マウスコンピュータ秋の売り尽くしセール対象として20万円弱でバランスのとれたお勧めのゲーミングPCG-Tune HM-B-3060Ti(マウスコンピュータ)のお勧めカスタマイズプランとその根拠を紹介します。
第一弾のセールが終了してしまいました。そして、2022年9月28日から10月12日午前10時59分まで、ほぼ同じ構成のセール対象パソコンが復活しました。
秋の大感謝祭セール対象により2022年10月12日午前10時いっぱいまで注文可能な、20万円でお釣りがくるマウスコンピューターのゲーミングパソコンが復活しました。
9月28日にインテル最新型の第13世代CPUが正式発表され販売解禁日が公表されました。i5発表価格が30ドルほど値上がりしました。
価格的にコストパフォーマンスが魅力的にみえる現行最新世代の第12世代Core i5の、自作向け単品店頭販売の価格が上昇しています。マウスコンピュータのセール対象価格は上昇前の8月時点からのセール価格です。
マウスコンピュータ秋の大感謝祭セール対象として10月12日まで注文が可能な、20万円弱でバランスのとれたゲーミングPCG-Tune HM-B-3060Ti(マウスコンピュータ)のお勧めカスタマイズプランとその根拠を紹介します。
ホビー三昧Dが購入するならどのようなカスタマイズをするかという根拠の説明と共に、総額193,600円で購入が可能なカスタマイズ紹介記事です。
ベースモデルはG-Tune HM-B-3060Ti #2206HM-B660W11-3060Ti-L [ Windows 11 ] 【OSセットモデル】です。
2022年度秋の売り尽くしセール
2022年8月31日11時からマウスコンピュータのサマーセールの終了直前に秋の売り尽くしセールがスタートしました。
実は、サマーセール中に、対象になっていたRTX3090Tiを搭載したゲーミングパソコンと、パーツを組み合わせて作る自作PCとどちらが安いか?という記事を書いていたのですが、公開時期を逃してしまいました。
時事ネタなので公開するかしないか迷うところですが、結論は、若干自作PCの部品代の方が安いかなというぐらいで、ほとんど変わらないという結果でした。
サポートや初期不良や故障時の対応や相性問題など考えると、マウスコンピュータで購入した方が、フルサポートがついてくる安心感などを考えると、マウスコンピューターから購入する方が良いのではないかと思いました。
ホビー三昧Dが気になったG-Tune HM-B-3060Ti
秋の売り尽くしセールで気になったのは、G-Tune HM-B-3060Ti #2206HM-B660W11-3060Ti-L [ Windows 11 ] 【OSセットモデル】です。これは、直感です。
第12世代のi5-12400FにRTX3060Tiの組み合わせで20万円弱なら、お勧めできると思いました。
基本的にマルチコア対応が少ないゲーミング用途に限っていくと第12世代のi5-12400は、ワンランク上のi7ブランドの旧世代である第11世代のi7-11700とほとんど性能の差はなく、体感的にも変わらない感じがします。
なにより、ここで性能を気にし始めると、一段上のi7-12700を選びたくなり、グラフィックカードもRTX3080あたりにランクアップしたくなります。すると30万円は軽く超えてきます。
そうなると、セールで20万円弱になったG-Tune HM-B-3060Tiのバランスは良いと思います。
インテル第13世代の足音について
インテルの第13世代の最上位CPU(i9-13900K)が10月から11月の間に発売される可能性が高いです。新型は米国価格も若干上がる予測が立っており、日本では為替の影響で更に第12世代に対して20%程度値上がりしそうな予感がします。
第12世代と第11世代の状況から、新型が出てもi7-12700の値段はすぐには下がらない傾向があります。
定価で買うなら、あと3ヶ月は様子を見た方が良いです。パソコンの購入タイミングについての見方については、別記事の「2022年9月初旬でのパソコン購入タイミングについて」書きました。
基本構成
G-Tune HM-B-3060Tiの、基本構成は、CPUはインテル第12世代のCore i5-12400Fで、GPUはRTX3060Tiです。
構成部品については、下の通りになっています。
- Windows11
- Homeエディション
- インテルCore i5-12400F プロセッサー
