銀河英雄伝説 Amazon Prime Videoで配信中

こんにちは、久しぶりにAmazon Prime会員サービスに含まれているPrime Videoで、アニメ版の銀河英雄伝説が大量に配信されていることに気がつきました。

銀河英雄伝説 外伝 汚名

銀河英雄伝説のアニメ版といえば、1998年ごろにテレビ東京の深夜に連続放送していた記憶があります。

原作者の田中芳樹さんの小説をそのままアニメにしたような作品で、確かアニメ専門チャンネルへの契約やOVAの購入をしないと見ることができなかった作品がかなりあります。

OVA作品の「銀河英雄伝説 汚名」などがプライム配信されていました。とりあえず、プレイリストに入れやすくするためにリンクを貼ります。

基本的に、Amazonなので、上のリンクからプレイリストを見ると、一斉に関係作品が出てきます。あとテレビ放送されたと思われる、メインのタイムライン作品もすべてPrimeで配信されています(2022年6月23日時点)

本伝は26話全てプライム特典で追加料金なしで見ることができます。なんとなく、90話ぐらいあったようなイメージがあります。正直、よくわかりませんが、たくさんあります。

新作 銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀のプロモーション?

アニメの方は全く詳しくないのですが、2018年ごろNHKがリメイク版を放送するとプロモーションしていたのを覚えています。

どうやら、最近プロモーションでよくある、エヴァンゲリオン等と同じAmazon Primeによる配信での「銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀」のプロモーションかもしれません。

たしかに、TV放送でのプロモーションより効果があるような気がします。こうしてホビー三昧Dも、気づくことができたからです。でも、サイトを運営してなかったら全く気づかなかった可能性は高いです。

ごめんなさい、古い人間なので、アニメの方はよくわかりません。本当にお好きな方にとってみたら、足元にも及ばないので、下手なこと書けません。

小説版の世界観

銀河英雄伝説といえば、修飾語というイメージが強く、例えばヤン・ウェンリーのライバルであるラインハルト・フォン・ローエングラムは「獅子の立髪を思わせて波打つ黄金の髪」など、よく覚えていませんがイメージがよく残っています。

20年以上前に、東京ー大阪間の往復新幹線の中でちょうど読み切れる本で、結構読んでいました。読み始めると一瞬で京都駅まで行ってしまうのでかなり言い気分転換になりました。

僕が結構気に入った作品のTV放送はなぜか、深夜に多く。。。銀河英雄伝説も深夜の放送でビデオテープで録画予約して週末にまとめてみていた記憶があります。

でも、当時は、ビデオテープって120分で長くても180分までしか録画できなかったような。。。。どうやっていたのだろうか。そういえば、この作品を録画するためにHDDレコーダーを買ったということを思い出しました。

SONYが矢沢永吉さんを採用して、「TVはハイビジョンなのにビデオは違うの?もったいない」なんていうCMをするまで、TOSHIBAのレコーダーは最高品質でした。BD-Rに負けたんですね。あっCS放送契約してました。だから、連続で見ていたのを覚えていたのか。。。たしか放送してたのはキッズチャンネル。

多くの作品が、小説版のイメージが外れることが多いのですが、銀河英雄伝説は小説のイメージがそのままアニメになった感じだったのを覚えています。

これは、どこのファンサイトでも、同じようなことが書かれています。また、NHKが2018年にプロモーションしたときにも、リメイク版の作品の監督やアニメーターインタビューでも、小説原作を崩さなかったオリジナルアニメ版のイメージを崩さないよう腐心したと、答えていたのを覚えています。

銀河英雄伝説 OVA外伝第1期「汚名」

今回、チラッと見入ってしまったのは、「一方的な失敗による一方的な敗北」や「敗者に敗因あって、勝者に勝因無き戦い」といった、銀河英雄伝説節を聞いて、ついつい見てしまったのです。

正直、1998年の作品で、当時はモノラル録音だったからでしょうか、全く台詞と口があっていない感じがしました。録音のミキシングも全然できていなくて、むしろ連続ラジオドラマのようなイメージでした。

そういえば、銀河英雄伝説のラインハルト役の声優さんは、ベジータの声優さんだったようなおぼろげな記憶があります。当時、ベジータだ!!と感じた記憶があります。Amazonプライムの出演者情報に声優さんの名前が出ていますが、確認はしていません。

