商用利用もOK!のACを使ってみた

無料イラストなら「イラストAC」というサイトをご存じでしょうか。僕は昨日初めて使いました。

あまり確かな記憶ではないのですが、2010年頃にはあったような気がします。やっぱり無料じゃ使いにくいとShutterstockやPixtaといった有料のストックフォトサービスを使った記憶があります。

あれから10年もたって、さっきアイキャッチ画像を作りながら泡の画像が使いたくなってGoogle画像検索経由みつけたのがイラストACの泡画像でした。

思うところもあって、今日はイラストACのについて書いてみることにしました。

無料イラスト【イラストAC

初めてイラストACを使ってみて

ホビー三昧のアイキャッチ画像を作りながら、なんとなくイラスト背景にソーダのような泡がほしいなぁと思いたったのが始まり。

円を描いてFx入れてれば泡ぐらい簡単に作れるかなぁなんてやり始めてたら結構面倒ということに気がついたのでした。

なんとなしにGoogleに「フリー素材 泡」と画像検索して色々な画像が出てきた中で、よさそうな画像をクリックしたら、それがイラストACとの久々の再会でした。

早速ダウンロードしようとしたら、ログインしないとダウンロードできないとで出てきました。

面倒だなぁと思いましたが、遙か昔にアカウント作ったなと思いだし、パスワードノートを見たらちゃんとPixtaとShutterstockのIDの下に書いてありました。

日付が2014年になっているからやっぱり、2010年頃からあったのかなぁ。以前はログインは必要なかったような気もします。

早速ログインしてみたけど、これってどこからダウンロードするの?と疑問にまた遭遇しました。

広告一杯でつかいにくいなぁでも、この泡画像が使いたいという気持ちが面倒だなぁと思いに勝ちました。アンケートに答えるとすぐにダウンロードできるとポップ画面が出たので、パパッと答えたらよくわからないけど、ダウンロードボタンが出てきました。

早速ダウンロードして使ってみたら、結構良いじゃないと気に入ったのでした。どこが良いって品質はもちろんだけど、S,M,Lと3種類あったから。

プレミアム会員サービスを知る

アイキャッチ画像も作り終え、ちょこっと見てみると、「あと3日でプレミアム会員サービスを値上げします」と表示が出ているの気づきました。

覗いてみると、プレミアム会員じゃないと、素材一つのダウンロードに15秒間の待ち時間があり、さらに1日の素材のダウンロード数が9点までに制限されると書いてありました。

なるほど、だからログインしないとダウンロードできないのかと気づいたのでした。さらに、検索が1日5回までという制限まで。。。。

検索ぐらいはGoogle検索枠に「site:www.ac-illust.com “泡”」と入力すれば、いっぺんに出てくるから良いんだけど。もしかして、裏技だったりして。

検索したらずっと前から一定周期ごとに値上げをすることを公言しており、退会するまで入会した時点の値段で使えるけど、一回退会したら再入会時は月額が上がっているからねという、商売をしていることがわかりました。

確かにサービスさえ良ければ、一度入るとやめにくい仕組みだなぁと思えたのでした。

現在は「イラストAC」と「写真AC」と「シルエットAC」の3つのサービスのいずれかでプレミアム会員として契約することで3つ全てがプレム会員として使う事ができるのですが、将来的には3サイトを分離して一つ一つ契約できる形に変更する予定ですとあり、すかさず、「今ならずっと一つの契約でOK」と紹介してありました。今だけ!!アピールがすごい。

ホームページ向きの写真AC

ついでに「写真AC」をみてみたら、びっくりしました。モデルが日本人の写真がたくさんあるのです。2010年頃は外国人ばかりのShutterstockに対し、ちょっと割高(1枚2000円ぐらい)なPixtaや素材辞典ぐらいしか日本人がモデルの写真がありませんでした。

そういえば10年前に見た写真ACの素材は、Pixtaなどのストックフォトと比べると、やっぱり無料だなぁとスルーしたことを思い出しました。今のクオリティーなら写真ACの物を使っていたと思います。

