「CeVIO AI すずきつづみ」Demo動画付き

音声作成ソフトCeVIO AIの音声データベース「CeVIO AI すずきつづみ」が、発売されました。公式のデモ動画が、ノイズっぽく聞こえたので、あまり期待していなかったのですが、使ってみたら結構使い所がありそうな感じでした。

今回も、さとうささら、すずきつづみ、小春六花、夏色花梨、弦巻マキの5人が参加する会話風のデモ動画を作製しました。

音声の感じ

9月9日1時00分にダウンロードして使い始めたばかりなので、会話内容的や間の取り方など、すごく微妙ですが、エフェクトを全くかけていない、出力したままの音声です。

説明するより聞いた方が早いので、動画をご覧ください。

目次

動画の案内 0:00
本編 0:21
会話 1:20
ひそひそ 1:32
照れ 2:02
怒り 2:10
アナウンスの例 2:28
ひそひそ 3:10
アナウンスの例 3:30
出演者の案内 3:46

「照れ」と「喜び」は、AI合成音声特有のノイズ感がありますが、「クール」と「怒り」と「ひそひそ」は、かなり使えそうな気がします。

すずきつづみのキャラクターボイス

「すずきつづみ」のキャラクターボイス(CV)は、Sony Music Artists所属の伊波杏樹さんです。VOICE SAMPLEを聞くと、男女の幼児から子供に大人まで、ものすごい多彩な声を出すことができる声優さんです。

すずきつづみ役として声としての収録ですが、改めて、声優さんって凄いなと思ってしまいました。

掛け合いの感じ

「すずきつづみ」は、小春六花との掛け合いでうまくなじみます。CeVIO AIの「さとうささら」のノイズ感がどうしても気になるため、あまり期待していなかったのですが、良い感じです。

全体的にアニメ声で、一般向け?には使いにくいところがあります。逆に、よくアニメで登場するタイプの音声なので、ハキハキタイプの声とバランスが取れて使い勝手がいい感じがします。

さとうささら

正直「さとうささら」の声は一番最初に出たことと、人気があった前世代CeVIOの「さとうささら」の声質とのバランスで、音声合成特有のノイズ感があり使っていませんでした。

今回、怒り声を初めて使ったのですが、以外と良い感じリアル感が出てます。僕的には、新発見です。

話者数が少ないと、使い所が、文章読み上げが主になりますが、増えてくると、色々なシチュエーションとのバランスを取ってまとまっていき、面白くなってきます。

CeVIO AIのトークボイスは、一人で完結するナレーション用途より、複数話者による会話に向いていると使いながら毎回感じます。

「CeVIO AI すずきつづみ」のソフト仕様について

「CeVIO AI すずきつづみ」には、息を飲み込む音や、笑い声などの表現は音声合成ソフトではできない音を保管する、音声素材は付いてきません。

データベースは200MB程度の大きさです。

僕は、DLsiteのダウンロードでセットアップデータをダウンロードしてインストールしました。もしかしたら、CeVIO AIにシリアルコードを入力して認証すると、自動的に音声データベースをインストールできる仕組みになっている可能性もあります。

認証について

CeVIO AIは、認証解除後に再認証したあとに、再度解除して認証するには24時間程度の間隔を空けないと再認証ができない仕様になっています。

そのため、VOICEPAKのように、1つのライセンスを一日に何度も行き来しながら、利用することはできません。

必要なPCスペックについて

それほど、高性能なパソコンは必要ありませんが、パソコンの性能が低かったり、自動ウイルススキャンなどが働くと、出力音声にプチプチ音が入ることもあります。

これは、WindowsによるマルチコアCPU制御といったOSの仕組みから来る問題のようにも見えます。

DAWでもCPUリソースが枯渇すると、プチプチやデジタルノイズが入ります。

音声データやキャラクターの利用について

音声合成ソフトの購入目的として、ナレーションなどの利用を想定するケースも多いと思います。CeVIO AIもA.I.VOICEも、個人利用については利用規約の中で許可されています。

