LightPDFの文章解析AI機能は、ChatGPT3.5が生成した回答の根拠が書かれた場所をジャンプリンクで表示する強い味方でした。

正直、購入するまで半信半疑で、6年間版なら1年あたりOpenAIの月額Plusプラン(20USD@150JPN)とほぼ同じ2,800円程度になり、まぁいいかなと、半分投げやりな気持ちで購入しました。

すでに有料プランを使い始めて1日たちましたが、これはもしかすると、Web上のChatGPTより使い勝手がいいのではないかと感じています。

LightPDFの文書解析AIでは、アップロードした約7,000文字のPDF(今見ている記事)を要約して、文章に書かれている内容を元に、質問に答えてくれます。さらに、回答した根拠が書かれている箇所をジャンプリンクで示してくれます。

Web版のChatGPTとちがい、書かれている場所がわかるため、ダブルチェックができます。PDF全体から答えてくれるため、文章構成の確認や、内容分析などに使うことができます。

普段長い文章を書いて、修正しながら、収集がつかなくなることが多いのですが、いいサポートになりそうです。

さて、今回紹介する、LightPDFはソースネクストによるサポートではなく、国内販売をする株式会社メディアナビが、国内サポートをする商品です。

ソースネクスト以外でも、LightPDFシリーズ(ベクターPCショップ)にて取り扱いがあります。

株式会社メディアナビは、LightPDFと同じ開発元のGitMindも販売しており、こちらもソースネクストから購入することができます。

最新のセール情報については、ページ内の下にあるLightPDFの有料プランを安く購入する方法にあります。

インフォメーションも終わったところで、LightPDFについての紹介を始めようと思います。

ChatGTPのサードパーティー製品について

まず最初に、まず最初に、サードパーティー製品とは、自社の基礎技術を使わず、例えばOpenAIの汎用的な自然言語処理技術等の技術を活用して、カスタマーサポート、コンテンツ生成、対話型ツールなどの、さまざまな用途に適したソフトウェアやサービスを提供する第三者による製品のことです。

今回紹介するLightPDFも、GPT3.5(無制限)とGPT4.0(回数制限あり)のAPI版が組み込まれている、ChatGTPのサードーパーティー製品になります。

無料で使えるChatGPTに有料版ソフトが必要?

OpenAIのChatGPTは、登録することで無料で利用できます。無料で使えるのに、わざわざ有料サービスのサードパーティ製品を購入する必要があるのでしょうか?

ChatGPTのサービスは常に新しく、アップデートされています。

以前は、会話内容がトレーニングに利用されない代わりに、無料で使用できるという認識がありましたが、2023年5月から、チャット履歴がモデルのトレーニングや改善に使用されないようにアップデートされました(公式情報:Data Controls FAQ)。

この変更は、サードパーティー製品を購入するときの前提条件にも関わるため、重要な意味を持っています。

実際僕も、本当にサードパーティ製は必要なのかと、色々考えOpenAIのChatGPTプランについて色々調べて検討しました。

OpenAIのサービスは常に変化しており、最新情報は公式ChatGPT — Release Notesで公開されています。最近は、ブラウザの自動翻訳も優秀なので、目を通してみると、色々発見があるかと思います。

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OpenAIのChatGPTにある有料プランの制限

OpenAIのChatGPTには、いくつかのプランがあります。有料契約することで一回の質問で読み込むことが出来る単語数が増えます。

オリジナルサービスと比較することで、サードパーティ製品を検討する時に参考になるかと思います。

ここでは、有料プランについて説明していきます。

ChatGPTの有料プランについて

無料版(GPT-3.5)では、1回の対話セッションに2048単語までの制限がありましたが、現在は不明です。

月額20ドルの有料Plusプランでは4096単語までの制限がありましたが、こちらも不明です。PlusではCPT-4や最新の技術を優先的に試すことができます。

Businessプランでは8192単語までの制限がありましたが、こちらも現在は不明です。OpenAIのページに、Businessプランという選択肢はありませんが、10ドル程度の基本料金に加えて従量制で利用できるプランのようです。

