DLsiteさんで利用できるクレジットカードはJCBだけ

DLsiteさんではコンビニ前払いや電子マネーを含め16種類を超える決済方法がありますが、やはり一番手軽なのはクレジットカードです。
DLsiteさんでは複数の決済方法を用意しており、現在唯一決済に利用できるJCBクレジットが手元にない場合には、クレジットカード決済を利用したポイント購入(確認するにはログインが必要です)が一番の早道だと思います。
ひと手間かかりますが、1ポイント1円のレートで販売されている1,000、2,000,5,000、10,000の4種類のDLPayシリアルコードの購入というステップを踏みます。
なんとなく、しばらくすると、ポイント購入でのクレジットカード決済ができなくなる可能性もあります。
ちなみに、最高額面の10,000円でもおまけは付かず10,000ポイントになるため、商品代金ちょいプラスのギリギリ購入で大丈夫だと思います。
ポイントは、イオンなどでいつもお世話になっているWAONポイントなどとと同じように、現金へのポイント換金はできません。
残ったポイントは次回の購入にも使う事ができます。そしてありがたいことに、割引クーポン利用やポイント購入でポイントは付かないため、最後の1円まできっちり使う事ができます。
もちろんポイントのキープもでき、ポイント不足分と現金払いの混合決済もできます。
ポイント有効期限は、Amazon通常ポイントと同様にポイント変動のたびに1年間延長されます。
購入しなくても10回に1回ぐらいの確率で「🌱でぃーえる農場」から1ポイントが手に入っています。なんとなく真ん中や☆など同じ場所をクリックしていると当選確率が上がるような感じがします。
ポイントガチャの「🌱でぃーえる農場」は、マイページにある、「違法アップロード対策 取り組み報告」の上にあります。ちなみに、超レアの10ポイントは一度も見たことがありません。
※「🌱でぃーえる農場」は、サービスが終了しました(気づいた日:2024年5月24日時点)。次の何かを準備しているようです。
ポイント購入はログイン後のマイページの左側メニューの「ポイント」にある「ポイント購入」から、外部の販売ページに飛ぶことができます。
DLsiteさんにログイン状態であれば、ポイント購入直接リンクから保有ポイントと共に確認することができます。
ポイント購入後は、「シリアルコード入力」から登録することができます。ポイント登録にはログインが必要になるため、まちがって他人にポイントを送ってしまう心配はありません。
さて、JCBブランドカードについて書いていこうかなと思います。
JCBブランドのクレジットカードが使えなくなったのはDLsiteさんだけではない
どうやら、JCB以外の国際ブランドクレジットカードが使えなくなっているお店はDLsiteさん以外にもあり、なんと2024年5月10日付でニコニコ動画さんのプレミアムプランにもVISAカード決済が利用できなくなったそうです。
※『【重要】Visaでのニコニコプレミアム会員料金の決済一時停止について』(ニコニコ公式案内)
決済が使えなくなるなんて、まるで天変地異みたいな感じになっています。大げさかもしれませんが、これは結構な環境変化だと思います。
決済を停止した先方の理論から行くと、そのうちライトノベルやコミック購入に対しても国際クレジットカードブランドの決済購入がNGになってもおかしくないような気もしてきました。
先ほど検索してみたのですが、どうやら、国外の国際ブランドクレジットカード会社は出版社に対しても、表現に対する是正をしない限り、商品の購入に対して制限をかけますと警告を出しているようです。
※信頼できる参考メディア:『強まる「クレカの表現規制」 “アダルトと決済”のこれからはどうなる?』(ITmedia NEWS)
そうなってくると、業界的に今後クレジットカード会社の動きに影響を受けない、仕組みなど、大きな動きがありそうな気もしますが、しばらくはJCBカードが役に立つのではないかなと思います。
さて、2024年4月22日に発表されたDLsiteさん公式情報によると、現在DLsiteさんでは、3大国際ブランドのVISA、MasterCard、American Expressとの交渉を行っている最中ですが、再開が難しい状態になっているそうです。
