2年ぶりにリニューアルしたKOMPLETE15の販売が2024年9月24日から開始しました。
2024年9月2日の発表と同時に始まった予約キャンペーンにて、9月23日までに予約した方へのiZotope Neutron 4予約特典が、購入特典に引き継がれ9月30日までプレゼント期間が延長しています。
iZotope社はNative Instrumentsグループの一員です。
メーカー独自の購入特典とは別に、日本限定特典として、2024年9月30日までに国内正規流通版のKomplete15 Standard以上を購入した方は、日本総代理店の特設ページに張られた「【国内限定特典】iZotope Plasma お申し込みフォーム」から、申請することで、iZope社から発売されたばかりの新製品「Plasma」が無償提供されます。
あと、すぐに売り切れそうな予感がする商品として、Rock oNさんが、Kontrol S88 MK3 在庫限り値上げ前価格!(2024年9月26日時点で175,195円)という商品名の販売ページを出しています。
S88 MK3は、KOMPLETE15世代に対応したNative Instrumensts社製フラグシップ(最上位)キーボードです。
Native Instruments音源はNative Instrumentsキーボードに最適化されています。ハンマーアクション鍵盤がほしい方は、早めのゲットがお勧めです。
S49 MK3とS61 MK3はセミウェイト鍵盤です。
サウンドハウスさんでも、Kontrol S88 MK3が同じ値段で販売されています。ちなみに2024年9月26日AM1時時点で49鍵盤のS49 MK3はRock oNさんの97,292円に対し、サウンドハウスさんでは87,999円にてKontrol S49 MK3から1万円近く安くなっている限定特価で購入可能です。
S88 MK3はハンマーアクション鍵盤ですが、S49 MK3とS61 MK3はセミウェイト鍵盤です。
ちなみに、Rock oNさんのKONTROL S88 MK3 + Komplete 15 Standard ★iZotope Neutron 4 & 新製品 Plasma プレゼント!では、2024年9月26日時点で224,800円となっており、Standard版のセットが49,605円で購入できます。
このまま、Komplete15の国内価格の値上げがなければ、Standard版を50%OFFのブラックフライデーのタイミングで購入したときとの差額は、11,000円(ブラックフライデーの方が安くなる金額)あります。
今回の購入特典となっている「Plasma」と「Neutron4」分の金額が11,000円と捉えることができます。
購入特典に興味が持てない場合などは、Kontrol S88 MK3 在庫限り値上げ前価格!がお勧めです。
今回、SシリーズMK3を購入した方への、Komplete15特別価格のキャンペーンと組み合わせた特価として、ブラックフライデー価格と同水準の半額近く購入できる仕組みを利用した商品となっています。
無償アップグレード対象となっていた、在庫処分品のKomplete14アップグレード版との組み合わせも、そこそこのペースで売れていった感じがします。
確かに、新たなマイコンを内蔵したSシリーズMK3は、全世代のSシリーズMK2よりも、音源を選んだときのディスプレイ反映速度が、高速化しており、店頭で触ってみたり、同僚の口コミを聞いた方なら、魅力を感じる鍵盤になっていると個人的には感じています。
特に、ディスプレイも2画面から大きな1画面になったり、Komplete15のCOLLECTOR’S版を所持している方から見ると、もっさりパソコンより、サクサク動くパソコンに切り替えた時のような快適さが手に入るメリットが大きいです。
元々在庫が少なそうな商品ですが、売り切れペースなどを見ていると、やっぱり、他の音源と比べても、Komplete15の注目度は、かなり高いような感じがします。
最上位のKomplete COLLECTOR’S版の売り切れペースが速かった現象は、Ultimate版を持っている方から見ると、Ultimate版をアップデートするよりも、ちょい足しでCOLLECTOR’S版へアップグレードした方がお得感があるため、長く愛用しているとCOLLECTOR’S版になっている方が多いためだと思います。
ただし、COLLECTOR’S版にまでアップグレードしてしまうと、毎回のアップデート版の費用が50%OFFでも4万円近くになってしまうため、新たな追加音源を見ながら、スキップしたり様子見をしている方も、多数いそうな気がします。
そんなこんなで、COLLECTOR’Sを所有している方へのダウングレード版は提供されていないため、一定の需要があり注目度が高い、COLLECTOR’S版が50%OFFブラックフライデーセールの対象外になるかもと少し心配です。
さて、今回新たにリニューアルしたKOMPLET15には、現行品のKOMPLETE14のすべての音源に加えて、新たな音源が入っています。
少し前まで、2024年8月1日から9月22日までにKmpleter14を購入した方への無償アップグレードキャンペーンがありました。
期限が過ぎたため、現時点でKOMPLETE14の新規購入はお勧めしません。ほぼすべての正規販売店にて販売が終了しており、価格も変わらないため、KOMPLETE15を購入するべきです。
最近はほとんど見なくなりましたが、非正規流通版が出回っている可能性もあるため、極端に安くなっている商品などは、購入しない方が良いと思います。
さて、2024年のブラックフライデーは、11月29日です。
恒例となったNative Instrumenstsの50%OFFセールに備えて、基準となるKomplete15の価格表だけ書いておきます。
表の左端はサウンドハウスさんのKomplete15の販売ページになっています。
サウンドハウスさんの販売ページでは、新規購入版からアップグレード版まで一つのページで選ぶことができます。
一方Rock oNさんでは、ページが分かれているため、表の中の価格表示はRock oNさんの販売ページへの直接リンクになっています。
正直代理店卸価格より安く販売することはしないため、業界最安値を宣言している正規国内流通品販売店のサウンドハウスさんも、日本総代理店のメディアインテグレーションさんが運営するRock oNさんも、均衡しているので価格差はほとんどないとみて大丈夫です。
KOMPLETE 15 グレード | 通常 単体版 | アップ元 SELECT | アップ元 STANDARD | アップ元 ULTIMATE | アップ元 COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT(Beats) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Electronic) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Band) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | 92,499 | 77,099 | 30,800(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | 18,5099 | 169,700 | 92,499 | 61,600(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | 277,800 | 26,2198 | 185,099 | 92,499 | 77,099(UP) |
2023年ごろまでは、1日限定のゲリラクーポンによりサウンドハウスさんの方が、安く購入できるケースが多かったですが、2024年の春にはRock oNさんも1日限定のクーポンの発行がありました。
時々、後から気がつくとガクッとなるサウンドハウスさんの10%OFFクーポンの悲劇を防ぐためにも、購入前には、サウンドハウス公式:クーポン一覧ページの確認を、強くお勧めします。
9月2日にKomplete15のアップデートキャンペーンが発表され、そんなに早くKomplete14のアップグレード版は売り切れないだろうと、のんびりしていたら、COLLECTOR’Sが一気に売り切れてしまいました。
この価格帯の音源ソフトの最後の一つを何回か購入したことがある、実感として「残りわずか」は、本当に数個レベルの在庫のような気がします。購入を決意した後に売り切れで購入できないと、それはそれで悔しい思いをします。焦ることもあるかと思うため、クーポン情報だけは重ねて書いておきます。
当ページのリンク先は国内正規流通品を取り扱い、国内最低価格保証をしているサウンドハウスさんになっています。サウンドハウスさんの商品ページには、メーカーリンクもあり、市場価格もわかり購入時の参考になるかと思います。(最近気がついたのですがRock oNさんのページも左上にメーカーリンクが入るようになっていました)
購入を決意する前に、当日限りのクーポンのサウンドハウス公式:クーポン一覧ページのチェックすることで、購入後のクーポンショックを回避できます。
(Rock oNさんの割引クーポンは、サウンドハウスさんより頻度が低く、クーポン特設ページがないため、ホビー三昧Dが気がつき次第紹介できるクーポン配布ページの追記をしています)
10月後半から11月頃には、全品50%OFFのブラックフライデーセールが始まります。今年は、 Studio One 6もバージョンアップの周期に入っておりStudio One7が発表される可能性が高まっています。
どちらも、極端なセール(80%OFF級)がないソフトなので、安心していつものセール特価で購入できるソフトです。単純に、現在の価格を半額にした予測価格の表を作ってみました。タブで切り替えることができます。
KOMPLETE 15 グレード | 通常 単体版 | アップ元 SELECT | アップ元 STANDARD | アップ元 ULTIMATE | アップ元 COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT(Beats) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Electronic) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Band) | 15,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | 92,499 | 77,099 | 30,800(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | 18,5099 | 169,700 | 92,499 | 61,600(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | 277,800 | 26,2198 | 185,099 | 92,499 | 77,099(UP) |
KOMPLETE 15 グレード | 通常 単体版 | アップ元 SELECT | アップ元 STANDARD | アップ元 ULTIMATE | アップ元 COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT(Beats) | (予測)7,650 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Electronic) | (予測)7,650 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
SELECT(Band) | (予測)7,650 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | (予測)46,250 | (予測)38,550 | (予測)15,400(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | (予測)92,550 | (予測)84,850 | (予測)46,250 | (予測)30,800(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | (予測)138,900 | (予測)131,100 | (予測)92,550 | (予測)46,245 | (予測)38,550(UP) |
Native Instrumensts社の傾向として、割引率が50%以上になるケースは、ほぼないと見ています。2023年のサマーセールでは、お待たせしました、恒例の全商品50%OFFセールですとメーカーが案内を出しているほどです。
中には、単体販売されている商品が、特別割引になることもありましたが、Kompleteシリーズが50%OFF以上の割引率で販売される可能性は低いと見ています。
