2023年5月18日に、NVIDIAからRTX4060とRTX4060Tiが登場しました。
RTX4090から同じ半導体を使っているRTX4070までと違い、RTX4060の半導体は新設計した小型版です。
公式サイトのNVIDIA GeForce RTX 40シリーズをみると、NVIDIA CUDA コア数に差があり、RTX4060Tiが4352、RTX4060が3072としっかり差が出ています。
シリーズごとの性能が綺麗に並んでいるため、予算次第でどれでもどうぞ状態になっています。
以前GPU選びの参考になるRTX3000シリーズで見るコア数と価格の関係という記事を書いているので、あえて説明しませんが世代(アーキテクチャー)が同じなら、コア数 ≒ 性能 ≒ 価格です。
あっ、この記事、RTX4060最高だねと書き始めて、結局RTX4090Tiを買っちゃいましょ的な内容になっています。頭ではRTX4060Tiで十分だし、そっちの方が賢い買い物だとわかっているけど。。。完全に趣味なので、こればっかりは、どうにもならない。
なんだかわからないけど、自作パソコンに妙にお金をつぎ込む人に共感してもらえたらいいのかなと思い公開することにしました。まったく何のためにもなりません。
まさにこの瞬間買う気満々でRTX4090Tiを待ちきれずRTX4090を買ってしまいそうなほど乱心している方に向けての鎮静剤も紹介しています。たぶん、一気に冷静になれると思います。
3回乱心したら買ってしまっても不可抗力なんていうルールは、マイルールなので全く役に立ちませんが冷静になれるかも。本当に必要なら乱心も何もなく普通に買ってるはず。たぶん。
発売日は5月24日から7月まで、価格は5万円台から
RTX4060Ti(8GB)は5月24日に発売解禁となっており、他の4060番台は7月発売予定です。
17日に株価の日経平均が3万円を超え、5月19日時点で為替が1ドル138円を軽く超えてきています。
気になる値段ですが、RTX4060のページには52,800円よりと書かれていました。RTX4060が52,800円とあります。
この傾向から、RTX4060Ti(8GB)の国内店頭価格は7万円あたりで登場すると思います。
RTX4070の公式ページ価格が99,800円になっているため、RTX4060は4万円ぐらい安く購入できます。最上位が30万円超なので、順当な価格ステップですが、4万円あればモニターが一台買えてしまう値段です。
消費電力など
NVIDIA公式比較 GeForce グラフィックス カードの詳細仕様表を確認することで、電力消費量といった基本的なことはすぐにわかるので、記事として書く必要は無いきがします。ここではスペック表には出てこない電源事情について書いておきます。
自作PCでパーツを選んだ方ならご存じだと思いますが、自作パーツの世界では選別品をつかったオーバークロックモデルがあります。
RTX4090のリファレンスグラフィックカードの単体消費電力は450Wですが、オーバークロックモデルは更に消費電力が多くなります。
戦艦大和の波動砲で出力120%!!!っというあれで、最初の設計で120%でるけど安全を見て100%が仕様になっているのと同じで、オーバークロックモデルは、設計限界をちょっと超えても動く石を選別して、大電力を流すことで高速動作するモデルだからです。
出力130%でブン回せーー!!熱損失なんてどうでもいい!!パワーこそすべて!!冷えきれなければ液冷でも、空冷でも何でも使って冷やせ!!ついでにピカピカ光らせて目立たせろ!!というのが、オーバークロックモデルです。
オーバークロックの出るが一般化するまでは、購入したグラフィックカードを手動でオーバークロックして、限界を探ったり複数購入して当たり石以外を中古で売るような猛者もいました。
今は、メーカーが納品された石からさらに選別するので、RTX4090の中でもロー、ミドル、ハイ、ハイ+液冷に別れ、ローがミドルを上回る耐性はありません。
2022年後半から店頭に並び始めた電源規格ATX3.0規格にある、最大650Wの12VHPWRコネクタをフルに生かしたRTX4090が登場しました。
MSIの空冷フラグシップモデルGeForce RTX 4090 SUPRIM X 24Gの消費電力には480Wとありますが、液冷モデルのGeForce RTX 4090 SUPRIM LIQUID 24Gは、記載なしです。
推奨電源850W以上とありますが、空冷で480Wまで消費するなら、550Wぐらいまでは吸い込みそうな気がします。廃熱=消費電力です。