今回は、DLsiteさんで2024年5月時点で唯一使えるJCBカードについて紹介しています。
もちろんDLsiteさんの決済方法はJCBクレジットカード以外にも色々あります。
第3の支払い方法 一括後払いサービスのatoneさん
JCBさんが使えなくなった時のためのバックアップとして、一括後払いサービスのatoneさんを別途紹介予定ですが、新ページ作成までの間、調べたことを書いておきます。
atoneさんは毎月の締め日に一括請求されるサービスで、事前登録した口座振替以外の支払い方法には、その月の請求がある場合、209円(税込み)の請求書発行手数料がかかります。
atoneさんの後払いサービスを利用する際は、他の引落がされない残高が潤沢な普通貯金口座への口座振替を強くお薦めします。
僕自身がサービス確認をするために調べたときにメモしたリンクを紹介します。
まず、口座振替口座として利用可能な金融機関については、atoneさん公式情報に記載されている、SBI新生銀行グループ Web口座振替受付サービス取扱金融機関一覧で確認することができます。
DLsiteさんが登録している決済会社なので安心ではありますが、金融関係なので会社の信頼性を調べてみました。
atoneさんの収益モデルについては、atoneさんの「【事業者向け】口座引き落とし(口座振替)とは?仕組み・手数料・導入手順も」から、うかがい知ることができます。
atoneさんの運営会社は、「株式会社ネットプロテクションズ」で、日本後払い決済サービス協会さんに、株式会社セブン銀行さんや、ヤマト運輸株式会社さんと共に、会員一覧に正会員として表示されています。
よく知っている会社の名前があるため、後払いサービス自体は問題はなさそうです。
そもそも現金預かりとは無縁の後払いサービスでもあり、銀行などの金融サービスではないため、金融庁への登録の必要性がないと推察されます。そのため、金融庁からの監査などがどのようになっているかは不明です。
あまり企業規模や安全性の担保の参考にはならないのですが、東証プライム市場に上場しており、atoneさんの運営会社のIR情報には「ネットプロテクションズは国内市場シェア率No.1を誇る 後払い(BNPL)決済サービスのリーディングカンパニーです」と紹介されています。
財務状況については、財務省の有価証券報告書から確認することができます。
有価証券報告書は、財務局および金融庁を通して内閣総理大臣に提出される報告書のため、一番信頼でき、個人的には株主向けの報告書よりも読みやすいかと思います。
もちろん、東芝さんとか、虚偽記載をしたこともあり、絶対ではありませんが。。。
※【金融庁】株式会社東芝に係る有価証券報告書等の虚偽記載に対する課徴金納付命令の決定について
atoneさんの運営会社に関する財務内容については。。。ノーコメントとさせていただきます。
ただし、有価証券報告書(第5期 2023年提出)にあるとおり、成長が鈍化しているため、DLsiteさんの決済サービスを打ち切る可能性は低いと推察されます。
さすが、有価証券報告書、ホビー三昧Dがまとめるよりも、的確に表現されています。特に外部に向けて発信している時の報告書は思いというか熱があります。
金融庁の電子開示システムで閲覧できる有価証券報告書。。。眺めてみると面白い発見があるはずです。
かなり脱線していますが、ホビー三昧Dはこういう資料を書いている人や背景を想像しながら調べるのが大好きです。。。いつか面白みについて語ってみようかなぁ。
さてさて、後払いなので、利用者側からは経営が傾いても問題はないかと思いますが、口座振替の場合万が一ハッキング等の影響で、通常より多く引き落とされる心配はあります。
たぶん、これは考えすぎなので、たぶん大丈夫だと思います。
むしろ心配なのは、利用者の支払い忘れです。
友人の息子さんがatoneさんの決済サービスを利用し催促メールを無視した結果、結構な金額の遅延利息を、親が払う結果となったためです。
また、個人的には、口座引き落としに失敗した場合、振込およびコンビニ払い用の請求書発行手数料が発生する上に、クレジットカードのような手紙や電話などによる連絡がないなど、不安要素があります。
再度書きますが、atoneさんを利用する場合は、近所のATMやコンビニATAからの入金が可能かつ残高が潤沢な普通貯金口座への登録を強くお薦めします。残高が潤沢な口座をお持ちでない場合は、利用しないことをお勧めします。