それはさておき、銀河英雄伝説のアフレコ収録は、アニメーションができる前に全て録音されたと、これも、20年ぐらい前の何かの雑誌で読んだ記憶があります。

こんな、そんなで、魔のAmazonプライムビデオ連続再生で、最後まで見てしまいました。全部で4話だったので助かりました。

ネタバレ、感想

もう20年以上前の作品の再放送で、ネタバレもなんですが、ここから下は読まない方がいいです。ネタバレってどの程度のことを言うのかいまいちよくわかりませんが、とにかく、ここから下は読まない方がいいです。

銀河英雄伝説ネタは、どうしても、社会批判など多くの毒が含まれています。これも、スタートレックと同じですが、こっちの方が、よりストレートな毒舌です。

例えば、「ブタは人間に食われるために存在するのであって、人間を食うためには生きてはいない。それが大げさに言えば、宇宙の摂理というものだよ。」なんていうセリフがあったりします。

キルヒアイスが、「あなたは、そんな考えしかできないのか?」と問いただし、「だから、今まで生きてこられた。」なんて、たまらないセリフですね。

極め付けに、「卿は賞賛すべき気質の持ち主のようであるようだが、少しは工夫をしないと、長生きはできないぞ?」なんて、その後のキルヒアイス氏の人生を予見するような的確な台詞を吐いています。

どんな、悪役だって、真剣に生きている人の意見は素直に聞いた方がいいと思ってしまいます。その後のキルヒアイスがどのような運命を辿り、ラインハルトの人生にどう影響したかを知ってるだけに悩ましいです。

「戦争というのは、もともと、利益になるから存在するのだよ。利益をうる者がいるからこそ、戦争が起こるのだ。」なんて、作者が1950年生まれで、まだ終戦の空気が残っていた頃に生きた人たちの深さを感じます。

こういうセリフが好きな人が、小説にハマるのかなぁ。今度家に帰って、全巻持って帰ろうかなぁなんて思っています。帰ったら、処分されている可能性が。。。ちょっと怖いです。

ペーパー書籍と電子書籍

黄金の立髪への修飾子がどんな感じだったのかなと、原書をあたろうとしましたが、実家の本棚か段ボールの中のものをすぐ確認することができいことに少し歯痒さを覚えました。電子書籍って便利だなぁと思ったりします。

文庫を持ちながら、当時携帯電話より軽いなんていっていましたが、こういうときには電子書籍がいいですね。AmazonのKindle版から「田中 芳樹さんの作品」をみたら、文庫版以外にコミック版など出てきました。

文庫版は一冊660円で買い直すのは微妙な気がします。当時はBOOKOFFで1冊100円で購入できた気がします。。。いや、確か最新版以外は、シリーズ全巻で1000円で買った記憶が蘇ってきました。

電子書籍は回し読みができないので、利益率が上がっているのかなぁなんて思ったり、今のファンは経済的に大変だなぁなんて思ったりします。

まとめ

それにしても、アマゾンプライムビデオが月々税込500円って、すごいと改めて感じてしまいました。ほとんど忘却の彼方にいってますが、ビデオレンタルは旧作1週間が180円で、一年遅れの新作が2泊3日で350円だった記憶があります。

最後に、プライムビデオのリンクを貼っておきます。

なんか、FINAL FANTASY7など、最近20年以上前にはまった作品のぶり返しが凄いなぁ。時間がいくらあっても足りなくなってきました。

Amazon Prime Videoを楽しむ一工夫

Amazon Prime Videoは、Amazon端末のFire TV Stickで表示されるTVトップページの作品一覧が、視聴履歴で選ばれるため、普段見ていない作品は全然目にとまらず、もうじき配信が終了する作品リストではじめて気づくことが良くありました。

僕は、ジャンルごとにユーザープロフィールを分けて、専門プロフィールを作って履歴にジャンル外の作品を残さないようにしています。

Amazonアカウント1つに対してPrimeVideoのユーザープロフィールはデフォルト+5個で最大6個追加できます。

少し面倒ですが、専用プロフィールを意識すると、極端な例だとスタートレックと仁義なき戦いなど別プロフィールで視聴しておくと、それぞれのジャンルごとにマニアックな新作配信に気づくことができます。

記事にするまでもないちょっとした、豆知識でした。

これ、遊びに来る小さな子供用にプロフィールを作ったときに気づきました。子供プロフィールにはポケモンやドラえもんの関連新作配信が思いっきり表示されます。

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