独自開発ソフトで外部から利用できるAPIプラン

外部ソフトやWebサービスに組み込んで利用することが出来るAPIが使えるプランです。

従量制となっているため、単語数に制限はありません。プロジェクトに合わせた通信文無いのパラメーターに制限を設定できます。

トレーニング(機械学習)に利用しないプラン

OpenAIのChatGTPで会話内容をトレーニングに利用しない事が契約上で明記されている企業向けの Enterpriseプランもあります。

Enterpriseプランは、Web上の加入プランよりも厳密な契約ができ、契約後のサポート体制に違いがあります。

一回の会話セッションの制限については、32,000トークンより長い入力に対応していると書かれていることから、240万単語以上の入力に対応しています。

Enterpriseプランの加入に関しては、企業向けのサービスとしてOpenAIの営業担当との問い合わせが必要になっています。

コンシューマ向けサービスとして展開しているサードパーティー製品が、内部でEnterpriseプランを利用している可能性は低いと思います。

この辺は、価格帯と提供する企業をしっかり見極めて推察するしかないかなと思います。

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LightPDF(ライトピーディーエフ)とは

LightPDF(ライトピーディーエフ)は、Web上でPDFを編集したり保存や共有ができるWebサービスでした。

僕の今の印象ですが、ChatGTP機能が追加されたことにより、PDFなどの長文を、要約したり書かれている事を質問ができる機能がメインのツールに見えます。

まずメリットなどを書きますが、クラウドサービスなので、開発元や国内サポートについて調べてみました。

LightPDFのメリット

LightPDFは名前の通り、PDFの編集ソフトです。

PDFの編集ソフトと見たとき、メリットは少なく、「ソースネクスト「いきなりPDF Ver.10」の使い勝手と選び方」で紹介した、いきなりPDF Ver.10シリーズやいきなりPDF EXや、一太郎のジャストシステムによるJUST PDF 5 Proの方が満足度が高く、なによりプライバシーや情報漏洩の観点から安全だと思います。

ただの、PDF編集ソフトであれば、紹介しないのですが、LightPDFには新たに、文章解析AI機能としてChatGPTが搭載されました。

実質的にChatGPTそのものが入っている文章解析AIにより、文章の要約や、意味の抽出ができます。

LightPDFの文章解析AIについて

LightPDFの有料プランでは、ChatGPT Plusプランと同様に、外部URLの参照や、複数のPDFやWordファイルなどを読み込ませた上で回答させることが出来ます。

わざわざLightPDFを使わなくても、ChatGPTであればOpenAIにログインすれば無料プランで事足りるかもしれません。

あえてLightPDFを使うメリットは、無料プランによるChatGPTと違い、LightPDFでは指定したURLやPDFなどのファイルを解析した上で、書かれていることに対して質問や、分析ができる点にあります。

ChatGPTの無料プラン使えるGPT3.5では、2023年9月20日時点で、長くても2,000文字程度までしか記憶していない事が実験でわかりました。

実験は、無料プランのChatGPT 3.5にて、長い会話をして、以前会話の内容を思い出してと答えてもらい、どれぐらいまで、正確な回答ができるかとなどの、記憶テストです。

次に、単語をランダムに重複なしで200個列挙してといった質問をしてみました。結果としては、おおよそ110個目あたりから、同じ単語を列挙し始めました。

重複の出現も70個あたりあり、70単語以前のものを記憶しておくことができないようにも見えます。

無料プランのChatGPT3.5では、長くても2000文字程度の文章や、会話量に抑えない限り適切な回答が得られない可能性が高いです。

LightPDFで、1万字程度が書かれたPDFを読み込ませた上で、文章解析AIを利用したところ、しっかり質問した内容に答えてくれ、文章のどこに書かれていたかということも、リンク(ページ内ジャンプ)で示してくれました。

長い文章の中から質問の回答が書かれた場所を調べたり、書かれていることを要約して、確認する使い方に向いているような気がします。

一番のメリットは、ChatGPTが文章にない事を回答しても、文章内にある回答の根拠や引用箇所を確認することで、間違いか正確かをチェックできる点だと思います。

LightPDFの開発元は?

