今年も、「DListe創業祭 2024」がスタートしました。
今年は、DLsiteでのVISAクレジットカード決済ができなくなるなど、DLsiteの売り上げ的に厳しそうだなと思っていましたが、無事開催されて何よりです。
今年の目玉企画は、2023年度から始まった、DLsite検定統一模試の2024版です。
すでに、DLsite検定全国統一試験2024特設サイトにて、試験は終了しており、あとは、11月20日の成績上位者の発表を待つ段階になっています。
さて、去年楽しんで参加させてもらい、記事を随時更新したホビー三昧Dの「今年で27周年で検定統一模試イベントのDLsite創業祭2023開催の記録」にあるとおり、競争率が半端ない企画です。
東大の受験資格になるより難しいのではと思える競争率の中、手堅い楽しみは、ご愛顧感謝クーポンです。
受験して感じたことは、2024年の試験問題が。。。2023年よりもかなり難しくなっていた点です。DLsiteの中の人にしか分からないような問題など、検索エンジンで見つからないような問題がいくつも出ていました。
今年も配布が決定!驚愕の「ご愛顧感謝クーポン」
去年驚愕の割引率でびっくりした2024版の「ご愛顧感謝クーポン」は、2024年11月9日から11月15日までの有効期間で配布されました。
ご愛顧感謝クーポンには、「DLsiteを沢山使ってくれたあなたに利用状況に応じたクーポンをプレゼント!」という説明がついています。
今回は、いったい、いくら使うと、この割引率になるのだろうかと言う切り口から今回の企画を、ちょっと楽しんでみました。
結果を先に書いてしまうと、2023年と2024年の集計期間の購入金額の差が少ないにもかかわらず、ご愛顧感謝クーポンの割引率は、23年が80%OFFに対して、24年は35%OFFと大幅に下がっていました。
いろいろ推測して、僕は、ご愛顧感謝クーポンの割引率は、利用金額の偏差値が使われているのではと推測しました。
80%OFFまでの間には、40%や50%や60%や70%などが含まれている可能性が高いため、客単価が上がったため、おなじ利用金額なら、ご愛顧の偏差値が下がってしまった可能性があります。
今年のクーポン割引率判定期間
今年のご愛顧クーポンの集計期間は、2023年8月1日から2024年7月31日までとなっており、その期間中の1円以上の決済金額の合計で、配布されるクーポンの割引率が変わります。
クーポン説明にある、「DLsiteを沢山使ってくれたあなたに利用状況に応じたクーポンをプレゼント!」の内容に恥じないクーポンです。
2023年のご愛顧率と2024年の違い
ご愛顧感謝クーポンが配布されたため、少し先に追記します。
2024年の創業祭で配布されたご愛顧感謝クーポンの割引率は、2023年に配布されたご愛顧感謝クーポンよりも低くなっていました。
前回の2023年の創業祭で、配布されたクーポンは驚愕の80%OFFでした。
一方、今回の2024年創業祭では、35%OFFでした。さすがに、80%の後の35%だと、なんとなく、正直がっかりしてしまいました。それでも35%OFFは強力です。
配布されるまでに調べたのですが、2023年と2024年の集計判定期間の利用金額の総額を比べたところ、あまり差はありませんでした。
今回割引率が下がったのは、2022年の買い物の多くがクレジット決済だった2022に対して、2024年5月からは、ポイント決済になっていたからかもしれません。
それでも、6月から7月までに購入した商品はそれほど多くないため、そこまで変わるかなという感じです。
そこで、もしかすると、2023年の22年から23年までの期間と、2024年の23年から24までの購入総額が同じ場合、2024年のご愛顧感謝クーポンの割引率は下がっているのではと感じました。
2024年と2023年の購入金額を調べる方法
ご愛顧感謝クーポンが配布されるまでは、80%OFFのクーポンが来るだろうとご愛顧感謝クーポンを楽しみにしながら、2023年創業祭の判定期間と今回の2024年に判定される期間の決済金額の総額を計算していました。
以前のDLsiteでは、マイページから実際に支払った購入金額がわかりにくかったのですが、日本でインボイス制度(領収書関係)が開始したことにより、2023年9月からDLsiteの購入明細書発行ページから、インボイスでも使える領収書が発行できるようになりました。
領収書は1ヶ月間単位で、0円注文も含めて、注文ごとにシートが重ねられた状態で表示されるE-Mailで届きます。
DLsiteのcomipoで注文した期間限定配信の0円が商用コミックが多すぎるため、「マイページ」の作品管理項目にある「購入履歴」の絞り込み表示で購入月で確認し、目星をつけてから、「購入明細発行」で購入年月を選択し発行しました。
2024年と2024年の購入金額の差
領収書発行などを利用して計算したところ、2023年と2024年に購入した金額は、若干2023年の方が多くなっていました。
あまり具体的な数字を書いてしまうと、色々な家庭の事情で大変問題になるため書けませんが、去年と今年の購入金額に10万円から50万円といった、大きな差はありませんでした。
80%と35%の間には、40%や50%や60%や70%などが含まれている可能性が高いです。
購入金額に差がないにもかかわらず、割引率が低いということは、ユーザーの購入総額単価が上がった可能性があります。
ご愛顧感謝クーポンは、大学受験の偏差値と同じ仕組み?