atoneさんの自動振替登録は、翌月からとなります。信用金庫、信用組合、労働金庫、農業協同組合(JA)は利用できませんが、都市銀行や地方銀行に加えて「ゆうちょ銀行」も登録が可能です。
事前登録しておく事で、いざという時のバックアップになるかもしれません。
なお、クレジットカードと違い、不正利用に対する保証もなく、個人的には、JCBカードを用意することが一番安心だと思います。
ホビー三昧Dではイオンカードさんとの間にアフィリエイト関係があります。
ここからはPR広告になります。
アフィリエイト風に書いていますが、加入を勧めるアフィリエイト記事には、必要がないような、クレジットカードに関する情報を多数入れてみました。何かの参考になれば幸いです。
世の中には、最短5分で発行されるクレジットカードもありますが、基本的に、クレジットカードの発行には2週間程度の時間がかかります。
個人的には、イオン銀行さんの口座開設後に、ポイントが付くキャンペーンがお得かなと思います。
上にあるアフィリエイト広告経由でもポイントが付く可能性もありますが、もしかすると、口座のマイページに表示される広告やキャンペーンの方がお得かもしれないので、確認してみると良いかもしれません。
例えば、イオンカード加入後にイオン銀行開設でポイントが付いてきたり、逆に、イオン銀行開設後にイオンカードを申し込みポイントが付いてくるキャンペーンをよく見かけます。
ただ、すでにイオンカードを使っているため、キャンペーンについてはよくわかりません。
イオンカードですが、年間50万円以上イオンカードを利用することで、ゴールドカードの年会費が無料になります。
ゴールドカードになってしまうと、利用しなければと思ってしまうため、毎日(週1?)の買い物に便利なイオン系列店がない場合は、向いていないかもしれません。
個人的には、生活スタイルによって変わってくるかと思いますが、JCBブランドが必要であれば、イオンカードさんや、スピードパスに登録したら引き出しに入れっぱなしにしがちなENEOSカードなど、普段生活でよく使うお店の提携ブランドクレジットが良いかなと思います。
DLsiteで2025年11月時点で唯一使えるJCBブランドとは
普段生活をしていると、カードについているVISAやMasterCardなどの国際ブランドについて意識することは少ないと思います。
ネット通販などを利用するときに、初めてJCBカードが決済で使えないことに気づくことも多く、たしかに、VISAやMasterCardに比べると、JCBブランドは利用できるお店が少ないと思います。
メインで使うクレジットカードを作るとき、VISAなどの国際ブランドの中からJCBを選ぶことはありませんでした。財布から出してカードが使えないと困るからです。
あえてJCBを選択するケースとしては、独自の割引があるスパーやガソリンスタンドなどのクレジットカードなど、そのお店以外で使う事が無いカードなら安心して選ぶことができます。
海外旅行のお供にJCB
ちなみに、ハワイにてJCBカードを見せることで「ワイキキトロリー」に無料で乗ることができたり、海外のJCB JCB PLAZAといった、海外に設置された窓口に相談することで、お店予約などのサービスを利用することができます。
実際に利用したことがあるのですが、空港までのタクシー予約なども代行手数料を払わずに利用することができます。
海外でのショッピング事務手数料
海外のECショップなどで、ドルやユーロなどの外貨出クレジット決済をすると、現在の為替に海外事務手数料が加算されます。
例えば、事務手数料が2%のクレジットカードで、100USDの買い物をすると、事務手数料分の2USDを加算した、102USDに対して、お店からクレジットカードブランドへデータが届いたタイミングでの、クレジットカードブランドの基準レート(為替)を掛けた金額によって、請求金額が決まります。
数年前まではJCBブランドの海外利用手数料は1.6%でVISAやMasterCardよりも低く設定されていましたが、海外利用手数料が軒並み上がり、以前は1.6%でよく使っていた楽天カード(海外事務手数料)では2025年3月より付近に3.63%に上がりました。