LightPDFの開発元は、プレスリリース情報によると、2010年に設立され現在は、香港に位置するWANGXU TECHNOLOGY(HK)CO.,LIMITEDが立ち上げたApowersoftブランドが開発しているそうです。

情報元:PRIMES プレスリリース「無料オンラインPDFツールLightPDFにAI文書チャットツールが搭載されました

株式会社Apowersoftとして日本国内の法人があり、開発実績として、グローバルでのアクティブユーザー数は800,000以上あると会社情報にありました。

LightPDFの公式サイトに、我々が作りましたと大々的に開発元などの情報が表示されていない気持ち悪さが、微妙に残ります。現在は、別の会社になっているかもしれません。

どんなにプライバシーポリシーがしっかりしていても、企業は国の法律や命令から逃れることはできません。表に出してはいけないような、機密文章などの取り扱いはやめた方が良さそうです。

国内サポートは?

国内流通版のサポートは、販売元の株式会社メディアナビが対応しています。一方でLightPDFから直接購入した場合は、メーカーとの直接対応になると思います。

基本的に、代理店のような形で、購入者からの質問やトラブルなどのサポート依頼を受けた販売店が、メーカーと中継する形になると思います。

ソースネクストやVectorから購入した場合は、販売元の株式会社メディアナビがサポートをします。

LightPDFの文章解析AIサービス利用回数

LightPDFの文章解析AI機能には、制限があります。まず、有料会員には月に1000ポイント配布され、サービスに使うことができます。

PDF編集をするためにアップロードしたときには一つに対して1ポイント使うようですが、LightPDFの文章解析AI機能で、アップロードにはポイントを消費しないようです。

文字選択や編集ができるPDF、スキャンされたPDF、Word、Excel、パワーポイントなどをアップロードができます。

GPT-3.5は無制限、GPT-4では1回50ポイントを消費するため、月に約20回分の質問ができます。

LightPDFの有料版の種類は?

LightPDFには、無料で使えるWeb版に加えて、有料のサブスクリプションサービスとして、1ヶ月、1年、2年、3年と6年間のプランがあります。

開発元が同じGitMindでは、シリアルコードを入力することで契約期間が追加される仕組みになっています。

LightPDFも同じように、1年版を購入すると1年延長できるシリアルコードが送られてくると思います。

LightPDF 販売店公式のPRビデオ

LightPDFの機能を知るには、サービス提供サイトのLightPDFに登録して利用して試した方が早いです。無料登録で8ポイント手に入り、アップロードしたPDFファイルなどに対して、GPT3.5にて4つぐらい質問ができます。

ソースネクストで購入したコードを適用するには、アカウントの無料登録が必要になります。

とはいっても、LightPDFで検索で見に来ている方にとって、登録のハードルは高いと思います。わかりやすい販売店のPRビデオがありました。

LightPDFの文章AI解析では、ただ単に回答するだけでなく、ページのどこに書いてあったかをジャンプリンク付きで、教えてくれるところが、便利だと思いました。

実際に使ってみたところ、読み込ませたPDFに書かれている文章を元に、わかりやすい文章を書き出してくださいと、質問しました。

回答は、プログラムコードの回答と同じテキストエディタ風のボックス内に、2000文字以上の文章が作られました。

改行などが入っていないので見にくいですが、コピーボタンがあり、エディタアプリへのコピーは簡単にできます。

文章のできは、ChatGPT3.5の癖が出ている文章ですが、読み込ませたPDFに書かれている内容で、新しい文章が作られていました。

少なくても、書かれていないデタラメの内容は含まれていませんでした。

ここが、OpenAIサイトで使う無料のChatGPT3.5との大きな違いだと思います。

PDFファイルの統合ソフトなので、色々PDFにしておき、複数のPDFから横断的に情報を引き出したりするのに便利かもしれません。

やっぱり、動画で動いているところを見るのが早いですね。

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実際に購入して使ってみたLightPDFの感想

情報漏洩の面から機密文章の解析には使わない方が安心ですが、自分で書いた5000文字以上ある文章の校正作業や、補助金などの公文書に、甲や乙といったややこしい金融商品やサービスの約款などをAI解析には向いていました。

知りたいことを素早く質問して確認するだけでなく、書かれている場所を示してくれるのは、子供のような嘘をつくChatGPTのAI回答を使う上で、再確認の手間が省けて助かります。

