こんにちは、音声ノイズリダクションソフトとしては映像業界標準と説明して誰も否定しないほど業界では有名な「iZotope RX 10 Advanced」の、アップグレード版クロスグレード版がブラックセール特価になっていました。

サウンドハウスでは12月2日時点でもブラックフライデーのセール価格が続いています。断言はできませんが、どうやら代理店によるiZotopeセール第3弾により2023年1月10日まで延長されたようです。

サウンドハウスと言えば、国内正規代理店商品をリーズナブルな値段で購入できる、楽器店です。社内には常設の撮影スタジオがあり、以前ビデオサロンという雑誌で事例紹介記事を読んだことがあります。

実際に取扱商品をYouTubeで紹介動画制作時に触っているなど、一般的な店員さんよりも商品知識が豊富だと感じます。

首都圏当日配達サービスでは、東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、山梨の関東一都七県への配送は、朝6時までに注文が完了すると、当日配送手配で届くのもすごいですが、電話サポートがしっかりしていて、ホントに泣きつくことができるお店です。

Amazonなので売られている謎の商品ではなく、実際に商用イベント会場で利用されているマイクやケーブル機材などの音響機材を、安心して購入できるお気に入りの店として、よく利用しています。

ブラックセール対象のiZotope RX 10 Advanced

先日たまたま、XLRキャノンマイクケーブル(3m)をリピート注文しようと見に行ったところ、ブラックフライデーセールを開催していました。

格安のXLRキャノンケーブルですがAmazonで出品者が販売している商品と違い、同じ商品がいつもあるので安心して買い物ができます。10%ポイント還元クーポンがあったので使ってしまいました。

そこで、みてはいけないものを見てしまいました。それは、音声ノイズリダクションソフトとしては映像業界標準と説明しても語弊ではない、「iZotope RX 10 Advanced」の、アップグレード版とクロスグレード版がブラックセール特価になっていたのです。

期日は2022年11月22日までとせまっています。毎年バージョンアップしておりRX8からRX9に変わったときよりも、RX10で大幅に使い勝手が良くなっていそうだったので、ついついバージョンアップしてしまいました。

しかも、普通にサウンドハウスのポイントが付くから凄いです。どうやら、日本正規代理店でありサウンドハウスの卸元であるMedia IntegrationさんのiZotope Black Friday 2022イベントと連動しているようです。

Media Integrationさんは代理店として、しっかり仕事をしており、購入したプラグインの使用方法や、ライセンス認証の解除依頼など毎回お世話になってます。ちなみに、いま、iZotope Blac Friday 2022イベントで11月22日まで、通常税込販売価格¥15,300のAudiolensを無料配布しています。

RX9からRX10も安くなっていますが、クロスグレード版が妙に安く感じます。クロスグレード版は、アップグレード版と違い元のソフトのライセンスはキープされる独立ソフトなので、例えば元となる古いソフトとの共存などをする時に有利です。

第2弾につづき、第3弾でもセール価格が続きました。そして、12月2日時点でも、まだブラックフライデー価格で販売中です。iZotope製品は値下げが多くなんだかよく分からないところもあります。

iZotope RX 10 Advancedってなに?

RX9からApple M1にネイティブ対応したiZotope RX10は、キーボードの打撃音やエアコンの音などの不要なノイズを除去するソフトです。単体動作のスタンドアロンでも、編集ソフトに組み込むプラグインとしても機能するソフトです。

ラインナップは、上位に行くにつれ機能が加算されていく形で下位から順番に、Elements、Standard、Advancedの3種類があります。

最下位のElementsは、ソースネクストのVEGASなどにも付属するソフトで、1,200円ぐらいで販売されたり時々キャンペーンで無料配布されることもあります。

Standard版は、バンド音楽から、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの分離などの音楽制作関係で役立つ機能が付いています。