ご愛顧の趣旨から行くと、たくさん購入した人と、そうでない人の差が小さいのは、不公平感があります。
そこで、ご愛顧感謝クーポンの計算方法に、大学受験の偏差値と同様の方法が取られているのではないかと考えました。
購入総額で分類した、偏差値なら25から75ぐらいの5段階に分類でき便利です。
偏差値と言えば大学センター試験。。。「DLsite検定全国統一試験2024」企画もあるので、なんとなくつながりがありそうな気がします。
購入金額に応じた「ご愛顧偏差値」。。。これはこれで面白いと思います。もちろん、ご愛顧偏差値なんていう表現は公式ではなく、ホビー三昧Dの勝手なネーミングです。
ご愛顧偏差値の元ねたの偏差値って何?
偏差値は、ザックリ書くと、全体の平均値から個々の値の差を求め、その総数から平均を求め平方根で自然数にした、標準偏差を求め、自分のテストの点数と全体の平均値との差を、標準偏差で割って、10倍し、それに50を加えた値です。
???つまり、平均値は、全体の平均値に対して、どれぐらい離れているかを表す指標です。
偏差値の指標では、その年の受験者の獲得点数平均が前年度より高ければ高いほど、同じ偏差値でも、点数に差が出てきます。
指標の特徴から、購入金額額が大きく変わらないにもかかわらず、割引率が下がったのは、DLsite利用者の購入額の平均単価が上がった可能性があります。
もしかすると「ご愛顧偏差値」というクーポン名もDLsiteの企画会議に出たかもしれませんが、ストレートすぎたため、ご愛顧感謝クーポンに落ち着いたのかもしれません。
DLsiteで利用する人の平均購入価格が上がっている?
思い返してみると、2022年頃のDLsiteでは、まだ商用電子コミックの取扱いが少なく、キングダム70巻パックなど4万円規模の商品はあまりありませんでした。
そのため、2022年頃までのDLsiteの高額商品は、クーポン利用で7,000円から2万3千円程度の音声合成ソフトだったように見えます。
2023年には、DLsiteのcomipoでは、大手出版社の取扱が次々と始まりました。
音声合成ソフトを多数購入する人は少ないですが、コミックはついつい大人買いしてしまいます。
そして、一冊500円程度するコミックを10冊も買えば5,000円になります。
電子商用コミックに多い100万部単位の実績があるTVアニメ化作品の多くがTVアニメ放送時点で10巻以上発売されています。
そして、DLsite comipoでは、TVアニメ化記念企画で、TVアニメ化された巻を期間を限定した閲覧配信販売で、多数出していました。
多くが1巻だけですが、中には、12巻中5巻まで無料配信した作品がありました。
アニメ化と原作コミックの違いから、原作の方が断然絵が凄い!!と、気づき、同時に使える作品を限定した25%OFFクーポンなど、ついつい、最新刊まで買ってしまうケースもあります。
アニメ化すると凄く売れると、「推しの子」の中でも出てきましたが、そうなんだなと思います。
DLsiteでの大手出版社の取扱の開始により、そういった作品を買う人が増えた結果、一人あたりの年間購入金額の平均が底上げされたのかもしれません。
なにより、DLsite comipoでは、同人作品の配信ノウハウの蓄積が影響してか、他の電子コミックサイトよりも画質が良く、気になるところを拡大して細かく見れるなど、メリットがあります。
つまり、商用コミックを多数購入した人によって、同じ購入金額であっても、ご愛顧偏差値が下がってしまったのかもしれません。
2025年4月1日のエイプリルフール予測
今回のご愛顧クーポンの割引率は、これまでの経験から2025年エイプリルフール4月1日企画にも反映されると思います。
ご愛顧感謝クーポンは、商用電子コミックにも使え、2024年4月のエイプリルフールクーポンで僕は、「DLsite comipoを体感した、割引クーポンが使える、キングダム 71巻パックの記録」で紹介しましたが、キングダムのページにある71巻パックに使いました。
DLsite comipoの電子コミックについて