どちらかというと、おまけソフトで、お得感が演出されます。iZtope社の主力であるRX11 Standard版がおまけでついてきたら、マジっすか?と目玉が飛び出しますが、その可能性は低いです。
あくまで、毎年恒例のブラックフライデーセールにて50%OFFになったときの価格予測です。ブラックフライデーセールの購入計画の参考に使ってください。
- 【期限切れ】現行品購入者に対する無償アップグレード
- 日本代理店独自の購入特典「iZotope Plasma」について
- 14のアップグレード版が最安値の可能性もある
- 2024年10月中頃には50%OFFのブラックフライでセールが来る
- 2024年のサマーセールについて
- KOMPLETEとは
- 2024年3月14日時点の割引価格(全品半額特価一部継続中)
- 2023年9月1日以降に購入者した方への限定特典が追加されました
- メーカー直営ショップと連動しなくなる可能性
- 年に数回ある楽器業界の大型割引セール
- 2023年ブラックフライデーセールについて
- 2023年サマーセールについて
- 2023年10月にNative Instruments 最上位Sシリーズ新型登場
- DTM関係のソフトは6月と11月がセール期間
- Native Instrumentsのセール情報
- Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴
- どうやって選んだら良いか
- なるべく安く手に入れる方法
【期限切れ】現行品購入者に対する無償アップグレード
新規版は対象外ですが、アップグレード版やアップデート版を購入した方に対しては、Grace Period(猶予期間)サービスが提供されました。
2024年8月1日から9月22日までの間に、Komplete14のStandard以上のUpgrade版とUpdate版の製品登録をした方には、後日Komplete15への無償アップグレードが提供されます。
Komplete15のアップグレード版は、Komplete14に対して若干値上がりしています。
Komplete 15 Collectors Edition Update版は国内代理店価格は77,100円なので、50%OFFので38,550円となり、14のアップデート版の35,700円に対して、2,850円値上がりしています。
少しでも安く手に入れたい方は、アップグレード版やアップデート版の購入も手だと思います。
ただし、2024年9月10日時点で、ほとんどのお店で、KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITIONへのアップグレード版は、完売状態になっています。
ただし、USD価格は変わっていないため、完全に為替分の差が出たのかと思います。
日本代理店独自の購入特典「iZotope Plasma」について
なんと、日本代理店独自の特別特典として、2024年9月30日までにKomplete15 Standard以上を購入された方に、iZope社から発売されたばかりの新製品「Plasma」と、既存商品の「Neutron4」がプレゼントされます。
「Plasma」は8,500円のインテリジェント・チューブサチュレーターです。機能はプラグイン名まんまで、トラックに挟むと、自動解析により良い感じに、真空管系の倍音入りアナログ歪みをつけてくれるエフェクターです。
まずは、日本語説明書もちゃんと用意してくれる、日本代理店さんが、使い方動画も作って公開しているため、こちらを紹介します。
YouTubeでは自動的にノイズ除去や帯域カットされたのか、疲れているせいか、僕の耳ではよく聞き分けれませんでした。
動画内の追加したサチュレーションだけを出力するモードで、シャリシャリ音がしていたため、高音域の聴力低下の影響かもしれません。
そもそも、インテリジェント・チューブサチュレーションと聞いてもピンとこない方も多い気がします。インテリジェントはAIみたいなモノで、チューブは真空管、サチュレーションは歪みの意味を持っています。
比較的有名なチューブサチュウレーターに、Plugin AllianceのBlack Box Analog Design HG-2があります。このプラグインでは、アナログ的な倍音成分が含まれた歪みが追加されることで、音に厚みや温かみが追加されます。
サチュレーションそのものの効果がわかりにくかっため、同じサチュレーター系のPlugin AllianceのBlack Box Analog Design HG-2の機能紹介動画を紹介します。
どうやら、「Plasma」は、HG-2のパラメータをオートメーションでコントロールしなくても、自動的に入力波形に応じたかかり具合を調節する、優れものかもしれません。
老眼が始まってくると高音域も聞き取りにくくなります。Plasmaを使うことで、あれ、全然効いてない!!と、かけ過ぎてしまうのを防ぐ効果も期待できそうな気がしました。最近は、自分の耳よりイコライザーを見て確認しています。
ご存じの方も多いと思いますが、Plugin Alliance社もiZotope社と同様に、Native Instrumentsグループ傘下に入っています。
PAの購入履歴を見たところ、HG-2は、どうやら過去記事の「599ドル相当のPA Soundwide Welcome Bundleが無料提供中(2022年4月26日まで)」のキャンペーンで手に入れたようです。
Komplete 15に付属するPlugin Allianceプラグインは、「Komplete 15のPlugin Alliance製品をインストールする方法(公式)」から確認することができます。15の付属プラグインは、Komplete14と同じ内容でした。
時短を意識すると、インテリジェント・チューブサチュレーターは、便利かもしれません。
iZotope Neutron4とPlasmaは2024年9月23日までの限定特典でしたが、9月30日まで延長しています。
14のアップグレード版が最安値の可能性もある
今回の、Komplete15の予約価格は。。。当然、通常価格です。
そのため、アップグレードやアップデート版をできる方は、14のアップ版を購入し登録することで、15への無償アップグレード権を手に入れるのが一番安いと思います。
ただし、2024年9月9日時点で1ドル143円になってますが、2024年2月頃から8月初め頃まで1ドルが160円まで円安になっていました。
Native Instruments製品の国内総代理店であるメディアインテグレーションさんの販売価格は、為替と完全連動はしていませんが、差が広がると価格が動くことがあります。
現在販売中の、店頭在庫価格は2023年1月の1ドル140円の代理店在庫か、その後の150円台の可能性もあります。ただし。。。
なんとなく、1ドル140円価格で続いていて、今回、15の発売に当たり、為替を150円ぐらいで設定したため、8%ほど価格が上がっているのかもしれません。中の人ではないため、あくまで推測ですが。
となると、ブラックフライデーのタイミングで1ドルが130円台へ下がり価格改定がない限り、今が一番安い可能性もあります。。。。
ちなみに、Komplete Collector’s Edition Update版を確認したところ、14は499USDで、15も499USDとなっています。驚くべき事にユーロ価格もドル価格と同じ499€になっています。
今回の、Komplete 15 Collectors Edition Update版の国内代理店価格は77,100円なので、1ドル155円程度になります。
インボイス制度の影響もあり、最近は海外メーカーからUSD決済で購入しても、消費税が乗ることもあります。
消費税を考えると1ドル142円付近で計算されていると考えることもできますが、ユーロとドルの値段設定から、よくわかりません。
よくわかりませんが、14のアップグレード版やアップデート版が最安値になる可能性はあります。だから、一気に売り切れたのかもしれません。
ガチで劇伴や編曲家などプロ御用達のソフトなので、共同作業など、必要に迫られてアップグレードしている方も多いかもしれません。
2024年10月中頃には50%OFFのブラックフライでセールが来る
2024年10月中頃から11月にかけて毎年恒例のブラックフライデーセールがあります。Native Instruments製品では、毎回最大50%OFFと安定しています。
Native Instruments社のKompleteシリーズは、ほかのソフト販売のように、購入してから1週間後のメルマガで60%や80%OFFセールが始まってがっかりする確率は99%ないので安心です。
ただし、Native Instrumentsはドイツの会社ですがドル価格が基準になっているようです。円とドルの為替変動で価格が変わることがあります。
国内総代理店であるメディアインテグレーションさんの販売価格は為替と完全連動していませんが、145円に対して5%程度(約7円)為替が上下すると、代理店価格が連動して上下することがあります。
実際、2023年の冬の半額セール期間中に、代理店価格が1,000円程度(2.5%)ほど安くなりました。
今年のブラックフライデーは2024年11月29日(金)ですが、1ヶ月ぐらい前から始まるハロウィンセール(10月31日)や、ブラックフライデーセールがスキップされると。。。ちょっと悲しいかもしれません。
2024年のサマーセールについて
前回のSummuer of Sound2024でも、ハード製品を除く、ほぼ全商品が50%OFF対象となっており、アップグレード版もアップデート版も半額の金額で購入ができました。
ちなみに、割引率が50%と頭打ちとなるため、2023年のNative Instrumentsブラックフライデーセールは、年越しの1月後半付近まで続いていました。
Komplete15のStandard以上へのアップグレード版の購入を狙っているのであれば、半額になっている在庫品を購入するのが、もしかすると一番安く購入できるかと思います。
ただし、2024年2月頃から2024年8月初め頃まで、1ドル160円付近まで円安が進んでいたため、日本代理店の為替設定が動いていたため、11月のブラックフライデーのタイミングで1ドル140円付近になっていたら、逆転する可能性もあります。
また、Native Instruments社の購入特典に加えて、日本総代理店の独自購入特典がついてくることがあります。
たとえば、2024年5月29日から6月30日まで開催された、Summuer of Sound2023では、下記の購入特典がついてきました。
- Brainworx bx_crispytuner (¥70,500相当)
- UJAM / Beatmaker IDOL(¥11,400相当)
- KROTOS / KROTOS STUDIO 1ヶ月ライセンス(¥2,500相当)
- Master Class for Game Musicセミナー(約90分ボリューム)
です。
さらに、Native Instruments社のフラグシップMIDIキーボードである、「NI Kontrol S mk3」シリーズを購入して代理店へ登録した方には、
- iZotope Mix & Master Bundle Advanced
- Ozone 11 Advanced
- Nectar 4 Advanced
- Neutron 4
- Tonal Balance Control 2
- Neoverb
- Native Instruments Komplete Audio 2(オーディオインターフェース)
- Kontakt 7 (※Native Access登録で自動提供)
- Komplete 14 Select (※Native Access登録で自動提供)
がもれなく手に入りました。こちらは、「Kontrol S-Series MK3クロスグレード・キャンペーン!」の再来のような形になっています。
ちなみに特典で手に入る個別商品の市場価格は、サウンドハウスさんの販売ページで確認ができます。
先に物理的な購入登録特典のオーディオインターフェースについては、悪くはないと思いますが、1万5千円クラスの物だと思います。
iZotope社もNative Instrumentsグループなので今回のサマーセールの半額対象となっており、iZotope Mix & Master Bundle Advancedは、50%OFFセールの関係で約4万2千円で販売されています。
個人的には、iZotopeのソフトは頻繁なセールや、バンドル版によって、単体やより少ないバンドル版より格安で手に入ることもあります。
定価20万円超えのRX8のAdvanced版を10万円で購入した後に、他のAdovanced版を複数がバンドルされたバージョンがキャンペーンで4万円になっていたり。。。