YouTubeでの配信など、アフィリエイト紹介や広告収入での使用や、同人コンテンツの展示即売会などでの制作原価程度までの少額であれば作品の販売も許されています。

一方で、営利目的の商用利用には別途商用利用の追加ライセンスや契約が必要になります。

詳しくは「音声データやキャラクターの利用について」にありますが、使おうと思っていたら使えなかったと言うこともあるので、事前に確認することをお勧めします。

CeVIO AIとA.I.VOICE

CeVIO AIは、ほとんど何もしなくても、自然な会話を作ることができます。今回のデモ動画も、テキストの流し込みで、ほとんど調節をしていません。

調節が不要な反面、若干イントネーションを変えたくても、できない歯がゆさを時々感じます。

株式会社エーアイのWeb上で試すことができるデモ音声は、ノイズが多くがっかり品質ですが、ソフト版の方はしっかりとした綺麗な音声が出力されます。

最近思うのですが、もしかすると、細かな演技をつけるなら、細かな設定ができる「A.I.VOICE」の方が、向いているかもしれません。

ただし、エーアイが開発したV.I.VOICEのインターフェースは、見た目や操作感と動作にWindows95世代の古めかしさを感じます。

どちらかというと職人のツールという感じがするので、読み上げソフトとしてのライトな使い方なら、CeVIO AIの方が、簡単で使い勝手が良いです。

インターフェースは後発の方が使いやすく、今は商用利用できるVOICEPEAKが、単語の音程変化をなめらかに設定できなど、使いやすさは一歩先を行っています。

ボイスチェンジャーの方がいい場合もある

リアルな声優さんだと、声質や感情の微妙な変化を演出できますが、CeVIO AIはOn Offで合わせにくいところがあります。

特に、単語内で繋がった、発生のタイミングやイントネーションの変化は、CeVIO AIでの調節はできません。「ぅ?君は確か加藤さんの所のぁ〜違う違う野島さんの太郎くんだね」の、ぁ〜のつながりなどです。

更に細かい演技付けを目指すなら、ドワンゴが開発した「Seiren Voice」というボイスチェンジャーの方が作りやすいと思います。Seiren VoiceはA.I.VOICEと同じ音声データから専用音声データベースを作成しています。

Seiren Voiceは、リアルタイム性よりも出力音声の品質に重きを置いた処理がされており、動作にはNVIDIAのグラフィックカードが必要になります。

ソングエディタとトークエディタとスターターパック

どの商品ページにも書いてあるので大丈夫だと思いますが、CeVIO AIには、ソングエディタとトークエディタがあります。

ソングエディタはソングボイスを利用でき、トークボイスにはトークエディタが必要になります。

とはいっても、ソングエディタもトークエディタもソフトは一つになっていて、ライセンス入力で、機能を解放をする仕組みになっています。

小春六花などが使えるトークエディタを持っている場合は、「すずきつづみトークエディタ」だけを購入すれば、利用することができます。

スターターパックは、音声合成データベースとエディタがセットになった商品です。

DLsiteでトークエディタを追加する方法

DLsiteでは2本目の購入でクーポンが使えません。2重購入を防ぐ仕組みになっているのですが、2台で使いたい方もいると思います。

トークエディタが2本必要な方は、2個目のスターターパックでクーポン適用価格で購入できます。

「CeVIO AI すずきつづみ」をできるだけ安く入手する方法

今回デモ動画として利用した、AHSから販売されている「CeVIO AI 小春六花」や「CeVIO AI 夏色花梨」を含め、読み上げ型音声合成ソフトは、DLsiteからの購入がほとんどのケースで一番安く入手できます。

最初にマーケットを知らずにAHS社の音声合成ソフトをほぼ定価で購入し、その後もメーカーのユーザー特別割引が一番安いと信じていた僕が後から気付いた特別情報です。

読み上げ型音声合成ソフト「CeVIO AI すずきつづみ」の割引情報(2023/02/23 23:59まで)

「CeVIO AI すずきづづみ」は2022年9月9日に発売記念割引として20%OFFとして登場して以降、ベストセラーになっており、スタートダッシュプロモーションは大成功し割引される可能性が非常に低くなっています。

2023年2月23日まで20%OFF+20%OFFクーポン

いままで一度も割引がなかったすずきつづみですが、発売記念割引と同じ20%OFF大セール価格で、なんと2023年2月23日23:59まで限定DLSiteにて復活しました。
さらに2月27日まで全商品3作品以上で利用できる20%OFFクーポンと単品でも使える15%OFFクーポンが配信中です。
クーポンを使えば、トークボイスが2段割引で5,618円!!!!エディタ付きのスターターが10,827円!!!
CeVIO AIのその他のメンバーは割引はなく、すずきつづみさんの誕生祭として短期間の割引中です。

