Bodum BRAZIL フレンチプレス 350ml

二人でテレワークをしていると、お互いの休憩のタイミングがずれてしまいます。長いZOOM会議が終わり一息入れようと思ったら、声をかけづらいぐらい集中していたり、ZOOM打ち合わせが始まっていたりします。

そんなときに、一人でも気軽のお茶を楽しめ、お値段もお手頃だったBodum BRAZIL フレンチプレス 350mlがすごく良かったです。値段につられて1個買い、気に入ったので2個目を直ぐに追加注文してしまいました。

350mlサイズには色が黒と赤と白の3色あります。そのうち赤がAmazonで40%OFFの1,965円という破格で販売されていたのです。いまは更に安くなって白も購入できます。

フレンチプレスは、一般的にコーヒー用に使われますが、実は、緑茶も、紅茶も、中国茶も、ほうじ茶も、全て一つで使えます。

フレンチプレスって何?

まず最初に、フレンチプレスについて書いてみます。Wikipediaのフレンチプレスには「1929年にイタリア人デザイナーのアッティリオ・カリマーニが特許を取得している。別名プレスポット、カフェプレス、コーヒープレス、コーヒープランジャー、カフェティエール(イギリス)、カフェティエール ア ピストンと呼ばれている。」とあります。

ざっくり書くと、コーヒー抽出器具です。僕は、ポットや急須代わりに、普段のみの紅茶にも日本茶にもだばっと入れるものに使っています。

耐久性が高いBoudmのフレンチプレス

フレンチプレスを買うなら何が良いかと、聞かれれば、1974年からフレンチプレスを作っているBodumを紹介します。店頭取り扱いがない商品も直営のBodum公式ショップ(楽天市場店)で買えるのですが、色々種類があります。

Webサイトや色々な雑誌でも紹介されるブランドですが、形が似ている1,000円程度の安いフレンチプレスに比べると、圧倒的に耐久性が高いと、使っていて感じます。

普通に使っていれば、フレンチプレスを買い直すきっかけは、2種類しかありません。ガラスが割れるか、取っ手部分がパキッと割れるです。

不注意でガラスが割れるのは不可抗力ですが、安いフレンチプレスの場合、使っているうちに傷が入って、割れやすくなっている感じがします。

Boudmのフレンチプレスでは、2回だけ、取っ手の樹脂部分がパキッと割れてかいなおしました。2回ともガラスもフィルターの網も使える状態でした。

学生時代に、量販店で初めて買ったノーブランドのフレンチプレスは1年程度で割れてしまいました。それに比べれば圧倒的に丈夫だと思います。今使っている1Lタイプも10年以上使い続けています。

気遣いがある梱包

さてさて、開梱です。長く愛されるブランドは例えばApple製品にしても、梱包に細かな気遣いがあり毎回楽しみです。もう開ける前からテンションマックスで、上蓋止めの爪が引っ張りやすくなっているところで感動してしまいました。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350ml開封

蓋を開けるために、定規などを使って引っ張らなくても、軽くスルッと抜けます。しかも、簡単なカットが入っているだけで加工の追加コストもそれほど大変ではなさそうです。

中には、説明の紙が1枚と本体があり、説明書も簡単に取り出すことができます。緩衝材としての細工や昔よくあった発泡スチロールも無く、商品だけが納まっていました。

一応ガラス製品で、工業製品としてコンテナ船で運ばれるのに緩衝材がない。さすが!!丈夫さに自信ありですね。

付属品は本体と説明書だけかなと思って製品を取り出したら、計量スプーンは本体に収まっていました。もしかして、フィルターの棒が上に突き出さないためのつっかえ棒としての役割も担っていたのかもしれません。

最初は赤色は黒の方が人気があるからセール価格になっているのかなと思いましたが、この赤が大正解でした。

少しおもちゃのような感じがしますが、事務机にカップと一緒に置くことを考えると、この自己主張の強い赤色は重要です。この色ならポットに気づかず、ボトッと倒すリスクも多少低くなります。

つい写真を撮ったBodum BRAZIL フレンチプレスの各部分

ここからは、一個目に買った時に気になって撮影した、フレンチプレスの色々な部分のアップ写真にして紹介していきます。

フィルター部分

コーヒーや紅茶をろ過するフィルター部分のアップです。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350mlフィルター部