さすがに海外の綺麗というより芸術的な写真は写真ACでは見かけず少ない気がするけど、芸術的な写真は、個性が強すぎて使いどころに困るので問題は無いかも。

写真ACの写真はホームページで使えそうでいいかもとというのが僕の感想。なんか、わくわくしてくる。

 有料会員の値段を見てみた

こうなってくると、3日後の値上げが気になる。と本腰を入れて調べてみました。

契約期間料金月額換算月額換算(税込)
毎月更新1,127円1,127円1,240円
毎年更新12,171円1,014円1,116円
2年更新21,637円902円992円
3年更新28,398円789円868円
2020年11月28日時点の価格。月額換算は小数点以下切り上げ。

 月額1127円かぁ。検索したら有料になり始めた2015年頃は月額150円ぐらいだったらしい。なんだかんだあって800円ぐらいに徐々に値上がりして、2020年には1000円の大台にのってついに3日後に更に値上げする状況とわかりました。

なんだか急に値上がりが決まったわけではなく、値上げは計画的に行われるらしい。たぶん、シャッターストックなどのストックフォトサービスは月額3000円や6000円が普通にあるので、まだまだ上昇の伸びしろはあるのかなぁと思うのでした。

この値上げカウンターもしかして数ヶ月おきの恒例のもので、一回の値上げは30円とか40円ぐらいなのかなぁ。ただの想像だけど。だって、金額推移なんていう情報出てこないんだもん。

そりゃぁ一回入ってしまえば、値段なんてどちらでも良いから追わないよね。

仮に月間30円上がるとすると年間で360円かぁ。たいしたことあるようなないような。でもちりつもが一番大きい。

 とりあえず、無料会員になってみて使っていくうちに、有料会員になれば良いのかなぁと思いつつ、一定周期ごとの値上げが気になるのでした。

追記:プレミアム会員として契約したのですが、やはり気になるのが値上げがどれぐらいのタイミングで行われ、これまでの傾向がどうであったかは、気になったので、ホビー三昧Dでは、月額の値上げを追ってみることにしました。「写真ACのプレミアム会員について(契約編)」に記事として書いてみました。その後、2名以上で契約できる法人会員などが始まり複雑化しています。

写真素材無料【写真AC】

素材を提供するアマチュアについて

写真ACが素材を提供しているのではなく、はじめの頃は小遣い稼ぎのアマチュアの写真家やイラスト屋がダウンロード1枚で2円とか3円稼ぐためだったかもしれないけど、最近は機材も良くなりプロレベルの写真も撮りやすくなってきています。

クオリティ編

趣味だって続ければプロレベルになるし、趣味だからこそプロのレベルを超えていく要因がいくつもあります。

写真家などを除いて職業プロは多くの場合似たような写真しか撮れないことが多いです。ウェディングだったらウエディング、商品写真は商品写真といった感じで。。。

いかに早く効率よくに追われて、飽きても食うために似たような写真を撮り続けなければいけないことが多いのです。

その点、アマチュアは自分の撮りたい写真を好きなだけ撮ることができます。ホビー三昧的にも好きなことを好きなだけやるのが一番、上達が早いと思います。いろいろ試せるしね。

ただ、プロは対価に直結するけどアマチュアは残酷な評価がない分、キレる領域まではなかなか行けないところがあります。

機材編

趣味としての写真の恐ろしいところは、やればやるほど良いレンズがほしくなり、三脚など良い機材がほしくなる。俗に言う泥沼状態です。ホビー三昧の最後のDは泥沼のDの意味もあったりします。

ホビー三昧はコンパクトデジカメから卒業して、一眼デジカメにはニコンのD5300から始まり気がついたらアウトレットでD5を手にして重さに負けてD500に行き着きました。

D5とD500は真夜中のフクロウだって写すことができるガチで職業プロ仕様。

最近はZ7IIを狙いつつやっぱりD6が良いかなぁと思えたり。最高峰のNコートのレンズにまで手を出してしまうありさま。

D500買って数ヶ月後にZ7が出たのでした。いやソニーのαに乗り換えいようと思ったけど今あるレンズの流用ってつい考えちゃうからニコンになっちゃう。Z7だってレンズ変わるだからD6かなぁ。。。

価格帯が全然違うけど、気にしちゃ駄目。D5300を買うときだって、6万円は高額だと半年以上悩んだけど、今じゃぁ6万円のレンズを迷わず買ってしまっている。まぁアマチュアってそういうもんだと思います。たぶん。