ChatGPT4が無料で使える、MicrosoftのBingもありますが、解析するファイルを指定できるメリットは大きいです。

回答品質がGPT3.5より高いGPT4.0であっても、書かれていないことを、さも書かれているように、しれっと答えられるより、GPT3.5であっても、回答に根拠となる文が書かれた箇所を一緒に開示してくれるLightPDFのGPT3.5の方が、僕は使い勝手がいいと思いました。

なにより、6年版の通常価格でも16,980円なので、1ヶ月236円とChatGPTより圧倒的に安く利用できます。

OpenAIのChatGPTの有料版のPlusは月額20ドルなので、クレジット為替レートが150円(為替147円)なら一月3,000円かかります。

実用によってテストしたChatGPTの文字数制限

現状ではChatGPT4.0の利用制限が3時間で25個から50個までに緩和はされましたが、質問回数が少ないため、結局細々と練っていくときには、GPT3.5を使うことが多くなっています。

ただ無料プランのGPT3.5では、8000文字程度を読ませて質問したりして、文章を練っていく作業をしているとすぐに、「You’ve reached our limit of messages per hour. Please try again later.(1時間あたりの文字制限を超えたから、時間をおいてください。)」という表示が出ます。

実用によってテストしたLightPDFの文字数制限

LightPDFは内部でChatGPTのAPIを利用しています。従量制のAPIにライト版は見当たらないためこの表示が出る可能性は低いと思います。また、APIなので回答速度もPlus版と同等だと思います。

2時間ほどの間に、7000文字近くの文章をPDFに書き出し、読み込んで質問や文章解析を参考にして書き直し、再びPDFに書き出す作業を行いましたが、エラーは一度も発生していませんでした。

ただし、DaVinci ResolveやDigital Performer11日本語ユーザーガイドなど1,000ページを超えるPDFを読み込ませたところ、エラーが出ました。

一章ごとに分割し100ページほどのPDFにしてから、AI解析をかけたところ、認識はしてくれました。

ちなみに、文書解析AIの設定をGPT3.5モードにしている状態では、何回PDFをアップロードして質問をしてもポイントは消費しませんでした。

LightPDFのAI機能の特徴

海外のDTMや動画編集ソフトのマニュアルを解析させ、やりたことを質問したら答えてくれるようなシステムを期待しましたが、それは無理でした。

一章ごとに分割した100ページほどのPDFにすることで認識はしてくれますが、質問に対する答えは、でたらめで全く役に立ちません。引用元も提示せず、PDFを読み込ませずに質問した時と同じような回答をしてきます。

ChatGPTは、書かれている文章を理解して回答しているわけではありません。

得意なことは機械学習時に利用された文章を元に、関連がありそうな箇所を見つけて、答えている仕組みです。

IR情報などの事業報告書など、ある程度テンプレートに沿って作られている情報については、正しく認識しますが、人間が読んですぐに理解できない操作マニュアルなどから使い方を見つけ出してもらうことは困難でした。

質問を繰り返すと、同じ回答をしたり、ますます創作的な回答を返してきます。たぶんパラメーター設定の影響だと思いますが、ChatGPT3.5の駄目な一面がいろいろ見えてきます。

ただし、全部が駄目という感じではなく、学術論文やお役所文章などでは、しっかり認識して答えてくれます。

資産運用などで事業報告書などを手早くピックアップする使い方にはむいていると思います。

ただし、書かれている数値を元に変化率は何%といった考える必要がある質問をするときには、小学生のテスト問題のように課程まで表示させて、本当に正しいかをチェックしないと安心できないので、何をやっているのかわからなくなるかもしれません。

大量のページの中から「書かれている場所を見ればわかる」ような質問をする使い方には、向いていると思います。

使い方を絞った方が良さそうです。

LightPDFのプレミアムポイントについて

2023年10月8日にLightPDFと運営元の大本が同じGitMindにてサービス体系の大幅な変更がありました。

今まで有料会員になることで無制限で使えることをアピールしていた、ChatGPTを利用したAI機能を使うために、クレジットというポイントのようなものを別途購入する仕様に変更されたのです。