勝手に、ご愛顧感謝クーポンの割引率算出に、ご愛顧偏差値をつかっているなんて書いてしまいました。
そのご愛顧偏差値のレベルを引き上げたのが、DLsite comipoで購入できる、商用電子コミックだと思います。
もちろん、comipoもDLsiteで発行される、何度でも使える15%OFFクーポンが利用できます。ただし、DLsiteとはカートが違うため、電子コミックと、PCソフトを同時に購入することはできません。
2024年10月終わり頃から、DLsiteの商用コミックの盛り上がりを裏付けるように、かつて国大最大級の出版社の取扱開始を記念した25%OFF級の大型クーポンが、今回のDLsite創業祭2024に併せて、たくさん出ています。
そこで、DLsiteの商用電子コミックについて少し紹介してみようと思います。
個人的に感じる、comipoとKindleの違い
DLsiteで一番高額なのは、電子書籍の全巻パック商品です。
いずれ、閲覧ソフトで比べたAmazon Kindleに対するDLsite comipoのメリットなど、記事にしようかなと思うのですが、comipoは、スクロール表示でコマごとに拡大ができる点が、最大のメリットかなと僕は思っています。
あまり大きな声では言えませんが、気の迷いで購入した、エッチなマンガを、隠す方法も紹介しようかなと思います。
最近、ついついTVアニメ化作品を注文していたら、結構増えてしまい、あるとき、電子書籍をみんなで読める事に気づいてしまいました。
そうなると、0円で購入した、おっきなお胸のお試し版商業誌や、ボーイズラブ等ちょっと引かれそうな表紙が、ドンと表示されて、ちょっと困ってしまいます。
大丈夫です。DLsiteでは、ぱっと見分からないように、隠す仕組みがちゃんと用意されています。
Amazon Kindleに対してDLsiteのアドバンテージだった、閲覧するときの描画速度的には、macOSのKindleビュアー表示が、以前とは比べものにならないほど高速になり、Macで閲覧するならKindleの方が高速です。
以前はとっ散らかっていたKindleも、comipoと同じく、コミックに関しては各巻毎にまとめられるようになりました。
現時点で、DLsiteのcomipoのAmazonに対するアドバンテージは、画質が綺麗な点です。具体的に書くと、comipoの方が、画像の圧縮ノイズ(Jpegノイズ)が少なく綺麗だと僕は感じます。
あと、新作では少ないですが、Kindleの古いコミック(Kindle Unlimitedに多い)でよくある、斜めや端が折れてスキャンされている作品が、DLsiteのcomipoでは、丁寧にデジタル化されてるケースがいくつかありました。
やはり、DLsiteでは、歴史ある同人誌作品のデジタル化のノウハウでスタッフがなれているせいかもしれません。きっと作品に対する愛があるのだと感じます。
DLsite検定全国統一試験2024
次に、毎回楽しみにしている企画ですが、今年は。。。。去年と同じ、「DLsite検定全国統一試験2024」でした。受験期間は11月8日の14時からから11月14日の13時59分まででした。
11月1日から2024年の試験会場も開設されており、DLsite検定全国統一試験2024特設サイトにて、練習問題や、試験範囲が公開されました。
そして、今は受験結果を確認することができる状態です。
そして、気になる成績発表は、11月20日14時になっています。
正直、毎年オリジナルな面白企画を楽しみにしていたので、今年は、ちょっと、ひねりがないかなと、一瞬思いました。
ちなみに、去年の検定試験は、ホビー三昧Dの「今年で27周年で検定統一模試イベントのDLsite創業祭2023開催の記録」にて紹介しています。
ちなみに、前回2023年度では上位30名までとなっていたため、100点が16名で17位の97点が300人という熾烈を極めたTL科目にて、提出順によって多数の方が97%OFFのクーポンをもらえませんでした。
今回は前回の上位30名から上位30位までに変わったため、同点同順位の方がすべてもらえるようになっています。