購入登録後のメーカーから届くE-Mailマガジンを知らない段階の方か、業務として急遽ライセンスが必要になった方以外は、定価で購入する事は少ないと思います。
今回の約4万2千円の「iZotope Mix & Master Bundle Advanced」も、Ozone単体を、ElementやStandardからAdvancedへバージョンアップした方は、えぇぇぇーー価格です。中には、Nectarを持っている方も、バンドル版を購入する方がいるかもしれません。
とはいえ、MK3キーボード購入特典として、今話題のワンタッチミキシングソフトなど、物理的なオーディオインターフェース付きといった、購入特典狙いで購入しても、かなり便利なセットだと思います。
MK3キーボードキャンペーン以外にも、iZotope社もセールをしており、クロスグレード元に使えるNeutron Elements(v4)がNeutron Elements(v4)無償配布(iZotope公式)から2024年6月30日まで入手が可能になっています。
ちなみに、クロスグレード対象となる、Mix & Master Bundle Advancedは、今回の半額セールによって、33,899円(2024年5月30日時点)で購入できます。
リンク先は国内正規流通品を取り扱い、国内最低価格保証をしているサウンドハウスさんになっています。サウンドハウスさんの商品ページには、メーカーリンクもあり、市場価格もわかり購入時の参考になるかと思います。
購入を決意する前に、当日限りのクーポンのサウンドハウス公式:クーポン一覧ページのチェックすることで、購入後のクーポンショックを回避できます。
おっと、すべてのNative Instruments製品購入登録で手に入る、Master Class for Game Musicセミナー(約90分ボリューム)の内容は、期待を裏切らない特典動画でした。個人的には、かなりお薦めです。
こちらは、2023年9月1日から2024年4月29日までにNative Instruments社とiZotope社の商品を購入した方も対象となっています。
メールを見落としている方もおられるかと思います。件名検索で「Native Instruments Master Class」で、送信者が「メディア・インテグレーション」さんになっているメールをチェックしてみると入っているかと思います。
送信時期がばらけている可能性があり、あまり参考にならないかと思いますが、僕は5月初め頃に第2弾が届きました。
メール内には、YouTubeにてURL を知っているユーザーのみが表示することができる[限定公開]に設定された動画の、アドレスが書かれています。
第2弾では、作曲した鈴木光人氏による、ファイナルファンタジーVII リバースの製作途中や、ミキシング工程直前のプロジェクトなどを使った説明や、作曲手法のデモなど。。。かなり凄い内容です。
講師の鈴木光人氏が手がけた楽曲について少し調べてみました。
Apple Musicで確認できた、鈴木氏が手がけた楽曲一覧です。
Apple Musicにて2024年5月時点で配信されている、「FINAL FANTASY VII REMAKE (Original Soundtrack)」より、鈴木氏が関わっている楽曲をリストにしました。
下の▶で展開されるリストには、植松伸夫氏が作曲した1997年の初代オリジナル版のアレンジ版と追加楽曲が入っています。
FF7の第2部となるREBIRTHのサウンドトラックは、植松伸夫氏単独の楽曲が入った、「FINAL FANTASY VII REBIRTH Original Soundtrack (Preview Version) – EP」版にて部分的に、配信されてますが、まだ、AppleMusicで配信が始まっていません。
3月の収録時点でサウンドトラック向けの楽曲を選んでいると話していたので、あと1年ぐらいすれば配信が始まるかと思います。
FINAL FANTASY VII REMAKE
- クレイジーモーターサイクル -行くぜ野郎ども- (FFVII REMAKE)
- ミッドナイトスパイラル (FFVII REMAKE)
- スピードジャンキー (FFVII REMAKE)
- レッドゾーン (FFVII REMAKE)
- RUN RUN RUN (FFVII REMAKE)
- 真夜中のまちぶせ (FFVII REMAKE)
- 陥没道路 (FFVII REMAKE)
- ウォール・マーケット -欲望の街- (FFVII REMAKE)
- ウォール・マーケット -チョコボ・サム- (FFVII REMAKE)
- ウォール・マーケット -マダム・マム- (FFVII REMAKE)
- ハイエンドもみー (FFVII REMAKE)
- コルネオ杯開幕 (FFVII REMAKE)
- コルネオ・コロッセオ (FFVII REMAKE)
- 古・留・根・尾デスマッチ (FFVII REMAKE)
- ここであったが百年目 (FFVII REMAKE)
- STAND UP (FFVII REMAKE)
- ファンク・ウイズ・ミー (FFVII REMAKE)
- シンク・オア・スイム (FFVII REMAKE)
- ヴァイブ・ヴァレンティーノ (FFVII REMAKE)
- STAND UP – Reprise – (FFVII REMAKE)
- お嫁さんオーディション (FFVII REMAKE)
PS5版のFANTASY VII REBIRTHを購入して確認するしかありません。ちなみに、コントローラーから、○△□L1R2○の順番で押すことで、楽曲と作曲者名がゲーム中に表示される裏モードは。。。。ありません。ファミコン世代にしかわからない説明かも。
初代FF7の楽曲作曲者が植松伸夫氏1人なのはすごいです。今回のFF7リメイク版には複数の作曲家が関わっています。REBIRTHにて植松伸夫氏が単独で手がけた楽曲を聞くと、「Master Class for Game Music」の中の説明がより理解できるかと思います。
鈴木氏がゲームと関係なく作曲した楽曲が収録された楽曲も紹介します。前半での作曲デモンストレーションの説明がまた深くわかるかと思います。
SQUARE ENIX MUSIC Official Bootlegシリーズ
- Vol.3
- Common Note
- Clear
- Vol.2
- Light In Darkness (Post Production Mitsuto Suzuki Mix)
- Jack yourself
SQUARE ENIX MUSIC Official Bootlegは、SQUARE ENIX所属のコンポーザー陣が、ゲームミュージックの枠を超え、自身の音楽性を追及したスペシャル・アルバムとあり、ゲームミュージックの制約がない楽曲です。
特典動画の「Master Class for Game Music」と併せて鈴木氏の楽曲を聴いてみると、また色々な発見があるかと思います。
※▶をクリックすると一覧が表示されます
再生回数から、気づいていない方もおられると思います。是非メールの再チェックをお薦めします(DTM関連業界はメルマガが多いので、埋もれてしまっている方も多いのではないかと思います)。
間違ってメールを削除してしまったり、迷惑メールフィルターで除外されてしまった方は、メディアインテグレーションさんへお問い合わせをすることで、再送してもらえる可能性が高いです(メディアインテグレーションはすごく親切です)。
キャンペーン案内「各音楽ジャンルのプロが実践的な制作過程を解説するMaster Class」
ちなみに、2023年9月1日から延長が続き、僕はTrash購入で対象になったようですが、第1弾は見逃したか届いていないようです。もしかすると、第1弾より先に第2弾が始まったのかもしれません。
第3弾もあるようなので、すごく楽しみです。
とりあえず、この部分だけ更新しました。以下3月23日時点の情報です。
現在、国内正規販売店でNative Instruments製品を購入し、2023年9月1日以降に代理店のメディアインテグレーションさんへ製品登録をすることで、特別な限定セミナーを視聴する権利がついてきます。
2月から3月頃に限定配信を予定して製作中の日本代理店独自のセミナー動画は、当初は9月1日以降から12月31日までと表示されていましたが、登録期限の表記がなくなりました。
後にもう少し書きますが、過去の傾向から代理店のメディアインテグレーションさんの購入者特典動画は為になるセミナーが多くクオリティが高いと感じます。
買ったけど使い方がよくわからず試しながらの独学が普通よりも、スタートダッシュとして、とっても魅力的な購入者限定特典だと思います。
なんと、2024年時点で他の代理店さんも独自の使い方説明動画や、インタビュー動画を作成して公開しています。すごくいい流れだと思います。
海外メーカーの直営ショップからの購入も良いですが、代理店による日本語翻訳説明書や説明動画の購入特典などがついている正規販売取扱店からの国内流通版はお勧めです。
KOMPLETEとは
まず、初めて専用音源を購入しようとしている方に向けた説明をしようと思います。
DTMを始めたばかりの頃は、たまたま開催中の特価商品でいつでも購入できるかなと勘違いし、使えるかもと思ったとき通常価格を見てがっくりしたこともあります。
気になった商品を5%OFFのクーポンで購入し、数日後にメーカーからのメルマガでほぼ毎月70%OFF付近のセールをしており、通常価格の期間の方が短い現実を突きつけられたことがあります。
10商品ぐらいがセットになった2万円のハンドル版に含まれている単体商品を、知らずに1万7千円で購入したこともあります。
KOMPLETE14は高額商品に見えるかもしれません。実際に、KOMPLETE音源は広告音楽やドラマ音楽に劇伴作曲家などが利用しているプロ音源の一つです。
最近はDTMの付属音源のクオリティーが高くなっていますが、追い込んでいくことで、ゲームやTVのドラマ音楽並みの品質を個人でも作ることができます。
2024年3月14日時点の割引価格(全品半額特価一部継続中)
サウンドハウスさんやRock oNさんでは、メーカーセール後もしばらくセール価格で販売したり、お店独自の特価商品として出てくることがあります。
2024年3月14日時点での価格は、お店独自の特価価格です。1月中頃にキャンペーンが終わった後も価格は戻らず継続していました。
そして、2月初め頃にはSTANDARD版からULTIMATE版へのアップグレード版が売り切れ取り寄せ商品になり販売価格が通常に戻りました。
他の商品も順次売り切れてお取り寄せ品に変わっていくと思われます。
どれぐらいお得かと言った価格を知りたい方は、記事内の2024年3月14日時点の割引特価一覧表で確認することができます。
Native Instruments KOMPLETE14シリーズのグレードや特徴のイメージがつかめない状態の方に向けて、記事の下の方に「Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴」を書いてみました。
安心確実な正規販売店の紹介
最近は淘汰された感がありますが、平行販売品や中古品など怪しい販売店もあるため、国内正規販売代理店にも取引楽器店として記載されている、サウンドハウスさんやRock oNさんを紹介します。
2023年8月頃Native Instrumentsの国内代理店が、メディアインテグレーションさんに変わりました。国内代理店サポートには、正規流通品に入っているサポートIDを必要になります。
正規販売店のサウンドハウスさんのKOMPLETE14特設ページでも、メディアインテグレーションさんが直営ショップとは別に運営するRock oNさんでも単品版KOMPLETE 14 STANDARD などとってもお得です。
代理店も正規販売店でも価格は、数百円の差でほぼ同額になっています。ブラックフライデー当初に比べて為替が1ドル151円付近から12月6日以降の下げで142円付近に振っているため正規品価格が下がっています。
正規販売店同士では、ギリギリのせめぎ合いの様相があり、2023年12月18日に確認したときには、Rock oNさんはサウンドハウスさんより1円から100円価格を下げている商品がありました。
一方でサウンドハウスさんは、突発的なゲリラクーポンなどで応戦しています。
アップグレード商品の誤購入を防ぐための確認方法
新規購入以外で購入する場合に、対象アップグレード商品の誤購入を防ぐため、マイ・アップグレードの価格の両方で、購入商品が対象になっているかの確認をお勧めします。
確認方法は、Native Instrument(メーカー)にある「サポート」から「マイアカウント」に移動しログインします。英語ページが出る場合は、言語の変更が出るので「日本語」をクリックします(NIロゴをクリックすると自動で日本語になる場合もあります)。
Native Instrumentのロゴをクリックし、トップページの「製品」の「My KOMPLETEオファー」をクリックすると、アップグレード対象のグレードが表示されるため、表示されているエディションと、マイ・アップグレードの価格の両方を確認します。