2025年7月の1200ドルの商品を買うとき、1.6%だから1219ドルで購入を決意し決済したところ、請求金額から購入日の為替で割ってみたら1,243ドル相当となり24ドルも上振れしてびっくりしました。
請求金額が3,600円近く高かったので、急いで確認したら、いつの間にか、海外事務手数料が上がっていることに気がついたのです。
その時点ではAmazon Masterカードの手数料は1.63%でした。これからはAmazonカードで買おうかなと思っていたら、2025年10月1日(水)以降から海外事務手数料が1.63%から2.20%に改定されていました。
他のカードも3%近い為替手数料なので、2.2%ならまだ1%安いから良いかなと思っていましたが、なんと、イオンカードの為替手数料は国際ブランドにかかわらず、1.60%(2025年11月2日時点)に据え置かれていることに気づきました。アフィリエイト収入より、この気づきの方が遙かに収穫がありました。
ただ、JCBが使える海外メーカー直営店って少ないんですよねぇ。海外利用がメインなら間違いなく、VISAやMastercardが無難です。
差が0.6%と小さいですが、2025年のブラックフライデーセールやサブスクリプションの引き落としがチリツモで効いてくるので、イオンカード、なかなかやるぞ!!と思ってしまいました。
ちなみに、購入日にJCBの海外でのお取引における基準レートを確認することで、基準レート(為替)が確認できます。この金額に1.60%なり2.2%を加算することで、請求金額の予測ができます。
お店からデータが行くタイミングでずれるため、確実ではないですが、概算で支払金額がわかるのはありがたいです。
ちなみに、Amazonカードなどの、Mastercardブランドの基準通貨更新はEDT 米国東部標準時15時に変更されます。
EDTと日本時間との時差は14時間あるため、火曜朝4時(夏時間)から朝5時(冬時間)のタイミングで切り替わります。
Mastercard Currency converter(基準レート+事務手数料の簡易計算)
Mastercardの公式基準レート換算サイトにあるとおり、MastercardではEDTの金曜から日曜まで基準レートが固定されるため、日本時間の土曜から月曜までのいつ買っても価格が変わりません。
為替レートについて書いてきましたが、海外為替手数料がどんどん上がっているため、ちょくちょく確認した方が良いと痛感しています。
日本国内で外貨建てのクレジットカードが作れたら良いのになぁといつも思います。
JCBブランドが選択できるクレジットカードについて
実際にはガソリンスタンド系やスーパー系列や薬局系列など、JCBブランドを選択できるクレジットカードは多数あります。
この記事は、DLsiteでキャンペーンやクーポン期限が迫ったタイミングでの決済にクレジットカードが使えなくて困っている方に向けた記事となっています。
そのため、即日発行やネットだけで申し込みが完了するカードに絞っています。また、趣味のカードとして、万が一不正利用が起こったときも想定しての個人的最善択から紹介しています。
ポイント消化から考えるクレジットカード選び
Amazonをよく利用する僕にとって残念なことに、AmazonカードはMasterCard一択でした。ただし、よく利用する場合は。。。使えなくて正解でした。
普段利用しないとなると、いざ高額商品を購入したときなどの、ポイント消化の面で問題が出てきます。
ポイント消化の面から、JCBブランドが選択できるクレジットカードを調べた所、全国に店舗があるイオンカード(WAON一体型) が便利かなと思います。
やっぱり、食品の買い物が一番使うからです。あと、イオンは品揃えが多いうえ、処方箋薬局もあります。
以前JCBカードを使っていたのですが支払い明細のチェックが面倒なので、最近はWAON付きのイオンカードのVISA(JCBではないのが残念)と、MasterCardしかお財布に入れていません。
DLsiteさんでのクレジットカード以外の決済方法
多彩な決済方法があるDLsiteさんですが、コンビニ決済を利用するには支払金額が330円必要になります。
後払い決済サービスのatone(アトネ)さんなどでは、口座登録をすることで、請求金額に対する振込手数料は0円になります。
