2022年5月26日にMSIから新しい電源ユニットが発表されました。
一斉にプレリリースが出たので興味があり、その日のうちに記事を書いたのですが、本業で緊急案件が入り描きかけになっていました。
為替変動やら色々ありテレワークでの会議で動いていたのですが、新型コロナウイルス前に時々開かれた缶詰会議で喧嘩みたいなワイワイガヤガヤにできない歯痒さをそれぞれが感じていた結果、緊急招集がされました。
今回も、会長からお絞りが飛んでくる波乱の会議でした。昔はおしぼりではなく電話機が飛んで来たそうです。10年前は茶碗のお茶をぶっかけられたそうで、だいぶ穏やかになってますね。
卑怯な振る舞いをする事なく、プリミティブなフィロソフィーを指針にやるべきことやっていれば、おしぼりなんて飛んできません。
いやはや、新型コロナウイルスの影響もすっかり、影を潜め、関心事は新たな危機に移行していっています。
せっかくの東京出張だったのに、秋葉原に寄ることもできず、始発で出社し終電で帰ってくることになりました。
MSIの新ATX電源ユニット MEG Ai1300P
PCのニュースサイトで紹介されたMSIの新電源がきになりました。まずは、プレリリースを引用します。
MEG Ai1300P / Ai1000P PCIE5は、MSI初のPCIe 5.0およびATX 3.0対応のハイエンド電源ユニットです。この電源ユニットは、最新の16ピンPCIe 5.0電源コネクターを搭載しており、最大600Wの電力を供給することができます。そのため、最先端のグラフィックスカードでも問題なく電力を供給することができます。電源の負荷とシステム内部の温度を自動的に検知し、ファンの回転数を調整することができます。負荷が55%以下、または温度が70度以下になると、ファンは自動的に停止し、ノイズを低減してエネルギーを節約します。さらにMEG Ai1300P PCIE5には、CPU/GPUへの出力ワット数や現在の電力効率など、電力関連情報のリアルタイムモニタリング機能も搭載しています。
エムエスアイコンピュータージャパン 2022年5月26日発表「MSI、新製品5種類を発表」プレリリースより
とありました。
MEG Ai1300Pで気になったポイント
いままで買ったり購入候補にあがった電源は、電源負荷が40%以下になるとファンレス動作にる商品が多かった気がします。
この電源は55%以下でファンが自動停止します。停止条件となる温度も、70℃以下でずいぶん高温になっています。
このクラスの電源では10年保証が当たり前と思い込んでいますが、保証期間が1年間かもしれません。
プレリリースの中で、一番気になったポイントは、電力関係のリアルタイミングモニター機能が搭載されている点です。
そこだけで、MSIのMEG Ai1300P PCIE5に興味を持ちました。
PCの組み立ての欲求の芽生え
やっぱり、自作PCの醍醐味は、電源でしょ。。。。
車だって、エンジンから車体ができていくのですから。
自作パーツのCPU?GPU?そんな物は、消耗品の換装パーツでありおまけなのです。
と、訳の分からないことを思いながら、また自作をしようかなと思いつつあるのでした。
発表だけで、発売日は未定だった
ただ、一斉に5月26日にプレリリースされ様々なメディアが記事を公開したMEG Ai1300Pなのですが、MSIの製品ページにも反映されておらず、当然どこにも売っていません。
プレリリース記事を見た瞬間に即効で注文するためにAmazonとパソコン工房にアクセスして検索してしまいました。衝動買いの勝負は冷静になったら負けです。
しかし、現状のリアルタイム出力電力のモニタリングができるThermaltake Technology iRGB PLUS PLATINUM電源に、満足しきっています。
80PLUS PLATINUM認定取得。RGBファンを搭載しリアルタイムにパフォーマンスを監視可能なデジタル電源ユニット
電力容量的に見てもi9-12900KFとRTX3090を鞭でバシバシ叩いても750Wから650Wぐらいで収まります。正直1200Wの電源は不要です。
そんなこんなで、電源については急いで購入しなくても問題ないかなと思っていたりもします。
PC電源(ATX電源)のメーカー
僕が安心して購入できるPC電源メーカーは、格安電源を買い換えて最後に行き着き15年換装し続けたAntecか、今愛用しているThermaltake Technology、1年保証なのに12年間故障しなかったENERMAX、3年保証なのに7年間24時間故障しなかったCORSAIRです。
これ以外のメーカーは。。。聞かないで。安価な電源に飛びついた影響もあり色々失敗しています。
安い電源を使うより、高品質な電源を一つ買っておいた方が、最終的には満足度が高く出費を抑えることができます。
電源のモニタリング
2015年頃に、USB接続で効率と出力のモニタリングができる電源が、いくつか登場しましたが、Thermaltake Technologyの電源もモニタリング機能付きのラインアップを終了してしまいました。
普通に使っている分には、モニタリング機能は必要ない気がします。
スポーツカーでも、タコメータや電圧計や水温計など色々ついていると、かっこよく感じるのと同じかもしれません。
16ピンのPCIe5.0電源コネクタ
はて最近まで3.0で4.0になったばっかりのようなと言う気もしますが、PCI Express5.0対応電源が出てきました。
AMDの新型CPUが出た影響ですが、いやぁ、ついに消費電力が600Wのグラフィックカードまで視野に入ってきたのか。。。これは、PCはMacと逆行している。
仕様によると16ピンに4本の制御信号線が入り合計20ピンで、コネクタ1つで済ませようという方向性のようです。
何となくPCIe6.0電源コネクタなど世代が上がるにつれ、電力が足りなくなり5年ぐらいで別の規格が出てきそうな気もします。
リファレンスデザインがPCIe5.0電源コネクタ1個で動くように作られると、オーバークロックモデルでは、電力不足になり、更に追加コネクタが必須になりそうな気がします。
となると、RTX4090は、PCIe5.0電源コネクタ2本差しで、電源が合計32ピンになるのか。。。RTX5090かRTX6090世代になれば、そうなりそうな気がします。
PCIe5.0電源コネクタには制御信号線が入っているので、昔のように二股で増やす方法は使えず、2本差し専用の新しい電源が必要になりそうな気もします。
ちょっと、過渡期のような気がします。
PCケース選び
現状のAntec P180は、放熱不足の影響でサイドパネルを外して使っている段階です。
電源が決まるとケースを決めやすいのですが、ケースをなんとかするのが先のような気がするのでした。
MSIのMEG Ai1300P PCIE5のサイズが分かったら、ケースの方もじっくり探していこうかなと思っています。
おお、なら今回電源買っておけば、2032年まで現役でいけそうな。。。といういつもの、浪費プロトコルはすこし抑制した方が良さそうな気がします。
いやぁ、このようにして、自作PCは泥沼化していくのでした。
ほんと、プレリリース発表と同時にAmazonやパソコン工房で販売開始をしてなくて良かった。
追記 FINAL FANTASY7で最先端のゲームを体験して感じたこと
この記事を書いたのは6月1日ですが、すでに今日は6月22日です。
最近は、ゲームを即効で楽しむなら、BTOパソコンの方が、楽で良いような気もしてきています。
ホビー三昧Dには、レビュー待ちとして保存されている記事が、そこそこたまってきてしまいました。
ゲーミングパソコンへの価値観が変わりつつある中で、自作の熱を忘れないために公開することにしました。
いやぁ、ほんと、ゲーミングパソコン最高です。