Upgrade for SELECTはSELECTからのアップグレード版で、for Standardは、Standardからのアップグレード版です。for ULTIMATEはULTIMATEです。購入商品が対象になっているかの確認をお勧めします。
個人的には、店員さんの対応が素晴らしいRock oNさんですがECサイトでは、サウンドハウスさんのKOMPLETE14特設ページからの方が、説明が親切で間違いが少ないような気がします。
Rock oNさんもサウンドハウスさんも、電話で助けを求めれば、どちらも親切対応でしっかり教えてくれます。心配な方は、電話でのお問い合わせをお薦めします。
もちろんどちらも、正規販売店なので、代理店のメディアインテグレーションさんに相談しても、スマイル100%で親身に相談に乗ってもらえます。
楽器関係のフックアップさんにしてもメディアインテグレーションさんにしても、サウンドハウスさんにしても、代理店のスタッフは本当に取り扱っている楽器について詳しい方が多いので、本当に安心して購入できます。
Rock oNさんの商品ページはサウンドハウスさんの特設ページと違いアップグレードパッケージの入り口だけでなく、グレードごとの販売ページが別れているため、販売ページへの直接リンクは表の価格に貼り付けました。
2024年3月30日時点の割引特価一覧表
2024年9月25日時点で、無償アップグレードキャンペーンは終了しているため、過去の割引価格だけ記録として残しておきます。
米ドル価格は変わっていないため、為替次第では14と変わらない価格になるかと思います。
日本総代理店のメディアインテグレーションさんでは、少々の為替変動では、価格が変わりません。値下げの方向に対しては、動きやすいようで2023年12月に若干安くなりました。
値上げに関しては、事前発表があるため、突然上がることはないので、安心して悩んで大丈夫です。
KOMPLETE 14 グレード | 通常 単体版 | アップグレード SELECT | アップグレード STANDARD | アップグレード ULTIMATE | アップグレード COLLECTOR’S |
---|---|---|---|---|---|
SELECT | 14,300 | ーーー | ーーー | ーーー | ーーー |
STANDARD | 78,755 | 28,600 | 14,300(UP) | ーーー | ーーー |
ULTIMATE | 85,900 | 71,600 | ☆88,600 | ☆42,900(UP) | ーーー |
COLLECTOR’S | 128,900 | 100,200 | 102,900 | 42,900 | 35,699(UP) |
どちらも国内正規代理店の流通品を取り扱う正規販売店のため、サウンドハウスさんは当日限定のゲリラ(突発的)クーポン、Rock oNさんは1円から100円の割引で最安値を競っているためセール在庫の価格差は拮抗しています。
サウンドハウスでは、「人気ブランド」を対象にした、当日や数日間限定の5%OFFクーポンがゲリラ的(突発的)に発行されることがあります。
商品ページに「人気ブランド」のタグが表示されるようになりましたが、対象商品を見つけるための豆知識を紹介します。
クーポンページ一覧にあるクーポンの「対象商品一覧」をクリックまたは、マイページのクーポンから獲得済みクーポン一覧から「人気ブランド。。。クーポン」をクリックして「クーポン対象商品を見る」をクリックすると、「人気ブランド一覧」に絞り込まれた検索画面になります。
Webページ左側の「条件で絞り込む」の下の方の「キーワード」の直下に、該当する「人気ブランド」のメーカー名は、アルファベット五十音順に並んでいます。メーカー名に「✓」して「絞り込む」を押すことで、クーポン対象商品を選べます。
目視で探すより早いほうを紹介します。PCブラウザ機能の検索枠が出るキーボードショートカットの「Ctrl」+「F」を押し、メーカー名(例えばNative Instrumentsなどの一部)を入れることで、チェックボックス一覧に入っているかどうか確認することができます。
もちろん、チェックして「絞り込む」ことで気になっている商品が購入可能かどうかをすぐに確認できます。
「人気ブランド。。。OFFクーポン」はゲリラ的(突然現れる)なクーポンです。
メーカーの大型割引キャンペーン連動で、10万円のソフトが50%OFFになっている場合5%だと、2,500円の現金引きにになります。特に何もない日に1日限定では10%OFFも出ることがあります。
検討前や購入を決断する直前に、サウンドハウス公式:クーポン一覧ページでチェックをお薦めします。
Native Instrumentsのアップグレード価格設定は、どの組み合わせでも最終価格が同じになっています(全品半額セールでの場合です)。
表内の(UP)は旧バージョンから同グレードへのアップデート版です。最上位のCOLLECTOR’S版へのアップグレードは、ULTIMATE版からのみになっています。
Native Instruments KOMPLETEシリーズの価格設定
一般的に、一段アップグレード版や一気にアップグレード版など、組み合わせで価格差が出るケースがあります。
Native Instruments社の製品では、アップグレードに関しては基本的に組み合わせを変えても、トータル金額がほぼ(50円ぐらいの差)同じの価格設定になっています。
ちなみにメーカー登録時にもらえるバウチャーコード(メーカー直営ショップで使える割引商品券)は、アップグレード版やセール商品への適用は対象外になります。STANDARDからCOLLECTOR’Sへ2段階でアップグレードして2段目にバウチャーを使おうとしても使えません。
2023年9月1日以降に購入者した方への限定特典が追加されました
今回、12月12日に、海外販売店やメーカー直売(Native Instruments本社運営)では手に入らない、国内正規流通品を購入した方への新たな特典が追加されました。
なんと、2023年9月1日以降2024年1月31日まで(登録期限表記がなくなりました)にサウンドハウスさんやRock oNさんなどの国内正規販売店でNative Instruments製品を購入し、日本総代理店のメディアインテグレーションさんへ製品登録した方限定で「各音楽ジャンルのプロが実践的な制作過程を解説するMaster Class」への配信視聴権利を手に入れることができます。
メディアインテグレーションさんでは、今回のMaster Classのように、製品を実際に使っている方を講師に迎えて、購入者特典の動画を特典に用意することがよくあります。
過去の傾向から限定公開の特典動画は、気合いが入っていて、ヒントになったり実際に役立つセミナーが多いです。
今回は、2024年2月末から3月末にかけて日本レコード大賞作曲賞および優秀作品賞を受賞した杉山勝彦氏や、スクウェア・エニックス所属の作曲家として『ファイナルファンタジーVII リメイク』などを手がけた鈴木光人氏による製作秘話や製作工程についてのセミナー動画が決定しています。
さらに、第3弾以降のセミナーも予定されているようです。最初にも書きましたが、あくまで代理店のメディアインテグレーションサポートIDが入った国内正規販売版の購入者特典の限定公開のため、気合いが入った動画になっています。
一応Native Instruments製品で一番安いTRAKTOR DJ CABLEも対象になると思いますが。。。きっと、内容的には、STANDARD版やULTIMATE版に向けた動画になるかと思います。
うれしいことに、2024年1月30日時点で1月31日までの登録期限の表記がなくなりました。
国内正規流通版には、KOMPLETE 14発売以降に新発売された単体音源の販売がないため、全部入りのKOMPLETE 14 Collector’s Editionユーザーは、おまけ狙いで代理店在庫がある一番安い、MIストアのTRAKTOR DJ CABLEしか手に入れる方法しかないかもしれません。。。と紹介していたので、ちょっと安心しました。
ちなみに、2024年に入ってから、何かのTV番組で誰かに対して小室哲也さんのメッセージ映像が流れたときに、KOMPLETE KONTROL Sシリーズ MK3が映り込んでいるのに気づきました。
以前も赤いドラムが特徴的な、KOMPLETEのSTUDIO DRUMMERっぽいモノがモニターに映っていました。今回も、あの広い液晶と下に並ぶボリューム。。。見間違いかもしれませんが、間違いなくMK3だと思います。
もしかすると、特典動画の第3弾以降の講師は、もしかするかもしれません。あくまで予感です。
さすが4万円超えの商品の特典は、魅力的です。
もしかすると、2024年に登場しそうなKOMPLETE15の特典にもなりそうな気がします。
画面が2つのMK2に対して、広い画面1枚のMK3は、ボタンやボリュームの位置関係がわかりやすかったり、MK2と違い内蔵CPUとなった事によるレスポンスの良さなど、プロの道具として更に使い勝手が良くなっているように見えます。
ただ、KOMPLETE14発売以降に登場したNative Instruments 新商品(メーカー)の数を見ると、種類も少なくバージョンアップで増える音色が少ないようにも見えます。
COLLECTOR’Sの穴埋めでiZotope製品が色々入って2024年10月頃にKOMPLETE15が出そうな気もするし。。。もし入ってくると値段が上がるだろうなぁ。
メーカー直営ショップと連動しなくなる可能性
今回、メーカー直営ショップからの案内にあった、超魅力的なUVI音源詰め合わせパック(Save 89% on UVI instruments)は、日本国内からは購入制限(決済時点で制限)がかかっていました。
どうも、日本国内でユーザー登録をしていると、購入できないようになっているのかもしれません。
日本国内ユーザーへの販売制限も可能なため、予定通り、アップグレード版のセールは終了する可能性は若干あります。
年に数回ある楽器業界の大型割引セール
まず、楽曲製作で利用されるソフト音源やプラグインの業界では、年に数回メーカーによる大型割引キャンペーン合戦があります。
大型セールが開催される時期
一つ目は5月から7月にかけて開催されるサマーセール、二つ目は10月から11月頃まで開催される、10月最終金曜日のブラックフライデーセールです。
この二つの時期は、業界が一斉に値引き合戦をするため、普段セールをしないメーカーもささやかな割引販売をすることがあります。
Native Instrumentsでは、5月頃から7月頃にサマーセール、そして10月から11月頃にブラックフライデーセールが開催されます。
割引率
昔は分厚い説明書が入ったパッケージ版も販売されていましたが、箱に簡単な説明と共に紙が入っているだけの商品となり、最近は簡易パッケージとして封筒にプロダクトキーが印刷された紙が入っているだけの商品が増えました。
現在は、製品登録に必要なプロダクトキーと共に、ユーザー登録やダウンロード方法とインストール方法が記述されたE-Mail納品が主流です。
普段めったにセールをしない商品が、ブラックフライデーなど数日間のセールをすることがあるいっぽうで、定価100万円越えのソフトが毎月9万円で特価販売されることも良くあります。
楽器焼き器と違い、製造にかかるコストがほぼゼロのため売れば売れるほど利益が出ます。そのため、セールによって割引率が90%以上になる商品もあります。
割引率が大きすぎるため、大型セール狙いをした方が良いと僕は思います。
ちなみに、Native InstrumentsのKOMPLETEシリーズは、毎年2回の全商品半額の大型セールの時期以外は、ほぼ定価販売だったのですが、2023年のブラックフライデーセールはちょっと長く、状態化しそうな感じがします。
2023年ブラックフライデーセールについて
2023年のハロウィンセールが静かすぎたため、2023年は毎年恒例の全品半額ブラックフライデーセールはないかもしれないかもと思っていたら、ブラックフライデーセール第2弾として10月の終わり頃に始まりました。
2023年のサマーセールでは、延長がなかったのですが、ブラックフライデーセールは、延長が繰り返され、2024年New yearセールまで半額セールが続いていました。
代理店からの案内から、毎回期限日と共に、お急ぎくださいと書いていたのですが、さすがに延長が繰り返されて、ちょっと疲れてしまいました。
ようやくメーカー直営店のセール価格が通常価格に戻った1月17日朝の時点で、国内楽器店も通常価格に戻るかなと、最後のお急ぎくださいと更新したのですが、1月18日時点でも価格が戻っていません。
代理店にとっても延期は予期していなかった感があり、メーカーキャンペーンだからと一斉に価格を戻すこともできないかもしれません。
2024年3月時点で代理店が在庫を持たなくなってきている?