ただし、後払いサービスは支払を忘れると。。。結構怖いです。延滞事務手数料は法務手続きと直結しています。
クレジットカードも同じではあるのですが、知り合いの子供が、気軽に洋服通販で後払いサービスを利用し、支払をせずに放置した結果、親が結構な金額を遅延金を払ったと聞いたことがあります。
子供に家族カードを持たせて無制限に使わせた方がまだましだったと話していました。
以前は、家族カード毎に限度額を設定できるクレジットカードがあったようですが、2024年時点で個別設定できるクレジットカードを見つけることができませんでした。
大学生になると子供自身の名義でクレジットカードを作ることもできますが、親の収入が多いと、気づかないうちに子供が作ったクレジットカードの限度額が上がっていることがあります。
最初のカードは、キャッシング枠を0に設定し申請によって限度額を抑えたクレジットカードを作り、子供に家族カードを持たせるのが、安全だと思います。
子供のお小遣いに10万円でも多すぎる感じがしますが利用金額の総額は把握できますし、利用明細を家族カード名義の本人しか照会できないクレジットカードもあるため、子供の尊厳も守ることができます。
DLsiteで利用できるカード照会なので、ちょこっと書いておくと、子供がDLsiteで何を購入しても、利用明細で購入した商品の名前は出てこないので安心です。もちろんどのクレジットカード明細でも同じです(2024年4月時点)。
最短5分で発行できるJCBブランドクレジットカード
DLsiteさんでJCBカードまで利用できなくなるとまた別の決済方法を考えないといけなくなり、安易にクレジットカードを紹介するのも気が引けますが、紹介せざるえない状況になっています。
今この瞬間、JCBカードが必要な方は、最短5分発行と案内があるイオンカード(WAON一体型)
しか手がないかもしれません。
もちろんコンビニ決済も手ではありますが・・・支払金額が330円以上ないと使えないという不便さがあります。
DLsiteさんで使うには、JCBブランドを選択する必要があります。
趣味専用なら利用限度額はなるべく押さえておいた方が安全
意外と知られていないことなので説明します。クレジットカードの利用枠(利用限度額)ですが、利用月の支払金額に加えて引落前の前月分の利用金額の合算になります。
例えば利用枠が30万円あったとき、締め日の前の請求金額が20万円ある場合、引き落としが完了するまでは、10万円しか枠がありません。
あくまで生活費として利用枠を設定するときには、臨時支出予算を含めた毎月の利用金額の2倍程度を設定しておく方が安全です。
お小遣い用として使うときには、2ヶ月分というのがいい選択ですが、前月に利用実績が無ければ2倍使ってしまうかもしれないためケースバイケースです。
ただ無制限になっているよりは、高額商品を購入する前に、マイページにて利用限度額を確認する癖をつけることで、使いすぎを抑制することができます。
法律で定められているクレジットカードの利用限度額
クレジットカードの利用可能枠については、割賦販売法(e-GOV法令検索)によって利用可能額の設定方法が定められています。これは、クレジットカードの新規発行時点とクレジットカード有効期限更新時の2回でチェックされます。
一般的算定方法:支払い可能見込額 = 年間収入 ー 法律で定められた生活維持費
JCBカードの場合は、「支払可能見込額 × 0.9 ≧ 利用可能枠」となっています。これは、各国際ブランドやカード発行会社が加入しているクレジットカードの協会などが持つ支払い履歴や遅延の有無なども確認して算定されています。
JCBブランドでは公式ページ内の「割賦販売法施行に伴うご利用可能枠の設定ルールについて」に明記しています。
割賦販売法(昭和三十六年法律第百五十九号)の中にある、(包括支払可能見込額の調査)第三十条の二などによって、経済産業省令・内閣府令で定める範囲内で、申込者の経済状況を合法的に調査することができます。
この法律は、クレジットカード会社としても大きなメリットとなっています。
ちなみに、経済産業省の包括支払可能見込額調査の規定の構造(関係部分の要旨)の調査に具体的な規定が書かれています。
1990年代は審査が厳しく通常カードよりも利用限度額が大きいのがゴールドカードという認識でしたが、この法律により、通常カードの上限金額が、支払い可能見込額まで増えているような気がします。
