
ポップからダンスミュージックまで手軽に使えるUJAM Beatmakerシリーズの中から、購入したVICEプリセット音源をすべて鳴らした動画を作成しました。使い勝手など、VICEについて書いてみました。
【2025年5月21日まで有効な情報】UJAM Beatmaker Group Buy 2025キャンペーン
2025年5月4日までujam国内代理店のメディアインテグレーションさんが、GroupBuy企画として、キャンペーン期間中に、UJAM Beatmakerの販売本数が300本に到達する毎に、お好きなBeatmakertを1本プレゼントされる「UJAM Beatmaker Group Buy 2025キャンペーン」が開催されました。
「UJAM Beatmaker Group Buy 2025キャンペーン」は、2025年4月11日(金)18:00から2025年5月4日(日)23:59(当初の4月30日から4日間延長)に予定通り終了しました。
この企画は、キャンペーン期間内にUJAM Beatmakerの販売本数が300本に到達する毎に、お好きなBeatmakertを1本プレゼントする共同購入キャンペーンとなっています。
2025年2月から3月の期間中に実施された、「UJAM Beatmaker SALE 2025」で既にBeatmakerを購入して登録した方の本数もスタート時点で入っています。
2回目の延長はなく予定通り2025年5月4日(日)23:59に終了し、最終結果の合計購入数が3503本と発表されました。
12本プレゼントまでの3600本まで残り97本となるため、3300本以上となり、購入した1本を除く13本の中から選んだ11本がプレゼントされます。
UJAM Beatmaker Group Buy 2025キャンペーンページから、2025年5月8日正午に公開予定の申請フォームにアクセスして、5月21日までに、購入ライセンス番号とメールアドレスと共にプレゼント希望の11本を選択して申請することで、5月31日まで有効なシリアル番号が配布されます。
配布予定は、5月14日までの申請分が5月16日(金)、5月21日(水)までの申請分が5月23日(金)に配布されます。
キャンペーン期間中にホビー三昧Dが書いた部分は、Group Buyキャンペーンの、販売本数の伸びについてなど、今後の参考になりそうなので、【検証ラボ】の【過去記事】UJAM Beatmaker Group Buy 2025 4月キャンペーンの記録に移動しました。
【検証ラボ】の記事は、ホビー三昧Dの中では、書きかけや構造崩壊した記事など、今後のリライトで復活の可能性がある記事をまとめて公開している場所です。
UJAM Beatmakerとは何?
今回の、Beatmakerシリーズを、ざっくり、書くと、ドラムマシン音源です。ただドラムマシンと紹介してしまうと、ドラム音源の「VIRTUAL DRUMMER」とかぶってしまいます。
VIRTUAL DRUMMERシリーズ:UJAM Virtual Drummer Heavy(ロックオンさん)
Beatmakerは、ドラム音源よりも、ノリを優先した、ビートマシンです。
2025年5月時点で14種類のパッケージがあります。
UJAM社はどんなプラグインメーカー?
まずUJAM社は、鍵盤を押すだけで、パッケージのテーマごとにそれっぽい音でコードが鳴る、MIDI音源とMIDIフレーズパターンを組み合わせたソフト音源に強みがあるプラグインメーカーです。
ピアノの弾けない方に向けた、「VIRTUAL PIANIST」や、ギターが弾けない方に向けた「VIRTUAL GUITARIST」、ベースが弾けない方に向けた「VIRTUAL BASSIST」などが有名です。
VIRTUAL系のシリーズについては、ロックオンさんの販売ページが見やすいので販売ページを紹介します。
- VIRTUAL BASSISTシリーズ:Virtual Bassist Dandy(ロックオンさん)
- VIRTUAL GUITARISTシリーズ:Virtual Guitarist CINEDREAM(ロックオンさん)
- VIRTUAL PIANISTシリーズ:Virtual Pianist VOGUE(ロックオンさん)
ソフト音源なので、鍵盤やピアノロールで単音で鳴らすこともできます。もちろん、エフェクターなども入っています。
それらを組み合わせたスタイルが20種類ぐらいあり、セットするだけでコードが鳴る形で設定された50種類のプリセットが入っています。
VIRTUAL GUITARISTと、同じようなソフト音源して比較した製品を一つをあげるとすると、総合音源の、Native Instruments Komplete 15 Standard(ロックオンさん)に入っている、「AUTHENTIC STEEL STRING GUITAR」をお手軽(ライト)にしたような感じです。
VOICEPEAKシリーズと同じく、あらかじめ鍵盤に割り当てられたコードを鳴らすという使い勝手の点では、AUTHENTIC STEEL STRING GUITARと同じです。ライトではないという点では、プリセットとは別に、鍵盤に割り当てられたコードを、設定することができる点です。
ただし、カスタムコードを設定するぐらいなら、専用音源の方が良いではないかという、沼が待っています。
かなり偏った見方ですが、Native Instruments Kompleteに入っている音源を、主に、TVドラマや劇場でよく耳にする理由は、職業作曲家から見ても使い勝手が良いからだと思います。
例えば、総合音源のKompleteに入っているAUTHENTIC STEEL STRING GUITARと同じような使い勝手の、ドラム音源やバイオリン系を使っていると。。。。TVドラマを見ているときに、「あれ!Naitive Instrumentsのあの音源のプリセットだ!!」と、気づくようになります。これ、業界用語だと、音バレというらしいです。