ちなみにミドルクラスで価格と性能のバランスがとれた、GeForce RTX 4090 GAMING TRIO 24Gは、450Wです。ミドルクラスのメリットは、ゼロファン動作対応などの付加価値です。
ローモデルは、RTX4080やRTX4070と同等のファンで、うるさかったりします。ただし、今は、どのモデルも品質が良くなっているので、どのモデルもゼロファンが標準だと思います。
今回RTX4000シリーズは初めて、電源に12VHPWRコネクタを採用しました。
12VHPWRコネクタは、出たばかりのATX3.0規格企画に採用され、今までのATX2.0(2.2)にある8-pin×4を置き換えるコネクターです。
ただしハイエンドユーザーのほとんどが1200W級の電源を使用しており、電源までATX3.0に交換しなければ使えないとなれば、更にハードルが高くなってしまいます。
そこでカードメーカーはATX2.0(2.2)にある8-pin×4コネクタから12VHPWR 600Wに変換するケーブルを付属しました。
最大600Wの電力が流れる変換コネクタで、差し込みが甘かったりすると電気抵抗が増え発熱して溶ける事が昔からありました。
ただ、今回は一部のカードメーカーの付属コネクタの品質が悪く、発熱して溶ける事故が複数起こり一時やばくない?と売り上げに影響しました。
1200W級のATX2.2電源なら、600W以上の電力を流す能力があり、嵌合不良で発熱してショートしたらそりゃ燃えます。
それ以前に、RTX3090の消費電力が350Wだったのに、いきなりRTX4090では450Wに上がったため、戸惑いもあったようです。僕も、あり得ないと思っていました。
ただよく見てみると、電力大食いと言われたRTX3090が350Wが登場した後、しれっと出たRTX3090Tiが450Wで登場していました。
100Wも消費電力が上がった要因を、あとから見てみれば、NVIDIAとしては、450Wがそこそこ問題にならなかったのだから、次のフラグシップは450W電力を使っても問題ないと判断したのかもしれません。市場は450Wを受け入れたぞぉ!!!っと。これで、さらにぶん回せる!!と熱狂したに違いない(推察です)
長く続いた電源コネクタも3本刺し状態を、1本で対応できる新しい12VHPWRにすることでRTX4090Tiのオーバークロックモデルなら550Wぐらいまでいけるかも。。。
次のRTX5090は600Wにして。。。なんて夢を見ていたのかもしれません。スポーツカーやラリーカーにある、更なる加速やパワーを求めて、ニトロを燃料と一緒に噴射するのに似ているかもしれません。パワーこそすべて!!
もうほとんどの人が忘れていますが、RTX4090が登場する前にRTX3090Tiは市場在庫がだぶついていました。
新世代のRTX3090が登場してから1ヶ月もたたないうちに、ビットコインなどのマイニング用途でグラフィックカードが買い占められていた状況から一転し、仮想通貨が冷え込んでいました。
マイニング事情と併せてRTX3090TiとRTX3090のコア数の差が10752と10496でほとんどないこともあり、せっかく選別してため込んだRTX3090Tiが売れなかったのかもしれません。
ということで、RTX3090Tiが想定販売数を下回ったのかもしれません。もちろん、たった256コアが増えるだけで買い換えたり高いモデルを買う人は少なかったはずです。
よって、市場在庫はだぶつき、RTX4090の登場を遅らせるのではないかという声もよく耳にしました。
その教訓もあってか、RTX4090のCUDAコア数は16384に押さえられています。RTX4090TiはRTX40シリーズ発表会見で18,000オーバーと発表しており、無印との差が2,000個近くあります。
僕としてはそう言うのいいから、最初からRTX4090Tiを早く出してくださいと、個人的には強く思いますが、歩留まり解消と同時に行われる選別品なので仕方がないところです。
そもそもRTX4090TiとRTX4090が一緒に発売されたらRTX4090が売れないから仕方ないかもしれません。このクラスを買う人の金銭感覚は、大概しびれて麻痺してるはずです(たぶん)。
マイホームを建てるときに気持ちが大きくなって予算を超過してしまうのと一緒。
それはさておき結果として、消費電力が350Wから450Wに増えても市場は受け入れると踏んだのかもしれません。
今回の、RTX4060ですがなんと、消費電力が115Wです。RTX4060Tiでも165Wです。
なんとなくRTX4090と対比することで、省エネ感が引き立ちそうに見えました。フェラーリの実用性の低さを目の前にすると、ホンダの軽スポーツカーのS660が省エネですごくかっこよく見えるのと似ているかも?