たまたま見た海外のNative Instrumentsの製品レビュー動画のなかで、「商品価格は高いですが、常に割引販売をしているので価格については問題ないでしょう」と締めくくっていました。
実は、EASTWEST社の音源検討でレビューを探していて気づいたのですが、その方を含めて複数の方のDTM関連商品レビュー動画の中で、似たような決め台詞を耳にしました。
僕だけではなく、DTM業界そのものがそういう商風と感じているのだろうなぁと改めて感じました。
(注意:YouTubeを含めGoogle社の検索エンジンによる情報の偏りもありますが。。。)
そうは言っても2023年春頃までのNative Instruments製品では、サマーセールとウインターセールの2回を逃すと定価購入というイメージがありました。
だからこそ、「お待たせしました恒例の50%OFFセールです」という案内で、待ってましたーーとなったのですが。。。
さすがに国内代理店でも以前のように在庫を持たず、販売店から注文があってから、メーカーから仕入れるという形に移ってきているように見えます。
もしかすると、業界標準的な3DCGソフトを扱う商社や代理店では要見積もりの時価的な販売になっていますが、今後は、DTM関連の商品も為替換算後のメーカー販売価格に対して5%から10%乗せた価格が国内販売価格になるかも知れません。
Native Instruments社のセール価格は毎回50%で安定しているので耐えられそうですが、安ければ売れるでしょうと言ったノリで時々90%OFFなんてやってしまうメーカーがあります(京都の商いでは値引き販売は愚の骨頂らしいです)。
そうなると販売店としては在庫リスクが高すぎます。為替変動であれば、為替先物契約や為替リスク保険で対処ができるかもしれませんが、本体価格の変動リスク保険なんてないためどうしようもありません。
ユーザーとしても、在庫を持ちたくないと仕入れをやめてしまった販売店さんのように、卸販売をしている販売代理店さんが取り扱いをやめてしまったりされては困ってしまいます。
さすがに、クレジット手数料を含めた為替換算後の価格差が5,000円を超えてくるとメーカー直接購入の魅惑に負けそうになりますが。。。難しいところですね。
こういうときは、日本正規流通品の購入特典と天秤にかけています。
やっぱり代理店流通版を購入するメリットは、熱い海外メーカーほど傾向が高い、フレンドリーなネイティブな会話によるチャットサービスや、問いかけからのレスポンスがゾウガメ並みに遅いメーカーへの仲介など、サポートや説明書などのアフターサービスかなとおもいます。
(ゾウガメといった比喩表現をネイティブでされると????になります)。ちなみにZBrushのときだったと思うのですが、チャットでのバグ報告に対して今○○がナメクジ並に全力で取り組んでる。といったにアンスで返答が帰ってきました。はっきり覚えていませんが、ピクサーのモンスターズ・インクが元ねたかなと思い当たり、幕が下りた後に出る次期バージョンに間に合ってくれるなら助かるよよろしくって話に乗り伝えると、頑張ると返ってきましたが、そんな感じです。
いまの国内流通されているハンドル版だけでなくNative Instrumentsの単品版も取り扱ってくれないかなぁ。。。と密かに思っています。
直訳しても元々の説明書もわかりにくいので、単体製品それぞれに少しずつ独自の説明書や説明動画を作っていったらすごいことになりそうです。
KOMPLETE15シリーズを視野に入れた買い物
Native Instruments KOMPLETEシリーズは、2年周期でバージョンが上がっています。
調べてみたところ、KOMPLETE14の発売日は2022年9月27日でした。
過去に遡り、13シリーズの発売日は2020年10月1日、12シリーズは2018年10月1日、11シリーズは2016年9月1日と、本当に2年周期で発売されています。
この流れから行くと、KOMPLETE15シリーズは、2024年9月から11月までの間に発売される可能性がかなり高いです。
ダウンロード商品のため発売直後に販売がスタートし、直近にはブラックフライデーがあります。
お待たせしました恒例の半額セール開催ですとメーカー自身が発表しているため、2024年11月には、新しいKOMPLETE15を今回と同じ半額で購入できる可能性がかなり高いです。
ただし、為替や物価高の影響で定価が上がる可能性は高いです。確かに、KOMPLETE14の発売以降に登場した新商品を包括する形で増えていくため、値段は上がっていきます。
ここで、下のグレードを見ていただけるとわかりますが、どのバージョンにも同グレードからのアップデート版と価格が近いアップグレード版があります。
- KOMPLETE 14 SELECT
- KOMPLETE 14 STANDARD
- KOMPLETE 14 ULTIMATE
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION
発売時点のNative Instrumentsの全商品が入っている、COLLECTOR’S EDITIONを目指すのであれば、KOMPLETE14 ULTIMATEまでのアップグレードにとどめ、KOMPLETE15の発売と同時に、COLLECTOR’S EDITIONに上げるのが、一番お得だと思います。
これなら、14でCOLLECTOR’Sに上げた後に、アップグレードするよりも、一つ前のULTIMATE14からULTIMATE15へのアップデートと同額のCOLLECTOR’Sに上げた方が確実に安くなります。
マイクポジションが複数あるオーケストラ音源を目指すのであれば、COLLECTOR’S EDITIONですが、なんとなくULTIMATEで全然OKな感じがします。
ULTIMATE14なら、15に追加された音源を見てから、16まで待つのもありかもしれません。
2023年サマーセールについて
この記事は2023年の6月頃からNative Instrumentが7月6日まで継続した、毎年恒例の全商品50%OFFセールをもとに記事を書いています。
2023年のハロウィンセールは、全体的に少し勢いを感じませんでしたが、そろそろ本命のブラックフライデーセールが始まります。少し修正します。
公開した時点で、2024年も同じキャンペーンがあるかもしれないと記事を書きましたが、その後、国内代理店のメディアインテグレーションさんから、2023年8月4日よりNative Instrumentsの国内代理店業務を開始と発表がありました。
国内販売がNative Instruments Japanさんから引き継がれたため、来年のサマーセールがどうなるかわかりません。
メディアインテグレーションさんのサポート体制については、利用者として僕は満足しています。
購入者限定の活用動画など、独自のおまけが用意されていたりと、ただ単に売るだけではなく、購入したソフト(国内正規流通品)の使用方法についての質問受付などが丁重な代理店です。
日本代理店としてWavesなど海外取り扱いメーカーとの連動キャンペーンも開催するため、来年もあるかもしれません。
価格はわかりませんが、ユーザーとしては歓迎できる状態です。
楽器系は、メーカー情報を検討していざ買おうと思ったら、中古しかなく国内流通品が買えないこともよくあるります。
散々検討した結果、国内で買えなかったり、為替計算で購入を決意してカートに入れたプラグインの価格に、10%の消費税が乗っかり、クレジット為替手数料と合わせたら国内店舗から買った方が安かったことも経験しています。
最近は、日本国内価格はグローバルに比べて安い傾向にあり、サウンドハウスさんの販売ページには、メーカーサイトへのリンクもあり、国内の市場価格がわかる国内最低価格保証を打ち出している、サウンドハウスさんの販売リンクなっています。
あと、国内正規販売代理店から直接仕入れているサウンドハウスのKOMPLETE14特設ページなどでは、メーカー直販価格と同額で連動セールをしています。ポイントがつく分だけメーカー直販よりもお得なケースがあります。
メディアインテグレーションさんの直営店では、1年間で25万円以上購入した場合7%ポイントがつきます。。
最近は為替の影響で、国内価格が安くなってることもあります。
2022年までのNative Instrumentでは、毎年7月と11月に50%OFFキャンペーンをしていたようです。
プラグインソフトのキャンペーンでは業界的に、終了日が延長することも時々あります。
Native Instrumentも、終了後に延長があるかなと思いましたが、予定通り終了しました。
少し特徴的だったのが、グローバル時間の影響でしょうか7月6日AM1:00ごろ、KOMPLETE KONTROL M32の値段が15,800円に上がりました(2023年8月29日時点で17,100円)。
サウンドハウスなど楽器店も日付変更と同時に通常価格に戻りました。Native Instrumentはキャンペーン延長をしないメーカーなのかもしれません。
この記事については、思いっきり偏った視点で書いています。あくまで、僕自身が購入検討して色々気づいた点や調べた点をまとめて書いています。そのため、職業としてずっと使い続けている方のアドバイスには及びません。
おっセールで安くなってる。色々試して遊んでみようかなぁ、よくわかんないやぁ、という方にはちょっとだけ参考になるかもしれません。
2023年10月にNative Instruments 最上位Sシリーズ新型登場
2023年9月に、Native InstrumentのKOMPLETE KONTROLキーボードのフラグシップSシリーズが、10月末に新発売すると発表しました。
その影響など色々あってか、2023年7月頃から、サウンドハウスにてNative InstrumentのKOMPLETE 14 SELECTが同梱されているフラグシップキーボードが特価で安くなっています。
Sシリーズはイタリア人スタッフが出荷検査と調節をしているFater社製のPro仕様鍵盤を採用しています。
S49とS61はセミウェイテッド・アフタータッチ付き鍵盤、S88はフルウェイティッド・ハンマーアクション・キーベッド鍵盤です。
S61とS49は早々に在庫が減り通常価格に戻りましたが、11月1日時点でS49の割引販売が復活しています。
- KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボード(約40%OFF)
- KOMPLETE KONTROL S61 MK2 MIDIキーボード(
約44%OFF) - KOMPLETE KONTROL S49 MK2 MIDIキーボード(在庫復活!約44%OFF)
9月時点でほぼ倍の値段で予約受付中だった、Native Instrumentの新シリーズもついに当日出荷在庫になりました。通常価格に戻ったS61を除いては、販売価格が、ほぼ倍になっています。
新型かっこよくって、悩ましいですね。
ROLAND A88MK2とS88 MK2の比較
Native InstrumentのKOMPLETEとは関係がありませんが、S88と迷う人が多い、ROLAND A-88MK2 MIDIキーボードは、2022年9月頃13万円台まで値上がりしていましたが、9万4千円台で安定しています。
RolandのIR情報(投資家向け)を確認してみたところ、どうやら過剰在庫の解消をしてきたみたいです。
KOMPLETE KONTROL音源をメインで使うのであれば、鍵盤と音源の最適化がされているように感じるため、Kontrol S88 MK3かMK2をお薦めします。
鍵盤の根元でピカピカ光るライトですが、ドラム音源やプリセットメロディの制御など、色分けの有無で全然フィーリングが違います。
今後を考えるとモニターが大きくなった新型のSシリーズのMK3が良いとは思いますが、さすがに20万円近くなってくると、ちょい足しで憧れのアーティストがライブで利用している他の鍵盤を検討したくなりますよね。
調べ始めると、泥沼にはまり3ヶ月以上のお悩みコース直行の入り口的にあるため、記事を分けました。
【購入検討PR】Rolandの88鍵盤とNative InstrumentのMIDI鍵盤キーボードについて
ハンマーアクション鍵盤とセミウェイト鍵盤の違い
以前KOMPLETE KONTROL S88 MK2 MIDIキーボードとROLAND A-88MK2 MIDIキーボードは迷い、僕は新型コロナ前にA-88MK2を選びました。