ただし、「同一点数の方が多い場合は、解答を提出した時間を採点時に考慮させていただくことがございます。予めご了承ください。」とあります。
2023年の会場については、開催後すぐに閉鎖されのかなと思っていたのですが、2024年11月時点でも2023年度DLsite検定統一試験 特設ページから確認することができます。
試験問題が配布されるまで、去年の模試に引き続いて、今年の試験問題は、どうなるのかかなり気になっていました。
そして、2024年11月8日の受験開始と共に、公開された試験問題を見て、びっくりしました。
今年の試験問題は、DLsiteらしいこった問題が出題されていました。
かなり気合いが入っています。
出題問題を、リスニングと図形(コミック)のいずれかを選択できる、選択問題が出ています。
100点が10000人になると大変という大人の事情もありますが、確かに、2023年の試験の時に、一部のサイトにて、回答が出回っていました。
提出する時間が遅くなるに従い点数が下がっていくのも、問題の難易度が下がっているとも取れるのでアリかなと思いました。
試験問題を見たのですが、検索しても絶対出てこないような、内部の数字を使った問題などが多く、満点が多数でる可能性は低いのではないかと思います。
ちなみに、僕は、色々用事が重なったため、提出期限ギリギリの11月14日13時頃に受験して提出しました。
2,024年版では、2023年と違い、提出と同時に採点結果が表示されました。
試験を受けて感じたことは、なんとなく、試験問題が難しくなっているような気がしました。
先に書きましたが、コミックの台詞を埋めたりコマ順を並べ替えたりする問題と、問題選択制でリスニングテストまで用意されています。。。気合いが入っていたます。
全年齢試験では、決算書の読み取り問題も出ています。
全科目を選択したのですが、全年齢あとの男性向け問題が、マニア過ぎて、戦意喪失してしまいました。
2023年の試験問題は、資格検定試験のような、基礎知識を問う問題で、未知の知識を学ぶことができましたが、2024年は、マニア度をはかる実力確認試験のような感じで、勉強して点数が取れる問題ではなかったです。
まさに、マニア度を測る試験でした。
点数と同じ割引率のクーポンですが、上位30位まではほぼ100点となり、100%OFFクーポンで4万円クラスで使う方が大多数だと予想できます。出題問題が難しいのは納得できます。
受験期間は終了していますが、特設ページのDListe創業祭 2024から試験問題を確認することができます。
あと、注意点ですが、今回のDLsite検定全国統一試験では、全年齢以外の科目において、未成年の方の受験はお控えくださいとあります。
確かに、控えてほしい問題だなと思いました。
成績上位者の発表が楽しみです。
現在配布されている恒例の全作品で使えるクーポン
こちらは、DListe創業祭が終わった後も、自動更新で反映させている、通常のクーポン情報です。
全作品対象のカート内全品15%OFFクーポン(2024年11月22日 23:59まで)
正式名「【1作品から利用可】全作品で使える15%OFFクーポン【何回でも利用可】」は、カートに入ったキャンペーン割引商品も含めたすべての商品に使える割引クーポンです。
クーポンは重ねて使うことができ、例えば単体で通常価格に対して10%OFFになっている商品に対して、2個以上同時購入で20%OFFキャンペーンを適用し、15%OFFクーポンを使うと最終的に通常価格から38.8%OFFになります。
表示されていないクーポンは、ログイン後に「保有クーポンの一覧」ページから確認できます。
毎月3回程度発行されるDLsiteの定番クーポンで、連続的に発行されることも多く前回期限の1秒後に出ることも多いです。通常は1日から3日後に発行され、1週間ほど間隔が開く場合もあります。
時々同時に3作品以上で使える18%OFFクーポンや、ごくまれに5作品以上で使える20%OFFクーポンが出ることがあります。
今回も18%OFFクーポンは配布されていません。