ここの部分の作りは、1Lタイプと同じです。くるくる回して網とプレートを毎回外して洗っても、しっかり押さえ込み、ガラスを傷つけることもなく丈夫です。

ちなみに、紅茶用のフレンチプレスは、金網ではなく化繊のような目の細かな布製になっています。僕は紅茶とコーヒーを共用で使っています。

お手入れを考えると、金網タイプのコーヒー向けの金網タイプが良いと思います。

見なくてもなんとなく使えますが、メンテナンス方法や使い方が説明書にありました。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350mlメンテナンスと使い方
使用方法書

メッキ仕上げ以外のパーツは、食洗機/乾燥機をお使いいただけます。。。はじめて知りました。

ボトムス部分

こうやって、裏側をアップで撮ると樹脂感があります。紅茶向けは金属になっています。1Lタイプは重いため連結部分が割れてしまう事がありますが、350mlタイプは軽いのでさらに長持ちしそうな気がします。

製造国の表記ですが、てっきりMade in Chinaかと思っていたら、Made in Portugal(ポルトガル)でした。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350ml裏側 Portugal

机と当たる底には小さな突起のぼっちがあります。このボッチによって、熱湯を入れて温まったフレンチプレスが、ホバー移動することを防いでいます。

ホントに実用的なこういう小さな工夫はテンションが上がります。

注ぎ口と注ぎ口の網

注ぎ口はパカッと外れるタイプなのですが、とても工夫されていました。まず、1Lタイプは、鯨の髭口部分がくるくる回り、注ぐときに合わせる必要があるのですが、350mlタイプは、注ぎ口の位置にしかはまりません。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350ml注ぎ口

はめ込むときに、網フィルターを垂直入れるのではなく、少し斜めにして入れる必要がありますが、その代わり、注ぐときに、上の蓋部分が外れにくくなっています。ちなみに、1Lタイプは蓋を押さえないと蓋が浮き上がって外れてしまいます。

写真を見て気がついたのですが、蓋をしっかり押さえることで、金網フィルターとガラス容器が斜めにならず密着させる工夫もある気がしてきました。

フレンチプレスは、急須(きゅうす)の代わりにもなると書きましたが、コーヒーが注ぐ前にフィルターを底まで押し込みますが、緑茶や紅茶を入れるときには煎れる直前まで茶葉を踊らせて煎れています。。

液体の中間にフィルターがあると、注ぐとき空気が通らず止まってしまいますが、フィルターを上まで持って行き、網に空気圧をかけ水膜をとるとうまく注ぐことができます。

網の密度は表面張力による水膜のバランスなどが工夫されていて、コーヒーなどの細かい粉を含んだ液体が、フィルターを超えない工夫にもなっているかもしれません。コーヒーの粉は良い感じでフィルターの下にとどまります。

1Lと350mlタイプの大きさ比較

Bodumのフレンチプレスは、5,000円程度からで割引もなく、僕の中ではブランド的に高いイメージがありました。

お店で購入するとき1Lタイプと350mlタイプの価格差が1,000円程度しかないため、ついつい、大は小を兼ねると大きいものを毎回買っていました。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350ml大きさ感

大きさの比較で最初に写真を撮ったとき、最近お気に入りの猿田彦珈琲のパッケージと並べて写真を撮ってみました。黒いのが1Lタイプです。

この写真だとわかりにくいですね。1Lタイプに350mlと450mlの印が付いているところをアップで撮りました。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350mlと1L対比

紅茶や緑茶であれば、1Lぐらい入っていても、飲みきることはできるのですが、コーヒーをさすがに700ccなど飲まないため、ワンカップ150ccで3人分で450cc、180cc2人分の350ccにつけて煎れています。

普通サイズのコーヒーカップ2種類を並べてとってみました。

Bodum BRAZIL フレンチプレス 350mlコーヒーカップとの対比

これなら、1から2杯分を無駄なく煎れることができます。最近見てないですが350ccの缶ジュースぐらいの大きさです。あっ缶ビールのサイズですね。割とコンパクトです。

番外編:最近お気に入りのコーヒー豆

猿田彦珈琲 浅煎り

この猿田彦珈琲のレギュラーコーヒーの浅煎りは、2番茶もおいしい事に最近気づきました。

煎れ終わった1Lタイプのフレンチプレスに、だばっと熱湯を入れて、飲むと、フルティーであったり酸味だったり、薄味だからこそわかる深い味わいが楽しめます。

もしかして、紅茶派からかもしれません。コーヒー豆の2番茶って出がらし感が強いですが、この浅煎りレギュラーコーヒーは、ごくごく飲めて、これはこれでありの飲み物です。お一人様向けのまったりタイムにお勧めの豆です。