まだ、LightPDFでの変更はありませんが、運営元の大本が同じなので、こういったサービス内容の大幅な変更は、あり得ます。

GitMindでのオプション価格は、AIチャット1回ごとに1クレジット、AI要約ではファイルごとに10クレジットとなっています。

この変更は、サービス提供元から日本国内での代理店販売をしている株式会社メディアナビへの詳細な説明がない形で行われたようです。メディアナビさん、ほんとに大変そうです。

詳細:GitMindのクレジット方式変更について(公式情報:株式会社メディアナビ)

さて、LigthPDFはどうなっているかについて、2023年10月16日時点ですが、プレミアムユーザー(有料契約)へは、毎月1000クレジットが提供されます。

AIチャットは、GPT-3.5へのクレジット消費はなく、GPT4.0に対しては質問あたり50クレジットが必要になります。

LightPDFで毎月支給されるクレジット(ポイント)2023年10月16日時点

無制限のGitMindに対して、LightPDFでは、毎月1000クレジットという制限があるため、大丈夫だとは思いますが、こういった大幅な変更もあり得ます。

購入前提が崩れてしまうため、やっぱり30年以上の実績がない会社というのは危ないなと感じました。

映像や音楽関係のソフトハウスでは時々ある事件で、2023年に世界最大のプラグイン・デベロッパー「Waves(ウェーブス)」も、永久ライセンスのサポート打ち切りと同時に、サブスクリプションサービスへの切り替えを断行しようとして、約2週間後に方針を是正しました。

ただ、会社(メーカー)そのものが蒸発するケースもあるため、どうなるかはわかりません。メーカー直売ではなく、代理店を挟んで購入するメリットはこういうときに現れてきます。

GitMindもLightPDFも、メーカー開発元は、メーカーブランドとしてそれぞれのサービスを法人化して多段販売をしいるようなので、トカゲの尻尾切りではないですが、切り捨ても考えれられます。

(中小メーカーが大手との直接取引をするとき、開発失敗や重大な責任問題が発生しときに大手から賠償請求される契約不履行時のリスクを回避するために、大手商社を挟むことで販売価格の15%から30%を保険料のつもりで使うこともあります(商社も商社のグループ会社が運営する保険に入っています))。

国内販売は同じ株式会社メディアラボになっており、国内サポートの責任が伴います。大丈夫だとは思いますが、購入時の注意喚起の意味も込めて、書いておきました。

ラボ調査 第2弾 LightPDFの使い勝手(約1ヶ月使用してわかったこと)

ホビー三昧Dも、アフィリエイト的な書き方よりも、実際に使った生情報をそのまま掲載していった方が良いような気がしてきました。

色々詰め込みすぎて脱線し、その脱線をシェイプアップする作業をしても、直帰率が高いだけなのでモチベーションが折れてしまいます。

ということで、書かないよりは、詳しく知りたい方が、自分の知りたい情報をピックアップしていってもらった方が良いのではないかと思い始めました。

そこで、今回は、わかったことをぶっきらぼうに書いてみることにしました。

LightPDFについては、文章を校正するような使い方にも、操作マニュアルを要約してもらって、正しい使い方を教えてもらおうといった使い方には向いていません。

なぜなら、質問の回答に生成AIの創作情報が大量に含まれているためです。そして、生成AIはわかりません。といった、回答をしてくれません。

ChatGPTもいろいろな使い方が出てきていて、チャット形式に質問をしていく使い方のほかに、指示書や企画書のようなある程度のテンプレートを用意してものを元に、回答してもらう使い方もあるようです。

たしかに、部下に指示を出すようなイメージで、細かく指示を出すことである程度まともな答えを書いてくれます。

そこで、LightPDFを使うに当たって、僕は、テキストメモで書いたものをPDFに変換して、LightPDFで読み込ませて生成してもらうようにしています。

これが結構うまくいって、文章解析AIに読み込ませることで、すぐに答えが出て、さらにチャットで追い込んでいく使い方が向いていそうな感じがしています。

ただし、OpneAIのチャットと違って、質問を重ねるうちに文章内容を忘れてしまったり、これまでの質問の流れを無視して最初の答えと同じものを返してくることがあります。