88鍵盤を買ったときに、49鍵盤以上のキーボードは二ついらないと思っていたのですが、M32を踏み台のKOMPLETE 14 SELECTを目的に購入して使ってみたら無限回転のボリュームなど、使い勝手がすごく良かったです。
さんざん楽器屋さんなどを回ったり、色々あって7月に安くなったと紹介したときセミウェイト鍵盤のS61 MK2を買ってしまいました。
さすがにちょっとやりすぎかなと思いましたが、セミウエイト鍵盤のKOMPLETE KONTROL S61 MK2 MIDIキーボードは、サイズも含めてセカンドキーボードとしてかなり使い勝手が良いです。
上段にS61 MK2と下段にA-88MK2と、ライブのステージセットのような設置で、3ヶ月以上色々試して遊びながら気づいたことを書いていきます。
ピアノ構造を摸したハンマーアクション88鍵盤と、セミウェイト鍵盤は、楽器として別物に近いため、向き不向きがあります。
あくまでフィーリングとして、どちらも満足するフィーリングで比べるとそうかなと感じるレベルですが、具体的にROLAND A-88MK2と並べて使っているときに感じたことを書いてみます。
たとえば、バイオリン音源などを引くとき、ハンマーアクション鍵盤では、カツンとなるため、じわっというかふわっと押し込めるセミウェイト鍵盤に対して、どうしても音がシャープになってしまいます。
一方ピアノ音源では、ふわっと弱く弾くときに、チョン当てでも鳴るハンマーアクション鍵盤に対して、速度検出のセミウェイト鍵盤では、溶け込むような弱い音を表現するのが難しいように感じます。
どちらかにするではなく、両方使い分けるという発想も悪くないと思います。
DTM関係のソフトは6月と11月がセール期間
DTM関係の音源ソフト業界のセールは、6月から7月と、10月から11月にかけて各社競って大幅割引をしています。
公開時点でDTM関係のサマーセールも一段落しており、次は11月のブラックフライデーまで大型割引はないかもしれません。
2023年のサマーセールの目玉は、IK MULTIMEDIA SampleTankの全部入りでした(僕から見て)。
なんと、代理店直販キャンペーンページやサウンドハウスなどの楽器店でSampleTank4 MAX v2が6月1日までアップデート版より安い19,100円でした。過去にセールで購入したユーザーから見ると驚異的な値段です。
Native Instrumentsですが、恒例の夏の50%OFFセールという見出しで案内がありました。いつものことだと思います。
ブラックフライデー(11月第4金曜)セールについて
音楽業界を含めて日本ではハロウィンセールからクリスマスまでずっと引っ張ってる感がありますが、海外では本当にブラックフライデーの前後1週間しかセールをしないことがあります。
ブラックフライデーとは、感謝祭がある11月の第4木曜日の翌日の金曜日のことです。
音楽系と違い、2010年頃3DCG系のプラグインやソフトウェアで、木曜日から金曜日までの24時間限定で、80%OFFをしたソフトがありました。
ずっと購入を躊躇してた1,000ドル以上するソフトで、終了翌日にメール案内に気づきあぁぁぁと感じたことがあります。
今回セールになっていないソフトや普段めったに値引き販売をしないソフトも、メーカー直販でゲリラ的なセールをすることがあるため、2023年11月22日から24日あたりに、海外のメーカー直販サイトもチェックしておくと良いことがあるかもしれません。
ちなみに4年前に割引販売を見逃し、期待して毎年チェックしていたけど一度もやらなかった事もあります。
Native Instrumentsのセール情報
2023年のサマーキャンペーンは、Native InstrumentのM32というMidiキーボードを購入して7月6日までにM32本体のシリアルを登録することで、KOMPLETE Collectionsが一つ上位のKOMPLETE 14 SELECTにアップグレードされるというキャンペーンでした。
2023年11月は、M32とAシリーズ新規製品登録でKOMPLETE 14 SELECT無償提供
9月頃にもありましたが、2023年のブラックフライデーセールで、KOMPLETE 14 SELECTへの無償アップグレードが復活しました。
正しくは、2023円の11月1日から12月26日(日)までに、M32またはKONTROL AシリーズをNative Access経由で製品登録をすると、KOMPLETE 14 SELECTが無償提供されます。
Native Instrumentで一番安いMIDIコントローラーのM32が、2023年7月に値上がりしたため、ブラックフライデーセールで半額になっているKOMPLETE 14 SELECTを直接購入するより若干高くなっています。
- KOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボード
- KOMPLETE KONTROL A25 MIDIキーボード(注意25鍵盤です)
- KOMPLETE KONTROL A49 MIDIキーボード
- KOMPLETE KONTROL A61 MIDIキーボード
ちなみにSELECTは、Sシリーズなど10万円クラスの上位版のキーボードには標準で付属します。
ワンランクアップ情報としては、在庫処分で半額近く値段を下げている旧商品のKOMPLETE KONTROL S49 MK2 MIDIキーボードとなるかなと思います。
Native Instrumentの今だけ付属キャンペーンは、期限内の登録が必須になっています。
M32に付属するシリアルコードはM32だけです。キャンペーンで追加付属するソフトのシリアルコード同梱されているわけではありません。
例えば上位版のSELECT版を手に入れるにはキャンペーンの終了日が12月26日となっている場合、終了期限の12月26日までにM32のシリアルコードをNIアカウントへ登録が条件です。
12月26日以降にNIアカウントへ登録すると、通常付属版のCollections(一般的なハンドルで言うところのLiteバージョン)になります。
▲買いっぱなしの方もいるかもしれないため、赤線で書いておきます。物理的なシリアルコードが同梱されないため柔軟なキャンペーンができます。次もあると思うので、残しておきます。
これは、前回のメーカー直販ページのセール価格の切り替えで気づいたことなのですが、グローバルなNative Instrumentでは地球上で一番最後に日付が変わる時間が終了日時になっているようです。
現実的な地域としてUTC-19のホノルルでは12月26日23:59は、日本時間(UTC-9)では12月27日18:59になります。サマーセールも終了翌日の19時頃に価格が通常価格に戻りました。(国内販売店の価格は終了日の日付変更と同時に通常価格に戻りました)
ちなみに、M32はテンキー付きのフルサイズキーボードとほぼ同じ幅47.5cmで、白鍵が19個の32鍵盤です。
さらに、TRSペダル入力端子付きです。サスペダルが使えて、すごく気に入っています。DF11でもコントロールボタンが使えます。
サウンドハウスは時々メーカーキャンペーン価格より安い
Native Instrumentのサマーセール特価では時間通りきっちりとセールが終了しましたが、サウンドハウスでは、メーカーキャンペーン終了後に、キャンペーン価格が続くことがあります。
例えばメーカーや代理店キャンペーンで2万円に下がった商品が、サウンドハウスでも割引によりキャンペーン価格と同額になり、メーカーのキャンペーンが終わった後も引き続き2万円で販売されていることがあります。
最近は為替の影響でどんどん定価が上がっていますが、今のキャンペーンより安い前回のキャンペーン価格で始まり、途中で現在のメーカーキャンペーン価格と同額になることもあります。
きっと、在庫の仕入れ価格で動いているのだと思います。
僕の中では、よくあるパターンなのですが「あれ?終わった後に気づいたメーカーからのメルマガキャンペーン価格と同じだ?」と目にとまり、いつでも買えるならと検討してほしくなることがあります。
買おうか迷っているうちに、在庫少量となりメーカー取り寄せに変わり、数日後に通常価格として再販が始まる事がよくあります。
逆にキャンペーンが終わって見に来たら同額であったぁラッキーと僕が買った直後や数日後に値段が上がっているのに気づく事もあります。
高額商品は特に在庫数が2とか5個ぐらいのようなので、メーカーキャンペーンより安くなっているときは早めの購入がお勧めです。
Native InstrumentsのKOMPLETE 14シリーズの特徴
音や使い勝手についての特徴は、職業にしていないので詳しくは書きません。あくまで使いながら個人的に気づいた参考程度の内容になっています。
Native Instruments(NI)では、ワンパッケージとして売られている総合音源ではなく、SELECTにSTANDARDにUNLIMITEDとグレードが上がるごとに、1万円以上で売られる単体音源が追加される形になっています。
そのため、総合音源のエディションだけに含まれている音源という仕組みではないようです。
2年ごとのバージョンが上がっている次のKOMPLETE 15 COLLECTOR’S EDITIONには、KOMPLETE14の発売後に登場した音源が追加収録されるようです。
たしかにSシリーズの新型MK3に最適化された新しい音源が、いくつか登場しています。
Native Instrumentの音の傾向
今までずっと、豊富な楽器を収録した総合音源のIK MULTIMEDIA社のSampleTankと同じように、差し替えを前提にした総合音源だと思っていました。
どうやら、それは有料版KONTAKTに付属する「Factory Library」の事だったようです。
KOMPLETEに入っている専用音源は、ドラマやアニメなどで最終音源として実際に使われている音源のようです。
実際に使ってみたところ、Liveなどでよく見かけるハードウェア型ワークステーションシンセサイザーのように弾いて鳴らす音といよりも、DAWでミキシングしながら組み合わせやすい音源を出すための音源のように感じました。
確かに、音響制作や作曲家に向いている音だなぁと感じました。
あくまで、ホビー三昧D個人が他の専用音源なと引き比べて感じた感想です。
KOMPLETE14のラインナップ
KOMPLETE14のラインナップですが、追加される製品はメーカー直販ページのKOMPLETE 14 比較表から確認できます。
ラインナップは全部で4種類あり、コレクターズ エディションに向かうほど沢山の音源が含まれています。
- KOMPLETE 14 SELECT
- KOMPLETE 14 STANDARD
- KOMPLETE 14 ULTIMATE
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION
どちらかというと、一つ一つ単体で買うより、パックで買った方がお得!!というスタンスで、パック商品みたいな感じのイメージで良いと思います。
もちろんUVI社と同じく含まれた音源やエフェクトプラグインは、専用アプリを使うことで、個別にダウンロードさせてインストールしたり削除する事も出来ます。
購入後のダウンロード回数に制限はありません。
インストール可能台数
購入するとき一番気になるポイントとして、インストール可能台数やアクティベーション(認証)回数があるかと思います。
公式情報によると、基本は2台ですが、KOMPLETEシリーズは3台までと書かれてあります。複数台での同時使用は許可されていません。
Native Instruments製品のエンドユーザ・ライセンス契約(EULA)は、2台のコンピュータへのアクティベート(MASCHINEとKOMPLETEシリーズは3台まで)を許可していますが、複数台のコンピュータにインストールされた製品の同時使用は許可されておりません。
使用するコンピュータを変更する場合、既存インストールのアクティベートを無効にする必要はありませんが、規約上の台数を上回らないよう、既にインストールされているコンピュータから製品をアンインストールしていただく必要があります。
ご使用コンピュータが故障してしまい、NI製品のアンインストールができないような状態である場合、インストール台数としてはカウントされませんので、新しいコンピュータでアクティベーションを行っていただいて問題ありません。
公式情報:何台のコンピュータでNative Instruments製品をアクティベートできますか?