- 6コア(6 P-cores 12スレッド)キャッシュ18MB、TB時最大4.40GHz 、グラフィックなし
- NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti
- 8GB (DisplayPort×3、HDMI×1)
- 512GB NVM Express SSD
- M.2 PCI Express 接続
- B660チップセット
- SATA 6Gbps対応ポート×4、M.2スロット×2、Micro ATX
i7やi5のネームブランドを見ない方が良い理由
今回のG-Tune HM-B-3060Tiは、CPUが第12世代のi5-12400Fとなっています。i7だから性能が良いとセールストークが飛び交っていますが、第11世代のi7-11700とほとんど性能の差がありません。
乱暴な比較ですが、第11世代のCPUコアを第12世代的に比較すると消費電力はPコア並で性能はEコアクラスという状態になっています。
第11世代のi7-11700を第12世代的に見ると、Pコア0のEコア8コア(Pコア並の電力を消費するEコア)モデルと読み替えても問題ないと思います(あくまでホビー三昧Dが見ている見方です)。つまり、性能的に微妙です。
i7だからと旧世代の第11世代を選ぶよりは、第12世代のi5を選んだ方が、お財布と体感レベルの満足度は高いと思います。
CPUのFモデルについて
CPU型番の末尾がFモデルになっていますが、ゲーミング用途であれば、セキュリティ機能はあまり気にしなくても大丈夫です。
FはCPUに内蔵されたGPU機能が省かれているモデル表しています。マニアックすぎる事はIntel 第12世代CPUのKとF付きKFモデルはセキュリティ機能に違いがあるで記事にしました。
気にしなくても良いという根拠は、消費電力が多いゲーミングPCで。マッタリとWebページを見たり買い物をするのは、スーパーにフェラーリで買い物を行くのに似ているからです。
近所のスーパー行くなら軽自動車が最適です。
消費電力と堅牢性が高くスペースが小さな10年ぐらい使うつもりで6万円台のパソコンと分けて買った方が幸せになると実感しています。
ホビー三昧Dが実際に利用しているのは、国語辞典サイズのHP ProDesk 405 G8 DM夏のセール情報です。こちらは個人でも買える法人モデルとなっており、パソコンメーカーとしてIBMと並ぶ老舗のHPによるセキュリティと5年以上の長期保守のメリットがあります。
ゲーミングPCと家計PCは分けた方が良い理由
セキュリティが出たのでついでに、ゲーミングPC事情について書いておきます。ずばり、ゲーミングPCとお金などを取り扱うパソコンは分けた方が良いです。
なぜなら、ゲーミングパソコンでは、MODなどのゲームファンによるコミュニティが作ったゲーム用の拡張プログラムを入れたくなるケースが多いからです。
便利なツールなどを探してWeb上で怪しいプログラムをダウンロードする可能性もあります。攻略情報をクリックしてチートプログラムなんかに手を出してしまうかもしれません。
なら、最悪ウイルスに感染しても問題ない状態にしてしまうのが一番です。ということで、家計用などお金が関わる作業をするパソコンを分けることをお勧めします。
ゲーム用と実用パソコンを分けるメリット2
パソコンを用途毎に分けてあれば、マウスコンピューターに修理に出すときに気にしなくても良いというメリットがあります。
WindowsはMacOSより情報が抜き取りやすく、銀行やクレジットカードの会員ページのパスワードがWebブラウザに保存された状態で修理に出してしまう心配も減ります。(20万円のパソコンは故障したら修理する可能性があります)
今時のゲームのセーブデータについて
修理ついでに、ゲームのバックアップについては、ほとんどのSteam(世界最大級のゲーム配信プラットフォーム)のPCゲームのセーブデータはSteamクラウドに保存されるのでバックアップ不要です。
積み上げたセーブデータが消えたときの脱力感と怒りを一番理解しているSteamが、2重3重のバックアップで全力でセーブデータを守ってくれているはずです(あくまで想像です)でも、Steamクラウドセーブデータの消失は10年以上の経験上ありません)。
注文時のカスタマイズのお勧めとその理由
カスタマイズは、ケースファンを背面1機から、全面2機と背面1機の3つモデルに変更しました。そこだけです。