ぇっ、いきなり車が出てきて、かなり偏った価値観ですが、僕の中ではホンダのスポーツカーのNSXには興味が全くないけど、S660いいなぁと思ってました。低燃費で走りが楽しくて遊べる車。最高です。ビートいい車でした。
久しぶりにHONDAの車種一覧を見たけど、スポーツカーが一台もないし、車種少ないです。NSXが無い(T_T)。多分初めてNSXの特設ページをみたけど、やっぱりかっこいい。。。
シートやインパネはかっこいいけど新モデルがジンベイザメやシロナガスクジラみたいな面構えのAudi A8にがっかりしていました。個人的にはA4の方がかっこよく見えてしまいます。
A8はいつか乗ってみたいと思える車の一つです。完全に憧れの前々モデルのA8のデザインを超えなければ崇拝の対象として困ったことになります。
ホンダはまたF1に復帰するようです。いつか復活するだろうと思える本田のNSXでいいではないかと思えてしまいました。
それにしても、NSXは正面から見てカッコいい。高嶺の花は簡単に手に入っては困るのであります。はい。
F35をほしいと思うよりは、現実味がありつつ時々A8オプションカラーの車を見かけたりていいなぁと思ったり、乱心して注文する危険が無い憧れとしては、A8はいい存在です。
車に比べたたら、パソコンなんて、ナビやシートや特別塗装のオプションと追加と変わらないから。。。たいした問題ではないかもしれません。好きならぶっ込める。さぁ、RTX4090Tiに向けて僕は頑張るよ。
あれ?なんか凄く脱線してる。
いやいや、車だって、実用車はそこそこがちょうどいい。最近、RTX4060Tiがこんなに早く登場するとは思わなかったので、RTX4070を勧めたけど、やっぱりRTX4060Tiがベストバイだと思います。
次こそIntel i9-14900KがインテルN3で製造され登場したら、安心して買えると期待はしているけどどうなるかわからない。ただ最近、Intel i9-13900がi9-12900よりメモリー増強効果でパワーアップしているとアピールが増えてきている。
もしかすると、N3で製造されたi9-14900Kをスキップしてマイナーチェンジ版のi9-15900Kがいいのかなぁ。それ以前に、intel i9-14900Kがi9-13900Kのリネーム品だったらアウトかなぁ。
あれ次はN3ではなくN4だったかなぁIntelだからなぁ。
最近Unreal Enginc5にどっぷりはまりつつあり、色々オブジェクトを作りながら、RTX3090遅すぎ!!とフラストレーションがたまりつつある今日この頃でした。
最近故障や初期不良を引き続けた影響で、自作パソコンで組みたい気持ちもあるけど、HPやマウスコンピュータの出来合い品を買った方がいいのかなと悩ましくおもっています。
ただ、組みたいかっこいいデザインのケースとの出会いがないのがネックです。RTX3090ですが、さすがに15年以上前のケースでは熱容量が前々足りず、サイドパネルを開放して利用しています。
当時のハイエンドはNVIDAのGeForce FX 5800で、AMDのRadeonより高発熱だと、NVIDIAの発表会でもドライヤーという表現がされたり、GeForceをドライヤーに見立てて髪をとかすパフォーマンスなどが話題になりました。
まさか20年後にCPUとグラフィックカードの合計が600W以上になるとは想像もしていなかった頃に登場したケースです。
ちなみに僕は、CUDAが必要になるまでNVIDIAではなく、ずっとRadeon派でした。Radeonの方が発色だった気がします。
そして、ハイエンドのグラフィックカーは最初から眼中になく今で言うRTX4060クラスのカードを使っていました。CUDAを使う必要に迫られGeForceGTX260V2を使い始めました。
あの頃は、GTX260(270級)が4万円で高いと思いつつ、ハイエンドのGTX280でも5万円で購入できました。マザーボードは2万円でハイエンド、CPUも4万円程度でした。ほんとに高くなりました。
まぁ、RTX3090でRTX5090まで伸ばそうかなぁ。。。
あっ、今日は完全にブログ、最初にも書きましたが、全く役にも立たない内容になってます。はい。
きっと、こうやって、次のパソコンに思いを馳せている状態が、一番面白いんだと思います。
正直、RTX4090が必要かというと、心が揺らいで這います。
なぜなら、最近はクラウドレンダリングなどもあり、MacBookで時間がかかるオブジェクトを平均50W以下の電力で細々作り、RTX4060TiかRTX4070あたりで、シーンを作って、最後は、RTX4090Tiとの差額40万円をクラウドレンダリングで使うのもいいのかなと思えたりもします。
プレビュー速度もあるし、何が最良なのかわからないので、色々、ゆっくり考えていこうかなと思います。
とりあえず、今日、物欲に負けて、買ってしまったことにして。。。パソコン代金の減価償却期間の計算に入れてしまおうかなと。。。思ってます。
そのパソコンを買うまでに味わった感情期間も、パソコン購入の対価に含まれていると考えると、買う前に楽しんでいることになるかも。。。。
いや、買い換えたいと思う衝動となっているパソコンの最後の付加価値とダブっているかもしれません。RTX3090の投資を回収中です。
かつては最良で大満足だったが今は不満のあるパソコンも、新しいパソコンをほしいと思わせてくれる触媒として、価値があると思えば、愛おしくなるかも。。。
ありがたいことに、コアが16384しかないRTX4090のおかげでRTX4090は眼中になく、RTX4090Tiが待ち遠しくて仕方ありません。とはいっても、発売直後 スナイパーのようにGeForce RTX4090を狙え!!で、乱心してる。
これで、RTX4090Tiのコアが17560で、18,000以下だったら、RTX5090を待とうかなと思っています。
でも買っちゃうんだろうなぁ。RTX4090Tiを待たなくても、すでに市場にあるフルスペックの18176コアのNVIDIA RTX 6000 Adaがあるなんて言わないで。。。。最大消費電力300W!!おおっーーー。これほしい!!