故障やソフトトラブルでディアクティベーション(認証解除)ができなくなりメーカー連絡対応をしなくて良いのは助かります。
故障時のトラブルシューティングなどは台数にカウントされないため安心です。
インストールとアクティベーション
インストールには、UVIやIKと同様、Native Accessという専用管理アプリを利用します。
購入後は、ログイン用Native InstrumentsアカウントにNative Accessアプリを利用してシリアル情報の紐付けが必要になります。
アプリにログインすることで、所持している音源やソフトをインストールしたりアンインストールすることができます。
ちなみに、Native Instrument製品では、UVIやIKが利用している外部認証ソフトのiLokは利用しません。
Windows Updateによる大型アップデートやパソコンのファームウェアの更新で認証が外れ、メーカーや代理店に連絡してディアクティベーション手続きをしなくて良いので、安心して利用することができます。
iLok認証のUVIは営業時間中の連絡なら3時間ぐらいで対応してくれます。
一方でWavesは有償サポート期間中でも年間1回以上のディアクティベーションが有償になるのでWindows Update前には必ずアンインストールして認証を外しています。
SELECT
正直SELCETは物足りないです。M32などに付属するCollectionsの上位版です。STANDARDと違い、無償版のKONTAKT 7 PLAYERが入っています。
有償版と無償版の違いはKONTAKT 7 PLAYER VS KONTAKT 7にあるとおりです。誰でも無償でダウンロードできるSELECTに付属する無償のKONTAKT FACTORY SELECTIONには、インストゥルメントが57個入っています。
有償版のKONTAKT7には、KONTAKT FACTORY LIBRARY 2が付属しており多数の音源が入っています。「およそ900種類の楽器から厳選」とあります。
シンセサイザー系が少しあり、太鼓風の物もいくつかありますが、ちょっと物足りないです。
STANDARD
二番目のSTANDARDですが、これが標準となります。SELECTと違い有償版のKONTAKT 7となります。
主に追加される単体販売版の音源はシンセサイザー系の音です。
なんとなく、Native Instrumentは、電子音楽、ヒップホップ、ポップ、EDM(Electronic Dance Music)に加えて、DJ系のサウンドが強いような気がします。
例えば、SELECTにも入っている、MASSIVEなどはEDMが盛り上がっている頃よく耳にしました。
映画や劇場音楽のようなオーケストラ音源は入っていませんが、歪み系フィルターやシンセサイザーを多用するアニソン系やPOP系などで使いたくなる音源はほぼ網羅されている感があります。
なんとなく、サウンドハウスでSTANDARD Upgrade for SELECTが一時売り切れていた理由がわかりました。
UNLIMITED
3番目のUNLIMITEDです。STANDARDからUNLIMITEDにアップグレードするとシネマ系や、オーケストラ系の音源が強化されます。
Native InstrumentのソロのバイオリンやACTION STRIKESなどのパーカッションなどは、楽譜入力しなくてもかっこいい音がでるので、テンションが上がります。
クラシック楽器は特に、シンセサイザーのように、ピアノロールへブロックを置いていくやり方でカッコイイ感じを出すのは難しいです。
難しい要因としては、複数の音を重ねてたり、弓を引いたりするような有機的な動きなどがあるからかもしれません。一つを動かすと全パートを調節が必要なところがあります。
Native Instrumentのバイオリンなどのクラシック楽器音源は、テンプレート上の楽譜をちょこっといじってかっこよくなります。
ポン置で使えループサウンドと違いちょこっと編集ができるのがプロ向けなのかもしれません。
慣れているだけかもしれませんが、映像などにつけていくシネマ系については、UVI社のMeteorやAugmented Orchestraの方が使い勝手が良いかもしれません(他のソフト使って改めて良さがわかりました)。
UVIとの比較になりますが、Native Instrumentの楽譜入力は面白くてテンションが上がりますが、手っ取り早くMIDIキーボードを押して雰囲気を出すならUVI製で、ちょっと遊び心を入れてこだわっていくなら、Native Instrumentかなと、感じています。
いずれにしろ、音源の方が慣れると、ループサウンドやサウンドエフェクトファイルを探すより、パパぱっとイメージ通りの音を作れるNative Instrumentの音源の方が断然早いと思います。
COLLECTOR’S EDITION
最上位はCOLLECTOR’S EDITIONです。これ買ったらNative Instrumentの全部が入ってますというような商品です。
UNLIMITEDに加えて、クラシック楽器などのクラシカルインストゥルメントが充実します。
UNLIMITEDにもコーラスを除くESSENTIALS版のクラシック音源が入っています。
ESSENTIALS版との違いをざっくり書くと、楽器ごとのマイクポジションの有り無しです。グランドピアノや木琴など生楽器を実際に聞いてみると、聞く場所によって音が変わってきます。
以前と違い機械学習による本物のAIが進化してきているため、ATOMOSサウンドのように、音を置く場所や方向を設定して残響音などを再現する方法もあるかもしれません。
プロモーションなどの映像関係でちょっと気合いが張った現場だと、最近は音響特性をサンプリングする、コンボリューション・リバーブ(convolution reverb)を撮影現場でIR = Impulse Responseとして収録しています。
IRなどの名前だけはコロナ前に現場立ち会いで聞いて覚えていたのですが、たまたま関わったプロジェクトで、収録したIRデータをAUDIO EASE Altiverbというプラグインを使ってアフレコや効果音などをうまく溶かし込んでいると聞きました。ATOMOS対応など色々模索している最中のようです。
僕の方はUnreal Engineに入っている残響特性などのIR関係としてConvolution Reverb in Unreal Engineを色々試行錯誤しています。
演算に基づくUnreal Engineよりも感性的にDTMを使った方がATOMOSで空間的な表現が向いているような気がします。まだまだ発展段階ですが映像と音が融合したUnreal Engineの可能性が怖いぐらいです。。。脱線してしまいました。
ESSENTIALS版の上位版となる複数マイクポジションが入った音源の話に戻り、残響音や音の方向などについては加工は可能ですが、マイクポジションによって、かき消される小さな音などが綺麗に入っているのがメリットかもしれません。
複数マイクポジションが入っている、EASTWEST社オーケストラ音源のHOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITIONですが、楽器直近ポジションの音は実際に楽器を弾いているような没入感があって、普通に楽しいです。
こういった音源ですが、UNLIMITEDに単体版のSYMPHONY SERIES – COLLECTIONなどを追加購入するよりも、COLLECTOR’S EDITIONを買った方が安いかなといった感じです(あくまで50%OFFキャンペーン時)。
サウンドハウスで安くなってます:EAST WEST「HOLLYWOOD ORCHESTRA OPUS EDITION」(ほぼ半額セール+5%ポイント)+時々あるクーポン
さらに、AUDIO EASE / Altiverb 7 XLまで取り扱っていました。ほんとサウンドハウスは業務機器ショップだけあって何でもそろうなぁ。
どうやって選んだら良いか
制作対象によって変わってくると思います。
どうも僕だけではないようなありがちパターンで、発作的にワンポイント欲しいなと単体音源を探して買って失敗して買い直し手を繰り返すよりUNLIMITED買っとく?となるかもしれません。
POPやアニメ系の楽曲を手がけている方が、同じく総合音源のIK MULTIMEDIA SampleTankより、音がいいからとKOMPLETE 14 ULTIMATEを進めてくれたこともありました。
SampleTankは小室哲也さんがこれさえあれば困らないソフトを三つあげたときの一つです。
以前は差し替え前提で使われる音源という評価でしたが、SampleTank 4 MAX v2になって追加された音は、以前より良くなっていると聞きました。
サウンドハウス販売リンク:SampleTank 4 MAX v2(最新版)
ブラックフライデーセールがある11月頃に、きっと半額になるので、そのときまで色々検討してみるのが良いと思います。
なるべく安く手に入れる方法
サウンドハウスなどのEC店舗販売は、メーカー直販キャンペーン価格と同額なのでポイントがつく分だけお得です。
時々、10%OFFやポイント10倍アップといったクーポンが出ているため、サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックが習慣になっています。
過去に購入直後に一日限りの10%OFFクーポンに気づいてへこんだことがトラウマになっています。
ログインした状態でクーポンを入手すれば、「注文確定を確定するボタン」が表示されている画面から取得済みクーポンは「こちら」リンクを押すことで、選ぶことができます。利用ポイントも変更することができます。
ちなみに領収書の但しは、長すぎるとエラーが起こります。全角で10文字程度が安全です。高額商品は海外メーカー直売でよく使うPayPal決済の方が決済エラーが出ないので安全です。
クーポン反映などを確認するには、決済方法の入力が必要ですが、クレジットカードを入力後にページを戻ったり、エラーが起こると、クレジットカードがはじかれます。そういったエラーを考えるとPayPalが安全です(ソフトバンクのPayPayではありません)。
サウンドハウスってどんな店?