フレンチプレスは急須の代わりとして緑茶にも使える

年をとってだんだん横着をするようになりました。急須でお茶を入れると、蓋の隙間の網から茶葉が流れるからと、フレンチプレスでだばっと煎れたところ、普通に飲めることに気づき、フレンチプレスで日本茶を煎れるようになりました。

緑茶を入れるとき350mlタイプは一般的な急須の1回分より少し多めですが、少なめにお湯を入れる事で、最後の一滴までしっかり入れることができます。

おいしく、緑茶を入れるポイントは、熱湯を入れず差し水などで50℃から60℃ぐらいで、茶葉をふわっと入れると、苦くならず甘いお茶が飲めます。。。緑茶と書きましたが日本茶の事です。

一方ほうじ茶や玄米茶にゴボウ茶は熱湯がおいしいです。このように、緑茶まで色々な種類で、これから色々楽しめています。ホント大満足の買い物でした。

ちなみに、ダバダバ飲む系のお茶は、1Lタイプの方が使い勝手が良いです。

家族全員のマイカップにマイフレンチプレスもあり

Amazonの箱を見た瞬間に気に入って記事用に写真を撮り始め、記事を書く前に追加でもう2つ注文してしまいました。で、すでにステータスは発送しましたになっています。

新型コロナウイルスの緊急事態宣言発令以降、ずっと二人でテレワークをしているのですが、お互い根詰めると、だんまりモードになり、お茶タイムが合わないのですが、この350mlタイプは、一人分キッチリ入るので無駄にならないと閃いてしまいました。

僕一人でこっそり飲むと怒られるので、まず1杯分を作って、入れたけど飲む?とご挨拶に伺い、いらないといわれたら、僕だけで飲むという。。。何という、素晴らしい。アイディアでした。

飲むと言われたら、フレンチプレスごと渡して、もう一つのフレンチプレスにコーヒー豆を煎れてお湯を注ぐだけ。

これで、ブレイクタイム戦争の危機を回避することができます。さすがに4千円だと考えてしまいますが、2千円ならありかなと思います。丈夫で長持ちで、緑茶にも紅茶にも中国茶でも何でも使えるから、良い感じです。

さらにお茶事にわけて追加購入しちゃいました

色々な茶葉を共用で日常的に使っていて洗い方が悪いと、やはり、コーヒーの香りが、緑茶で気になり、ほうじ茶の香りがコーヒーで気になったりとしてしまいます。

しっかりあれば、金属にガラスなので綺麗に匂いは落とせます。ただ、根詰めてくると樹脂部分はしっかり洗い流せても、フィルター部分がどうしても。。。おろそかになります。

2ヶ月ぐらい使い続けて今は、「黒は緑茶」「赤はコーヒー」「白は紅茶」と、3つに分けて使っています。

なぜ赤がコーヒーかというと、一番書斎ディスクの上で飲む機会が多く、気づかず倒す危険を少しでも減らそうとしています。

みんなで同じ物を飲むときには、1Lタイプを使っているので、直後に追加で買った赤は2つありますが、白と黒は1個だけです。

お得なAmazon割引情報

いつまで安いのかわかりませんが、Amazonのリンクを張っておきます。気がついたら50%OFFとかもっと安くなってるかもしれません。アウトレットにでも行かない限り安くならないブランドだと思ってましたが、コロナ禍によってアウトレット向けの商品がだぶついているのかもしれません。

Amazon販売リンク

BODUM ボダム BRAZIL ブラジル フレンチプレス コーヒーメーカー 350ml レッド
赤色だけが40%OFFで販売中でした。一部のAmazon出品者の中には偽物を販売している方がいます。下の図のように出荷元と販売元の両方がamazon.co.jp(アマゾンジャパン合同会社)とあれば安心です。

Amazon販売・発送

確実なのは、ボダム ジャパン株式会社のオフィシャルショップBodum公式ショップ(楽天市場店)からの購入です。セールで今2,475円ですが3色から選べ、全国660円の送料はかかりますが、他にもお店の展示で見たことがないようなすごく素敵なフレンチプレスが沢山表示されます。。。リアル店舗で手に取って選びたいなぁ。

パール金属(PEARL METAL) コーヒー プレス 350ml フレンチプレス ブレイクタイム HB-552
通常価格の1,000円程度でパール金属は使ったことがあるメーカーなので紹介します。この値段なので中国製です。