本当にそれほどのパワーが必要だったのか?

無意味にハイエンドだったPCが故障中で、いろいろ振り返ることがあります。

メインPCにはRTX3090という、ちょっと無理すれば個人が買うことが出来る最高性能のグラフィックカードに、ウルトラハイエンドでは下だけど、一般個人用のパソコンとしては、インテル最上位のCorei9-10900Kという構成。さらにメモリーは64GBも積んでいます。冷静に考えると、このスペックはいらなかったなと最近感じているのでした。

もって書いていますが、それほどハイエンドでもないという突っ込みは、まぁまぁまぁということでお願いします。まぁ山で例えると、エベレストよりずっと低い富士山ぐらいです。

次の食指が伸びつつある

ついつい、最近まで店頭や通販で品切れ状態だった、AMD Ryzen9 5950Xが、一部の通販でようやく買うことが出来るようになりました。

自作PCのマザーボード交換で、少し懲りている僕は、Ryzen9 5950Xが構成部品として使われているBTOパソコンに分類されるPCショップが組み立てて販売しているパソコンの広告を思わずクリックしました。

金額を見たら特価の税込み416,680円とあり、一瞬で無理と思いつつ、気になったのが、グラフィックカードの性能です。

CPU単体で10万円オーバーのRyzen9 5950Xに対して、RTX3070とあったのです。そのアンバランスは何?

Ryzen9 5950Xの性能を生かし切るには、やっぱりRTX3090以外ないと思うのでしたが。。。たぶん、RTX3090に交換すると税込み価格が20万円は乗っかるので、60万円代になり売れないと考えたのかなぁ。

RTX3070は前世代のRTX2070に対してパフォーマンスが1.5倍と紹介されています。その土俵に確かにメモリーが8GBに対して11GBあったRTX2080Tiと単純に比較できないけど、そこかぁと思ってしまします。

売るならためとはいえ、RTX3090と比べるとこれぐらい性能が低いよと書いとかないとねぇ。お財布と相談というところもあると思うけど。上があることを知らないのはちょっと不親切だと思った。

RTX3070じゃぁ3ヶ月後にカードの増設欲求でのたうち回ること必至。って、僕だけかなぁ。CUDAコアのCGレンダリング高速化を期待してGTX1060をととりあえず買って、2週間後にGTX1080Tiに気づき、6週間後にGTX1080Tiに乗り換えて幸福になった苦い経験は。

どうせ買っちゃうんだから、はじめから現実的に手が出せる最上位のGTX1080Tiを買っとけばよかったという後悔は今でも思います。

なんか、市販のパソコンって、これって言うツボにはまるところがなく、変にケチって、どこか一つ残念なところがある物ばかり何だよねぇ。つねずね何で突き抜けないのかと思う。

ドイツの国民車(ビートル)みたいな絶対的高性能を低価格で提供するシンプルで実用的なパソコンがないんだよねぇ。ホントに思う。

ところで、Intel Corei9-10900Kと64GBメモリーとRTX3090を乗せたらどれぐらいの価格になるのかなとチェックしてみたら、やっぱりRTX3090の在庫がないのかBTOでの選択が出来ませんでした。

一方で、クリエイター向けのPCでも10900Xに対して、前世代のQuadro RTX4000でメモリーが8GBタイプが組まれていました。

まぁ、そんなもんなんだろうかなぁ。と思ったのでした。値段も結構安くて税込み40万円台。いやっおかしいその金銭感覚、安くないよぉ。

ちなみに、Quadroブランドは第2世代RTXからNVIDIA RTXという名前に変わりました。コンシューマゲーム向けがGeForce RTX30シリーズです。

Quadro RTX4000が、GeForce RTX3090とCUDAコア数が同等ではないので早合点しないよう注意が必要です。同等なのはNVIDIA RTX A6000です。って早合点したのは僕です。