コンシューマ向けの30万円と業務用の120万円では4倍も差がある。
そこまで、気にせず買える財力があったら、きっと、パソコンを購入する楽しみなんて微塵もなくなりそうです。あれ?なんか、購買欲が一気に盛下がった。おお、鎮静剤だぁ!!
NVIDIA RTX 6000 Adaは、Amazonやアークで即日発送がある商品ではなく、Audi A8やNSXと同様納期も長いためご乱心しても買うことができないので安心して、鎮静剤として使えそうです。よかった。よかった。
高嶺の花や憧れは簡単に手に入らないから存在するだけでありがたい。
そういえば、COMPUTEX 2023で開催されるNVIDIAの創業者/CEOのジェンスン フアン氏による特別なNVIDIA基調講演が5月29日(月)12:00PM(日本時間)にオンライン配信すると案内がありました。今回は昼の12時。。。しかも平日。。。楽しみですね。
冷え込んでいた自作PCやパソコンパーツも、RTX4060の登場で盛り上がっていきそうな気がします。
好きな物は好き、それでいいと思うのでした。内容ないなぁ。。。。しょうがない。
NVIDIA RTX 6000 Ada
首を突っ込んではいけないところに、首を突っ込んでしまい、いろいろあって、何の縁があってか、NVIDIA RTX 6000 Adaを実際に使ってみました。
確かに、RTX3090のレンダリングよりクオリティが上がります。
JUSTICE | Fuyun Court – Path Tracing Showcase Premiereは、NVIDIAのデモですが、4k映像を見るまではHDで十分だと考えていたが、4K映像を見たら、HDではもうだめだ状態と同じような感じになりました。
RTX6000 Adaを使ってしまうと、RTX4090ではたぶん不満が出てRTX4090Tiを買い直す悲劇の再来が予想されます。
ただ、個人で購入するのは限界なので、ゴニョゴニョゴニョってしたくなりますが、職権乱用になってしまいます。というより、ゴニョゴニョすると成果が関わってきます。このまま行くと、趣味ではなくなってしまう。
とはいっても、どうせ巻き込まれるのだから、今から、Unreal Enginc5や、FumeFXや、3ds maxなどをしっかり触って備えなていないと大変なことになるのは目に見えています。
もう6月なので、11月ぐらいにはRTX4090Tiが出ると思うので、まとうかなと思います。でも、複雑すぎて、すこし手に負えない感がかなりあります。テストのレベルを遙かに超えています。
覚悟を決めてテレワークを止めて本社勤務にうつるか、RTX6000 Adaを引き受けるか。。。3月4月と結局ホテルだったので戻る時期が来てるかもしれません。引き払った、住居の再確保でまた大変だなぁと思えます。
えぇっ今年はSynthesizer Vで遊んでいこうかなと、色々やってきましたが、どうも、遊べなくなってきました。
ボーとしてたら、3Dスキャナーやら、AIやら、色々凄いことになっていて、コロナ禍にもっと勉強しておけば良かったと、凄く反省しています。
ChatGPTなど、11月には触れる事ができたのだから、もっと真剣にやっておけば良かったと、色々大変です。
息抜きは大切だから、ブログは続けると思うけど。。。RTX4090はゲーム用とではなく、完全にガチで仕事の道具のようです。