限度額の引き下げをお願いして設定してもらっても、気がつくと利用限度額がぐぐっと上がっていることがあるため、時々チェックしておいた方が安全です(心配になる方は大丈夫だと思いますが。。。)。
生活に使っているメインカードの限度額を見ると、実感としてスタンダードカードもゴールドカードも限度額が変わらない感じがします。
クレジットカードでの利用金額が多い場合は、ゴールドカードやプラチナカードなどに変更した方が、ポイント還元率や付与される保険などが充実するかとおもいます。
利用限度額はリボ払いのリミッターにもなる
クレジットカード会社はガンガン利用限度額を上げてきますが、意図的に限度額をセーブするメリットがあります。
それは、間違ってリボ払いになってしまい、カード決済ができない状況で、支払い方法に対する問題に気づく事ができ、翌月の一括返済にて、利息手数料損失を抑えることができるからです。
カードの初回加入時は必ず、支払い方法をチェックすることを強くお薦めします。
ほとんどのクレジットカードで、支払金額確定前であればリボ払いをマイページから一括支払いに変更することが可能です。
もちろん、リボ払いに設定することもできますし、カード会社は、リボ払いを積極的に進めてきます。加盟店決済手数料より遙かに、貸金業法の上限金利(年15%から20%)ギリギリは、多いです。
リボ払いの手数料は、((支払残金×15%)÷365日)×30日が、毎月再計算されます。
計算式だけ見るとたいしたことが無いですが、実際に電卓を利用して計算してみることで、その凄まじさを実感できるかと思います。
例えば、30万円の買い物をして後からリボ払いみたいな設定をしてしまうと(カード申し込み直後の初期状態のケースもあります)、初月に初期設定となる5千円を支払い、すぐに気づいて一括返済をすれば、翌月の29万5千円返済の手数料は初月分の手数料分の3,803円で済みます。
気づくのが1ヶ月遅れると、翌月は29万5千円に対する手数料として3,618円、更に翌月になると、3,674円が。。。3ヶ月遅れると、トータルで11,095円も手数料を払うことになります。
リボ払いの計算は、ショッピングリボ払いのシミュレーション(JCB公式)にて計算できます。
何かの手違いでリボ払いになった時のリスクを、かなり減らすことができます。僕はカード申し込み直後のリボ払い初期設定で、一回やっているので、痛い目に遭っています。これでは、1%ポイントバックの意味が無いです。
ちなみに、リボ払いで振込を忘れると、支払金額に対しても、年15%程度の遅延金利が追加で請求されます。
これは、利用限度額には入らないため、これまた支払遅延が続くと忘れた毎に手数料が貯まっていく事になります。
例えば、初回30万円を初回購入して引き落としに失敗すると、5,000円の返済も無いため30万円を借り続ける上、3,803円の金利に対して翌月には47円が加算され、3,850円+48円+3,803円の計7,748円に2ヶ月分の1万円の支払が待っています。
2ヶ月遅延してしまったケースですが、たった2ヶ月で7,748円も。。。。きっと割引セール価格の割引額を超えています。
あくまでワーストケースですが、クレジットカードよりお手軽な決済方法を利用し、督促状を無視し続けた、知人の子供の話を聞くと、現実はもっと悲惨なことになっています。
きっと学校では教えてくれないと思うので、一度子供と計算してみることをお薦めしたいです。
以前は家族カード毎に限度額が設定できるクレジットカードがあったのですが、現在は、ほぼすべてのクレジットカードの家族カードの限度額は親カードと合算となり共通になります。
子供の利用金額を把握したい場合は、限度額を最低限に抑えたクレジットカードから家族カードを作成して持たせることをお薦めします。
クレジットカードはあくまで一回払い専用のプラシックマネーとして、利用限度額の2倍程度の口座残高を維持した方が安全です。
逆に、給与振込口座としての預金残高を、毎月の収入金額+1ヶ月分の生活費程度に設定した利用限度額の、4倍程度を維持できれば、リミットもかかるため無制限カード的な認識で使って大丈夫だと思います。
申し込み前に、ここだけは知っておいてほしいと思ったため、少し詳しく書いてしまいました。
DLsiteさんでの購入決済について
