親から子供へのパソコンプレゼントの一段階目アプローチ

マウスコンピューターのmouse E10-VL マインクラフトバンドルパッケージ(公式ページ)を紹介する中で、文部科学省が推進するGIGAスクール構想により子供にパソコンが割り当てられる前に、構想対応パソコンを子供にプレゼントする意味があるのかという点から調べてみました。

結論から書くと、配布という形ではなく、学校内で割り当てられるケースが多く、貸し出されても、色々な制限などが入っているので、自発的な利用という点では、家庭で用意して子供にプレゼントする方がいいのではと思いました。

この記事は、低学年の子供と軽作業に向いた2万円のタブレットPC E10-VLの関連記事です。

GIGAスクール構想での配布状況

GIGAスクール構想(文部科学省)について、自治体ごとにばらつきがあることは聞いていますが、実際はどうなっているかは、話を聞いてみるしかありません。

ということで通勤ついでに8月初旬の往復の新幹線車内で、夏休み中で遊びに出かけている親子に話しかけて聞いてみました。

先にお断りしておきますが、ここのデータはマーケティングで利用する通常のアンケート集計とは違い、個人的な声かけによる雑談の中からのデータです。

私立小学校の場合

私立に通わせている家庭の中には、コロナ禍でAppleの団体購入で学校指定のiPadを購入したという話は聞いたことがあります。

コロナ以降、時々同じ車両に乗り合わせる都内私立小学校の制服を着ている児童が、iPadで宿題をしているのを何回か見たことがあります。

私立学校の中では配布率というか、制服と同様に学校指定で購入しているケースが多いようです。

公立小学校低学年

数組の低学年の兄姉がいない親子から聞いたところ、1組を除いてGIGAスクール構想をニュースで知ってはいるが、通わせている小学校で配られるかどうか、知らない方がほとんどでした。

公立小学校中学年

中学年の親子に聞くと、貸出や配布ではなく一人一人に割り振られたタブレットパソコンが教室に置いてあり時々授業で使うとのことでした。

2022年の新学期から始まり、今まで持ち帰りをしたことは無いそうです。

公立小学校高学年

高学年の兄姉がいる親子に聞くと、普段は教室に置きっぱなしになっており、時々授業に使いながら、一学期に数回だけ宿題で持ち帰ったことがあったそうです。夏休み中の持ち帰りはありませんでした。

持ち帰ることができたと話す3組の話では、宿題用アプリ以外で使えないように制限がされているため、YouTubeを視聴できなかったり、自由なパソコンという感じはありませんでした。

聞き取り結果

少ないサンプルですが、自分の子供が通っている公立小学校で、1年生から配布されていることを知っている親子は1組を除きいませんでした。

なんとなく僕の周囲のママ友の話を聞いていると、かなり筒抜けになっているのが当たり前のように感じましたが、あまり上下情報は流れてこないようでした。

文部科学省のデータ

文部科学省の「GIGAスクール構想に関する各種調査の結果」をみると、全国の公立の小学校等の96.1%、中学校等の96.5%が、「全学年」または「一部の学年」で端末の 利活用を開始(令和3年7月時点)とあります。

内訳では、小学校の端末の利用状況では84.2%で全学年で利用を開始。11.9%で一部の学年で利用を開始とあります。

この数字は本当に正しいのだろうかと感じてしまいましたが、文部科学省が把握しているデータ上では配布されているようです。

結果

話しかける前に、神奈川、名古屋、大阪、京都あたりではかなり進んでいそうな予想をしたのですが、地域差はなく、2022年8月時点でGIGA構想によってパソコンが無償配布がされている児童の割合は少ないような気がします。

東京から新大阪まで搭乗駅が違う全く違う学校に通っているはずの、十数名の方とさらに周囲のグループの親子に伺いましたが、GIGAスクール構想に基づき全ての小学生にパソコンが行き渡っていないようです。

僕自身が直接聞いたリアルなデータですが、公式に各都道府県の教育委員会へ確認をとったわけではないので、たまたま話しかけた親子が全て該当しなかっただけかもしれません。