確かに、Native Instruments Komplete 15 Standard(ロックオンさん)は、プリセットをサクッと使ってサクッと納品する、納期が短い職業作曲家の業界で使われています。
ただし、内蔵エフェクトを使わず、外部のエフェクトを使って音を整える使い方をしていると思います。職業プロのサクッとが、サクッではないような気もします(UJAM音源は残響などのエフェクトを含めた音作りまで仕上がっています)。
思考ループが戻り、自分が弾けないプレイをサクッと実現したいという夢を叶えた、VIRTUAL GUITARISTの方が、ライトな感じです。
UJAM社の音源は、メーカーがアピールしている通り、自分が弾けるメインの楽器や、SynthesizerVなどで作った楽曲に、ノリでガンガン追加してプラスするという使い方に向いています。
ちなみに、正直使い勝手としてはかなり面倒ではありますが、プリセットにあるMIDIコードを、コピーして別の専用音源で鳴らすこともできます。
見てわかるBeatmaker VICE動画
もう見た方が速いので、今回試しに購入した、「Beatmaker VICE」の動画を作成しました。
59スタイルの全部を、ポチポチ切り替えながら再生した状態を録画した動画です。
UJAM Beatmaker VICE全59プリセットの出音紹介(YouTube)
画面収録の音に問題があったため、FL Studioで録音した音を差し替えて入れています(若干訪れがありますが大目に見てください)。
出音については、内蔵のエフェクトやリバーブがかかった状態で出力されます。今回の動画のようにプラグイン単体で鳴らしても、そのまま使える音が出ています。
がっつり、音を作り込んでMIDI打ちをする方は、他の専用ドラムやパーカッション音源の方が良いとは思いますが、ざっくり使いたいケースでは、すごく使い勝手が良い音源だと思います。
同時収録した、使い方紹介動画で紹介予定ですが、UJAM Beatmakerシリーズでは、今回動画作成で利用したパターンと併せてプリセット毎に22鍵盤分あり、通常のソフト音源のように15音色を単音で鳴らすこともできます。
今回の59プリセットの出音紹介でピアノロールに打ち込むときには、59プリセットの切り替えて変な感じにならないポイントを探りました。
プリセット決め打ちなら、適当に打ち込んでもそれなりにカッコよく仕上がってしまうことを体感し、UJAM社のVIRTUALシリーズの評価の高さを垣間見ることができました。
使い勝手については、YouTubeに、UJAM日本公式動画(【Beatmaker CIRCUITS】夢のアナログドラムマシン、CIRCUITSの使い方動画)が、ありました。
Beatmaker CIRCUITSは、VICE(ロックオン:メディアインテグレーションさん運営店)さん のバリエーション一覧にあるとおり、VICEと同じ、Beatmakerシリーズです。
価格について
Beatmakerシリーズは、他のVIRTUAL系よりも価格が安く、それぞれ通常価格4,200円(税込)になっています。
「UJAM Beatmaker Group Buy 2025」キャンペーン情報(期間2025年5月4日まで)
2025年4月頃から2025年5月まで開催された販売本数に応じてプレゼントされる「UJAM Beatmaker Group Buy 2025」にて、すべてのBeatmakerバリエーションが、70%OFFの1,280円で販売されました。
2025年2月から3月の期間に実施していた「UJAM Beatmaker SALE 2025」で購入した方も、プレゼント対象になりました。
2025年5月4日までの最終結果が3503本と発表され、3300本以上となる合計11本のプレゼントが確定しました。
後日13個プレゼント=Beatmakerコンプリートとなる3900本以上まで残りとなり、595本でした。もしかすると、後日、同様のGroup Buyキャンペーンにて特典継続がされる可能性もあります。
【おまけ】UJAM Beatmakerシリーズと組み合わせたいソフト音源
UJAM Beatmaker Group Buy 2025キャンペーンで、最初の1本を選んだときに参考にした、VICEとBeatmaker EDENの紹介動画です。
僕が購入した時点では最低でも、8本以上のプレゼント確定状態だったので、深く考えずに、パッケージとサンプル音源でサクッと選びました。
Beatmakerシリーズは、いろいろ発売されていたため一部を紹介します。
販売店の中で一番商品を選びやすかったのが、UJAM Beatmaker VICE販売ページ(ロックオン) でした。
以前のロックオンさんは、関連するバリエーションなどが、別ページとなっていて、選びにくいところがありましたが、2024年にリニューアルオープンでかなり選びやすくなりました。
購入相談などのサポートはすべてメデイアインテグレーションさんなので、もしものトラブルがあっても安心です。
メディアインテグレーション直営店は、代理店としての取扱商品の販売が主になっています。一方、実店舗もある運営店のロックオンさんでは、中古楽器を含め、他の代理店さんの国内正規流通品も多数販売されています。
確認したついでに目に止まった、シャウト音源の、POP STARS SHOUT!!(RockON eStore)さん は、歌声合成ソフトのSynthesizerV2の楽曲にすごく合いそうな感じがします。
プレゼントでもらえる、Beatmakerはいろいろあり、SynthesizerV2を使って、今回のセールとは別の、POP STARTS SHOUT!!と組み合わせたら、ハマりそうな音源もセールになっています。