今後DLsiteさんでクレジットカードが使えなくなった場合、毎月の付け払いのような合算引落となる、口座引落もありかなと思っています。
JCBさんがDLsiteさんとお付き合いしなくなる可能性もあるため、これだけのために、JCBカードを勧めにくいところです。
ここからは、DLsiteさんでJCBカードが使えなくなったときのための予防線です。
クレジットカードの不正利用に対する保護機能
基本的に、JCBブランドも、VISAブランドも、MasterCardブランドも、American Expressブランドも、不正利用に対する保険が付与されています。
カード発行会社がカード会社に対して保険を使えるよう、利用者が不正利用に気づき次第、適切な対応をとることで、利用者は不正利用された金額を支払う必要はありません。
基本的には保護の期限は、毎月の利用明細のタイミングです。
楽天カードさんの場合E-Mail案内があるため明細のタイミングより早いタイミングで連絡しない場合、利用者瑕疵が指摘される可能性もあります。
基本的というか当たり前の話ですが、約款や社内規則は利用者ではなく自社を守るためにある物です。
生成AIによりフィッシングサイトや、スキミングなどの被害はますます巧妙になっています。不正利用などが、ないわけではないため、できる限り自衛を意識しておいた方が安全です。
実店舗でのICクレジットカード不正利用で暗証番号漏洩は保証対象外
ちなみに、実店舗での暗証番号が必要なクレジットカード払いにICカード払いにおいて、第三者に暗証番号が漏洩した状態で不正利用された場合、保証の対象外になります。
クレジットカードと暗証番号の組み合わせがわからないようにしておく必要があります。
キャッシュカードに暗証番号を書いている人もいますが、クレジットカードに暗証番号やヒントとなる書き込みだけはしない方が安全です。
クレジットカード会社はそれぞれ違う
クレジットカード会社によって、不正利用の誤検出や、決済速度に違いがあります。
Amazonカード(MasterCard)とイオンカード(VISA)と職場支給のJAL(JCB)カードは、一度も決済時にエラーがでて利用できなかったことがありません。
カード決済直後に「決済ができませんでしたカード会社に連絡してください」表記はまだ良い方で、3Dセキュア完了後のエラーなんて。。。めちゃくちゃです。
おなじ国際ブランドのクレジットカードであっても、決済完了までの速度など発行会社によって若干の違いがあるようです。
なかなか回線が混み合っていてつながらないライブコンサートの先行販売などのカード決済での誤不正検出は、機械喪失のリスクが大きいため、銀行直系などの強いブランドを使った方が僕は良いと痛感しています。
なぜなら、多くのチケット販売は、決済完了時点で購入が確定するからです。
ちなみにAmazonカードはマイページが三井住友さんからなので直系発行に見えます。
JALさんはよくわかりませんが、大企業なのでトヨタ自動車さんのようにファイナンス(トヨタファイナンス)を持っている可能性があります。
クレジットカード発行会社の資金力は強さ
確率産業である保険料は、自動車保険と同じように事故があると契約金額が跳ね上がります。
保険を使わなくても済むように対応できる、弁護士集団や事務処理部隊などの問題処理部隊や回収部隊の規模が大きな大手は、問題が起こったときの対応力があります。
そのため、グレーなケースで過度に警戒しなくても済むのではないかと考えます。
むしろ決済失敗により、クレジット決済手数料の獲得損失の方が被害が大きいです。
クレジットカード会社の強さの違い
クレジットカード会社は、加盟店からの利用金額に対する割合で決まる、決済手数料が収入源になっています。
最低決済手数料を超えると、極端な話、工務店にてシステムキッチンをカード決済すると160万円相当に対して2%であっても、3万2千円も決済手数料を得ることができます。
大手の場合は現金払いでも安くならないので、ポイント狙いは大きいです。ちなみに楽天カード利用で手に入る楽天通常ポイントに上限はありません。
リフォームなどは10年に1度ぐらいのとってもレアなケースで、実店舗利用でのICカードを利用した不正利用誤検出は基本的に無いそうです。