今は、2から3回方向性が変わってきたら、そのつど、メモ帳から新たな指示PDFを作成して、文書解析AIで読み込ませていく使い方をしています。

こうすることで、アップロードしたPDFごとにチャット履歴が重なっていきます。質問元のPDFも引用元をクリックすることで出てくるため、便利です。

ただし、履歴から文書解析AIに読み込ませたPDFをダウンロードすることはできないようなので、ローカルに文書管理番号のような形で保管しておく工夫がいるかもしれません。

ちなみに僕は、PDFのファイル名で履歴が残るため、ローカルで作るときに「2023-10-29_TEMP-解析テストA-002.pdf」といった「日付_タグ名-内容-リビジョン」ファイル名で管理しています。

書店に行くと、ChatGPTへの質問指示のやり方について書かれたハウツー本がたくさん並んでいます。これがお薦めと、ピンポイントで紹介できませんが、数冊見比べてみるとイメージがつかめるかと思います。

もっと手軽なソフトがVectorの新商品として登場しました。

MacやWindowsに加えてスマホにも対応しているChachatGPT AIプロンプト自動生成ツールでは、69種類の質問テンプレートのようなものがあり、質問内容を記入していくことで、ChatGPT向けの質問様式?で出力してくれるソフトだそうです。

Vecotor:ChachatGPT AIプロンプト自動生成ツール

この自動生成ツールの方が、書店でたくさん並んでいるハウツー本よりも、実践的で役立つような気がします。

ChatGPTが生成する文章は、感情を全部省きありきたりで読んでみると微妙な感じがしますが、表面的な付き合いで送る相手に向ける文章こそ、書くのにすごく悩みます。ある意味では、便利な感じがします。

LightPDFの有料プランのセール情報

ソースネクストでは、通常の取扱商品として1年版と2年版と6年版を販売しています。

2023年11月3日(金)までの「LightPDF」セール価格は前回と同額で、1年版が通常価格6,690円から10%OFFで5,980円、2年版が通常価格13,380円から25%OFFで9,980円、6年版が通常価格16,980円から11%OFFで14,980円になっています。

※ソースネクストでのユーザー割引セール価格の確認と購入にはログインが必要です。

ソースネクストの競合サイトですが、VectorのLightPDF販売ページでの取り扱いもあります。

あくまで価格観測をしながら感じる主観ですが、ソースネクストの自社開発ソフト以外では、ベクターPCショップと交互に割引セールをしている感じがします。

LightPDFシリーズ(ベクターPCショップ)での割引参考情報として、2023年10月16日に10月23日まで有効な割引案内がありました。

セール価格は、ソースネクストでの割引販売と同じく、1年版が通常価格6,690円から10%OFFで5,980円、2年版が通常価格13,380円から25%OFFで9,980円、6年版が通常価格16,980円から11%OFFで14,980円です。

GitMind(ギットマインド)の割引情報

GitMindは、ChatGPTが搭載されているMindMapソフトです。LightPDFと同じ開発元のApowersoftブランド商品で、株式会社メディアナビが販売とサポートをしています。

2023年10月13日時点で、株式会社メディアナビによる販売は中止状態です。

詳細:GitMindのクレジット方式変更について(公式情報:株式会社メディアナビ)

PDFやWordからの文章をマインドマップ風に要約できますが、要約元に文字数は1500文字程度が上限で、超過部分の文章は要約の対象外になる場合がありますと、小さく注意書きがあります。

要約用途であれば、LightPDFの方が適しているような感じがします。

2023年9月23日時点で開催中の「GitMind」セール価格は、1年版が通常価格4,998円から20%OFFで3,980円、3年版が通常価格14,994円から33%OFFで9,900円、5年版が通常価格24,992円から44%OFFで13,980円になっています。

※ソースネクストでのセール価格の確認と購入にはログインが必要です。

今年ソースネクストで取り扱いが開始した当初は6年版でしたが、現在は5年版になっています。もしかすると、LightPDFも5年版と期間が短くなるかもしれません。ソースネクストの競合店のVectorのLightPDF販売ページでは3年版が割引されています。

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