使ってわかったことは、ニコンのD5300とD500では全然ちがう。何が違うって電源Offから被写体にカメラを向けてシャッターを切るまでの速度。オートフォーカスの食いつき。。。。画質だって、絞りやシャッタースピードの変更のやりやすさからありとあらゆるところまで違います。

例えばD5系のD500は絞りボタンがあってファインンダーを覗きながらレンズを絞ることができる。f3.2の望遠レンズを覗きながらf8の絞りを目視で確認できるんです。

ちなみにD5300では、写真を写すまでどう写るかわかりません。だから、なんとなしに撮ってしまうんです。

ここだけでも、カメラが使い手のレベルアップを容易にしているのです。っ多分!!

D5300では撮れない写真がD500では簡単に撮れるんです。突然現れる猫だってばっちし!!ガンマンのごとく、バシッっと。

だから、3年前のアマチュアカメラマンはもしかしたら今すごいカメラマンになっているかも。これからどんどん、AC写真の品質が上がっていく可能性は高いと思う。

もうプロ中のプロだけど、世界ネコ歩きの動物写真家の機材のレベルアップはすごい。もうけたお金全部機材に流してるのではと思いながら、見ているのでした。ネコより機材や構図を見ているあたりがもう危険領域かもしれません。

稼ぎたい素材提供側の視点

総会員数が600万人というのは、僕自身が6年間もほかりっぱなしにしていたからあんまりですが、有料会員が今9万人を突破という案内はプロがここで生活をしているかもと思ってしまいました。

だって、有料会員の人はダウンロードがすぐにできるので、新着でちょっと気になる写真もすぐにクリックできちゃいます。こうなってくると写真が注目されたら9万人×3円で27万円!!

アングル違いなどで試し置きなんてしたらもう、ウハウハ。と、甘い汁は簡単にはとれないので、競争もありますます品質が上がっていきそうだ。

600万人の無料会員が他にもいるのでもっとすごいことになっているかも。こりゃぁプロが本気で仕事をし始めるレベルだ。ワンショット30万円で写真を売れるプロがどれほどいるか。。。

そりゃぁ、写真集の印税でウハウハの写真家もいるけど、それって思い浮かべても両手で数えきれるほどしかいない。知る限り一生をかけて対象と向き合い続けた人が行き着く次元だとおもう。実際にはもっといるのかもしれないけど。。。

ところで、競争原理が働いて、プロ中のプロが上位を独領してしまうと、アマチュアの参入障壁ができて、どうせ月に2円3円しか入らないならと将来の芽が摘み取られてしまうかもと少し心配になったのでした。

入るべきか入らないべきか

使う人が増えて品質が上がれば、どんどんシャッターストックに近づいていくのは間違いないから今のうちに、有料会員になっておこうかなぁなんて、悩み悩んでいるホビー三昧でした。

一年で1万円以上素材にお金を使うかなぁ。悩ましぃ。よく考えろ!!1年1万円として今後ずっと払い続けると10年で10万だ。20年で20万。。。

たぶん、Webデナイナー等職業でやっている人ならすぐにペイできる金額だなぁと思いつつ、ホビー三昧的にはどうなの?

月額有料会員で必要なときに必要な期間入れば良いのではと思えてきたりもします。

 それでも、3年入ってしまって、今後20年で21万円ぐらい使うつもりになった方が良いのかなと思えたのでした。500円の時に入ったとして20年で13万2千円だから、差額は8万円。

コロナウイルスの影響で今年は旅行ができなかったこともあるし。。。暇つぶしに。。。と考えたら、その使ったつもり購入でカメラ買っていたことを思い出したのでした。だめだこりゃ。

あっすっかり忘れていたけど、無料登録すると使用権も有料会員と同じ条件で、気持ち的に1分程度待てば全部無料でダウンロードできるのです。

だいたいこう言うのって使うタイミングに波があって、ほとんどほかりっぱなしの期間があるから。一日1枚とか2枚だったら無料会員で全然OKかも。場合によるかなぁ。悩ましい。

白黒イラスト素材【シルエットAC】
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