今回の有償ソフトの無償提供キャンペーンは、ほぼ映像業界標準のノイズリダクション系RXシリーズのiZotopeとNative Instrumentsを統括するグループ会社に2社が加わり名前が変わったことをアピールするために、グループ内の企業から、市販のソフトを無償配布してアピールしましょう。というキャンペーンです。

キャンペーンの詳細

詳しくは、iZotopeの「Native InstrumentsとiZotopeの親会社となるSoundwideを新たに設立。オーディオ制作と音楽制作エコシステムのリーディングカンパニーに」に書いてあります。

キャンペーンの応募先は「Soundwide無償配布キャンペーン!」です。

無償提供されるiZotopeのElements系は時々無償提供がされるので、「いつもの。」という感じですが、音楽プラグイン系はガチの有償ソフトなので、キャンペーンに応募しておくとお得です。

iZotopeのElementsがあると、iZotopeユーザー割引が適用できるので、上位ソフトのRX 9 Advancedを買うために踏み台として購入することがあります。とりあえず、持っておくとお得です。

キャンペーン有効期間

期間は2022年4月26日までNative Instruments、iZotope、Plugin Allianceのウェブストアで有効になっています。

これは、販売ページでクーポンを適用により0円で決済して手に入れる関係でこういった表現になっています。

無償提供される有償ソフトの説明

Neutronは、ミキシング関係のエフェクトプラグインです。とりあえず、トラックに音源を並べて、最後にこのプラグインを通しておけば、音量レベルやら色々を良い感じに調節して出力してくれるという代物です。

限定販売された「PA Soundwide Welcome Bundle」には、ギターアンプエフェクターに、高周波ノイズを加えるエフェクトに、ミキシング台のエミュレーションプラグイン、マスタリングでなじませるコンプレッサー系のプラグインが2本で、6本あります。ちなみに、PAはプロオーディオの略です。

もうちょっと踏み込んだ説明

基本的に、楽曲制作ソフトのDAWでプラグインとして使うソフトですが、動画制作でも最終音声の調節に使うことがよくあります。

プラグインで何が変わるかといったら、何も処理をしないで、収録音源や楽器の音などを重ねると、それぞれが浮いたり埋もれてて弱くなるときなどに、音源の周波数の重なりを減衰させて埋もれた音を浮き上がらせたり、全体をなじませたりすることに利用します。

知っている人には説明は不要で、知らない人にはうまく説明できない物ですが、もらっておいて損はありません。

登録E-Mailについて

今回のキャンペーンは、それぞれのグループ企業のユーザーに一斉に送信された案内で知りました。グループ会社間で相互にユーザーを広げようとする販売促進キャンペーンです。

登録後色々なダイレクトメールが届きます。普通に購入してもユーザー登録をすると、ダイレクトメールが届きます。音楽プラグインメーカ業界では普通の事です。

ごくごくまれに、こういったお得な案内が届くため、スパムリストに入れずに見てしまっています。

メールアドレスは、ライセンス認証で使うので、アプリ用の専用メールアドレスを用意するのも良いかもしれません。そうすれば、メインメールがダイレクトメールで埋もれる事を防げます。

プラグイン系は、商品の良さに気づくと、ガチで実額20万円相当のプロダクトキーを普通に管理する可能性があるので、いい加減なアドレスで登録しない方がいいです。

プロのソフトはやっぱりいい

こういうキャンペーンで、手に入れて、ほかっておけば、いざ、映像や音楽系の専門雑誌で例えば、RX 9シリーズの、Standardからの楽曲からボーカルやギターやドラムを分離できるMusic Rebalanceや、Advancedからのうるさい環境のインタビュー録音から、声だけを綺麗に分離するDialogue Isolateなどを知ったときに、ありがたみに気づくと思います。

やっぱり、個人向け商品と違い出音が良いので、まぁ、お得なので、ブログで紹介してみました。