子供がパソコン授業をどう受け止めているか

ついでに、教室に自分用に割り当てられたタブレットがある子供に、英語の授業とタブレットを使ったパソコン授業とどちらが楽しいかと、質問してみました。

結果は、パソコンの授業についてはあまり、子供たちの間では評判がよくないようです。授業中にいろいろトラブルが起こっていて活用はうまくっていないようでした。

英語授業に関しては、どうも英会話塾のようなところに通っている子供の割合は4人に1人ぐらいいて、小学校よりも習い事や幼稚園で好きになったと話す子がほとんどでした。

どちらかというと、小学校よりも習い事の影響の方が大きいようです。

一方でパソコン向け子供塾について親子に聞いたところ、大人向けのパソコン教室は知っていても子供用は聞いたことがないそうです。

GIGAスクール構想による公立小学校の授業についての実態となどの雑談をした後、それぞれの母親にパソコンを子供に持たせたいかという質問をしたところ、考えていという回答がほとんどでした。

なんとなく、パソコンに触れる機会が少ないんだなという感覚から、GIGAスクール構想の理想についてはわかる気がしました。

ただ、ここではストレート過ぎて書けないような子供(同士)たちの話を聞きながら、小学校という枠組みの中で適性を伸ばすのは、難しそうな気がしました。

話を聞いて感じたことのまとめ

子供とパソコンのふれあいに関しては、家庭の中で育むしかないような気もしてしまいます。

ちょっと、事情が違うなと感じつつありますが、道具としてのパソコンに興味を持つ子供は、なるべく早く慣れ親しんだ方が、幸せだと思います。

なぜなら、パソコンには、実感として無限の可能性があると僕は感じているからです。

一部の小学校では1年生から配布が始まっているそうですが僕自身は教育現場でのパソコンの使い方について、疑問を感じました。

子供たちのアングラな会話から監視や制限から逃れるために、バレなければ問題ないという良くない手ぐせをつけているようにも見えます。

SNS問題など色々なトラブルについても聞きましたが制限だらけで子供を縛るより、クリエイティブな使い方など、家庭にあった教材はやはり家庭で用意する方が良いと僕は感じました。確かに、本当に難しい問題だと思います。

名古屋市委員会録画を見て感じた、自治体の教育環境

操作ログや、閲覧制限に関する子供達からみた意見とは別に、親の立場から見た時、子供を育てる街をどこにするかという、大きな問題にもつながってきました。

あまり踏み込んではいけない所だったかもしれません。

新聞で確認が取れたので、聞いた話を書きますが名古屋市では監視用ソフトが問題となり一時的に使用停止になっていました。

子供達の話の中で聞いた内容の確認で、新聞その他を調べていく中で、問題が発覚した名古屋市委員会の録画を確認しました。

名古屋市のGIGAスクール構想について生情報

保護者連絡用ひな形「学習者用タブレットの利用にかかるログの取得について 名古屋市教育委員会」令和3年6月17日、その後再開については「児童生徒用1人1台端末の利用再開について」が出ています。
経緯については、名古屋市会 委員会録画中継 令和3年6月9日「教育子ども委員会」が名古屋市議会中継システムにて公開されています。詳しくは1時間42分あたりからGIGA構想に関する質疑応答があります。1時間58分あたりから始まり操作ログに付いて2時間11分に問題事実があります。2時間28分にログ取得の確認不備に関して発言があります。新聞その他の情報より一番生情報で問題の大きさが分かる内容です。

委員会の録画を1.5倍速で聞きながら、どの街で子供を育てるか、パソコンどころの問題ではなくなってきました。

むしろ、リテラシーがズレている教育機関に子供を置く前に、家庭内でIT自己防衛について教え我が子を守る必要があるのではとすら、思えてしまいました。

なかなか、難しい問題です。

低学年の子供への最初にプレゼントに向いたパソコンの紹介

たった少しの触りですが、GIGAスクール構想に関する話や問題を調べると、子供にパソコンを渡すことがいいのか?と少し、正直、気持ちが揺らいでしましました。

子供時代、自由にパソコンを使わせてもらった僕としては、少し、悲しいです。

タイトルのGIGAスクール構想前に買うべきか買わずに待つべきかですが、色々難しいですが、高価なパソコンを買い与えて使ってもらえるかを試すための、2万円の入門のお試し版として用途を割り切ったプレゼントには最適だとは思います。

まず大人が自分で、児童向けの規制だらけの子供アクセスフィルターのかかったパソコンを体験してみるのも、良いかもしれません。何が危なくて、制約のなかで情報を集めるノウハウを学べるかもしれません。

親から子供へのパソコンプレゼントの一段階目アプローチ

プレゼントの計画の参考に、マウスコンピュータのお届け納期をみると、E10~VLは平日15時までに注文すると、翌営業日から3営業日で集荷されます。

土曜祝日も出荷があるため、水曜日に注文すると日曜日には配達がされそうです。

詳細と購入はマウスコンピュータのmouse E10-VL マインクラフトバンドルパッケージから確認できます。

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