このモデルは、素性がいいので、そのままでも十分満足できそうな構成になっています。とはいっても、気になってしまうと思うので、僕なりになぜ、カスタマイズしないかの理由の説明をしていきます。
CPUクーラーについて
CPUクーラーは標準の選択状態です。
カスタム選択に出たCPUクーラは市販品なので、約1万円を加算して液冷クーラーに変更しないのであれば、組み付けや後々のお楽しみで変更も簡単にできるため、標準のままが良いと思います。
標準品がパッケージ単品版のインテル標準クーラーであれば、高性能なCPUグリスに変更しても効果がほぼないので、そのままで問題ないです。
液冷クーラーの場合は、CPUグリスをちょっとだけアップグレードして組み付けてもらった方が良いと思います。
512GB NVM Express SSDについて
こちらも、512GB NVM Express SSDのカスタムには、色々ありますが、基本的にゲーミング用途でがっつりやると、1TBぐらい増設したくなります。
カスタム変更しない標準状態はPCI Express3.0のSSDだと思います。ここで奮発して高速な物を選択するよりは、Amazonセールなどで高速なパーツへの換装費用にお金をキープしておいた方が、僕は良いと思います。
SteamではSSDの増設やゲームの移動は後からでも簡単にできます。参考に、ホビー三昧Dの記事であるSteamゲームコンテンツ保存ドライブの変更方法と、辞書サイズのHP ProDesk405 DMへのSSD追加を読むとイメージがつかめるかもしれません。
メモリーについて
ゲーミング用途であればRTX3060Tiとのバランスを考えると、メモリーは8GBの2枚で16GBでいいとおもいます。
これよりアップグレードしようとするとメモリーを16GBの2枚で32GBにするのがベストチョイスになります。デュアルチャンネルモードといって、同じ規格と容量のメモリーを2枚指すことで高速動作するためです。
32GBのメモリーを消費する使い方は、ビデオ編集でVFXや3DCGモデリングやDAWでの重量級ソフト音源利用などの用途になります。そういう用途だとRTX3060よりRTX3080あたりにあげた方が良いと思います。
ケースファンは3つ構成がお勧め
ケースファンは3つがお勧めです。理由としては、ケースファンは結構高いからです。うるさければ、ケーブルを抜けばとまります(自作PC的な物言いですが抜き差しは簡単です)。
ちょっとだけ無音PCマニアとして経験上の説明をすると、緩い回転では1つでも3つでも音の大きさは体感的に変わりません。
1個のファンを高速でまわすよりも、常時3つのファンを低速で回しPCケース内の空気を排出させた方が聴覚的な静音性が高くなります。
あと、ケースファンにこだわると、やはり1機1400円から2000円クラスの物をつけたくなります。時々見かけるAmazonで3個1000円のようなファンは、軸ブレなどの騒音などから結局、安物の銭失いになります(これも経験済み)。
ケース項目での「【G-Tune】ミニタワーケース ( ケースファン 前面×2 / 背面×1 搭載 )」の追加オプションは2970円ですが、後から増設用に購入しても変わらないので、マウスコンピューターが付けているケースファンの方が、良いと僕は思います。
ゲーミングパソコンは放熱にも気をつけた方が良い
グラフィックカードはある一定の温度以上になると、サーマルスロットリングという、性能制限モードになります。
ゲームするときに急にカクツキはじめる事を防ぐには、ケースファンでガンガン冷やすしかありません。
ファンが高速回転するとうるさいですが、ゲーム中はヘッドホンをすれば、没入感Maxです。ということで、ホビー三昧Dとしてはケースファンは3つ構成がお勧めです。
ホビー三昧D的にお勧めの構成
最終的には、ケースファンを3つに変更しただけでノーマル状態です。秋の売り尽くしセール対象になっており今なら、総額191,070円に収まります。
ベースモデルはG-Tune HM-B-3060Ti #2206HM-B660W11-3060Ti-L [ Windows 11 ] 【OSセットモデル】です。
僕が購入するなら上の構成がお勧めです。ちなみにベースモデルの値段は下のようになっています。別途3,000円の送料がかかります。
秋のセール会場は下のバナーで確認できます。
標準状態でも十分ゲーミングPCとしてバランスがとれているのでそのままでOKのような気がします。セール対象になっているG-Tune HM-B-3060Tiは、バランスの良いパソコンだと思います。