少しでも安く購入したい場合は、他店の割引セール価格と連動し、メーカーとの良好な関係が垣間見える正規販売店のDLSiteで取り扱っているダウンロード版がお勧めです。

トークボイス単体版の通常価格は8,778円で、トークエディタが同梱されたトークスターター版は、通常価格 16,918円です。

通常時は問題がありませんが、DLsiteでは、20%を超える大型クーポンや割引セールの終了間際の購入には注意が必要です。DLsiteのクーポン情報と購入時の注意点で利用者としての注意点を書いてあります。

DLsiteでは楽天などのようにクーポン発行ページを探し回って取得ボタンをクリックしなくても、ログインするだけで自動的にすべての発行済みクーポンが利用できるようになっています。

一般的なクーポンと違い、対象作品であれば、通常割引やキャンペーン割引に対してもクーポンが利用できます。

月に2回ぐらいのペースで、全作品何度でも使える15%OFFクーポンが発行されます。

全作品で何度でも使える15%OFFクーポン(2023年5月30日 23:59まで)

DLsiteのクーポンは、通常割引価格との二段割引が可能です。全作品とは全商品のことで、このクーポンは単品から複数同時購入までカート内の全部に割引が適用されます。つまり、とんでもない万能クーポンです。

3商品以上で使える18%OFFクーポンも同時配布中です。

今年のGWは18%OFFクーポンではありませんでしたが、5月には3回も15%OFFクーポンが登場し、さらに3作品以上で使える18%OFFクーポンも発行されました。

現在、クーポンの発行タイミングが予測できない状況です。7月のセールに向けて、6月からクーポンの配布間隔が少し広がるかもしれません。

特別な20%OFFクーポンは滅多に出ないので悩ましいです。

3作品以上同時注文で全作品で何度でも使える18%OFFクーポン(2023年5月30日 23:59まで)

ゴールデンウイーク中になかった18%OFFクーポンが5月24日についに登場。ただし、今回は3作品以上の同時購入とすこし使いにくいクーポンになっています。電子書籍のComipoとは同時利用できませんがお得です。

3作品から利用できる【何度でも利用可】全作品に使える18%OFFクーポン(2023/5/30 23:59:59 まで)

真面目なナレーションにも使えるVOICEPAKについて

「すずきつづみ」は好きな人は好きな声質ですが、デモ動画内で出た男性1と男性3が入った商用利用できる6話者入りの「VOICEPEAK 6ナレーターセット」は、2万4千円と若干高額ですが、一本持っているとほとんどのナレーションに使えてお勧めです。

一本のライセンスで、インターネットにつながっていれば何度でもライセンス解除と認証ができ、Windows以外にもMacOS、Linuxでも利用することができます。

VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット

「VOICEPEAK 商用利用可能 6ナレーターセット」は、これまでの音声合成業界では別途数十万円相当の個別契約が必要な商用利用ライセンスが含まれているにもかかわらず、通常価格29,800円という破格の値段で登場したソフトです。

しかも一般販売されている最新世代の読み上げ型音声合成ソフト(A.I.VOICE、CeVIO AI)と比べても、一番出力品質が高いソフトになっています。

もう一つすごいのが、開発者が販売を全部AHS社に完全委託することで、自身が最新の音声出力改善をアップデートで投入している点です。普通ならVOICEPEAK2という形でアップグレードパッケージを販売するような大改善を無償で続けています(2023年4月3日時点でVer.1.2.2、音声データベースは100から103にアップ)。

VOICEPEAKと同じ開発者によるSynthesizer Vと同様に、PC間のライセンス移動に時間的な縛りもなく簡単にできるのも大きな特徴です。この点は、普段使いでも、作品作りでも活用できすごく便利です。

実際にイベント会場専用としてWAVES Vocal RiderやPlaylist Riderといったミキシングボリュームの自動調節などが入った機動用パソコンへを使っているのですが、出発前に簡単にライセンス移動ができます。

