行輸入品ではなく国内正規販売店からの購入を強くお勧めします

ちなみに、ES2060PROのデーターシートについては、個人でも1個から半導体が注文できるマウザー・エレクトロニクスのES2026PRO商品ページで確認することができます。

量販店や色々なキットでES9018Sを使った製品も沢山ありますが、ESSは回路によって音がすごく変わる難しいチップのようなのです。

プロオーディオ機器メーカーとしてノウハウがあるMOTUの製品が4万円台なら、量販店で売られているDACよりもいいような気がします。

結局どんな商品かの結論

MOTU M4は、プロ品質の音質が、自宅に持ち込めます。これにつきます。

AirPodsの耳栓としての感動もあるけど、オーディオ機器としてみたら、こっちの方が満足度が高かったです。

仕事が立て込んでて紹介遅れてしまいましたが、ここ数日で一番気に入った商品で、お勧めです。

購入店情報

生産量が追いつかず入手が絶望的だった発売当初から2回ほど値上がりして、今は円安の影響で最近MOTUのM2は29,700円、M4は38,500円あたりに上がっています。

MOTU M2とM4の値上げ前価格キャンペーンをしている関係で安くなっています。キャンペーンが終了すると通常価格に戻りそうな気がします。

出店しているRock oN CompanyとAmazonジャパン合同会社は国内正規取扱店です。

価格が極端に安い商品は並行輸入品又など国内代理店サポートがない可能性が高いので注意してください。楽器系なので初期不良が時々あります。

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