Advancedだけがなぜ高いか

Advancedがなぜ高いかと言ったら、予算はあるけど時間に追われる放送業界の自動リペアツールとして断固とした地位があるからです。

Advanced版には、Standard版に加えて、映像制作やインタビューなどの録音の修復に役立つ機能が付いています。

特に便利なのがRX9から劇的に進化した「Dialogue Isolate」には工事中などのバックグラウンドノイズから、音声を分離する機能があります。

もう一つ「Ambience Match」などは、風や雨などの音を自動生成して、カット編集による音のつなぎ目や別取りの環境音と自然となじませるのに便利な機能があります。

インタビューや講演会やイベント会場での記録撮影などで、音声処理をしなければ必要ないソフトですが、これらは、放送業界で手早く処理する需要があるため、必須ソフトのような形になっています。

RX10では、「Upgraded Spectral Recovery」という携帯電話やZoomなどでカットされているハイとロー成分を自然な形で再現(復元)する機能があります。

Elementsでも、手作業により一通りのことができますが、自動的に修正してくれる機能が便利だから高くなっています。

最近は、ノイズリダクションイヤホンを始めとするAI技術の進化で、プラグインメーカーのWavesでもノイズと人の声を見事に分離する「Clarity Vx Pro」がでてきているため、iZotope RXシリーズの地位が揺らぎつつあるかもしれません。

RX10の次はRX12でもいいかなと、ひそかに期待していたりもします。

サウンドハウスさんの販売リンク

サウンドハウスさんの商品直接リンクです。RX9 AdvancedからのUpgrade版とクロスグレード(Crossgrade)版が、お手頃価格でブラックフライデーセール対象になっています。

クーポン入手をお忘れなく

サウンドハウスさんでの購入は、一番最初にクーポン配布ページ(サウンドハウス)のチェックすることを強くおすすめします。クーポン配布ページを探し回ることが必要な楽天と違い一覧としてまとまっているので、ここをチェックするだけでOKです。
選んだ商品を見失うことも多いので、購入したい商品が見つかったらページ右上のロゴを右クリックして新規ページで開きログインしてクーポンを入手することをお勧めします。

別タブページでも注文画面にある「取得済クーポンはこちら」をクリックすると、所持しているクーポンを選択できるのでコードを入力する必要はありません(直接コード入力も可能です)。
全品ポイント還元率UPクーポンや対象商品2,000円引きなど、後から気付くとショックが大きいクーポンがよく出ています(僕は忘れがちで過去数回クーポン忘れを経験しているので強く書いてみました)。

とりあえずログインして、クーポン配布ページ(サウンドハウス)からクーポンを受け取り「戻る」で配布ページに戻りを繰り返し、全部手に入れてから、ゆっくりマイページから、クーポンをクリックして対象商品一覧に買いたい商品があるかを確認するのが吉です。

買った後に10%OFFクーポン対象と気づいた後の悲しさは。。。計り知れません。実際に1年以上悩み、セール価格で1ヶ月も悩んだ楽器で購入直後に、たまたま1日限りで登場した20%OFFクーポンに気づき18,000円も差がついたことがあります(TT)/。

クロスグレード版は対象ソフトを持っていると購入できるパッケージで、アップグレード版と違い元のソフトのライセンス権利はキープされます。

RX 10 Advanced Crossgrade版の対象製品は、iZotopeの「Ozone Advanced、Rx Advanced、Neutron Advanced」の各バージョンのどれかまたは、Music Production Suite 1〜4、Post Production Suite 1〜6になっています。

いずれも定価は超高額ソフトですが、10年のスパンで見れば時々セールで安くなっています。

ちなみに、iZotopeのアップグレードライセンスなどは、対象でないと容赦なく「無効です」と表示され適用できません。

ライセンス管理をするiZotope[US]や、「iZotopeポータル」アプリなどから、iZotopeの所持ライセンスをチェックしてから購入をお勧めします。いつもは海外のドル決済が安いですが、今は国内での円決済が安いです。

RX10だけ注目しましたが、iZotope製品がブラックフライデーセールの対象になっており、他にも色々安くなっています。RX10シリーズにある、Standard版からのアップデートなどもあります。

サウンドハウスさんは、国内正規代理店のMedia Integration(株式会社メディア・インテグレーション)さんの、主要卸売先にしっかり載っているので、国内正規サポートを含め安心して購入することができます。