このため、2台持ちをしなくても、会場の状況に応じた突発対応ができます。もちろん、商用利用可能のため、有料イベントでも安心して利用しています。

商用利用が可能かどうかはとても重要なので、最初にVOICEPEAKの注意点について記述しておきます。

VOICEPEAK 商用(業務用)利用の注意点

2023年1月13日からVOICEPEAKシリーズに商用利用など営利目的での使用には、別途個別契約が必要なラインナップが発売されます。
同じ「VOICEPEAK」であっても、「商用可能」と明記された「VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット」以外は、実店舗での案内音声や留守番電話などの音声案内、法人が主催するイベント等での業務利用には別途契約が必要になります。詳しくは、公式のAHS VOICEPEAKライセンスをご確認ください。

商用利用ライセンスが含まれていないVOICEPEAKシリーズには、商用利用可能の文字の代わりに「VOICEPEAK 彩澄りりせ」といったキャラクター名が入っています。

VOICEPEAKは、アプリが多重起動したMacBookAir(M1)でも快適に動きます。さらに、WindowsでもMacOS(Linux含む)でも動作します。

「本製品は商用・業務利用不可製品」と注釈がある「VOICEPEAK 彩澄しゅお」と「VOICEPEAK 彩澄りりせ」には、別売の男性ボイスの「VOICEPEAK フリモメン」が同梱されています。

購入して分かったのですが、キャラクターシリーズで、一番お得なのは、「VOICEPEAK 東北ずん子」です。「東北ずん子」には「ずんだもん」と男性音声の「フリモメン」が付属します。

付属した「ずんだもん」と「フリモメン」は、別々のパソコンで使うこともできます。

商用利用可能なVOICEPEAKと違い「ずんだもん」には独特の癖(個性)があります。ただ最近は「ずんだもん」や「フリモメン」をメインの読み上げでよく使っています。

さらに「しゅお」や「りりせ」にも「フリモメン」が付属するため、複数購入するとフリモメンが重複します。

重複しても無駄になることはなく、ライセンス移動の手間へるメリットがあり、いろんなパソコンの普段使いの文章読み上げにも使っています。

AHS社のマイページ内にある製品登録リストに付属のフリモメンも、単体版として製品登録ができます。

ただし、東北ずん子に付属する「ずんだもん」だけは、AHS社のマイページ内に単体として製品登録ができないため、DLSiteの購入商品一覧からシリアル番号をコピーが必要となり、少し面倒です。ただ、DLSiteなら購入したすぐにシリアルコードがすぐに表示されるため助かっています。

2021年時点ではそれほど、一部の配信者などの間でしか注目されていなかった音声合成ソフト業界ですが、VOICEPEAKの登場により、やはり、権利関係の問題が出ているようです。

ナレーターを生業にする方に取ってみたら当然の反応だとおもいます。今後も、VOICEPEAKが、ベストチョイスであることは間違いないです。

また、VOICEPEAKは、AHS社さんに販売を完全委託している「Synthesizer V Studio」を開発している方のソフトです。

収益元のキャラクター商品を同じエンジンで動かす状態になり、今後もVOICEPEAK2と言った形ではなく、長く聴覚的にハイクラスな音声合成が期待できます。

さて、一番お得なのは、文字通り商用利用ができる、テキスト読み上げ型の音声合成ソフトです。ダウンロード版であればクーポン利用でDLsiteのVOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット ダウンロード版から購入するのが、一番安く購入できます。

初めてDLSiteを利用し登録したときに表示されるDLsiteチュートリアルをクリアする事で、25%OFFクーポンが手に入ります。攻略法については、DLsiteのクーポン情報と購入時の注意点に記事にしました。

注意点としては、DLsiteでの2本目の購入は、ポイント還元かつクーポン対象外のギフト券の購入となります。発売元直営サイトのAHSストアではダウンロード版は23,800(税込)になっています。

またAHSユーザー特別版のパッケージ版はAmazon価格に近い24,800(税込)になっています。AHSストアでのパッケージ版の割引セールは年に1回程度しか開催されず、開催されても対象にならないケースもあります。

Amazon販売リンク

VOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット
こちらはダウンローではなく、パッケージバージョンです。現物があった方が、安心感があります。ライセンスコードだけであれば、クーポン値引き等からDLsiteで販売されているVOICEPEAK 商用可能 6ナレーターセット ダウンロード版が一番安く購入できます。ただしDLsiteでは領収書が発行されない問題があります。事業所などでの利用では、領収書が発行されるAmazonが無難かもしれません。