この記事では、言論の自由が制限されず、自由に発言ができる事への感謝や平和への願いを書きました。

そこまでの説明が、少し重すぎるので、「伝えたいこと」まで読み飛ばしても良いかもしれません。

なぜこの記事を公開する必要があったのかに続き、平和への願いなど僕自身の個人的な考え方を表明しています。

はじめに

当ブログホビー三昧Dでは、政治的な内容の記事は書かない方針でいますが、中国へのVPN接続の前に、成立している言論統制に関する法律について、書く必要を感じました。

林檎日報を廃刊に追い込んだ「香港国家安全維持法」は、日本国内でもニュースになりご存じの方も多いと思います。

あまり知られていませんが、それ以外にも中国には「データ安全法」や「ネットワーク安全法」も成立しています。

*法律については記事最後の関連情報にあります

記事内容についての注意点

何度読み返しても、公開するべき内容ではないことだとは思いますが、戦争と平和のテーマも織り込みながら書いてあります。この記事はホビー三昧Dでは異質すぎる内容です。

最初に書きましたが、「伝えたいこと」まで、読み飛ばしてから、気になるようであれば、初めにに戻って、読んでいただく方がいいかと思います。最初に、伝えたい事を書かないわがままをお許しください。

中国のデータ安全法やネットワーク安全法について

まず、名指しになってしまいますが、中国に対しては、「データ安全法*」や「ネットワーク安全法*」などの、法律が成立しているため、強い不安感や恐怖心を持っています。

チョコレートに例えると

僕にとっては、大好きなチョコレートを、食べてはいけないと禁止されたくないし、食べたことで罰せられる事に、強い抵抗を感じます。

問題は、親が、子供に、親にとっての理想的なあり方を、押しつけることにあります。

僕は自由でありたいし、親の意見にだけ従っていれば問題がないと思考停止に陥った結果としての従順な、友達とは付き合いたくありません。

良い人も、いつもが、いい人であり続けるとは限りません。

人類について

こういったことを、書くと、批判されそうな気がしますが、僕自身の価値観についた、あえて書きます。

アフリカで起こったルワンダ虐殺事件*を、持ち出すと、話が大きくなりますが、やはり、「郷に入っては郷に従う」ではありませんが、自分の身を守るために、思考停止になる事に対して、非難するつもりはありません。

日本のメディアでは大々的に言えないこと

日本のメディアでは、他人事のように他国のことを引き合いに出し、自分達のことは、NHK-BSPで放送されるドキュメンタリー番組でもない限り、おもてに出し(せ?)ません。

日本国も、第二次世界大戦中、「憲兵隊」からの検挙を恐れ「非国民」と、本当は悪い人ではない人を、集団で罵った歴史について、僕は、戦争体験をした親族や平和を訴え活動をしてきた人から聞いています。

中国人やロシア人など、特定の民族だけの問題であり「我々は違う」と、目を逸らさずに、受け止めても良いのではないかと、僕個人は本気で思っています。

民族の問題ではなくもっと身近な問題でもある

もう少し、突っ込むと、この考え方は、国家や民族だけではなく、小学校のクラスや、職場など、どんなコミュニティにも、当てはまりそうな気がします。

冗談抜きに蓋がされた汚い物を探るようなことになっていくので、これ以上書くのはやめた方が良さそうです。

こういった話題は、距離を置いて、国家的な何処か、他人事に思えるような、テーマとして、話を持っていくしかない、と言う、ところもあるのかもしれません。

アウシュビッツ ホロコースト

ドイツアウシュビッツのホロコースト*について、ナチスによるただの大量虐殺だけの問題でもなく、我々人類に対して、誰でも状況によっては起こりうるという問題提起や、見方をしている人達もいます。

例えば、こういった意見が、アウシュビッツ・ビルケナウ記念博物館の、ナチスの死の収容所アウシュビッツ解放を記念する式典の、スピーチでも度々出てきます。

組織によるプロパガンダの恐ろしさ

国家の一方的な、プロパガンダは、私はいい人だと意識をしていても、いつの間にか人の思考を侵し、すげ替えてしまいます。

すげ替えることができないと、生きてはいけなくなってしまうのです。

今まで読んだ多数の書籍を一つ一つ書いていくとキリがないので、一冊だけ紹介すると『価値を否定された人々ーナチス・ドイツの強制断種と「安楽死」*』といった、ナチスドイツの強制断種政策と「安楽死」の歴史を、最新の研究成果に基づいて明らかにしようとする試みをした本を、最近読み、また、考えさせられています。

国家の意向に逆らえない立場

武器を用いなくとも国家間の対立や戦争とは、まことに悲惨で、危険であります。

今回、ホビー三昧Dとして、そぐわない記事を公開した理由は、「今の時勢を考慮して、ホビー三昧Dでは、有事の際に国家の命令に逆らえない状況になった時、影響がある製品などについては、慎重な見方をしている」と伝える必要を感じたためです。

ですが、もっと、奥深く、考え、もっと、柔軟な考えや、京都大元総長の平澤興先生の伝えた文化力といった、方向性で、広げていきたいところですが、収集がつかなくなるので、この辺にしておきます。

個人的な希望と価値観

また、僕個人の意見としては、「同じ民族の同士であっても、やられたら嫌と感じる事」をしてくる、相手に対しては、僕も同様に嫌だし、トラウマにもなって、否定的な意見を持ち続けることもあります

常に、発言に、神経をとがらせたくないし、明るく、のびのびと、今は嫌いな物が、将来も嫌いではないと言う思想を持った上で、好きな物は好き、嫌いな物は嫌い、間違ったことは間違っている、と言う自由は手放したくありません。

他者の自由を奪うつもりも、考え方を変えようとも思わないし、逆に、押しつけられるのも、強要されるのも嫌です

中国国内でのタブー

中国国内を見ていると、文化大革命などで、さまざまな文化が破壊されました。日本国内にいるとイメージができないことですが、中国やロシアなど、思っていたり感じていても言えない、近づけない問題があります。

本当に色々な意味で申し訳なく思いますが、少しだけでも理解していることを態度で示す必要があるのではないのかとも思います。

一方で、自らの権益や自分の生活や命を守るなどさまざまな理由から、攻撃的に思想を捻じ曲げようとする力があることも分かります。

僕自身に火の粉が降り掛かれば、屈服せず抗いますが、彼らの立場や考え方、生き方を否定するつもりはありません。

伝えたいこと

問題もあるけど意見や考えを保障されている自由主義に生活しているからこそ、こうやって、自分の意見や考え方、どのように行動していこうかということを、表明することができます。

この、自由という価値は、水や空気と同じぐらい、貴重なものだと僕は思います。

中国やロシアに対して、人類共通の幸福や文化に価値を感じている同胞に対して敬意を持ち、完全否定でないことをここに記します。

人には、優しさと、意地悪さ、両方があります。全てが悪い人なんていないですよね。集団として捉えずに一人一人をしっかり見ていけば、必ずお互いを理解できると思います。

まだ、言葉足らずですが、利他までは求めませんが、人の優しさといった感情が、自然と滲み出てくる社会になることを望み願っています。

2022年3月30日 ホビー三昧D

肉付けと詳細化:2022年4月1日
2022年4月4日

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以下JETRO(日本貿易振興機構ジェトロ)の資料

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