今まで過剰な性能を追求してきたのかと思ってしまいました。それにしても、金銭感覚が狂ってる。

中毒症状が抜けてきているのかもしれません。もうしばらく修理対応で時間がかかると、ハイエンド熱が下がって、お財布に優しくなるのかなと思うのでした。

最近のパソコンの使用目的

最近では、3DCGや動画編集もほとんどやらずに、ホビー三昧Dのブログ更新ばかりです。

この記事は、かつてはノートパソコンならIBMのThinkPad以外考えられない状態だったけど、中国のLenovoに身売りされて名前だけになってしまったように感じるThinkPadで書いています。

消費電力をチェックしたら、瞬間的に45Wで、通常は8Wから15Wで動いています。モニターも24インチで20Wで動いているから、全部合わせても30Wぐらいかな。

故障中のパソコンは執筆中でも110Wだったから、一時間に70Wも省エネ♪3時間で270Wで8時間で560W。チリツモは大きい。

日本IBMだった頃にあれだけ快適だったThinkPadをThinkPadたらしめているキーボード中央の赤いトラックボッチより、今はタッチパッドばかり使っています。

ちょっと自分の中でThinkPadへの憧れが減衰したので次はVAIO Proか、Apple M1チップを搭載したMacBookにしようかなぁなんて考えていたりします。

こちらも無印iPadを買うつもりでいつの間にか買ってしまったiPad Proを愛用しているんだけど、かつてのスタイリッシュだけど何をやるにもワンテンポ遅れるもっさりMacが、M1チップ搭載で超高速になったのはかなり好感が持てます。

OSとハードメーカーが分かれているが故の色々なところがチグハグなWindowsPCに対して、例えばディスプレイの明るさの自動制御がとてもうまくいっているのに憧れるのです。

ノートパソコンなら、企業向けのDELLが結構気に入っています。前回検討したときには1kgより軽量なノートパソコンは作らないというDELLのポリシーがありましたが、使ってみると5万円台のCeleronやPentium以外のCPUを選択すれば画面もきれいだし、なによりサポートが長く故障が少ないのです。

さらにWindows ProならNVMeのCドライブがNVMeによる暗号化された状態で届くので安心です。起動時の起動パスワードなどができて堅牢です。

仕事で外に持ち歩くならDELLのコンシューマではなく企業向けのノートパソコンが現在も僕の中で第一候補です。といっても2019年度時点の話ですが。

ThinkPadも当然暗号化されていると思ったら、普通に暗号化されていませんでした。結構がっかりポイントでした。

ThinkPadとほとんど同じ構成部品のノートパソコンならDELLの方が反応速度が機敏で、画面もきれいだから快適だったりします。

Lenovoになってから、かつてはしなかった安売りが前提に作られ、コスト的にキーボードなどパーツのこだわりが貫けれず、研究者が去ってしまったのかもしれません。

ちょっとThinkPadに対して手厳しいのは、僕にとって日本IBM製のThinkPadがよすぎたせいもあると思います。

といっても今はThinkPadを使っています。外部モニターにつなげば、そこそこ、快適に使えるので、このノートパソコンをメインに使おうかなぁなんて考えているのでした。

省エネパソコンへの回帰

改めて、趣味のパソコンと実務のパソコンは分けないといけないなと思うのでした。あとは、ハイエンドより値段もこなれ多くの企業で使われている実務的なよいパソコンを長く使うのが一番いいのかなと思うのでした。

これからは、省エネパソコンだ!!なんて。なんか2010年頃に、僕的にCorei7ではなくあえてCorei5を選んで、省スペース無音PCにこだわっていた時代に戻ったかもしれません。

ホビー三昧Dは、京セラアメーバー会計的なコスト計算をしているため、経費最少利益最大を目指さないといけません。企画、開発、広報、そして経理の部門別会計。電気代だってエコワットでチェックしてるしね。なんか、ねぇ。これもこれで、面白いんです。一応個人事業主なので。

なんとなく、2~3年で、価値観が変わっていくような気がします。過去はどうだったからという、こだわりは捨てて、現在どうなのかを見直して補正していくのがいいのかなぁ。なんて、ちょっと感じてしまいました。

まぁとりとめのない文章ですが、今回はブログなのでこんな感じの気持ちも書いてみました。こんな文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。