ネット通販で多い、カード決済の不正利用後検出により、32万円のパソコンパーツの購入時にカード決済に失敗し「カード会社にご確認くださいと」案内が出た場合、速攻で別のカードを使って32万円の決済がされてしまいます。
すると、カード発行会社は、せっかくの32万円のカード利用手数料で手に入る収入を失ってしまいます。
チケット販売最大手のチケット販売サイトで誤検出に気がついたときには、無言で決済カードを大手クレジットカード会社に切り替えました。
切り替えによって今まで3D認証が毎回出ていたのですが、再購入では3D認証もなく速攻でチケットゲット状態でやっぱり違うなと感じました。あくまでこれは経験に基づく個人の感想です。
また、取引量や資金量は持久戦に対するスタミナでもあります。スタミナがあるからこそ余裕が決済速度の差につながるのだと思います。
金融業は資金量こそ力でありすべてです。ということで、銀行直系のクレジットカード発行会社は、強いと考えています。
暗証番号が必要なICカード決済の実店舗とちがい、ネット通販ではカード発行会社による違いが確かにあると、個人の体験に基づく傾向から確信しています。
ホビー三昧Dによる体験記事:クレジットカード利用者のためのサービス差と決済エラーに関する経験と考察
DLsiteさんで最短5分で発行できるJCBブランドを利用
今この瞬間DLsiteさんで購入したい方には、JCBブランドを選ぶことができるイオンカードさん一択かもしれません。
ただし、イオン銀行に口座を持っている方が対象となっているようです。。。。
ここまで書いておきながら、イオン銀行を開設していると、イオンカードの広告がたくさん表示されるため、もう持っているよね。。。と。。。
イオンカードさんの詳しいページには最短5分で発行と案内があります。
イオンモール専門店でも20日30日が5%OFF(対象外店舗もあり)
2024年4月20日から、イオンゴールドカードでは、イオンモール専門店でも20日30日の買い物で請求金額が5%OFFになります。眼鏡まで5%OFFになってびっくりしました。
保証もついて5%OFFまでつくのは、結構魅力的に見えます。ただ、ゴールドカードはゴールドなんですよね。恥ずかしいから色は普通にしてほしいと個人的には思います。
※20日・30日はイオンモール専門店でご請求時に5%OFF!(公式)
イオンゴールドカードのショッピングセーフティ保険
ゴールドカードで5,000円以上の商品を購入すると180日以内の偶発的事故に対して最大300万円の保証がついてきます。購入したばかりの家具などを、いきなり傷つける事は結構あります。
ちなみに、ショッピングセーフティ保険は、イオンクレジットカードに付いているWAONやSuicaによる決済は対象外となるので注意が必要です。詳しくは約款をご確認ください。
ちなみに、僕はDJI OSMO360を受け取り2週間目にガチッと道路に倒してレンズを割りました。。。GoProより手厚いCAREサポートがあるから良いけど、ショッピングセーフティは、手厚いサポートかもしれません。
最後に
この記事を最初に書いた頃のDLsiteさんのクーポンは、ほんとに驚愕(使い切りだけど、ほぼ全商品対象で金額制限なしで80%以上)するような、割引率のクーポンが年に2回程度出ていました。
また、カート内の全商品に何度でも制限金額なしで使える15%OFFクーポンが、月に1週間程度の休みを置きながら恒常的に発行されていました。
ただ、2025年11月時点で、以前ほどの驚愕クーポンが出なくなりました。さらに、DLsite本体から、電子書籍のcomipoが、分離したことで、電子書籍に関してはJCBもVISAもMastercardも利用できます。
となると、2025年11月2日時点でイオン銀行クレジットショッピング(海外)についてに反映されていないだけかもしれませんが、VISAもMastercardもJCBも海外為替手数料が1.6%のイオンカードを、JCBで固定するのはもったいないような気がしてしましました。
もし日本のクレジットカードブランドのJCBがなかったらDLsiteは、危なかったかもしれません。
イオンカードを紹介していますが、普段の買い物で、ちょっと安くなる近所のスーパーや、ガソリンスタンドなどが発行している、提携クレジットカードでJCBの選択肢があるなら、JCBを積極的に選択しても良いかもしれません。