サウンドハウスは、業務用音響機器、楽器、舞台照明機器の輸出入及び販売を手がける国内最大規模の通信販売会社です。ガチでプロもアマチュアも利用者が多いお店です。
例えば、サウンドハウスのプライベートブランド商品(CLASSIC PRO / MIX050 マイクケーブル 5m XLRキャノンなど)は、Amazonなどで詳細不明の安いマイク用XLRケーブルより更に低価格で、実際に有料イベントでも利用しています。もちろん、ブランドケーブルも取り扱っています。
いぜん国内のどこかで洪水災害が起こったとき、浸水によって故障したサウンドハウスから購入した楽器や機材の無償修理を受け付けの案内を見たことがあります。このほか、さまざまな、手厚いサポートが特徴です。
ダウンロード納品商品は、注文後にE-Mailにてシリアルコードが送られてきます。お取り寄せ品以外は注文完了後10分程度すると、購入履歴に反映された注文明細を開くことでシリアルコードを確認することができます。
Native InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体
サウンドハウスでのNative InstrumentのKOMPLETE 14シリーズ本体の販売ページ一覧です。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動が楽かもしれません。
下の一覧はアップグレード版ではなく本体版です。
- KOMPLETE 14 SELECT(本体)
- KOMPLETE 14 STANDARD(本体)
- KOMPLETE 14 ULTIMATE(本体)
- KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION(本体)
Native Instruments KOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードからは、KOMPLETE 14 SELECT Upgrade for Collectionsにて、SELECTにアップグレードできます。
STANDARDへはKOMPLETE 14 STANDARD Upgrade for Collectionsからアップグレードできます。
ついでです
KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITIONに含まれるオーケストラバージョンは、SYMPHONY SERIES – COLLECTION(メーカー直売のみ)から購入できます。半額でも6万円を超えるため、COLLECTOR’Sへアップデートした方がお得なケースが多いです。
KOMPLETE 14シリーズのアップグレード対象を調べる方法
少しでもお得に購入する方法を紹介していますが、登録作業などが自動的に行われるメーカサイトへログインしてからMy KOMPLETE オファーを確認することで、アップグレード対象を見ることができます。
サウンドハウスの通常価格は直営サイトの通常価格と同じなので、XXX Upgrade for XXXと併せて通常価格と2段階で確認すると安全です。
シリアルコードなので間違って購入した場合でも、返品は受け付けてもらえません。
E-バウチャーは割引商品には使えない
Native Instrumentのアカウントに、KOMPLETEのシリアルコードを登録すると、Native Instrumentメーカー直営ショップで使えるE-バウチャー(割引クーポン)が配布されます。
これは、サウンドハウスなどで購入した場合でも登録することで受け取ることができます。
このバウチャーは、割引されている商品には使うことができません。
StandardやUnlimitedへのアップグレード後にもらえるE-バウチャーを使って順番にCOLLECTOR’S EDITIONにアップグレードすればお得かもと考えてしまいましたが、使うことができませんでした。
確かに、E-バウチャーはアップグレードに使えないと書いてあります。
Native Instrument直営ショップで使えるE-バウチャーはセール特価の商品も使うことができず、対象は定価販売のソフトだけになります。
Selectからのアップグレード(M32キーボードを購入した方向け)
アップデート対象は細かく分かれており、SELECTからアップデートするには、for Selectが必要です。
サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページの説明がわかりやすいです(お得です)。
Rock oNの利用が多い方は、Rock oNおまけいっぱいKOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Selectもおすすめです。UJAM Groovemate OneやMoog Music社MF-108S Cluster Fluxがおまけでついてきます。
KOMPLETE14には興味がないけどおまけソフトが欲しい方は、サウンドハウスでも売っているBrainworx bx_tunerを買うことで入手できます。(代理店:Plugin Alliance Summer of Soundより)。
ポイント還元率を含めて自動登録される代理店から直接購入が安全かもしれません。Rock oNは代理店の運営店(他代理店商品も販売している)で代理店の直営店とは別です。
おまけソフトの入手はRock oNとサウンドハウスも7月5日までのキャンペーン期間内の登録が必須です。
おまけを一番安く手に入れるためのBrainworx by tunerはただのチューナープラグインですがギター録音するとき超便利です。物理的なクリップチューナーより便利で正確です。
おまけソフトのUJAM Groovemate One(手拍子などのソフト音源)は、手軽で使い勝手が良いです。KOMPLETE14に入っているループサウンドをプリセットして同じ音をだすより遙かに簡単です。
そうそう、M32を購入して登録後にStandardする人が多いみたいです。Standardにアップデートした後にULTIMATEにするには、KOMPLETE 14 ULTIMATE Upgrade for Standardからになります(シリアルコード商品なので誤購入は返品できません)。
サウンドハウスで安く購入する選び方
メーカー直販価格でチェックしましたが、SELECTから直にULTIMATEにしても段階的にアップデートしても価格は変わりません。(サウンドハウスでのポイント反映は約2週間後になります)
サウンドハウスから購入するときはクーポン配布ページのチェックをお忘れなく。サウンドハウスのKOMPLETE14特設ページから移動できます(簡易パッケージ版はただの紙です。E-Mail納品の方が早くて便利です)。
M32はKOMPLETE KONTROL M32 MIDIキーボードです。サウンドハウスでは午後3時までの注文が当日出荷です(出荷について)。
サウンドハウスにて、10%ポイントアップクーポンが配布されています。対象商品は多岐にわたり、人気ブランドには、Native Instruments社も含まれます。クーポン配布ページにあります。
対象商品が多すぎて確認が大変です。クーポンページの対象商品をクリックすると、人気ブランド一覧が表示されます。ブラウザ左側の、メーカーにあるメーカー名をチェックして直下(価格帯の上)にある「絞り込む」を押すことで絞り込むことができます。
ポイント10倍キャンペーン商品には追加でクーポン分のポイント10%がつくため、獲得ポイントは併せて20%になります。
具体的には、ポイント利用後の金額の1%が基準になります。KOMPLETE 14 COLLECTOR’S EDITION Upgrade for Ultimateなら、ポイント利用後の1%を20倍したポイントが手に入ります。40,299円から6,799ポイント利用すると、33,500円になり1%が335ポイントなので、20倍して6,700ポイントになります。
サウンドハウスでの決済について
クレジットカード会社への連絡により、サウンドハウスでの買い物で不正利用検出アルゴリズムが発生していたことが判明しました。
この問題は、サウンドハウスの決済システムや利用者の問題ではないそうです。
5万円程度の買い物で毎回出ていたため、再現性が高いと感じたので書いておくことにしました。エラーが出たクレジットカードでもPayPal決済を選択することで同じクレジットカードで決済が出来ます。
PayPal決済によるカード利用であっても利用したクレジットカードのポイントや還元の対象になります。僕は買い手保護制度が充実していたPayPalを海外のプラグイン購入のときよく利用していましたが、ソフトバンクのPayPayでも回避できるかと思います。
サウンドハウスさんでの買い物で1万円以上のクレジット決済をすると、注文決済が時々失敗します。これは、サウンドハウスのクレジット決済システムの影響ではなく、クレジットカード会社の不正利用検出アルゴリズムの誤検出が原因です。
注文時に決済エラーが出た場合は、クレジットカード決済ではなくPayPalを選択してPayPalでクレジット決済することで注文を完了させることが出来ます。
グローバルで利用されているPayPalには買い手保護制度があり独自に決済保証をしているため2重で不正利用から守ることが出来ます。
詳しくは:「クレジットカード利用者のためのサービス差と決済エラーに関する経験と考察」という記事に書きました。
気になるクレジットカード明細ですが、サウンドハウスでPayPalを通してクレジットカードを利用すると、明細にはPayPal(サウンドハウス)と表示されるため、突き合わせも簡単にできます。もちろん、クレジットカードのポイントも通常通りつきます。
15:00の当日配送期限ギリギリ注文や、クーポン期限ギリギリ注文の決済エラーにより買い逃すと悔しいので、エラーが出る可能性と対処方法について伝えることにしました。
安全ではありますが念のため、僕はPayPalで一時的にクレジット登録して使い終わったら削除するやり方で対応しています。
サウンドハウスさんでの購入は、一番最初にクーポン配布ページ(サウンドハウス)のチェックすることを強くおすすめします。クーポン配布ページを探し回ることが必要な楽天と違い一覧としてまとまっているので、ここをチェックするだけでOKです。
選んだ商品を見失うことも多いので、購入したい商品が見つかったらページ右上のロゴを右クリックして新規ページで開きログインしてクーポンを入手することをお勧めします。
別タブページでも注文画面にある「取得済クーポンはこちら」をクリックすると、所持しているクーポンを選択できるのでコードを入力する必要はありません(直接コード入力も可能です)。
全品ポイント還元率UPクーポンや対象商品2,000円引きなど、後から気付くとショックが大きいクーポンがよく出ています(僕は忘れがちで過去数回クーポン忘れを経験しているので強く書いてみました)。
とりあえずログインして、クーポン配布ページ(サウンドハウス)からクーポンを受け取り「戻る」で配布ページに戻りを繰り返し、全部手に入れてから、ゆっくりマイページから、クーポンをクリックして対象商品一覧に買いたい商品があるかを確認するのが吉です。
買った後に10%OFFクーポン対象と気づいた後の悲しさは。。。計り知れません。実際に1年以上悩み、セール価格で1ヶ月も悩んだ楽器で購入直後に、たまたま1日限りで登場した20%OFFクーポンに気づき18,000円も差がついたことがあります(TT)/。